皆様、おはようございます!
ロシアカップ第1戦シズラニ大会。男女共にシングルショートが終わったわね。女子ではシェルバコワ一人が、82.13点のぶっちぎりハイスコアで一位独走状態よ~。
新衣装もお披露目になって、表現力も昨季と比べて深みが増してきた彼女の演技と、ショートの結果を一緒に見ていきましょう。
ショート1位 アンナ・シェルバコワ 82.13点(TES 44.93 / PCS 37.20)
【プロトコル】
まずはバコ美の新衣装がお披露目になったわよね!鮮やかなブルーのグラデーションがとても素敵よ~。
3Lz-3Loのコンビネーションは、アラベスク入れてから跳ぶの凄くない!?
ループがやや詰まって前傾になってしまったけれど、ジャンプ以外の要素。
CCoSp(チェンジフットコンビネーションスピン)やLSp(レイバックスピン)の質の高さ、回転の速さ。
何よりもこれだけの要素を入れながら、演技全体が途切れず流れるように滑れることが高いPCS(演技構成点)にも表れているわよね。
注目したのは表現力が昨季に比べて、深みを増してきたように感じたのよね。
国内大会の「スコア盛り」があるけれど、
3Aなしで、ここまで出るとは!
ショートでクワドが許可されることになったら、90点代も見えてきてしまうのでは?
ショート2位 マイア・フロミフ 69.28点(TES 36.52 / PCS 32.76)
【プロトコル】
フロ美と1位のバコ美の点差が「12.85点」もあるけれど、決してフロ美の点数が低いわけではないのよね汗
バコ美基準で考えてしまうと麻痺してしまうわね。
冒頭の2Aはステップアウトになってしまったわね。
次のルッツは両手を上げるタケノコジャンプでないけど、とても美しかったわ。
エテリ組はタケノコが標準装備になっているけれど、通常のジャンプの方があたしは好きなのよね。
タケノコって、それほど加点に反映されているのかしらね?
※YouTubeで見るからご覧くださいまし
昔、伊藤みどりはタケノコの逆バージョンで、両手を下に降ろしてダブルジャンプしてたわね。(2:05秒あたり)
こちらの方が空中でのバランス感覚取るのが難しそうだわ笑
ショート3位 アンナ・フロロワ 68.19点(TES 36.39/ PCS 31.80)
【プロトコル】
フロロワのノーミス演技素晴らしかったわね!彼女って優雅で品があるわ。
J4がジャッジ全体に比べて、やや辛口評価してるわね。
トランジション(要素やステップのつなぎ)で6.75点になっているのは、ステップの部分において、手の動きは大きくてダイナミックだけど、
ディープエッジ(エッジを深く倒した状態)ができていたのか引っ掛かったかしら?
ショート1位 アルチョム・コバリョフ 84.87点(TES 46.67/ PCS 38.20)
【プロトコル】
コバリョフって、少しコリヤダに似てない!?
やだお顔から入ってしまうことがバレてしまうわ、、、汗
冒頭の4S、今季から導入された※「q」マークが付いているわね。
※「q」マークは4分の1回転足りないジャンプを回転不足とはせず、100%の基礎点を与えた上で出来栄え点(GOE)を減点する。
でもGOEで減点したジャッジは1人のみなので、点数は基礎点100%そのまま入っているわね。
「q」の扱いは今後、国際大会でどうなっていくかしらね?
ショート2位 マカール・イグナトフ 81.82点(TES 42.07/ PCS 39.75)
【プロトコル】
クワド2本構成で攻めてきたわね。
冒頭の4Loは素晴らしかったけど、コンビネーションでオーバーターン、続く3Aがシングルになるミスがあったので、本人が思うような点数にはならなかったのが残念ね。
後半のステップは少し体力的に疲れてしまったように見えたわ。フリーでの巻き返しに期待したいわね。
そして、今晩は男女シングルのフリーが行われるわよ~!
9月20日 18:40~ 男子フリー
9月20日 20:35~ 女子フリー
注目はやはりシェルバコワ。優勝は固いけれど、ジャンプ構成をテストスケートから上げてくるかしらね?
そして男子ではイグナトフの巻き返しに期待したいわね。
☆合わせてお読み頂きたい☆
テストスケートで成功したとスケ連は豪語していたぐらいだものね。
ロシアカップはプレゼントの投げ込み、普通に許可していたのね。
フラワーガールズ達の距離感て大丈夫!?
