皆様、おはようございます。
アイスダンスのパパシゼが、3月にストックホルムで開催予定の世界フィギュアへの欠場をいち早く発表したわよ。
大会への準備不足と、また開催を疑問視しながらも来季へ賭ける意気込みを語っているわ。
そしてうたしんコンビ解消の具体的な理由を西山氏が語っているので、ご紹介していくわね。
4度のアイスダンスの世界チャンピオンであるパパダキスとシゼロンは、ストックホルムで開催される2021年のワールドカップを欠場します。
フランスのスケーター、ガブリエラ・パパダキスとギヨーム・シゼロンは、スウェーデンのストックホルムで開催される2021年のワールドカップを欠場します。
大会の準備を適切に行う時間がなかったと報告されています。
2021年のストックホルムでのワールドカップは3月22日から28日まで開催される予定です。
シゼロン「ワールドカップの開催はまだ疑問視されています。より具体的な目標が必要です」
パパダギス「次のシーズンに賭けます。9月までに世界のすべてが順調になり、競技会が通常通り再開されることを期待しましょう。氷に戻り、また競い合い、ファンの皆様とお逢いできることを楽しみにしています」
※参照:sports.ru
【2019NHK杯RD】
彼らのレオタード姿のFAME~♪がもう一度見たいわ。
1月28日にISUが開催可否を決めるとされているけれども、パパシゼがそれよりも先に欠場することを発表したわね。
シングル競技ももちろん大変だけれど、ペア競技はふたり揃って練習を行わなければいけない難しさもある。
昨年11月時点でのふたりのインタビューをここで。
・現在パパダギスはカナダ・モントリオールに、シゼロンはフランスで別々にトレーニングをしており、来週の月曜日にシゼロンはモントリオールへ戻り、2週間の検疫に入る予定。
・世界フィギュアのみ出場予定で、フランス選手権、ヨーロッパ選手権(クロアチア・ザグレブ)は欠場する。
・渡航、そして競技開催自体も不確実な為に、各大会にでるのは合理的ではないと判断。一番の目標を世界フィギュアにする。
・1年2ヶ月もの間、競技会から遠ざかっている。7歳の頃から2ヶ月ごとに競技会があった。初めての問題に今直面している。
・1日4時間のスケートがズームでの練習になったため、同じリンクの上で相手と共有することができない経験をした。
・7月にふたりとも同時にコロナウイルスに感染した。
パパダギス
熱を持っている人と接触していたので、私たちは最初に隔離された。3、4日後、熱を持っていた人が検査で陽性となり、私たちはテストを受けに行き感染を知った。私は高熱、咳、そして呼吸に問題があった。家で2週間を過ごした。
シゼロン
私は3日間の熱、咳、肺の炎症、味覚の喪失があったが、まだ完全には回復していません。大きなインフルエンザのようなものです。
※参照:lequipe.fr
ふたりとも7月にコロナ感染し、またカナダ、フランスと練習拠点が離れたところでのZOOM練習を余儀なくされていたのよね。
11月の時点では世界フィギュア1本に焦点を定めるとしていたけれど、
その後も満足いく練習ができなかったのでしょうね。
最高のパフォーマンスを見せるためのふたりの決断を尊重したいし、来季また素晴らしい演技をリンクで見れることを期待したいわね。
日本のアイスダンス界でも、「うたしん」がコンビ解消という非常に残念な知らせがあったけれども、
ペア競技を続けていくことの難しさというのも、このコロナ禍において当たり前のことが、当たり前でなくなったということを実感したわ。
うたしんのコンビ解消理由について、西山氏のインタビューが出てきているので、一緒に見ていきましょう。
☆合わせてお読み頂きたい☆
2人にとって前向きな解決になる
西山真瑚の話
「お互いにそれぞれに続けられない理由があるので、今回は僕からだけの見方になってしまうことで唄菜ちゃんを傷つけないかその点が少し不安です。吉田、西山組のファンにはどちら側の意見も聞いてあげてという意見もあると思うので、抽象的な内容になってしまうこと、すみません。
昨年よりコロナ禍の影響を受け、予定通りには大会が開催されず、また練習環境が本来のカナダの拠点から臨時の練習場所の日本になってしまったことにより、スケートに対する考え方や価値観の溝が出てくるようになりました。何度も何度も、僕たち2人、コーチ達、両親を交えて話し合いを重ねました。しかし、カップルを解消することが、互いの気持ちを楽にできる、2人にとって前向きな解決になるという結論になりました。
僕は新しいパートナーを探し、アイスダンスは継続していくつもりです。これからも『アイスダンスをメジャー競技にする』『アイスダンス男子を増やしていく』という目標に向けて活動していきます」
先日、日本アイスダンス界の将来を期待されていた「うたしん」こと、吉田唄菜&西山真瑚ペアの解消が発表されて、
ふたりの方向性の違いの理由としていたけれど、
西山氏が、自分だけの見方になり吉田氏を気遣った前置きをした上で、より具体的な理由を述べてくれているわよ。
コロナ禍における大会キャンセル、そして練習拠点がカナダクリケットから日本へ移ってしまったことで、
ふたりの間に考え方の違いや価値観の溝ができてしまったと、、、
ふたりが同じ方向に向かっていなければ続けていくことが難しいペア競技。
あたしがひとつ疑問なのは、日本スケート連盟が彼らのメンタル部分などを含めたサポートをきちんとできていたのか?ということよ。
日本でのアイスダンス普及、そして世界での活躍を期待された大切な人材をなぜ守れなかったのか?
スケ連やメディアは村元・高橋組ばかりにスポットを当てていたからね。
こちら能登直氏のオンライン講座の申し込みが始まっているわよ。
[オンライン]ファインダー越しに見たフィギュアの世界
能登直さんが、写真集『YUZURUⅡ 羽生結弦写真集』(集英社)をテキストに、制作の秘話を解説します。
1月30日(土)14:00~15:30、受講料3,300円。定員なし。27日(水)15:00まで受付。
それでは皆様、本日もどうか良い一日をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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パパシゼ欠場、l'équipe で読みました。あー、コロナが憎い!しかし世界チャンピオンですら精神的に大変なのね、この試合のない時期を生きるのは。
西山君に素敵なパートナーとの出会いがありますように!
>パリから愛を込めて様
本当にコロナが憎いですね。
今頃、本来であれば、四大陸、そして欧州フィギュアが待っていたのに、、、
パパシゼの欠場は衝撃的でした。世界チャンピオンも先が見えない世の中が早く元に戻ってほしいです。