皆様、こんにちは!
来週末開催予定のロシアチーム対抗戦の中で、「ジャンプトーナメント」が開催されることになり、
高難度ジャンプを次々と、どの国よりも先に競技に取り入れているロシアならではの世界へのお披露目会的な要素もあるんじゃないかしら?
あくまでエンターテインメントとしての位置付けの大会ではあるけれど、ロシアには別の狙いがあるような気がするのよね。
ジャンプ大会では、普段演技で入れることができないコンビネーションジャンプを跳ぶこともできる
モスクワで開催されるチーム対抗戦の中で、「ジャンプトーナメント」では、その複雑さのために競技プログラムに含めることができないユニークなコンビネーションジャンプも見ることができると、マキシム・トランコフ氏が述べました。
チャンネル1カップ・チーム対抗戦は、2月5日から7日にモスクワで開催されます。ジャンプ大会は別途開催されます。
「フィギュアスケートのジャンプトーナメントは以前に開催され、別の世界選手権がありました。ある時点で人気をがなくなり、開催をやめました。しかし、ジャンプトーナメントは素晴らしいです、非常に興味深いものでしたから」とトランコフ氏は言いました。
「例えば、宇野昌磨が3アクセルと4トーループのコンビネーションジャンプしたときなど、ユニークですよね。普段のプログラムでは見ることができないですし、なんとなく一般的に禁止されていますから。
ジャンプトーナメントでは皆が最大ポイントを獲得できるチャンスがあり、すべてをより簡単かつ正確にするか、リスクを冒して賭けにでるか、何らかの戦術があります。観客の関心はそこにありますが、これらすべてがどのようにダイナミックに行われるかが非常に重要です。
コリヤダの4ルッツ、またイグナトフなどを見ていると、何ができるのかワクワクします」とトランコフは言いました。
※参照:TASS
ソチ五輪ペア金メダリストのトランコフ氏の見解ね。
ジャンプトーナメントって、実は以前にも開催されて世界選手権まであったって本当なの!?
トランコフ氏が言いたいのは、恐らくその当時は今のようにクワドジャンプなどの高難度な限界に挑戦するジャンプではなかったから、
今のロシア、そして世界のフィギュア競技がクワド化している時代で、限界に挑戦する確かな面白さがそこにはあり、
人々の興味を引くに違いないというということなのでしょうね。
エンターテインメント、要はお祭り的な視点で楽しむのなら、「ジャンプトーナメント」ってきっと楽しいでしょうね。
けれども、今のISUジャンプ偏重ルールはそのままでいってほしいというロシアの狙いと、このジャンプに特化した競技をいずれは正式競技として、優位に立てるフィギュア競技に取り入れたいという思惑も少なからずあるのでは!?
北京五輪に向けて、高難度ジャンプが正義!と言わしめたいんじゃない?笑
ISUがクワドジャンプの基礎点を4ルッツ、4フリップ、4ループをとべて同一点にしようと変更したルールが、あっさり覆ったのにも、
ロシアスケ連からの圧力があったでしょうから。
ここばかりが先行してしまうと、フィギュア競技自体が、トータルバランスでなく、ただのジャンプ偏重競技になってしまいかねないからね。
ただジャンプ跳ぶだけのスケーターがトップなんていう今のルールはもううんざりよ。
コリヤダの4ルッツは久々に見てみたいわね。
彼のように正しい技術に基づいた美しいジャンプの手本大会になるのなら、いくらでも開催してほしいわ!
そして、ジャンプトーナメントがあるのなら、
ジャンプなしで芸術性だけを競う競技会というのがあっても良いのかもしれないわね。
むしろあたしはそちらの方を開催して、フィギュア競技の在り方について考える機会をより多くの人々に与えてほしいと思うわ。
その時は、今のジャッジを全員排除して、芸術性に富んだ各ジャンルからスペシャリストを集めてほしいわね。
先日販売したNumberのような表現者の方々の視点ってとても興味深いからね。
皆様はジャンプトーナメント、どう思われるかしら!?