相変わらず観客は、ほとんどマスクしてないわね。
付けててもみんな顎に引っ掛けているだけ。
ロシアスケ連は、開催にあたり、きちんとしたガイドラインを設けているのかしら?
注意書きやお願いはあるだろうけれど、観客が守らないだけ!?
いずれにせよ、いよいよ本格的に始まった競技会において、今後の為にも徹底した感染予防対策は講じるべきよね。
それでは皆様、良い連休をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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View Comments
Tomoさん、ロシア杯情報ありがとうございます。
いよいよバコ美登場~。
お久しぶり、バコ美、元気にしてた?(親戚のおばさん状態)
ガリガリから女性らしくなってますね。これには安心しました。ロシア女子は過度に減量してるイメージがあるので、今シーズンは年相応に見えますね。
少しの体重の変化がジャンプに影響すると聞きますが、それ程感じられませんでした。難しいジャンプって跳んだっけ?みたいにこなしてる(汗)
今回もグレイヘンガウス氏振り付けですか?ワチャワチャはあんまり感じなかったかな。以前より全体的に滑らかな気がしました。
他の選手も何気にスゴい…やっぱりロシアは層が厚いですね。
ここへメドベが帰ってきたんだ…嵐の予感ですね。
>マルタ様
マルタさん、こんばんは!
久々のバコ美でしたね!どうしてもトゥルソワ、コストルナヤの移籍が話題となり、
バコ美の調子はどうなんだろう?と思っていました。
マルタさん仰るようにわちゃわちゃ感があまりなかったですし、年相応に見えたのも少しホッとしました。
もう次の世代が待ち構えていますからね汗
訂正
❌グラスル氏⇨⭕ダニイル氏です。
>マルタ様
マルタさん、お返事が遅くなりすみませんでした!
修正させて頂きましたので、ご確認ください♪
シェル、安定してますね。青い衣装がなかなか素敵な色合い。
タノジャンプ、慣れている選手なこちらの方が安定するので好むと、どのコーチだったかが言ってましたね。(サモたんを見た感想だったか?)バレエでもスケートと同じ方向で回る左回りピルエットがありますが、手を上にあげるアンオーポジションも、手を正面にする時と同じ様に右脇が入ってくるので回転力が生まれます。この脇の入りを昔羽生君は「ポールが脇に入ってくる感じ」(4回転のコツ)と言ってたので力学的な回転の原点は同じかと思います。選手はよくこの動作をチューブで練習してますね。
しかし腕を一切使わず脇が入ってくる動作なしで回転するのは100倍難しいんじゃないかと思います。みどりのこれ見た時たまげました。できる選手いたらトライしてほしい。
それにしても、ロシアこれ感染対策してないに等しいですよね汗
国によってこんなに感覚が違うなんて…国際試合が恐ろしいです。
>ジゼル様
まだ初戦というのに、バコ美は安定していますね。
タノジャンプの方がもはや跳びやすいというのはあるのかもしれません。
それこそソツコワもそうでしたよね~。
みどりの手を下げて脇を締めてのジャンプはもはや神技ですよね。ここ最近見たことないです。
オネエたま、こんばんは!
バコ美良かったですね~!
冒頭のスパイラルから振り向き様のダブルアクセルで一気に引き込まれちゃいました!
コンビネーションは詰まり気味だったけど、スピンはどれも美しいし、ステップも工夫が見えました。
昨シーズンよりも大人びて見えました。
あとタケノコは俺も好きじゃないです。
普通の空中姿勢のほうが綺麗だと思います。
みどりちゃんの時代、女子はショートでステップから速やかに踏み切るジャンプがまだトリプル許されてなかったので、トップ選手は簡単に跳べてしまうダブルジャンプを空中姿勢工夫してましたね。
片手だけ上げるとか、両手を腰に当てて跳ぶとか、そういうのは見た目にも綺麗だと思ってましたけどね。
両手上げるとタケノコにしか見えないですよね。
>セッキー様
セッキーさん、こんばんは!
バコ美のジャンプへ入る工夫も昨シーズンよりパワーアップしていましたね。
タケノコってどうも美しく見えないんですよね。
片手だけ上げるタノが美しいなって思った歴代の選手は、真央とコス美ぐらいですね。