皆様、こんばんは。
グランプリシリーズ、スケートアメリカが無観客試合として開催されることが決定したわよ。
また今季グランプリシリーズを欠場することになった羽生結弦の決断に対して、体操男子王者の内村航平氏が、シンプルながらも的を得たコメントをしているので、ご紹介するわね。
更にはネーベルホルン杯の男子フリー、注目選手についても一緒に見ていきましょう!
コロナパンデミックの為、ネバダ州の厳密なガイドラインにより、スケートアメリカは無観客試合となります。テレビとライストでの放映スケジュールは追ってお知らせします。
米国スケ連の決定により、グランプリシリーズ・スケートアメリカは無観客試合が決定。
今の感染状況を踏まえたら当然の結果よね。
スケートカナダ、フランス杯は同様に現状を踏まえて、無観客試合になるんじゃないかしら!?
ロステレコム杯は、ロシアスケ連が14.500名収容のメガスポルトで開催すると発表したばかり。ロシアだけ世の中の流れと逆走しているわよね。
中国杯は不透明だし、NHK杯は観客を入れるか?というのは微妙なところよね。
ジャパンオープンの経過を待ってからになるのかしら。
【グランプリシリーズ予定表】
第1戦 スケートアメリカ | ラスベガス | 10月23日~25日 |
第2戦 スケートカナダ | オタワ | 10月30日~11月1日 |
第3戦 中国杯 | 重慶 | 11月6日~8日 |
第4戦 フランス杯 | グルノーブル | 11月13日~15日 |
第5戦 ロシア杯 | モスクワ | 11月20日~22日 |
第6戦 NHK杯 | 大阪 | 11月27日~29日 |
ファイナル | 北京 | 12月10日~13日 |
夏の王のシンプルな考察、冬の王の決断について
夏と冬、日本の五輪競技には最高峰の舞台で輝いた2人のアスリートがいる。体操男子の内村航平(31=リンガーハット)は個人総合で12年ロンドン、16年リオデジャネイロを制し、リオは団体総合でも金メダル。フィギュアスケート男子の羽生結弦(25=ANA)は14年ソチ、18年平昌を連覇した。
黄金のキャリア、美と難度の追求、故障との闘い・・・。足跡もシンクロしてきた2人は今年、理由は違えど、ともに重い決断を下した。
内村は深刻な痛みを抱える両肩への負担を減らすため、これまで主戦場だった団体総合、個人総合ではなく、種目別の鉄棒で来夏の東京五輪へ。羽生は新型コロナウイルスの自身や周囲へのリスクを考慮し、今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場する。
鉄棒のスペシャリスト初戦だった、9月22日の全日本シニア選手権を終えた内村に聞いた。羽生の決断について、どう思うか。「あまり詳しくは知らないですけど」と前置きした上で、言葉を紡ぐ。その考察はシンプルだった。
「別にあーだこーだ(周りに)言われる筋合いはないというか。あーだこーだ言う人がいるなら聞きたいですね。“自分のこと、自分で決めないの?”って」
熟慮の末に出した答えに対する雑音があったとしても、それを気にする必要はない。それはもちろん、内村にも当てはまる。内村もまた、信頼を寄せる佐藤寛朗コーチら周囲にまで視野を広げての決断だったのだから。
内村は羽生について「背負っているもの、五輪連覇とか同じようなものを感じる」とする一方で、「だからこうした方がいい、とかは思わない」と話したことがある。数年前から考えを押し付けることなく、シンプルにエールを送ってきた。そして、羽生も内村の姿を参考にしてきた。
14年中国杯、羽生はフリー直前の激突事故がありながら、強行出場した。当時の内村の言葉は「(賛否両論)どちらの意見も分かるけど、やるのは選手。僕も周りが止めても後先を考えずに出ると思う」だった。
17年4月、金メダルを獲得した世界選手権から帰国した羽生は、五輪を連覇するアスリートのイメージを問われた。「インタビューとかで内村さんの“連覇じゃなくて1回の優勝の方が楽だった”というのを聞いて、やっぱり意識してしまうんだろうな、とは思っている」。内村の言葉を胸に刻んでいた。
17年秋、内村は世界選手権で左足首を痛めて個人総合の連覇が止まり、羽生は右足首を痛めてNHK杯を欠場した。時をほぼ同じくして訪れた試練。内村は「ケガをするということは、まだ下手」と言い、羽生は内村の言葉を引用する形で思いを共有していた。
18年平昌五輪直前、先の右足負傷から連覇を目指していた羽生について、内村は「連覇をしてほしいし、この状況で連覇したら、かっこ良すぎる」と期待を寄せた。そして、フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇は現実になる。
19年2月、羽生が右足首負傷から世界選手権へ懸命の調整を続けていた時。内村は「期待されて、応えなきゃいけないのは当たり前って思うと焦ってしまうけど、気持ちの持っていき方がすごくうまいんだろうな、と平昌で思った」とし、「ただただ、凄いとしか思わない」とリスペクトを口にしている。
それぞれの決断から、時は着実に進む。全日本シニア選手権、内村は実戦で初めてH難度の大技「ブレトシュナイダー」に挑戦した。完璧ではなかったものの、技としては成立。リスタートの大切な一歩を刻んだ。
夏の王と冬の王は同じ意志の下、きっとつながっている。だから、試合後の内村の言葉を最後に紹介したい。それは内村自身に向けたものだが、羽生の未来も示唆していないだろうか。
「新しい技も習得して、まだいけそうだな、進化できそうだなと思う。なんか、突き詰める癖があるので」――。
※スポニチより一部引用
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/09/26/kiji/20200926s00067000145000c.html
「別にあーだこーだ(周りに)言われる筋合いはないというか。あーだこーだ言う人がいるなら聞きたいですね。“自分のこと、自分で決めないの?”って」
まさにその通り!
