皆様、こんばんは。
グランプリファイナル2015年のエキシビジョンの配信があったね。
最終滑走演技となった羽生結弦の「天と地のレクイエム」。皆様はどんな想いでご覧になられたかしら?
まだご覧になられていない方も、もう一度見たいという方も、一緒にもう一度振り返っていきましょう。
【アーカイブ】
配信開始に間に合わなくて、見出したらところが、
ハビがクレオパトラのコールしててびっくりしたわよ笑
当時スペシャルゲストだったのね。それにしてもいきなり「マラゲーニャ」からのハビの「エアロビッククラス」だもの。
【天と地のレクイエム】
朝の記事でもご紹介したのですが、ぜひ作曲家の松尾泰伸氏のインタビューをお読みになられてから、演技をご覧になって頂きたいわ。
作曲家ー羽生結弦ー観客
ここに感動の行き来の繋がりが見えてきて、作品がより自分の感動によって変わる味わい深いものになるはず。
最初CBCの実況動画をご紹介しようと思ったけれど、演技途中、3Aがダブルになってしまい、
そこからさらに3Aを連続で跳んだ時に笑い声が入っていたのよね。
恐らく、よく次に3Aを持ってきたなという驚きの声だったと思うのだけど、
見ていてこうした雑音は感性が鈍るので、演技中は余計なものが一切ない状態の動画をおすすめするわ。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が演じる、今シーズンのエキシビション・プログラム「天と地のレクイエム」が静かな感動を呼んでいる。使用されている楽曲(原題「3・11」)は、ヒーリング・ピアニスト/作曲家の松尾泰伸が2011年3月11日に起きた東日本大震災の鎮魂曲として完成させたものだ。そしてこの作品に羽生選手が白羽の矢を立てたのだ。その経緯を松尾に聞いた。
「2011年9月に初演したときの映像をYouTubeにアップしていて、それを振付師の宮本賢二さんがご覧になり、羽生選手にご提案いただいたようです。他にも候補はあったらしいんですが、羽生選手は“この曲しかない!”と思ったそうです」。
なぜこの曲だったのか。松尾は、「もしかしたら羽生選手は僕と同じことを感じているかもしれない」と話す。「不思議なんですが、この曲が生まれたとき、自分の意志とは別に、何かに突き動かされるようにピアノに向かいました。そして、まったく知らない、聴いたこともないメロディを弾いている自分がいたんです。それは見えない存在に与えられるような、降りてくるような感覚でした。羽生選手は、このプログラムについてのインタビューで“滑り始めると自分の体の中に何かが降りてくるような感覚になった”と語っているんですが、それは僕が得た感覚とすごく似ているんですよ。彼も何かしらの存在にこの曲を選ばされた、演じさせられたのかもしれない、と思いました」。
松尾は音楽を発信した。羽生選手はそれを演じた。ふたりとも目に見えない存在にその役割を担わされたとすると、いったい何のためだろう。松尾は東日本大震災の惨事をテレビで目にした直後、ピアノに向かっている。羽生選手は生まれ育った宮城県仙台市が被災し、被災地のこと、犠牲者のことを常に思いやっている。
羽生選手の「天と地のレクイエム」を観戦した松尾は、「何か強い決意のようなものを持たれているのを感じた」と話す。
「羽生選手の演技は、他の選手のそれと明らかに表現が違っていました。彼は五輪の金メダリストとしてのプライドもあり、アスリート意識が人一倍強いんだろうと想像しますが、それでもああいった表現はそうできるものではないと思います。あそこまで全身全霊を傾けられるのは、彼が“表現者”だからなんですよ」。
弔慰の気持ちを表する表現者。その思いが届いた先には、「感動」があるのだと言う。
「それは苦しみでも悲しみでもない感情です。人は何があっても、どうにかして生きていかないといけないのですが、そのためのエネルギーが感動なんですね。でも、与えるだけじゃないんですよ。羽生選手も語っていましたが、お客さんが感動することによって演じるほうもたくさんの感動をいただくんです」。
感動の往来が、生きる糧になる。「天と地のレクイエム」は、それを私たちに伝えるために生まれたのかもしれない。
知る人ぞ知る存在だった松尾の楽曲は、今、羽生選手の演技によって世界へと羽ばたいている。この現象をどのように受け止めているのか。
