皆様おはようございます。
土曜日の朝は、
「氷上のセルフプロデュースアーティスト」
と勝手に命名しております、
町田樹氏の「絶世の美学」
を一緒に堪能しましょうよ。
山本草太の来季ショート
新プログラムが、
「エデンの東」
ぜひ来季に演じる草太と比較して見るのも
見応えがありそうよ。
町田氏曰く、
「町田樹史上最高傑作をお届けできました!」
あたし彼の台詞、嫌いじゃないわよ笑
彼は今、解説者としても「哲学的な理論」で
独特な異彩を放っているわよね。
彼は自分の哲学を持って、
「表現」したいことをきちんと理解をし、
技術を持った上に自身の情感を重ねて、
見ているものの感情に訴える力に長けていると思うのよ。
なんだか自分で書いてて、難しくなってきちゃったじゃないの!笑
要はさ、ほら握ったコブシ見てみなさいよ!笑
コブシを震わせて、溢れ出る情感で魅了させるのが上手なのよ!
演歌歌手とかでもコブシ震わせるでしょ!
そのイメージでいいのよ!
なんだかごめんなさい町田樹氏。。。
なんかさ、町田氏が哲学者のように
あたしが考えてしまうじゃない。
そうすると何故か文章を書くのも身構えちゃってさ、
難しい言葉を組み合わせて、
彼の演技に対する持論を展開しなくては、、、いやだあ!
なんだかかしこまっちゃうわ~、井戸端会議でいいわよね笑
話戻していいかしら?笑
この世界フィギュアはちょうどいまから5年前の
ソチ五輪後に埼玉スーパーアリーナでの開催だったのよね。
あたしはお茶の間観戦だったんだけどね、
彼のジャンプがすごく安定していて、
4トーループにしてもトリプルアクセルにしても、
回転軸がしっかりと、そしてきちんと高さが出て
ジャンプを回りきって降りてきているのよね。
けれどもね、ジャンプが決して目立つことがないのよ。
演技に溶け込んで、まるで表現の一部かのような、
そんな自然なジャンプをここまで高い確率で五輪シーズンに
跳んでこれることがまず素晴らしいなと思ったのよ。
そしてジャンプが決してひとり歩きをしない、
彼のトランジション、全身の体の使い方、
そして指先まで裏打ちされた美学から溢れ出す情感。
やだ、また難しくなりつつあるかしら?
要はエモーショナルなのよ~~~!
最後のステップ。
本当に素晴らしいの、緩急付けたダイナミックかつ繊細な滑り。
少年から青年へと移り変わる情感を見事に描いてるわ。
あたしがあ~だ、こ~だ言うよりも
もうね、これは百聞は一見にしかずって言うじゃない。
とりあえず演技見て頂戴よ笑
最初にも言った、氷上のセルフプロデュースアーティスト。
わかりやすく言うと、自分自身の表現の仕方をよく
わかっているのよね。でもそれだけだと、
ただの表現者になっちゃうじゃない。
彼はそこに全身全霊で感情を乗せて、
あたしたちに訴えかけてくるからこそ、
「絶世の美学」としての表現者と
あたしが勝手に呼んでいる所以なのよ!
町田樹の「理想郷」はもう自身がしっかりと
ビジョンを明確に描いて具現化しているに違いなかったんだわ!
町田氏をハグで迎えたメインコーチの大西勝敬氏。
角度によっては俳優の石坂浩二に似てない!?
あたし何度かあれ!?って思ったのよ。
あたしだけかしら?
ねえ、どうなのよ!?笑
真反対のことを考えるっていうことを、
人間ってなかなかできないんですよ。
いつまでたっても自分が最初に出した意見に、
少しずつちょっと修正を加えながら、横へ横へとただ広がっていくだけで、
裏側がないんですね。
これ石坂浩二氏の名言。
うん、的を得ているわね笑
やだ、あたしのことだわ笑
令和版の「エデンの東」、山本草太がどう演じるか、
本当に楽しみね!
