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進歩がないと辛口批評だが!フィギュアの本質を大切にする重鎮の目とは?

皆様、こんばんは!

ロシアのジュニアテストスケートが終わり、重鎮コーチらがメディアに対して総評を語り始めたので、少しづつではあるけれど、ご紹介していくわね。

昨シーズンで活躍を見せた「うたしん」こと、西山真瑚が、昨シーズンの話や海外生活の様子、また交友関係、西山選手流のアイスダンスの楽しみ方、

さらには一緒にトレーニングしている羽生結弦に対してもインタビューに答えているわよ。

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ゴンチャレンコ氏「競技への態度の問題は、自分で規律付けていく必要がある」

ソフィア・サモデキナに関しては、ゴンチャレンコ氏は彼女の高品質のトリプルアクセルに注目しました。「ソフィアは適切なスケートを備えたパワーフィギュアスケーターです。彼女には独自のスタイルの方向性があります。観客やファンを惹き付けるものがあります。彼女はしっかりしたスケートの基礎があります。年齢は若いですが、彼女はすでにさらに進んでいます」と語った。

「当然のことながら、彼女に大人のスケートを要求することは必要はありません、これは精神的に害を及ぼします。これに備える準備ができたら、彼女のジュニアの基盤を発展させて、新しいレベルに到達する必要があります。コーチのセルゲイ・ダヴィドフ氏と一緒に本当に熱心に取り組んでいることがわかります。 ソフィアの例でスケーターとの高度な技術的を指導していることがよくわかります。

「ウサチョウは身体的に成長しており、それが大変だということが見てすぐにわかりました」

※参照:rsport.ria.ru

まずあたしが注目しているサモデルキナについて。

コーチであるセルゲイ・ダヴィド氏は彼女のフリーについて、ゆくゆくは構成を変えていきたいと述べているわね。

4Sを練習しているがまだプログラムには入れられないが、今後はフリーに4Sと3A2本を入れたいと。

練習ではすでにタケノコで4Sを決めているから、プログラムに入れてくる日も遠くないでしょうね。

ゴンチャレンコ氏の総評をじっくり読んでいくと、

今無理に背伸びをして、大人びた演技をする必要はなくて、それに備えていき準備が出来た時に、変化を見せていけばよいという視点なのよね。

要は年齢に見合った表現力を積み重ねていったときが、新しい演技を見せるときだと。

またテストスケートの滑りだけではなく、

「フロロワは、あまり印象に残りませんでした。進歩がなく、リンクから上がってなにか不満げな表情でコーチと話していました。これは競技への態度の問題で、自分に規律付けなければいけないと思っています」

きちんとリンク外でのコーチとの関係性も見ているなあって。

コーチの移籍問題で何かと話題のロシアだけど、フロロワも今季からコーチを変えているのよね。

競技への取り組み方は大事だし、良好な関係性をコーチと保つことも大切なのよね。フィギュアを続けていくには様々なバランスをしっかりと保っていかないといけないということを改めて感じたわ。

演技だけではない、フィギュアスケートの本質において大切なところをゴンチャレンコ氏はしっかり見ているのね。

ウサチョウは、成長期で身長が伸びているのかしらね!?

演技全体を通してジャンプの安定感に欠けていたし、回転を回り始めるのが前と比べて遅いなあという気がしたのよね。

大変な時期ではあるけれど、ここを乗り越えてこそさらに成長していけるはずよね、なんとか頑張ってほしいわ。

タラソワ氏もいろいろな意見を述べているから、また日を改めてご紹介するわね。

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西山真瑚インタビュー「羽生結弦選手は背中で教えてくれるような感じ」

――今は日本とカナダどちらで生活していますか

コロナウイルスの関係で日本にいます。

――カナダでの生活は慣れましたか

さすがに、4年目に入ったので、だいぶ環境には慣れてきました。

――コミュニケーションを取る上で大変なことはありますか

去年くらい、3年目ぐらいから英語も慣れてきたので、日常生活する分には問題ないのですが、先生と深いった話をするときには難しい単語とかもあるので足りないな、大変だなと思います。練習中に話をする中で覚えていくようにはしています。

――コミュニケーション以外で大変なことは何ですか

1人暮らしをしていて、これはカナダでも日本でも同じだと思うのですが、自炊、洗濯、掃除をするのが大変だなと思います。それを練習の合間を縫ってやらないといけないのでなかなか大変だなと思って。いま日本にいるので、改めて親に感謝してます。

――日本よりも良いことは何ですか

やっぱりスケート環境はカナダのほうが良いなと思っています。リンク環境だったり先生が教える技術はすごく良いなと感じています。

――自粛期間中のトレーニングについて詳しく聞かせていただけますか

自粛期間に取り組んでいたトレーニングとしては、体幹トレーニングを始め、今トレーナーさんについてもらっているので相談して、軽い重りでもできるような筋力トレーニングだったり、先ほども話にありましたが、連盟のほうから強化選手向けに表現トレーニングだったり、体幹トレーニングを配信していただいていたのでそれをやっていました。

――憧れている選手、影響をうけている選手はいらっしゃいますか

憧れの選手は早稲田大学の先輩でもある羽生結弦選手です。

――羽生結弦選手は同じリンクで練習されていると思うのですが、どのような印象ですか

滑っているだけで教えてくれるというか、背中で教えてくれるような感じなので、見て吸収しています。 スケーティングだったり、生活態度などを羽生選手からはいつも教わっています。

――今シーズンについてお話しできる範囲で教えてください

コロナウイルスの影響で振り付けや練習が全くできていなかったので、今後どうなるかが全く読めないのですが、プログラムに関して、アイスダンスは去年と同様、シングルに関しては1つ新しいプログラムにする予定にしています。

――将来どのような選手になりたいですか

自分の演技を見ている人が幸せな気持ちになったり、見てよかったと思える演技を届けることができる選手になりたいです。

※早稲田スポーツ新聞会より一部引用

http://wasedasports.com/feature/20200821_131539/

【2020世界ジュニアフィギュアフリーダンス】

昨シーズン、はつらつとした演技で、たくさんの元気を届けてくれた「うたしん」。

今回西山真瑚の一部インタビューしかご紹介できなかったけど、ぜひ全文を読んで頂きたいわ。

自炊の仕方や、なぜ早稲田大学を選んだのか、パートナーの吉田唄菜についてや、昨シーズンの振り返りなど、

とても興味深いものになっているわよ。

いよいよ明日は24時間テレビで羽生結弦のリモートで「どのように動いてきたか」を聞く事ができるのね。

それでは皆様、どうか素敵な週末をお過ごしくださいね。

暑い日が続いているので、体調管理にはくれぐれも気をつけて頂戴よ。

いつもコメントでのお気遣いなど、本当にありがとうございます。ひとつづつ噛みしめながら拝読させて頂いております。

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オネエ

View Comments

  • もうすぐ羽生君が見られるのですね。近況を含めて喋ってくれそうなので期待大です。
    ロシアは、エテリのとこだけでなく、CSKA他にも4回転育成法が広まってジュニアがあちこちでタケノコの様に生えてきましたね。注目選手がこれでもかと出てくるので覚えきれないです。え、まだいるの?て感じです。
    日本の状況との違い(このコロナ下でやめざるをえない子もいるし)を正直感じてしまって、唖然としています…(^_^;)

    • >ジゼル様

      本当に次から次へと有望な選手がどんどん出てきますよね、ロシアは。
      皆技術が同じようで、個性ある選手が減りつつあるのかなという危惧もあります。
      ジャンプはもちろんですけど、その選手のオリジナリティに惹かれる部分が大きいです。