皆様、おはようございます!
7月6日のISU評議会での決定事項が、公式より発表されたわよ。
2020-21シーズンの競技会についての変更点、主にジュニアグランプリ(JGP)とチャレンジャーシリーズ(CS)について言及されているわね。
どのような内容のものなのか、早速一緒に見ていきましょう!
ISU評議会で決定された、ジュニアグランプリとチャレンジャーシリーズの変更点とは?
The 5 Junior Grand Prix events that have not (yet) been cancelled remain on the calendar. However due to ongoing travel and hosting issues due to the COVID-19 pandemic, there will be no points awarded on the JGP, and there will be no pre-allocated entries. More details to come.
— Anything GOEs (@AnythingGOE) July 13, 2020
まだキャンセルされていない5つのジュニアグランプリイベントはカレンダーに残ります。ただし、進行中のCOVID-19による渡航および会場の問題により、JGPにはポイントが付与されず、事前に割り当てられたエントリーもありません。詳細は追ってお知らせします。
【ジュニアグランプリスケジュール表】
第1戦 | ハンガリー・ブダペスト | 9月9日~12日 |
第2戦 | チェコ・オストラヴァ | 9月23日~26日 |
第3戦 | ウズベキスタン・タシケント | 9月30日~10月3日 |
第4戦 | スロベニア・リュブリャナ | 10月7日~10日 |
第5戦 | ラトビア・リガ | 10月14日~17日 |
すでにキャンセルされた、カナダ、スロバキア、日本の3大会。
現在5大会が開催予定となっているけれども、いずれも開催の可能性は限りなく低そうよね。
世界ランキング(ワールドステンディング)
現シーズンと昨シーズンが100%、2シーズン前のものは70%とし、直近3シーズンの合計で計算される。
シーズン世界ランキング
現シーズンのみを100%で計算されます。
こちらの世界ランキングの基になる、ランキングポイントがJGPでは付与されないのね。
ジュニアグランプリは全大会開催がそもそも厳しいものね。
Next meeting will take place on August 3rd.
Source: https://t.co/p7wPbuGUIg— Anything GOEs (@AnythingGOE) July 13, 2020
2020/21のチャレンジャーイベントは、シリーズではなく、個別のイベントと見なされます。チャレンジャーシリーズのイベントの最後には、全体的なランキングと賞金はありません。チャレンジャーイベントの参加者は、引き続きワールドスタンディングポイントを獲得できます。
チャレンジャーシリーズは、「個別の独立したイベント」として見なされるわけね。
チャレンジャーイベント(シリーズ)参加の場合は、ランキングポイントを獲得することができるのね。
新型コロナウイルス感染症の情勢を考慮し、フィギュアスケートのISU ジュニアグランプリ大会およびチャレンジャーシリーズ大会への派遣中止を決定いたしました。#フィギュアスケート
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) July 13, 2020
日本人選手のチャンジャ―イベントへの派遣はスケ連はすでに取りやめているでしょ。
獲得できるランキングポイント数はそう高くはないけれど、世界ランキングにどう影響していくかよね?
CSに参加できる国の選手は有利になるわよね。
世界フィギュア2021の「枠」は2020枠措置と。
8月3日のISU評議会で、シニアグランプリの開催可否や、ポイント付与についての詳細もまたあると思うので、次の発表を待ちたいわね。
選手達は試合ができないことで、モチベーションをうまく維持していくのが大変よね。
年末の全日本フィギュアが無観客で開催できればいいのでは?とあたしは考えているわ。
Алексей Мишин: «С фигурным катанием все будет в порядке»https://t.co/HKr5lp7TzI pic.twitter.com/scPuooZG7T
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) July 13, 2020
こちら、御年79歳になられたロシアの重鎮ミーシンコーチ。
フィギュアスケートの世界で60年以上働き続けてきた大ベテランによる、
コロナパンデミックによるトレーニングの影響や、競技への心構えについてのインタビューがとても興味深かったので、一部をご紹介するわね。
-厳しい制限が設けられていたパンデミック時期をどのように乗り越えましたか?
私は79歳です。医師は私をリスクグループとして特定しました。私は隔離体制に従うことを余儀なくされました。しかし、これは私が完全に仕事をやめたという意味ではありません。幸い、私の素晴らしい同僚である振付家のタチアナ・ニコラエフナ・プロコフィエバは危険にさらされていませんでした。彼女は私たちのスケーターと大量の仕事を引き受けました。そして私は彼女と選手たちと電話で話しました。
-隔離体制の下で過ごすことは大変でしたか?
この期間を時間の余裕として取りました。私は健康を改善し、私の創造性を高めるためにこれらの時期を上手に活用することを試みました。
-隔離期間中、一部のスポーツではオンライントレーニングが非常に普及しています。将来的にはどう考えていますか?