最後までお読み頂き、
ありがとうございます。
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View Comments
お姉さま 早速 町田樹 特集ありがとう。
エデンの東の冒頭の握りこぶし 私も演歌のサブちゃんか五木ひろしの顔が浮かんじゃって 毎回一人で笑ってました。(ごめんなさい)
2014世界選手権 1年前の彼とは別人でした。
エキシビで滑った ロシュフォールの恋人たち 今でもあの会場で興奮した自分に戻れます。
スタート前 小さな女の子が まっちーと叫び 会場がみな微笑んだ あの時に…。
ロシュフォールの恋人たち まるで 氷上のミュージカルでした。
彼の動きが曲に溶け込み たなびく髪の毛一本1ぽんにも 削られる氷の量も 全てが計算つくされ 彼が創り出した芸術作品であり 町田樹の世界でした。
同じ年のメダリストオンアイスで エデンの東を滑った後 引退の挨拶用マイクを手渡したのが 山本草太くんでした。
今季 草太くんのやさしスケーティングで 再び エデンの東に出遭えるなんて最高に幸せな気分です。
>ななこ☆様
ななこさん、こんばんは。
わたしはやっぱり都はるみを思い浮かべてしまいました!笑
町田氏のEXは見事でしたよね。機会があればまた記事にしたいと思います。
草太が町田氏に引退用のマイクを渡したのはわたし知りませんでした!!!
なんてドラマティックで運命的な!エデンの東はそこでもう草太に引き継がれていたのね!笑
ああ、本当に来季が待ちきれないです!
オネエ様☆
早速町田樹さんの記事!めちゃめちゃ嬉しいです(*^^*)!!!ありがとうございます!
演技冒頭の握り拳からグググっと心掴まれてしまいます笑 そして演技最後のポーズの後、大歓声のなか右手を水平にやってその余韻の中にさえもまだ彼の表現があるかのような、そんな部分もとてもひきこまれました。
>でもそれだけだと、ただの表現者になっちゃうじゃない。彼はそこに全身全霊で感情を乗せて、あたしたちに訴えかけてくるからこそ、
ほんとそうですね!彼のもつ哲学をそのまま表現されたら私なんかの教養レベルじゃあ難しくて考えてる間に演技終わりそうですけど笑、彼は自分の「自分の運命は自分で切り開く」をわたしたちに伝えようとしてくれる。彼の演じるエデンの東を見ると、人生においてとても大切なものを教えてもらってる感じがするんです。辛い時も勇気をもらえるというか。そして、泣く笑
そんなこんなでエデンの東といえば町田樹さん!という印象が深く残ってますが、山本草太さんにはぜひ自分が表現したいことやりたいことを伸び伸びと演じていただきたいですね!山本草太さんのエデンの東たのしみです^ ^
※大西コーチの記事笑ってしまいました笑笑 大西コーチにはなにか親しみと愛くるしさを感じます笑笑
>りえむ様
りえむさん、こんばんは。
あの拳を震わせるところに、彼の気持ちの入りようを感じました。
フィギュアって本当に奥深いスポーツだなって思うのは演じる人の
解釈を見る人がそれぞれ自分の感性で感じれるところだと思うんですよね。
もしかしたら、町田氏の伝えたいことはあたしには難しくて、でも
それをあたしのフィルター、そしてりえむさんのフィルターを通して、
自由に感じることができるところですよね!
だからフィギュアって本当にいつまでも魅了されてしまう魔力を秘めていますよね笑
大西コーチ、わたしの率直なイメージでした笑
そうそうw
大西コーチってなんか石井ふく子系列のお顔なんですよね(笑)
息子の大学合格に涙するお父さんっぽくて、ホッコリするんですよ〜。
この時の試合は現地に友人といて、結構リンク側の席に座っていました。
まっちの演技中、私たちの側を通り過ぎるとき熱い熱いエネルギーを放っていたのを
身体が覚えています。。。ん?変な言い方?
エデンの東って映画もその原作も結構苦悩が描かれているじゃないですか。
あの握り拳を振るわせて怒りと哀しみを表すところからのスタート、
無垢にはしゃいでいた子供時代を振り返るように
穏やかに微笑みながら両手を胸にあてる所作、
キリスト教徒にとっての根源的ともいえる苦悩を描いたエデンの東の世界を
よく表しているなぁ、と思って、
さすがミルズさん、よくわかってはるわぁ〜、と感心しましたよ。
ミッシェル・クワンのこの曲での演技も大好きなんですが、あれは割と苦悩とかなんとかいうより、ひたすら叙情的で絵画的な美しい演技に感じたんですよね。
でもまっちのはしっかりと原作のテーマである、
「兄との相克の中で父親(神)の愛を焦がれるほど渇望する」苦しみが描かれていてより哲学的に深いと思いました。
さてさて、人並み以上の苦しみを味わった草太はどう演じてくれるのかな!?
