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フィギュアスケート 浅田真央

投稿日:

現役引退!浅田真央最後のフリーで魅せた炎の舞い

皆様、2016~17年シーズンの

悔しくも浅田真央、現役最後のフリープログラムになってしまった、

リチュアルダンス、赤真央の舞い!

を振り返りたいと思うのよ。

最後のステップはこれまでの真央の魅力がすべて詰まったと言っても過言ではないわ。

☆合わせて読みたい記事はこちらよ。

前代未聞!浅田真央が同一曲で魅せたショートの黒真央




ショートの最後のポーズから始まるフリーの意味するものは?

皆様、ショートで見せた黒真央のリチュアルダンスの最後のポーズを覚えてるかしら?

ショート、フリーを通して同じ「リチュアルダンス」を演じる真央が、

フリーが始まるスタートポジションに立ったポーズは全く同じなのよね。

フリーでは情熱の「赤」

髪を真ん中で分けたのはフラメンコ色を強く出しているわよね。

衣装も赤、メイクもネイルも赤一色!

ショートとはガラッと雰囲気を変えてきたのだけど、

この同じポーズ。ショートでは黒鳥のような黒魔術師になって、除霊をしたところで終わるのよね。

そしてこのフリーでは亡き夫の亡霊の呪縛が解かれて、

新たな恋に向かう情熱を持つ強い女性へとクライマックスに向けて変貌していく、

そんなふたりの物語の登場人物が交差し、繋がる重要な意味合いを持っているような気がするのよね。

リチュアルダンスって本当に「奥」が深いなって思うのよ。

見る人によって、解釈も感じ方も全く違うわけでしょ!?

でもこの「恋は魔術師」のあらすじを知っておくと、

真央がどれだけの表現力を見せているのかをより掘り下げて見ることができるから楽しいのよね。

情熱の赤真央は炎となって、愛となる

フリーではリチュアルダンスの中でも4曲が組み込まれていて、

どんどん場面展開が変わっていくのよね。

出だしは重厚な弦楽器のトレモロの音が除霊の儀式の余韻を漂わせながら、

オーボエがアクセントになって、一瞬であのショートの世界へと引き戻されてしまうのよね。

突然優しい音色に変わって、真央の穏やかで優しい表情になるのよ。

ここは「真実の愛」に目覚め、不穏な霊は去り、夜明け前にロマンティックなダンスを披露する場面。

ただ幸せなひとときを迎えて、何故かホッとするのよね。

出だしがあんなにある意味恐ろしくて、不吉な曲調だったからね。

また曲調が変わり、不穏な展開になっていくのよね。

また亡霊が!?

ショートで完全に除霊したはずじゃなかったの!?

あたしが思うにこれは過去の幻影のようなものを回想しながら、

真実の愛に目覚め、ひとりの強い意志を持った情熱的な女性へと変貌していく、炎の舞い、

火祭りの踊りを表現しているんだわ。

最後のフィナーレに向かっていく真央の姿は、

つきまとう霊ではなくて、

あたしにはこれまでの真央の競技人生の中で、くだらないルール改正、想像を超えるようなプレッシャー、五輪でのこと、

すべてから解き放たれて、さらに輝きを増していくような強い女性に見えたのよ!

まさに情熱の炎を表現しているのは真央自身だったんじゃないかしら!?

天真爛漫だったジュニア時代から、ずーっと真央を見続けてきて、

ラストダンスとなった「リチュアルダンス」には、

そんな真央の様々な苦悩や葛藤を乗り越えた果てに、ひとりの強い大人の女性へと変わっていく、人生ドラマが詰め込まれた作品にして真央最高傑作だ!とあたしは自信を持って言いたい!

皆様はリチュアルダンスを通して、どう解釈されたかしら?

現役競技の最後となった全日本選手権で、

実況が

「これまでにない表情で始まりました!」

「フィギュアスケートの素晴らしさを伝える浅田真央のステップです!」

聴いてて、上っ面だけの実況。

そして淡々と技を紹介するだけの荒川静香(これが仕事なんでしょうけど)。

この作品に関しては演技中は黙ってて頂きたかったわ。

全然わかっちゃいないのよ、真央のことや曲の本質なんて!

刈屋さんが実況だったら、何を想って伝えたかしらね?




