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怒りしかないアリの魂胆!アワードやめてジャッジを見直したら?

皆様、こんばんは。

朝の記事で、ISUアワードが「バーチャルアワード」として開催されることが、ISU公式から1ヶ月以内に発表されると、発起人アリがインタビューで答えたのよね。

少し前にアワード各賞について比較した矛盾をお話したけれど、ここにアリのインタビューを加えると、

なぜかピタッとすべてがハマってくるのよ~。

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アワード賞の裏をアリ氏のインタビューから考察する

■Most Valuable Skater 最優秀選手賞

男女シングルの選手、ペア、アイスダンスのカップルの中で、

ファン層への影響力、メディアの注目度、スポンサーの評価を向上させ、フィギュアスケートの発展に最も寄与した選手、あるいはカップルに贈られます。

この選考基準を見た時に愕然としたわ。

新人賞のノミネートと同じように、大会成績によって決めるべきなのに、、、

この賞のノミネート数が各競技5組。

ここで、昨シーズンの主要なISU公認の男女シングル大会成績を見てみましょう。

【男子シングル】

大会名 1位 2位 3位 4位 5位
四大陸 羽生結弦 ジェイ子 鍵山優真 ジュンファン ナム
欧州 アリエフ ダニエリアン モリス グラッスル リッツォ
ファイナル ネイサン 羽生結弦 エイモズ サマリン ボーヤン

グランプリシリーズ

順位 名前 大会ごとの得点 得点
合計
最高
順位
スコア
合計
USA CAN FRA CHN RUS JPN
1 羽生結弦 15 15 30 1 627.64
2 ネイサン 15 15 30 1 596.25
3 サマリン 13 15 28 1 529.55
4 アリエフ 11 13 24 2 513.43
5 エイモズ 11 13 24 2 504.66
6 ボーヤン 5 15 20 1 486.51
ファイナル進出はここまで
7 ナム 13 7 20 2 508.97
8 ジェイ子 13 7 20 2 486.36
9 田中刑事 11 7 18 3 483.64

【女子シングル】

大会名 1位 2位 3位 4位 5位
四大陸 紀平梨花 ユヨン テネル 樋口新葉 坂本花織
欧州 コストルナヤ シェルバコワ トゥルソワ パガニーニ ペルトネン
ファイナル コストルナヤ シェルバコワ トゥルソワ 紀平梨花 テネル

グランプリシリーズ

順位 名前 大会ごとの得点 得点
合計
最高
順位
スコア
合計
USA CAN FRA CHN RUS JPN
1 コストルナヤ 15 15 30 1 476.00
2 トゥルソワ 15 15 30 1 475.49
3 シェルバコワ 15 15 30 1 453.80
4 紀平梨花 13 13 26 2 462.17
5 ザギトワ 13 11 24 2 434.05
6 テネル 13 9 22 2 427.45
ファイナル進出はここまで
7 宮原知子 13 9 22 2 403.60
8 マライア 11 11 22 3 418.56
9 エロス 11 11 22 3 415.07

大会結果を基準に考えるのなら、ノミネートされたメンバーを見てみると、あれ?ってなる。

男子のメッシングや昌磨が入っているのはなぜ?

女子ではテネルが入っていなくて、メドべが入っているのはなぜ?ってなる。

新人賞と同じく競技の成績で決めればいいじゃない。自分達でいつも競技で選手に優劣つけてるんだから。

ここでアリ氏のインタビューを思い出してみて。

 

ーフィギュアスケート選手の中で、昨シーズン誰が一番良かったと思いますか?

ネイサン・チェンだと思います。

私が同じ質問をした10人中10人全員が「チェン」と答えました。2年前ならジェーニャ・メドヴェデワだったでしょう。

3年か4年前ならパパダキス&シゼロン。平昌五輪シーズンなら間違いなくアリオナ・サフチェンコ

このような称号を獲る選手には一定の利益があるはずです。まず、エキシビジョンでの選手の価値が違うものになるはずです。フィギュアスケートが好きな人たちは、自分の目の前にいあるのは単なる世界選手権の金メダリストではなく、最高の中の最高なのだとわかってくれるはずです。私たちには、フィギュアスケートの歴史に多大な貢献をした人々を称える機会がないのです。

※CNOPTより一部引用翻訳

https://rsport.ria.ru/20191028/1560262138.html

この最優秀選手賞の選考基準が、

「ファン層への影響力、メディアの注目度、スポンサーの評価を向上させ、フィギュアスケートの発展に最も寄与した」とあるけれど、

実際はこの最優秀選手賞こそがアリが造り上げようとしているスターなんじゃないの?