オンラインは人気のあるトレーニング方法であるだけでなく、人々はオンラインで多くのコミュニケーションをとっています。これはパンデミックの前からでした。
-つまり、これには良い点がありますか?
でも、私の発言のニュアンスで、私がオンライントレーニングを承認することを感じていませんか?
-パンデミックはあなたのスポーツの発展に大きく影響しますか?
私は60年以上フィギュアスケートの世界で働いています。したがって、コロナウイルスが原因で隔離された数ヶ月は、私にとっても、フィギュアスケートの世界全体にとっても、ほんの一瞬です。新しい模索にはこの期間を使用する必要があります。
-では、かなりの期間、本格的なトレーニングの機会がなかったために、アスリートが体調を崩してしまう恐れはありませんか?
数か月の間、氷上トレーニングがなく、競技に参加できなかっとしても、スケーターはジャンプの仕方を忘れることはありません。体調を整えるのにほとんど時間はかかりません。彼らが氷の上に出るとすぐに、彼らはすぐに再びジャンプします。そして、誰もが通常のトレーニングを逃したので、彼らはさらに大きな目標を持って働きます。自粛中に蓄積されたエネルギーは、前に力強く進んでいく為に使われるでしょう。
-おそらく2020年の終わりまで、彼らは国際大会を開催しないでしょう。春、世界選手権が中止になりました。まるで一年が無駄になることがわかりました。それはスケーターに多くヒットしますか?
私たちは、今身に起こっているすべてのものごとに、冷静に関わらなければなりません。たとえば、飛行機を待つときに遅れる場合、空港を走る必要がないことを理解しています。この飛行機が到着するのを待つだけです。したがって、フィギュアスケートの世界では、競技の開始が可能になるまで準備して待つ必要があります。
60年もの長い間、フィギュアスケートの世界で活躍されてきたミーシン氏にとって、
このパンデミックによる数か月間はほんの一瞬だと。
スケーターはもし氷上練習や競技会に出ることができなくても、ジャンプの仕方を忘れることは決してない、
今の状況を冷静に捉えて、来るべきときまでに準備をしてドンと構えていなさいという重鎮の選手達への、エールのように聞こえたわ。
本来であれば、もう来月からジュニアグランプリが始まり、シーズンイン!なのだけど、
今季は見ている側のあたし達にとっても、競技大会ロスを辛抱しなければいけない時期であるわね。
☆合わせてお読み頂きたい☆
北京五輪公式も羽生結弦の最優秀選手賞受賞を祝福!
A well-deserved honour for this legend of the sport! 🤩 https://t.co/gbFUEY8Dnx
— Beijing 2022 (@Beijing2022) July 13, 2020
「フィギュアスケートのレジェンドにふさわしい名誉です!」
北京五輪2022公式Twitterでも祝福のメッセージが!
本当に嬉しいわよね。北京五輪公式も、なんとしても羽生結弦に北京五輪へ出場してほしいんじゃないかしらね。
国際スケート連盟(ISU)がフィギュア部門で創設した「ISUスケーティング・アワード」で、羽生結弦選手(人間科学部通信教育課程)が初代「最優秀選手賞」(MVS=Most Valuable Skater)に輝きました!
早稲田ウィークリーでは、2014年ソチ五輪金メダル獲得後に取材しました。https://t.co/VqjwjEKsU8 pic.twitter.com/azsQeffEKz— 早稲田ウィークリー (@wasedaweekly) July 13, 2020
こちら早稲田大学、早稲田ウィークリーからも祝福のメッセージが!
今回の授賞は大変喜ばしいことではあったけれども、アリのアワードはもうやめてほしいわ。
選手を競技以外で比較して、優劣を付けるなんてことをスケーターは本当に望んでいるのかしら?
その競技自体も今季は不透明であるのに、ISUはやらなければいけないことが山積みなはず!
競技スケジュールの調整、ルール改正結局どうするのか問題、公正なジャッジングなどなど。
アワード発起人は世界フィギュア2021ストックホルム大会で、第2回目のリアルアワードをやる気満々らしいけど、
そもそも競技自体がない見込みなのに、アワードできないでしょう!
