皆様、おはようございます。
久々にアメリカのグレイシーゴールドの記事が
ニュースになっているわ!と思ったら、
ゴールド、双子妹との“美人ツインズ誕生日ショット”に海外反響「セクシーギャルズ」
取り上げたのは彼女たちの「容姿」だけ、、、
「実はあの大会は、是非出なさいと強く勧めてくれる関係者がいて出場しました。でも私のコーチチームは、とても現実的ではないと思っていた。実際のところ、自爆しに行ったようなものでした。あの後コーチたちと話し合い、これからはまず身体を戻すこと、そして体力と技術を戻すこと。そして試合に戻るのは、本当に自分たちが準備ができたと思うまで待つことを決めたんです。」
※グレイシー・ゴールドインタビューより一部抜粋
彼女が第一線から姿を消し、摂食障害に苦しんでいるという報道を聞いた時に、
あたしはまさかあのゴールドが!?
って耳を疑ってしまったのよね。
2016年の世界フィギュア、
あのメドベージェワを抑えて、ショート1位になった時に、
ああ、この年こそはゴールドが金メダルを取って、
人気低迷が深刻と言われたアメリカ女子フィギュア界もいよいよゴールドを中心に回り始めるんだわ!
って信じて疑わなかったもの。
けれどもフリー6位となり、総合4位でメダルを逃してしまったゴールド。
「天は私に才能と身体能力、真面目に練習する精神力、スケートをやっていける経済力のある家庭環境と理解ある両親など、すべての条件を与えてくれました。同じ条件をもらった他の人だったら、これをもっと有効に使えたと思う。これを生かすことのできなかった自分は、天の与えてくれた期待を裏切ったのだ、と自責の念にかられたのです」
※グレイシー・ゴールドインタビューより一部抜粋
この大会を終えて、彼女は鬱になったそうよ。
周りからのプレッシャー、そして全部やるかゼロ!という完璧主義者の彼女自身のストイックな性格が、
どんどん彼女を追い詰めていったに違いないわ。
「フィギュアスケートは細身の身体が要求されるスポーツ。今の私にはそれがないんです」
と2016年世界フィギュアの翌シーズン、思いもよらぬ発言をし、
居合わせた記者たちはゴールドの言葉に驚き、
「あなたはとてもきれいよ」と口々に慰めたそうよ。
周りからはいつも容姿を褒められてきたが故に、
彼女が内面では自分自身の理想と現実の狭間で苦しんでいるだなんて状況を誰も思いもしなかったでしょう。
華やかさばかり注目されてきた彼女の心の悩みを気付くことができた人がまわりにいたならば、
もしかしたら彼女は摂食障害に苦しまずに済んだのかもしれないわ。
「試合に戻りたい。それが目標なんです」
困難を乗り越えて、今彼女が目指しているのは試合。
今季はグランプリシリーズのエントリーはないけれど、ぜひ小さな大会から、
またひとつひとつ積み上げていってほしいわ。
どのスケーターも怪我や様々な病気を乗り越えることで、
フィギュアスケートへの愛が深まり、滑ることができるのは決して当たり前じゃないんだ!
っていう気持ちを持つからこそ、さらに強く、そして輝いていけるんだと思うのよ。
だから、彼女の容姿だけを褒めるようなニュースは、
本人にも何も響かないと思うし、なんて薄っぺらいの?ってあたしは感じてしまうのよね。
確かにセクシーで美女よ!
でもね、そんなことよりも今彼女が2回転を跳べるようになって、
これから積み上げていく彼女の軌跡をしっかりと見ていきたいと思うのよ。
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おはようございます
グレイシー 焦らないで欲しいですよね
女子のアスリートの摂食障害には胸が痛みます。
高校の頃 スポーツが盛んな学校だったので 春夏冬休みは とにかく合宿ばかり。贅沢はできないから校内でいろんなクラブが共に過ごします。朝練昼練夜練でクタクタなのに となりのテーブルには 小皿にチーズと少しのサラダ。新体操の食事です。当時全国大会で優勝 オリンピック候補もいたので かなり厳しく練習してました。私はそれを見て 育ち盛りがこんな…とショックを受けたものです。その競技に小さい時からすべてをかける。思いと裏腹に成績が伴わないのは どんなに辛いのか…平凡な私にはわからないけど。せめて愛を持って見守りたい。スケートが楽しい!って笑ってもらえる日が近いといいですね。
>あじさい様
あじさいさん、こんばんは。
わたしも学生の頃、今とは真逆で水は飲むな!と教えられてきました。
境遇は違えどやはり健康にはよくないことですから、
何事も身体が資本ですものね。
こんにちは。
今日のオネエ様の記事は、とても深いですね。
グレイシーの心の中を、ここまで深く考えた事は無かったです。
「周りから、容姿ばかりを褒められていた」というのは、本人にはいつもプレッシャーだったかもしれないですね。若さも、細さも、美しさも保ち続け無ければ!と思ってしまう。そんな事はありえないのに。
確か、カーペンターズのボーカルの人や、名前は忘れましたが、有名なオペラ歌手の女性も、命を落としてしまったと聞きました。
これは、ゆづ君に対しても思う事ですが、マスコミに心があるならば、そっとしておいて欲しいところです。
やはり、若さと細さばかりが有利にならないような、カテゴリーを設けるなどの、基準をISU が変えるべき時にきていると思うのですが…。
そういえば、ロシアのスケート連盟の方の暴露が、スケオタを騒がせていますね。ちょっと目を疑うような話ですが…。
日本も同じ事があるというのに、誰も立ち上がってくれないのが、ジレンマです。
>ゆっここ様
そうですね、わたしもカテゴリーを分けるときに来ていると
痛感しております。ロシアスケート連盟の方の暴露はさっそく
記事に書いてみました。こういう類の話って日本でもありますよね。
でもスケ連がそうでしたと認めない限り、真相は闇の中。
誰よりも辛いのはスケーター本人ですから、ザギトワの場合はエテリに
しっかり守られ、かつワールドで結果も残した。凄い事ですよね。