こんなの一般投票なんてする必要もな~んにもないのよ。

表向きはファンによる人気投票でした!なんて言うのでしょうね。

だって、アリやISU副会長ラケルニクが審査員を務める選考委員が最終的に選ぶんですもの。

でもそれだとまた物議を醸す。

だから、別にこの賞を作ったんじゃないの?

■Lifetime Achievement Award 特別功労賞

優れた実績を上げ、人気を博し、フィギュアスケート界の模範であると認められるフィギュアスケート界のレジェンドに贈られます。

唯一この賞はノミネートがない。もちろん一般やメディアの投票もなし。

当日発表するだけ。

ここでアリ氏のインタビューを。

ー日本のフィギュアスケートは羽生一人だけにかかっているのでしょうか?

私はビジネスマンとして、羽生結弦に、出来るだけ長く滑り続けてほしいと強く願っています。

ユヅルがグランプリシリーズのロステレコム杯に来ると、約5000人の日本人ファンが彼のあとを追って、日本からやってきます。この人数でさえ少なく抑えられたと言われました。このような日本人たちがホテルを予約し、チケットを買い、自費で通訳さえも雇うのです。ここまでの商業的人気を集める日本人選手は他にはいませんし、これまでにいたこともありません。浅田真央でさえ。ですから、羽生結弦に健康と繁栄を強く願うのです。このことを、世界のショー・マネージャー全員が祈っています。羽生と日本に。

※CNOPTより一部引用翻訳

https://rsport.ria.ru/20191028/1560262138.html

一体何の特別功労賞なのよ!?

競技でも揉めるのに、またこんなスケーターに優劣をつけるようなアワードやってどうすんのよ。

本当に嫌な予感しかしないのよ。

結局はアリの魂胆て、スケーターを利用して、ファンの心理さえも利用して、

マネージメントの力をISUを使って世に示して、自分の権威を高めていきたいだけなんでしょうね。

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表現力を讃える賞なんてやめて、競技の演技構成点をきちんと評価したらどう?

■Most Entertaining Program エンターテインメント賞

男女シングルの選手、ペア、アイスダンスのカップルの中で、音楽の選択、表現、創造性、現代的な演技、独創性に溢れた完成度の高い演技を見せてくれた選手、あるいはカップルに贈られます。

エンターテインメント賞というのは、競技で言うところの演技構成点の部分よね。

項目名 評価内容
スケート技術(Skating Skills) プログラム全体の、スケーティングの質やスピード、その変化など。エッジやステップ、ターンなどを使用し、エッジコントロールができているか。
要素のつなぎ(Transitions) 要素と要素の間の、ステップなどのつなぎに多様性があるか。要素への出入りの特所など。
演技(Performance) 音楽に合った身のこなし、スピードの変化、演技をしているか。感情、知性を使って伝えているか。
構成(Composition) 調和のとれたプログラム構成、またハイライトの分布になっているか。動作とプログラムの部分部分が音楽のフレーズとマッチしているか。
音楽の解釈(Interpretation of the Music) 音楽を理解し、それに合った動き・表現がされているか。音楽の性質と感情の表現ができているか。

今のジャッジの傾向って、ジャンプに比例させて、演技構成点がどんどん高くなっていってるでしょ?

ここにシリアスエラーなんて不可解なものを作り、演技構成点に上限を付けてること自体おかしいのよ!

なんでジャンプミスと音の解釈が連動しているの???

そんなの関係ないじゃない!

正しい技術や、心揺さぶる表現力をきちんと評価せずに、アワードでエンターテインメント賞!なんて順番違くない?

自分達がおざなりにしているジャッジングがおかしなことになってるから、フィギュアって人気低迷してるのよ。

それどころかファンをも困惑させて、いろいろな物議を醸す火種の原因を作ってるだけ。

本当は違う楽しいお話をしたかったのだけど、昨晩のアリインタビュー記事を読んでから、

怒りしかなくて、ずっとこのような内容になって申し訳ないです。

また楽しい記事も書いていきますね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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オネエ