コストルナヤの退廃的な世界とともに、とっても楽しみです。
しかしエデンの東ってカインとアベルの物語も重要な要素ですよねー。
西洋人ってほぉんんとにこのテーマ、大好きですよねーー。
ジェフリー・アーチャーも、「ケインとアベル」という名の長編作品を書いているし、ナルニア国物語もそうでしょ?
他にも沢山の作品がカインとアベルの物語をベースとしている。
飽きないんかなー?って思う。そんなに兄弟仲が複雑なんかい、西洋さんでは。
日本だったら「兄弟船」唄って一発解決なのに(笑)。
ところで今回あらためてエデンの東についてWikiページをみていたら、
映画でジェームス・ディーン演じたケレイブ(カレブ)に辛くあたる父親である、
アダム・トラスクってモデルは日系アメリカ人という説もあるんですってね!
初めて聞きましたよー。
原作者のスタインベックは大々好きな作家ですが、
この作品は長すぎて途中で諦めてしまったことがあり(^_^;)
これを機会にもう一度挑戦してみようかな・・・?
>TonTon様
なんと、この時さいアリにいらっしゃったんですね!
熱いエネルギーを放っていたのを身体で覚えてらしたんですね笑
全然変な言い方ではないです、むしろ的を得てます。
エデンの東はわたしも好きな物語なのでついつい、自分の想いに重ねて
見てしまいます。クワンは仰る通り、絵画的な美しさでしたよね。
モデルが日系アメリカ人ですって!?
ちょっとわたしももう一度見てみますね!いろいろと情報ありがとうございます!
TonTonさん
カインとアベル。
そうそう、昔ズバリの海外長編連続ドラマもやってましたね~このテーマは西洋人には奥深いテーマなんでしょうね。あ、日本でも「未成年」?(違うかも)いしだ壱成がやってた。
愛される者と愛されぬ者、持てる者と持てざる者。渇望するほど満たされぬ思い、自分の存在意義、、それでも人生を歩いていかなければならない事。
私西洋人ではないのになんでかぐぐっと来ます。w
私も読んでみようかと思います。
ジゼルさん、やってましたよね〜、長編ドラマ!(笑)
私も観ていました。
昔は海外の長編ドラマで良質なものが多かったですよね。
懐かしいなぁ。
親と一緒に観れる範囲内の演出だったので(今の海外ドラマは演出がエグい)、
ああいったドラマを通して親子で米国の暗部など学んだ感じですよね。
古くはRoots、警察署長、そしてこのケインとアベル。
ミニムービーではなくシリーズものだと大草原の小さい家とか、クラスの女の子たちは全員観てましたね。昭和時代は海外ドラマも良質だったなぁ・・。
あのカントリー調のドレスとかも憧れたり(今でも着たい。自宅限定で)、
いじわるネリーのことは嫌いを装いつつ憧れたりしていて(爆)
女の子ってどっかいじめっ子の女の子に憧れる変な性分がありますよね(ブツブツ
ただしそのいじめっ子が金持ちの美人系の設定じゃないとNGなんだけど(ブツブツ
イライザって最低とか友達にはいいつつ、あの縦ロールをこっそり親のクルクルドライヤー使って真似したりしてね(笑)。あ、話がそれたw
ジェームス・ディーンって、彼の生い立ちもお父さんから虐待みたいのを受けていて(少なくとも彼はそう感じていて)、それで苦しんで信頼する神父さんに相談したら、
その神父さんから・・・ひどい・・「扱い」(いまヴァチカンを大きく揺るがせているあの問題です)を受けて、いつまでもその、おいそれと人に言えない経験が彼を苦しめていたようです。
それが元で自暴自棄というか、自傷行為を夜の世界でやっていたんですよね(涙)
友人として仲が良かったエリザベス・テイラーは彼からその心を傷を打ち明けられて、
でも今の時代と違って大スターがそんな告白なんて許されなかったからずっと胸にしまっていたそうです。
TonTonさん
返信したつもりが、何故か下の方に・・
もし良かったら読んで下さいね^_^;
YouTube見ました!