自分のことは自分で決める。シンプルだけど、一番大切なことよね。
背負っているもの、五輪連覇とかに同じものを感じるとしながらも、内村氏は決して凝り固まった考え方を、
羽生結弦に強要することなんて、一切ない。すべては自分で自由な発想の元なのよね。
どこぞのカジノなんたらで羽生ファンを煽っていた輩や、彼の決断に否定的だった輩に、
内村氏のシンプルな言葉を、爪の垢を煎じて飲ませてやりたいぐらいだわ。
☆合わせてお読み頂きたい☆
【デニス・バシリエフス】
【プロトコル】
ショート5位からの見事な逆転優勝ね。
スピン・ステップがオールレベル4なのは、さすがランビ様の教え子だけあるわね。
フリーもキスクラではランビ様共々、マスク着用で、安心して見ていられるわ。
やっぱりランビ様の髪がどれだけ伸びたのか?ばかり気になってしまうわ笑
【マッテオ・リッツォ】
【プロトコル】
フリー7位、総合5位となったイタリアのマッテオ・リッツォ。
冒頭の4Tは高さが出なかったわよね。
壮大かつワイルドなボーカル曲と貴族のようなお衣装がちょっとミスマッチのようにも見えたわ。
まだ初戦なので、これからどんどん調子を上げていってほしいわね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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オネエさん、こんばんは。
内村選手の羽生選手についてのコメント、ありがたいですし、本当にその通りだと思います。羽生選手には自分の気持ち、大事にして欲しいですよね。
また、内村選手と羽生選手、お互いに超一流のアスリートで尊敬し合っている姿がいいですね。二人とも求道者として、共通のマインドを持っているように見えます。
羽生選手にも、内村選手のように出来るだけ長く競技を続けてくれたら嬉しいです。羽生選手が22歳の時に「30歳近い選手が脂が乗っている。まだまだ出来ます!」と言っていた事がありました。彼の脂が乗った演技、是非見てみたいです。
>nao様
同じ王者としての立場だからわかる気持ちってありますよね。
そして決して考えを押し付けず、柔軟に相手の気持ちをそっと尊重する姿勢が
素晴らしいなと。わたしもできることなら少しでも長く続けてほしいです。
もちろん、本人が望むのであればですが。
独ネーベルホルン杯、日本のブロック大会、スケアメの無観客試合ときて、ロシアもサンクトペテルブルク杯第1戦(9月22〜25日)が無観客で行われていました…!
https://twitter.com/novtojun/status/1309784469872631809
表彰式の写真は選手全員がマスクを着用していたので、サンクトのスケ連は独自の判断で大会を運営している様子が窺えますね。露スケ連もこれに倣ってほしいのですが。
男子シングルの表彰式はマスクを外した写真がもう1枚あって、それを見て初めてコリヤダ君だと分かりました(汗)。マスクってこんなにも人の顔が分からないものなんですね。
そしてサモ江!体調は良くなったのでしょうか、心配してたのでとりあえずホッとしました。FSの衣装も…!https://www.instagram.com/p/CFmHQIGplbg/?igshid=ubxumg3qyzat
攻め具合好き。今季の試合が楽しみです
再び失礼します
露の無観客試合はサンクト杯ではなく、サンクトテススケの間違いでした。あれ…サンクトのテススケって少し前に非公開でやってませんでしたっけ?何と勘違いしたのか…
検索すると代表チームのテススケ情報はっかりどさどさ出てきて、SPとFS両方見て満足してしまいました。
>fujino様
いえいえとんでもないです!いつも詳しい情報を助かります。
サンクトのテススケは少し前に開催されましたね。
その後のサモ江がやはり気になるところです。