View Comments

  • オネエ様、こんばんわ。
    オネエ様が連投でこの話題を取り上げてらっしゃるということは、相当腹に据えかねてらっしゃるのですね。わたし、急にもっといやな予感してきたんですけど、ひょっとして最優秀も特別功労賞もどこにもゆづは入ってないんじゃないでしょうか?だってオネエ様、2年前ならメドべ、3〜4年前ならパパ&シゼ、平昌ならアリオナ・サフチェンコですよ。怪我を乗り越え66年ぶり連覇も、GAOTと称されるきっかけとなった2017年ヘルシンキも、神演技の2015年GPFも全て完全スルーです。ゆづを特別功労にしといて最優秀はどうせネイサンでしょ、て思ってたけど、それですらもないんじゃないでしょうか?つまりゆづは利用されるだけなのでは…。選手たちはどう思っているのでしょう。公正公平にジャッジされメダルを手にする以上の名誉なんてあるんでしょうか。ちなみにネイサンファンや宇野ファンは楽しみにしているようです。羽生ファンの人で「アワード見ないように呼びかけ拡散します」という人見ました。オネエ様、本当にどうしたらいいのでしょう。

    • ちょび助様へ
      昌磨のファンでもしも、アワードを楽しみにしているとしたら、本当にフィギュアを愛していない一部…私、昌磨も好きですよ、結弦君は別格ですが、昌磨には昌磨にしか無い世界観があると思うから…でも今回の最優秀のノミネートは絶対的に変❗って思ってます。昨シーズンの昌磨をノミネートされる事は今迄を否定されている気分です。こういうファンは少ないのでしょうか?

      • MAOファン様
        とりわけ羽生ファンがこのアワードを快く思っていない理由は、このアリという男が自分の金儲けためと、自分の贔屓の選手や関係者にだけ利益をもたらすためにゆづ人気を利用しているということだと思うんですよ。そういう意味では宇野選手もネイサン選手も利用されるほどの経済効果はないわけで、だから何も考えることなく楽しむことができるのだと思います。特にラファはアリと昵懇の仲らしいので、ネイサンファンがアワードを否定する理由はありませんよね。しかし賞はほぼほぼ出来レースで、ゆづの票はそのままネイサンのものとして発表されるのでしょうね。もしライブで投票が行われたならネイサンが最優秀に選ばれることは間違ってもないでしょう。でもその一方で自分のこういう妄想・ある意味うがった見方が否定されてくれればとも思うのです。

      • MAOファン様
        私は羽生君と昌磨両方のファンです。そしてアリ氏の発言には煮えくり返る思いですよ。ていうかスケートを愛するファンなら羽生君昌磨ネイサンファン誰のファンだってこのアワードの趣旨には違和感だと思いますよ!
        ついでに言えばアリ氏が同じ写真に収まっているからってあれこれ言われるラファだっていい迷惑です()アリ氏が発言し写真一緒にとったからって同じ考えとみなすのは違うし。連盟のお偉いさんが来たら表面的にはお付き合いをするのは社会的マナーです。私達だって勤めてれば社長が嫌いだろうが首相がトンチンカンだろうが(オッと)求められれば握手をしそれなりの対応するのと同じ事。ラファ自身の発言昌磨やネイサン自身の発言が本人の真意で、そこしかないのです。
        羽生君が連盟のお偉いさんと写真撮影や社会的な付き合いしたからってその人とまとめられたくないのと同じ。それぞれの発言と行動から判断しようよ、て感じです。長くてごめんなさい(>_<)

        • ジゼル様
          内容から察するに、もしかして私へのお返事でしょうか?
          (違ってたらすみません…恥ずかしい(汗))
          ジゼル様のおっしゃること、本当に本当にそうだと思います。だからこその「自分のこういう妄想・ある意味うがった見方が否定されてくれれば」なのです。ちなみに私は宇野選手のアンチじゃないですよ(笑)。でもぶっちゃけて言うとラファとネイサンは好きではありません。これはこれまでの彼らの発言と行動から判断した個人的な感想ですけど。その感じたものからアリとラファやネイサンは気が合うだろうなと思ったのです。別にラファとネイサンが金の亡者ってことじゃないですよ(笑)なんと言うか…うまく言えないんですけど、価値観みたいなものが似てるように思ったんです。ただどれだけ彼らの発言や行動から判断したとしても実際に会ったこともない以上結局、妄想の域を脱しないんですけどね。(笑)本当はなるべくポジティブなことを言いたいんだけど、このアワードのような話題になるとついつい吐き出してしまいます。長くてすみません…。

