皆様、おはようございます。
昨日もお話をしたロシアチーム対抗戦の大会の中で、別枠として開催されるジャンプに特化した「ジャンプフェスティバル」。
このジャンプ大会への出場スケーターが男女各4名発表され、それぞれ男女2名づつに分かれてチーム対戦するのかと思いきや、
なんと!男子VS女子での対決となることが発表されたわよ笑 びっくりだけど、納得な組み合わせだわね、、、
【ジャンプトーナメント出場選手】
男子:アリエフ、イグナトフ、コリヤダ、モザリョフ
女子:ワリエワ、トゥルソワ、シェルバコワ、トゥクタミシェワ
ジャンプトーナメントは、女子チームが男子チームと競うチーム大会形式で開催されます。
参照:sports.ru
まさかの男子VS女子なのね。一瞬びっくりだけど、すぐに納得してしまうあたしがいたわよトゥルソワ先輩!
これは完全にクワド装備の人員が選出されたわね。
4ルッツはコリヤダ、アリエフ VS トゥルソワ、シェルバコワ
4トーループはモザリョフ、イグナトフ VS ワリエワ、エロス
になるんじゃないかしら。
女子が勝つんじゃない?と思ってしまいがちだけれど、アリエフも以前練習で4T-3A跳んだりしていたのよね。
どんなコンボが出るかというのも楽しみではあるけれど、
あたしが注目したいのは、ルッツのお手本とも呼べるコリヤダ先生のクワドルッツが久々に見たいわ~。
練習では鮮やかな4Lz-3Tのコンボを決めていたものね。
これが正しいルッツですよ~っていう見本になるのであれば、ジャンプ大会をやる意義もあるしね。
そして女子ではエロスこと、トゥクタミシェワにぜひ4Tを決めてもらいたいわ。
女子は若い世代ばかりが跳べると思ったら大間違いってところを見せつけてほしいわよね。
このふたりもいまだ現役スケーターなのよね。
なんだかロシアではすっかり客寄せパンダ的なゲスト扱いになっているけれど、
やはり競技としての演技滑走はせずに、ショーナンバーをそれぞれが披露するそうよ。
【チーム対抗戦タイムスケジュール】
2月5日(金)
21:00~ ジャンプトーナメント
22:30~ 滑走順抽選
ザギトワとメドべによるエキシビジョンナンバー
2月6日(土)
23:00~ ショート
2月7日(日)
23:00~ フリー
ザギトワに関してなんだけど、彼女インスタを現在承認制に変えているのよね。
何者かに作られたbotによって、大量にフォローされる現象が起きているそうよ。
インスタグラムがこの大量フォローを不正とみなした場合に、アカウントが凍結される可能性がある為に、一時的に鍵をかけていると。
ザギトワはロシアのスケーターの中で、約85.5万人ものフォロワーと一番の人気を誇っているだけに、
こうした外部からの攻撃という被害にあうなんて、とんだ災難よね。
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フィギュア・スケーターズ21【表紙:羽生結弦選手】
【内容紹介】
羽生結弦優勝!!
★第89回全日本フィギュアスケート選手権大会
Short Program: Let Me Entertain You『レット・ミー・エンターテイン・ユー』
Free Skating: Heaven and Earth『天と地と』
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そんな羽生選手が全日本選手権2020で見せてくれた感動の演技と、
わたしたちに届けてくれたメッセージを、
余すところなくお届けします。
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鍵山優真選手、友野一希選手、本田ルーカス剛史選手 etc
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「全日本選手権2020」での羽生選手の演技について語ってくれました。
●羽生選手のふるさと・仙台からのメッセージも!
●TVオンエアスケジュール~地上波・BS・CS各局関連番組
☆合わせてお読み頂きたい☆
プルシェンコ氏:
「サーシャ・トゥルソワは常にジャンプで男の子と競争したいと思っていて、それについて長い間話していました。それは常に彼女のアイデアであり、彼女の夢であり、今実現されようとしています。
私たちの今シーズンの主な目標は世界選手権でのパフォーマンスを上げることです。そのため、モスクワでの次のスタートが私たちの準備になります。自分自身を示し、もう一度スケートをし、競争の激しい雰囲気、アドレナリンを感じる必要があります」
※参照:sports.ru
ロシアスケ連事務局長コーガン氏:
「ジャンプフェスティバルに参加する女子は、男子と同じように複雑な要素を持っているので、面白くて壮観だろう。結果を予測することは不可能な、面白い戦いが見られると思う。」
参照:TASS
荒れ地の魔女タラソワ:
「コーガン氏は、チャンネルワンカップのジャンプトーナメントの審査員になるように私を招待しました。ジャンプ競技自体はとても素晴らしく、とても興味深いものです。
世界に競争がほとんどないとき、すべてが行き詰まる可能性があり、私たちの連盟が「本当に正しい措置」を講じていることは非常に嬉しいことです。大好きです。どんな革新も常に興味深いものです」
※参照:TASS
確かにトゥルソワはずーっと前から、男子と競い合いたいと言っていたものね笑
そしてジャンプ大会でタラソワ氏がジャッジするの?