「多くの人に聴いてもらえるきっかけをくださった羽生選手に心から感謝しています。でも、もともと僕はいただいたメロディを発信しているだけなので、ここに僕の思いは何もありません。世界で聴かれているという信じられない展開にも、どこかに“あ、そういうことだったんだ”と納得できる感覚があります。もしかしたら羽生選手も同じようなことを感じているかもしれませんが、目に見えない誰かが役者を集めてそれぞれに役を与えていて、僕たちは無意識なところでその役をこなしている、そうやって世の中が動いているような気がしてなりません。この曲を聴いた皆さんが少しでも心動かされるようなことがあれば、幸運にも奇跡的に「天と地のレクイエム」が世に出させてもらった意味があったのだと思っています」。
※BARKSより一部引用
☆合わせてお読み頂きたい☆
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「フィギュアスケート男子ファンブック Quadruple Axel 2020シーズン総集編 希望の銀盤」
〈表紙〉
羽生結弦選手
■CONTENTS
〈フォト&レポート〉
羽生結弦
宇野昌磨
髙橋大輔
〈シニア独占インタビュー〉
田中刑事
友野一希
山本草太
島田高志郎
須本光希
日野龍樹
本田太一
〈ジュニア独占インタビュー〉
鍵山優真
佐藤 駿
壷井達也
三宅星南
三浦佳生
〈師弟対談〉
山隈太一朗×重松直樹
〈スペシャル対談〉
安藤美姫×中野友加里「日本男子シングルを語る!」
〈スペシャルゲスト〉
村上大介「オレゴンからの近況報告」
〈徹底解説〉
杉田秀男「羽生結弦に託す夢」
吉岡伸彦「新ルールの基礎知識」
〈大好評連載〉
町田 樹「若きスケーターへの手紙」
〈連載シリーズ〉
「個性を磨く振付師の力」ブノワ・リショー
〈追悼企画〉
ありがとう! クリス
↓ご予約はこちらよ↓
氷上復帰から2週目に入ったローマン君。
3Sや2Aで感覚を取り戻していったから、4Sや3Aをできるような気がする!と言っているわね。
こうして感覚を戻しながら、回転数を増やしていく作業を繰り返していくのね。
スケート靴の研磨をしなかったから、ブレードが鈍っていたのね。
ローマン君はYouTubeは自分で編集作業もしているのかしらね?
きっとずっと録画している映像を、見やすくわかりやすくまとめて、曲も付けて、ジャンプの練習の
カメラの角度などもとても見やすいわよね。
前にも少しお話したけれど、選手の練習過程ってなかなか見れないから、ぜひできる範囲で続けてほしいわ~。
こちらは昨季、欧州フィギュアチャンピオンに輝いたロシアのドミトリー・アリエフ。
こちらも練習を初めて2週目よね。4Tが戻ってきているのは凄いわよね。
それでは今夜はこの辺で、もう一度「天と地のレクイエム」を見てくるわね笑
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
オネエさま☆こんにちは!
クレオパトラ・・・そうですよねぇ、
羽生さん&フィナーレだけ観たのですが、フィナーレで彼女の姿を見て「あれ?彼女は選手で出てたのだっけ?」と一瞬思ってしまいました(゚∀゚ヘ)ハハハハ違う違う。
ところでフィナーレの男子シングルのパート、思いっきりハビエルのみですのね!羽生さんを映してぇぇぇぇ~~~(。>0<。)!!
不完全燃焼ですっ!ので、四大陸エキシのフィナーレ、ずさぁ~~っ、からのくるりんチュ♪を観に行って参りますっ!いざソウルへ~☆
>こけもも様
こけももさん、おはようございます!
わたしちょうど配信をつけたら、クレオパトラがハビの紹介で
出てきてなんで?って思ったら、スペシャルゲストだったんですね。
ラブラブだったときか!と笑 ISUが招待したのかしら?
オネエさま☆
運営側の招待かと思うのですが(どちらにせよ最終決定は運営側ですものね。ハビでは無く(笑))、それでも・・・呼びますぅ?
そして、呼ばれますぅ・・?出ますぅ・・?
「スペシャル」なのはハビにとってだけですわ~。
…いえ、ハビにとってだけ"でした"ですね!もう過去の事(≧m≦)!
>こけもも様
この時は公私混同しているように思われても仕方ないですよね汗
もう過去のことですけど、配信見たらいきなり
クレオパトラが出ていたのでびっくりしました笑