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-フィギュアスケート, 浅田真央


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愛のオネエサロン

  1. TonTon 2019年8月4日 12:39 PM

    メラメラメラ〜〜〜メラメラメラ〜〜〜っとリンクを焼き尽くさんばかりの
    炎の舞でしたね!
    艶と風格。どれだけジャンプが失敗しようとも重くなろうとも、
    やはり彼女には女王の威厳があります。

    浅田真央という一人の成熟したダンサー、スケーターとして、ある意味、最高峰だったかもしれません。
    引退が頭をよぎる時期だったでしょう。でもその表現の質の高さは、私の母のようなド素人さんが観ても他のスケーターたちとは段違いの、これぞ真の芸術とスポーツの融合!という演技だったと思います。

    どんな闇も情念も炎で浄化するまさに火の鳥。
    光る夜露のような透明感に溢れた演技をしていた月の光のころからまた大きく、成長しましたよね。
    両腕が生む炎のうねり、熱、火の粉、もうすべてが芸術でした!
    フリープログラムなのにあっという間に終わってしまった感じです。

    右膝の痛みで思うような練習が出来ない中、恐い物知らずの若手がどんどんのし上がってきて、バンバン高難度のジャンプを決めてしまう。
    いろいろ精神的にも肉体的にも辛かったと思います。

    オリンピックで金メダルをとったらすぐに引退、これも選手として”あり”だと思います。
    でも私は、満身創痍の浅田真央が最後の一滴まで力を振り絞って描いた火の鳥の世界に、唯一無二の輝きを観てしまうのです。本当に感動しました。
    いつまでもこの輝きは衰えません。

    浅田真央と同時代に生きることができて応援できて、本当に幸せです。

    • オネエ 2019年8月6日 7:28 AM

      >TonTon様

      最後は満身創痍でしたけど、だからこそ彼女に唯一無二の輝きを見てしまう
      というところはわたしも全く同じ考えです!
      同じ時代にこんなにも長い間、彼女のジュニアからになるんですけど、
      その大人への成長をフィギュアを通して見てこれたこと本当に幸せですね。
      まだ、ソチ五輪フリーについては書いていないので、最後に書きたいと思い続けています。

  2. おばちゃん 2019年8月4日 12:51 PM

    オネエさま 続きありがとうございます。
    この大会でチェロスィートが観たかった…ってのが本音ですが、浅田選手ありがとう!お疲れさまでした 色々思い出します。
    最初の佐藤コーチの好きなように滑りなさいって仰ってたかな?送り出したとこで、もう泣いちゃって(;o;)
    確かに脚が重そうな記憶だったけど…ソチの後も続けた浅田選手、ひとりの人間としての強さは忘れる事は出来ません。

    • オネエ 2019年8月6日 7:30 AM

      >おばちゃん様

      信夫氏仰ってましたね、送り出す時に!
      もうすべて真央に任せているというところにも信頼関係を見ることができました。
      脚はもう限界まで来ていたと思いますよ。
      怪我を言い訳にしない彼女でしたから。

  3. meiling 2019年8月5日 6:42 AM

    オネェさまおはようございます。

    真央さんはそれでも最後の試合まであきらめていなかったんですよね。正面から勝つつもりで臨んでいた。練習で決めた3Aはそれはすばらしいものでしたから。もうできないというぎりぎりまで全力だったからこそ、引退も決断できたのでしょう。
    表現と技術の両立、フィギュアスケートという競技のアスリートの年齢を考えると、本当に難しいですね。

    サンクスツアーで見せてくれているリチュアルダンスは、表現という面でどんどん進化しており、真央さんの情熱が詰まったすばらしい作品になっていますね。
    すばらしい仲間たちとスタッフに恵まれ、真央さんが充実した毎日を過ごしていることが、とてもうれしいです。真央さんが「今、しあわせです」と言った輝くような笑顔が、私にとっては何よりの宝物、これからもずっと応援したいです。

    • オネエ 2019年8月6日 7:53 AM

      >meiling様

      おはようございます。
      本当にどんどん時代は動いていきますから、本人の年齢、怪我などもあり
      若手の台頭と最後は辛かったと思います。でも彼女の女王としての威厳さは
      最後まで失われていなかったです。今が幸せ、これをもっと噛みしめてほしいなって
      心から願っています。

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