☆合わせてお読み頂きたい☆
ロシアチーム対抗戦に向けて、出場予定のコストルナヤが練習動画を自身のSNSで公開されたわよ。
今季彼女は3戦目になるわけだけど、まだこれといって大きなインパクトを与えているわけではないからね。
体調も戻ってきているようだし、このチーム対抗戦はエンターテインメント的な大会と言えども、ここでその存在感をアピールしておきたいわよね。
【チーム対抗戦タイムスケジュール】
2月5日(金)
21:00~ ジャンプトーナメント
22:30~ 滑走順抽選
2月6日(土)
23:00~ ショート
2月7日(日)
23:00~ フリー
【チーム対抗戦出場予定選手】
女子シングル
アンナ・シェルバコワ、カミラ・ワリエワ、アレクサンドラ・トゥルソワ
アリョーナ・コストルナ、ダリア・ウサチョウ、 エリザベータ・トゥクタミシェワ
男子シングル
ミハイル・・コリヤダ、マカール・イグナトフ、マーク・コンドラチュク
アレクサンドル・サマリン、ドミトリー・アリエフ、アンドレイ・モザリョフ
コストルナヤの移籍への発言、そして今ロシアで問題となっているSNSの不正についてはまた夜にお話したいわ。
コス美は、ジャンプトーナメントに出るのかしらね3Aや習得中の4Sは披露するのかしら!?
最後までお読み頂きありがとうございます。
View Comments
だったら日本はジャンプ無し大会開催しましょう!
荒川静香、真央ちゃん、本田なんかも復帰して!
特別ゲストにジェイソン・ブラウン!
武良(漢字合ってるかな?)なんて、全編ステップだけなんてね♪
町田樹が「フィギュアにジャンプはいらない!」って、エキシビションでジャンプ無しの演技してましたね!
そうだ!トゥルシンバエワも呼んちゃいましょう♪ 彼女インスタで綺麗な滑りの動画上げてましたから!
でも、真央ちゃんが参加するならサンクスツアーに出演していたスケーターも全員呼ばなきゃですね♪
あとお姉ちゃんの舞ちゃんも!
あっ!!そうだ!田村コーチも参加してもらおう♪
>燦太様
燦太さん、ぜひ企画して!
のりえさんも出るんでしょ!?笑
トゥルシンバエワって、世界フィギュアで2位になってからその後どうなのでしょう?
女子VS男子で対決する企画もあるみたいですね!
そ、それは悔しいけど見たいかも…(笑)
でもこんなことしてると、エクストリーム スポーツとかになってしまいそう…
>パフェ食べたい様
ジャンプトーナメントの詳細がロシアメディアで発表されているので、
朝の記事に少し詳しく書いて見ました。
楽しみなのは間違いないのですが、あくまでお祭りイベントとして見たいですね。
ジャンプのない演技も、ジャンプだけの演技も 魅力を感じない私です。 ジャンプなしならEX に近いし、ジャンプだけなら やはり、EX後のあのジャンプ大会しか浮かばない。 はたして、表現ダンスだけでスポーツといえるのかしら? そして、ジャンプだけなら ちまちましたリンク上のジャンプをみるより、スノーボードやスキージャンプをみる方がよっぽどいいわ。 両方組み合わせているからこその醍醐味や魅力があるのよね。ジャンプ要素があるから、スポーツとしても認識され、芸術的な表現が絡むから他競技に負けない魅力が出てくるのよね。 ・・・滅びるかもね この競技。 ロシアが片棒担ぐとは、驚きです。もう、自分達の目先のことしか考えていないのね。ロシアより愛をこめて とかいうけど、 おい、ロシア 今 そこに、愛はあるんか?
羽生結弦は、戦っているんだよなあ。この流れと・・・。
>リン様
ジャンプが演技全体の中に溶け込み、まるで表現の一部かのように
感じるときこそ、一体感といいますか、フィギュアを見ていると実感できる瞬間ですよね。
技術と芸術、どちらも不可欠ではありますが、正しい技術の上に美しい表現力が
活きてくるのかなと思います。
オネエさま
ふたたび、こんにちは。
個人的にはジャッジ総入れ替えしてほしいです。
技術とか、演技構成点とか、どっちでも良いから、佐野稔さん、ヤマカイさん、ToshIさんなどの面々が、ジャッジになって頂きたい。
羽生結弦選手を応援するという思い入れだけではなく、フィギュアの今後も願って。
ここからは長文を毎度ながら、失礼します。
日々正しい情報をアップしながらコメントを返すのも本当に大変だと思いますので(いつ、眠っていらっしゃるのですか!?)、良い意味で読み流してください。
「佐野稔さんの忖度なき解説」を読んで、いつ頃から佐野稔さんって、解説しているのかな?と思いYoutubeサーフィン。
ありがたい、Youtube。
とりあえず五十嵐文男選手あたりを探したら。
なんてこった!巧いよ、巧い、五十嵐文男選手!
佐野稔さんのやけくそダブルアクセル連発のど派手さに泣いた当時の小学生にとって、五十嵐文男さんって、少し隠れた存在だと感じて、あまり観ていなかったのですが。
巧い!
