皆様、こんばんは。
早稲田大学より、代表的な主な卒業生から羽生結弦の名前についての訂正発表があったわね。
GPシリーズ欠場を決断について、フリーライター松原氏の見解がとても素晴らしかったので、ここで一部ご紹介させて頂くわね。
そして今夜の世界ジュニア2017・女子フリーの配信が19:00から始まっているわよ!
出典:早稲田大学研究活動紹介
先日お話していた早稲田大学が羽生結弦の卒業を発表した、大学側が発行していた研究紹介パンフレットは、
2020年3月発行のものとなっていた為に、早稲田大学から訂正が入ったのよ。
※出典:早稲田大学研究推進部
早稲田大学の卒業式、今年は9月20日(日)を予定しているから(参照:早稲田大学公式)、
あれ、フライングかしら!?と思っていたのよね。
早稲田大学も、いち早く羽生結弦を代表的な主な卒業生として誇りたかったのでしょう。
いずれにせよ、卒論も書き上げていると本人からのコメントもあったし、2週間後には改めて嬉しい発表を聞けるはずよね!
その時を楽しみに待ちたいわ。
先日、日本スケート連盟を通じて発表したGPシリーズ欠場について、
早稲田大学卒の現在フリーライターである、松原氏の見解がとても心に響いたので、その一部をご紹介させて頂くわね。
試合への意欲は人一倍強い選手。
3つ目の理由としてあげたのが、周囲への気遣いだった。
羽生は、フィギュアスケートにおいて、随一の注目度を誇る。出場する大会には、国内外を問わず、多くの人々が観戦に訪れる。取材する人々も集まる。多少のリスクを冒してでも目にしたいと考える人もいることは考えられる。そうした状況も、羽生の想像する範囲にあった。
好敵手と競い合いつつ、自身の目指す演技を発現する舞台として、試合への意欲は人一倍強い選手であると感じさせてきた。
過去、棄権しても、欠場してもおかしくない状況でも出場したことはしばしばあったこともそれを物語る。にもかかわらず、どうにもならない大怪我で欠場を強いられたときを除けば、初めての欠場を選んだ。そこにあった葛藤は計り知れない。
トップアスリートとしての責任感。
しかも、北京五輪のプレシーズンだ。また、今年12月に26歳の誕生日を迎える。フィギュアスケートでは十分、ベテランの域にある。それらを考えても、試合に出ないと決めるのは、決して容易なことではない。
それでも欠場を選択した。しかも自身のことのみならず、その目には大会に携わるスタッフなどの姿も映っていたはずだ。周囲を慮り、決断したその視野の広さと自身への客観性、そしてトップアスリートとしての責任感がある。そこに羽生の真骨頂がある。
それは1つのメッセージにもなっている。
GPの開催が発表されると、たとえ例年と異なる運営になるとはいえ、選手も含め関係者からは、不安視する声があがった。その中にあって、こういう選択肢もある、と示したことだ。そして大会のありようをもう1回見直すための契機ともなる。
試合に出ない、つまりは行動を控えることで全体に影響を与える行動にもなっている。そうした意味合いのある決断でもある。
より積極的に時間を用いることができる。
こうして羽生は、GPの欠場を選んだ。
ただし、先に記したとおり、大怪我を除いて初めての欠場である。
これまで怪我で欠場を強いられたときには、置かれた環境で最善を尽くし、復帰を志した。例えば怪我に関連する論文を読んで学ぶなどして時間を無駄にしなかった。
今回は、自らの選択での欠場だ。より積極的に時間を用いることができる。
実際、かねてから成功を期してきた4回転アクセルへのモチベーションは今日も高い。4回転アクセルの習得をはじめ、スケートと自身のパフォーマンスとじっくり向き合い、高めるための機会となり得る。
いつか、羽生がリンクに再び立つ日が来るだろう。そのとき、どのような滑りを、演技を見せるのか。そんな想像もふくらむ、欠場という決断であった。
※Number Webより一部引用
GPシリーズを欠場したという決断が、何よりもトップアスリートとしての責任感。
フィギュア界を牽引してきたトップ選手だからこその影響力。もちろん同じ競技をしている選手達にとっても大きいはず。
羽生結弦が示した大きな決断がなければ、
ISUやスケ連、大会主催者が試合に出なさいという指示に対して、他の誰もそのまま従っていたままなんじゃないかしら?
スケ連会長は彼の決断を支持すると言ったわよね。
けれども松原氏の言うように、羽生結弦が示した決断を、
大会のありようをもう1回見直すための契機として運営側が捉えてくれるか?そして実際に行動に移してくれるか?
といったことが本当の支持に繋がると思うのよ。
客席のチケット代を跳ね上げて、観客の負担を増やすことを容認するだけじゃなくて、開催のありようから変えていくことも大切になるわよね。
選手の安全を本当に第一に考えているのか?そしてフィギュアファンを大切に。
そのような想いも感じる彼の決断を、カタチに変えてほしいのよ。
松原氏の見解の最後に、
「いつか、羽生がリンクに再び立つ日が来るだろう。そのとき、どのような滑りを、演技を見せるのか。そんな想像もふくらむ、欠場という決断であった」
この決断がすでに前を向いていて、未来へと進んでいる前向きな気持ちが強く込められているところに強く共感したわ。
☆合わせてお読み頂きたい☆
本日19:00から、世界ジュニア2017・女子フリーの配信が始まっているわよ。
ザギトワの「ドン・キホーテ」。演技後半にすべてのジャンプを連続で決めていくのは圧巻よね。
そして本田真凛が見せた怒涛のノーミス「ロミオとジュリエット」。
あれからもう3年半経つのよね、、、いろいろと考えてしまうわね。
それでは皆様、どうか良い日曜日の夜をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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View Comments
早稲田がこういうフライングを3月にやっちゃった背景には
卒業に必要な単位はとっくの昔に取れてて、論文だけが途中の状態だったのでしょう
だから大学サイドは本来の卒業時期の後期末3月だと思っちゃっただけかと
ワールドクラスのフィギュア選手は前期末9月卒業の方が都合いいですし
ドンマイですよ
>ゆきっちょ様
本当にドンマイでただのフライングですよね!
改めて嬉しい報告が聞けると思いますし、
またお祝いできる二重の嬉しさがあります。
私 不思議におもっているのですが、コロナ以降観客を入れる初めてのイベントに、なぜ坂本選手や鍵山選手のようなスケレン押しの選手は出ないのかしら?今から発表になるの? 試合だからそれはないわよね。
どなたかが、観客試合OK?の試験的な意味がある試合で なんとしてでも成功の実績を作ろうとしているのかもしれないとか? おっしゃっていましたが? プロ野球やサッカーでも感染があり公表されていますよね。 確かに、シングル競技なので競技そのものは、リスクはひくいかもしれませんが、上に観客席もあり、声援はだめですよね。リンクサイドもしんぱいですよね。それにあのウィルスは、氷の上ではかなり生きているそうです。転倒もできないわよね。もう消毒液こおらせてリンクつくれないかしら。転倒したら消毒タイムをもうけるとか??? とにかく する以上は、結果だけではなく、どんな目の覚めるような鉄壁の防止対策を良心的にとったかということも大切ですよね。やはり、開催するならば、命を守るためにも 全員の 開始前と後の継続的なPCR検査は必須てしょう。
>リン様
今シーズンの競技プロのお披露目ということで、
スターズオンアイスと分けているのかなという印象を受けました。
そうですね、開催して終わりでなく、その後の継続的な検査も必要ですよね。