ショーですね! 町田樹ショーですね!
点数を求めない、ただ見る者に自分の持てる力、演技を見てもらう。
「これが町田樹の最高傑作の演技だぜ!!」
中盤のキャメルスピンなんて何回廻るんだよ!
「俺は拍手が起きるまで廻り続けるぜ!!」
ってくらい廻ってましたね!
左手を天に突き上げ(右手だったらごめんなさい)しばし静止してからの観客への挨拶!
良質な舞台のカーテンコールの様でした。
SPでしたが、我々の見たいフィギュアって、こんなスケートじゃないでしょうか?
最後のコーチと抱き合う場面は…、男同士でチューしそうになってたのを見逃さなかった燦太です。
こんな演技を私も紅天女で演じてみたいわ!
マヤにも亜弓にもコストルナヤにも紅天女の役は渡さないわ!
オネエ様を失脚させて、このサロンも奪い取ってやる!!
クックックッ by乙部のりえ
ではでは、今夜は飲み会なので乙部のりえの捨て台詞だけ残して行ってきます♪
>乙部のりえ様
だめよ、あなた打算的な考えの元で演技したって
観客に感動が伝わると思うの!?
観客は正直よ、どんなに貴女が陰謀を働いたとしても
罠に陥れようと観客の声があたしを押し上げてくれる。
あたしこそが、観客にそして神にすら与えられた真の紅天女なのよ!
←もう誰のキャラかわからない設定でスミマセン、白鳥姫川亜弓麗子でした。
姐さん
キタッ〜〜〜〜〜〜〜
まっちーの「エデンの東」
彼の美学が詰まったプログラム
胸にズンと来て大好きでした。
>どら猫様
ホントですよね!町田氏の美学、わたしく絶世と名付けました笑
伝えたい意志がひしひしと笑伝わってくるそんな彼の魅力が
詰まったプログラムですよね~。令和版として草太がどんな風に
演じるのかこちらも非常に楽しみです!
TonTonさん
もう見ないかも知れませんが・・昭和語りをさせて下さい
そうそう、Roots!父や兄とテレビにその時間、張りついて見てました(昭和的光景w)次の日は学校で話題で持ちきり。
昔は良質の海外ドラマが放送されてましたね~
「大草原の小さな家」も大好きで高校生になってもかぶりつきでね。
ネリーやオルソン一家懐かしい。かかネリーやイライザのキャラお金持ちで高慢で綺麗な子ってひねくれ度を薄めると姫川亜弓やお蝶夫人につなかるのよね。強気で媚びない堂々としたところがあって、かっこいいw好きな男子はお茶目な主人公に首ったけだしさあw
そのキャラだと世界名作劇場の「私のあしながおじさん」のジュリアがツボです。
ハイジシリーズは結構侮れなくて、「あしなが」や「ロミオの青い空」はカインアベルに通じるような「恵まれ与えれた者と与えられなかった者、その苦悩と運命をどう生きていくか」を考えさせられるので、大人が見ても感慨深いです。
カントリードレスは、学校で授業中ノートに将来子ともに着せる予定の色柄を描いて妄想してましたw家のインテリアやホームパーティーまで妄想、お~い勉強は?て感じですかねw
ジェームスディーン、事故で遺作、という事しか知りませんでした・・画面の煌めく瞳の奥に、そんな事があったとは。漫画や小説はともかく、きついですね、
昨日からエデンずっとリピートしてます!
あの世界観、最後の方の渾身のステップは一つ一つが素晴らしすぎて・・
私は映画しか見てませんでしたが、選手本人が文学作品から感じた思いがこうやってプログラムという形で現されるのって面白い。
こういうの、又誰かやって欲しい。スタインベックの、人間として普遍的なテーマも興味深いけれど、それを踏まえて「それでも一歩一歩自分で運命を切り開いていくんだ」という町田君の気持ちも伝わってきて、一つ一つの動作から目が離せない・・
味わい深い作品ですね。
>ジゼル様
ジゼルさん、おはようございます!
そうですね、たとえその作品のバックグラウンドを持たずとも
スケーターが表現したい何かを自分の感性で感じたままに
面白いと思えるのって素敵なことですよね!
ぜひ草太にここは期待しましょうよ。先入観を持たずに草太の
解釈で表現するエデンの東を楽しみにしたいですね。