          • ちょび助様
            いえいえ、返信ありがとうございます
            ちょび助様の元コメの中の「昌磨ファンネイサンファンは楽しみなようです」を受けて→MAOファン様が「昌磨好きでもノミネートは嫌!(超意訳)こういうファンは少ないのでしょうか?」の問いかけをした→私が反応してしまった感じです。昌磨が好きでも(誰のファンでも)アリ氏のアワードの趣旨を知り、ノミネートや受賞が嬉しくない人もいるよ~と言いたかったのです。
            又、アリ氏の企みやアワードの趣旨を知らない人も多いので「楽しみ」とほんわか言っている人もいるかも知れませんよね。あれこれ情報を詳細に仕入れている人の方が少ないので、羽生君ファンでも「アワード?楽しそう。いつ?」と言う人もいる位なので。結局はアリ氏の発言はアリ氏のものという見解です(^^;;
            選手やコーチは誰もが今練習環境とパフォーマンスをどう戻すかで頭が一杯かなと思ってます。みんなアリ氏に振り回されずに頑張って欲しいですね。
            なんだかとりとめのない事を書いてしまい済みません。アワードの話題になるとつい長く(^^;;は私も同じです

    • >ちょび助様

      連投失礼致しました。
      実際にアワードを開催したところで、まずフィギュア人気が戻るとは思わないですし、
      よっぽどアリのコネクションでメディアへと大々的に報道しない限りは、
      二度目はないのかなと思います。ただこのアワードでエキシビジョンが変わってしまうことも
      懸念しています。

  • オネエ様、こんばんは。

    このところ、アリ氏への怒りがおさまらないようですね。まあそれはワタシ達ファンも同じなので、オネエ様の更新記事を読むたび、ウンウンと深~く頷いております。

    まったくもって、こんな詐欺師まがいの男がイニシアチブを握っているISUに、存在価値ってあるのでしょうか。

    こうなったら、もっと志の高く、フィギュアスケート愛の大きいOBや有志ファンで新しい組織を作るしかないのかな、と思います。いや、マジで。
    スポンサー(日本企業が多いですよね)も、このあたりISUにきちんとモノ申さないと。こんなでたらめな男を野放しにして、一方では意味不明のルール変更を強行して。こんな愚策を見直さないなら、日本企業全体で協賛金引き上げます、くらい言わないと。
    (なんだか近頃の、WHOにケンカ売っている米大統領みたい。)
    本来はね、こんなこと言いたくはないんですけど。アリ氏の顔見ていたらイベント屋始めたぺてん師、って印象しかないです。つまり、ISU=ぺてん師に成り下がっているって事です。

    スポーツビジネスって、何でしょう?
    ワタシ達は、多くのアスリートの競技から、勇気や元気そして感動をもらっています。そして、そのアスリート達には競技を続ける為の、一定の費用が必須です。それを調達するためのビジネスは必然ではあります。
    ただ利益は本来、実費を除いた他がアスリート達に還元されるべきなんですよね。
    でも、その利益に謎の項目をつけて一握りの関係者が懐をあたためている。
    フィギュアにかぎらずこうしたシステムは、おそらくロス五輪から公認になったのですが、もうそれ以前に戻す事は難しいかもしれません。ひとは既得権を手放さないですから。
    それにしても今一度立ち止まり、アスリートもファンも多くの賛同を得られるような新たなシステムを構築すべき時期に来ているのだと思うのです。
    本当に、とてもとても困難ではあるのですが。ここでのワタシの発言なんて、取るに足らないんですけど…。

    • >フクスケ様

      フクスケさん、こんばんは。
      ISUは今後どうなっていってしまうのでしょうかね?
      もう重鎮達ではフィギュア人気を取り戻せないと判断しての
      ショービジネス界のアリにお願いをしたようにしか思えません。
      北京後のルール変更にしても不安要素しかないです。

  • オネエ様こんにちは!
    アリ氏が心からスケートを愛していれば、それが言動に出そうなものですが、残念ながら彼からは一切の愛を感じないわ。

    今年はコロナで スポンサー企業などが今まで通りスケーターに支援が出来るかどうかわかりませんし、活動費用をまかなえずにスケートを続けるのが難しくなる選手もいるんじゃないかって心配です。大会の開催だって、企業の支援が期待出来るのか不透明です。

    そこで、アワードの興行収入をピンハネ無しでスケーターの支援に充てるのであればそれも少しは納得出来る部分があるけれど…

    ISUも、みんなで仲良くプーケット行く資金あるならジャッジの徹底教育とスケーターの支援を拡充して欲しいです!

    • >Nozi様

      Noziさん、こんばんは。
      アリのインタビューから伝わってくるのはビジネスの話ばかり。
      Noziさん仰られる通り、ISU総会を何が何でもプーケットという理由も理解できないです。
      それこそスイスの本拠地でやればいいのに、なぜ常夏?
      ビーチリゾート満喫したい感が見え見えです。