もしも世界フィギュアが開催されるのであれば、従来通りエキシビジョンを行ってほしいわ。
それでは皆様、梅雨明けまであと1週間ちょっとかしらね。
頑張って乗り切っていきましょうね。健康にもくれぐれも気を付けて頂戴ね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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愛のオネエサロン
オネエ様。
無難な結果(妥当)に終わり波乱が無かった事に一番安堵してます。アワード。
来季未定らしいですが、どうなんでしょう。
JGPとCSの派遣中止。早い発表で驚きましたが個人的にはスケ連にしては英断だと思います。選手の健康安全が第一です。
個人的にはシニアのGPもアメリカ、ロシアは感染者多くて派遣しないで欲しい国です。あとはなんと言っても中国は恐ろしいので絶対に派遣して欲しくないです、個人的に。
入国制限や感染者状況を十分検討して正式に確定させて欲しいです。
日本の様に派遣中止を早めに出してくる国もあるかもしれませんね。
ストックホルムも現状は回避希望です。スェーデンは集団免疫の為にロックダウンなく経済活動優先。北欧三国では感染者も死者も特出してます。
夏のバカンス時期も三国のノルウェー、フィンランドからも総スカンで孤立状態みたいです。
今後どうなるかわかりませんが、ちょっと怖いです。
今は何処の国で開催しようも国際大会は平等に参加は難しいと思います。
全日本も夏の今これだけ感染者が増えてるのにより強力な第2波の冬に観客入れて開催は不可能だと思います。選手の事を考えると無観客でいいから(ファンはライブ配信で十分です)開催出来れば良いですね。
国際大会は全く読めません。とにかく試合はさせてあげたいけど危険だけは回避でお願いしたいです。
不安はそれだけです。
あと、本人は何のコメントしてないのに北京北京と騒ぐのもどうかと心苦しくなります。
3連覇の重圧は怪我明けぶっつけ本番の平昌よりももっと重くなります。それに本人はオリンピックは2回で十分と言ってました。度重なる怪我で思う様に試合に出られなかったりで、やりたいことも完成出来てないのでもしかしから心変わりするかもしれませんが、彼一人に何度も重い重圧を掛けたくないのが私の正直な気持ちです。
こればかりは本人次第です。無理強いに出場させることはやめて欲しいです。本人の意思で決断して欲しいです。
今季もしコロナでろくに大会に出られず4Aにも挑戦する機会がなかったら北京シーズンまで現役もあり得そうですが。
この年齢は本来の彼の未来予想図ではプロスケーター活動をしている予定でした。
プロスケーターでも一流のパフォーマンスをしたいという気持ちもあるので怪我の状態等を考えてクレバーな彼は進むべき道を進むと思ってます。
今はとにかくあらゆるアスリートに安全に競技や大会に参加出来る状態になって欲しいと願うばかりです。東京オリンピックもこのままでは消えそうですね。
とにかく選手の健康第一です。
>セデル様
セデルさん、こんばんは。
アワードが終わりましたね。競技会がまだ不透明なので、
来年のアワード開催は無理でしょうね。もうやらなくていいと思います。
本人も北京五輪は明言していませんから、周りは変に煽ったりせずに、そっとしておいて
あげてほしいですよね。
オネエ様 皆様 こんにちは
今は国内の状況を見るだけでも苦しくて とても海外のことまで考えられませんが 選手を大事にするならノーと言う勇気も必要と感じます。
やるならどの試合も無観客で。とことん検査して対策を十分に…いや それとファンが不安なく応援出来るか? それも大事。不安は選手に伝わってしまいそうですもんね。
私もセデルさんと同じ気持です。
ところでガブリエルデールマンがミスコンに参加!と言うニュースが! ビックリです^_^
>あじさい様
あじさいさん、こんばんは。
そうですね、スケ連の派遣中止の英断は早かったですよね。
無観客での試合というのも会場の雰囲気もいつもと違い、選手に戸惑いなどなければ良いですね。
デールマンのミスコン参加のニュースをありがとうございます!
ブログでも取り上げさせて頂きましたが、あのメイクの濃さは笑
オネエ様 サロンの皆さま こんにちは
ほんとです!やるべき事が目白押しです!
コロナウイルスは数か月後、1年後、すっかり消えてなくなるなんて思えません。
今後、同様の性質のウイルスが蔓延しないとも限りません。
私たちの日常も、試行錯誤を繰り返しながら、変化していくと思います。
沢山の人が集まるイベントも、開催の手法を変える事を真剣に考える時です。
今、きちんと向き合わなければフィギュアスケートという競技は消えてしまうかも!
そういう最悪の状況を想定したうえで、今なにを優先すべきか考えてほしいと思います。
無観客で、行うことが可能なのか?選手はじめ関係者の入国の許可が出せるのか?
何ができて、何が無理なのか?資金の調達方法…
今すぐ考えて、決断してほしい。無意味なルール変更よりも、大切なのは
選手たちに舞台を用意する事だと思います。
>ふわ~っと♪様
まずは競技会をどうするのか?そしてルール改正をするしないとコロコロ変えたり、
北京五輪に向かって、どこかブレているようなISU。
心配は尽きませんよね。週末からリモートジャッジによるオンライン競技会があります。
どういう形式になるのか興味深いので、また朝の記事に書きますね。