しかもチークを塗っていただなんて(涙)。
40年前にはあり得ない巧さを、声も若い佐野稔さんがたたみこむように、1979年NHK杯SPで、まずは熱烈解説。
エッジの明確さもキッチリ解説されて、あとはどう見ても、プレロテや回転不足もない。スピン軽視の時代とは言え(でもあの頃は、ロビン・カズンズの王子様スピンにやられた!)、ちょっと待って、五十嵐文男選手、今でも余裕で世界選手権のフリーまでは進めるよ!
と、食い入るように観ていたら、稔さんは「ここは、もっと手を使った方がいい」とアドバイスしたり、世界のフィギュア情勢をさり気に話したり。
Youtubeは親切なので、どんどんとオススメ画像を勧めてくださる。
1979年NHK杯FP、キタ~~~~~っ!
なんと、ロミジュリですか!?
ロミジュリのロミオって、思春期から20代前半までくらいしか、少なくともスポーツであるフィギュアでは滑られない演目だと思っています。
理不尽な情熱の爆発!
超絶ロミジュリで、失神しそうになりました。
体型は不利とは言え、とんでもないバレエジャンプなど、バレエを踏襲した上での、正確な技術。
この時代はジャンプの数に制限がなかったのかしら?
それでもYoutubeは親切なので、どんどんとオススメ画像を勧めてくださる。
今で言うアイスショーなのかしら!?(←もう、疑問符だらけ)。
エキシビション大会なるものが、少なくとも1981年にはあったのですね。
ここでまた、ちょっと待った~~~、ガチで何分滑っているの、五十嵐文男選手!?
しかもほぼ休憩無しに、オペラ→ロック→カーボーイ!?見事に演じわけ。
ここ三夜ほど、食い入るように五十嵐文男選手に魅入っています(笑)。
しかも五十嵐文男選手は、フランク・キャロルをコーチに選んでいたと知り、さらに驚愕。
グレイシー・ゴールドほど、名前の通りにゴールドな衣装を着て、あの赤いルージュが似合う人なんて、いない!
その彼女を「彼女の勝機は、美だ」と言い放ったフランク・キャロルさん(という記憶)。
彼女にとって励みになったのか、いつからか足かせになったのか。
死ぬような努力はしたことがないので、分かりませんが、40年前の日本男子がフランク・キャロル!!!で、また椅子から転げ落ちました(笑)。
ともあれ正しい滑りを皆が理不尽を感じても、黙々としていたわけで。
ISUに五十嵐文男選手みらもにのみならず、今日までフィギュアを正当に繋げてきた昔の選手も観て頂きたいです。
コーチもね。
選手が「跳べている」「廻っている」と感覚で覚えた時点で、ジャッジから「跳べていない」「廻っていない」「エッジエラー」云々と言われても、よほどの選手でない限り、それらが苦手意識に転じた時点で、二度と修正はできません。
選手が苦しまずに進化するためにも、40年前の五十嵐文男選手は観ていただきたい。
40年前でも、あれほどに滑られるわけですから。
>てんこ様
てんこさん、こんばんは。
ジャッジ、特に演技構成点の芸術性の部分では、
今のジャッジ達の力量では正しい採点ができないと思うので、各分野のスペシャリストを導入すべきだと思いますね。
バイトでやっている方もいると聞いてびっくりですから。
オネエさま
今日の最後のこんにちはです。
ステイホームが限界に達する中、ぶちまけてばかりで、本当にゴメンナサイ。
コンパルソリーがあった時代。
ザ・フィギュア(図形を書く)は、なんでこんなスポーツに熱中したのか!?って、疑問が湧きまくるも(変態スポーツ!?)、ルールだから、従います。
とにかくエッジが残す形跡は、一本線でなければ、即アウト(進級できない)。
自身で一本線を明確に引いた後、ここでコンパルソリーをする!と明言。
氷面の痕跡を見るため&氷面を傷つけないために、靴を履いたジャッジが、痕跡をウンウンと眺めて、「あ~、ここ2本線」と言われたときには、「あ、落第」と落胆。
いまの時代、日本でスケートの級とかあるのかは知りませんが、エッジに乗るって、フィギュアの原点かと思います。
それがあらゆる面で、どこをどう切りっても正確あってゆえの美しいって、言い出せばキリがないものも、すべてが羽生結弦選手に集約されていると、感じます。
>てんこ様
いえいえ、いつでもコメントどうぞ!笑
コンパルソリー、今の時代だからこそ復活させてもいいんじゃないでしょうか?
フィギュアの原点でもある基礎って大事ですよね。