あたしはメガスポルトという大箱で有観客でやることが、本当に正しい措置なのかどうか疑問しかないわ。
それでは、皆様本日もどうか良い一日をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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オネエさま
フィギュア界のホットトピックを早速記事にして頂き、ありがとうございます!
前の記事でオネエさまがおっしゃってた様に、お祭り感覚でみるものですね。このジャンプ大会は。
男子VS女子の企画も面白いけれど、現役選手たちの本音はどうなのかな…
当事者たちが楽しめて、競技生活を続けるモチベーションになるものなら良いけれど、ケガリスクや体へ負担も増えるのに。賞金のために頑張るのかな。後々、コロナ禍に派手なイベントするなんて滑稽だわと記憶されたら、駆り出された選手たちが気の毒です。
>パフェ食べたい様
パフェ食べたいさん、こんにちは。
お祭り感覚で見れば、きっと楽しいはずですよね。
ただ、これを今後競技として取り入れていくなんて方向性になるようなものなら
断固として反対です。
世界中でロシアだけで実現可能なジャンプ対決ですね。
しかし、心情的には男子に同情しますよ。
エロス以外は十代の成長途中ならではの軽い体重と高すぎない身長故の一過性のクワドですよね。
これと対戦し、勝って当たり前、負けたら男子として名折れ。
女子はイーブンでも健闘、勝てば快挙とされるでしょうからね。
まぁ人類の営々たる歴史で我が物顔でふんぞり返ってた男子には丁度良い刺激かもw
女子はずーーーーーーーーっと「女の子なんだから」という不当な足枷をはめられて
来たんですから、〝女性〟になる前の瞬発力で男子に一発お見舞い喰らわせてあげましょう。
>てんこ盛りパフェ様
パフェさん、こんにちは。
確かにそうですよね、成長期を大きく迎える前のクワド女子の対決よりも、
やはり成熟したスケーター同士の表現対決のようなものを見たい気分ではあります。
ジャンプ対決で女子が勝ったら、男子なにやってるんだ?ってまたメディアが叩きそうな気がします。
トゥルソワがどちらかにいるかで勝率が大きく変わりますね。
彼女は、ちょうど1年前(年明け)の時点で身長が158cmでした。
テススケやロシアカップで見ると、同じく158cmのリーザやメドベよりも高かったので160cm以上は確実にあります。
体型と去年とはガラッと変わっていて、
腰回りは1.2周り太くなり凹凸も出てきました(トゥルソワは厚めのカップは使わない)利き足の右太腿を怪我してますし、他のコメントの方のように、体型が変わる前の女子だから〜とは到底思えません。
個人的にトゥルソワの強みは、プログラムに最大4種5本、コンスタントに3種3.4本を跳べることではありますが、それができるのは、彼女の女子とは思えない筋肉量と、並みの男子以上になれる最大の強みである天性の筋肉のバネの強さ(離氷を見てるとバネに関しては男子でも並ぶ人はいないも思います、それこそ伊藤みどりくらいじゃないでしょうか)
尋常ではない体力(スケーティングをパワーで振り切るあたり体力面は男女含めてNo. 1の可能性が大と言われてますね)
プログラムに複数種・複数本入れられるのは、クワドの助走の短さ・トリプルがほぼ無助走のためクワドに回せることだと思います。
跳べる本数はロシア国内じゃ男女合わせてもトゥルソワ圧勝になってしまうので、怪我していることが良いハンディだと思われます…。
>マル様
マルさん、コメントどうもありがとうございます。
怪我をしていることがちょうどよいハンデだなんて、、、
トゥルソワ最強すぎますね。彼女の体型変化や、ジャンプのバネについて
詳しくお教え頂き、とても参考になりました!
まあ、4回転跳べるのに「4回転跳ぶな!」とか無粋な事は言いませんが、男女対抗って、結局は女子の4回転ジャンパーを引き立たせるためにしか思えませんが、同じ土俵に上げられる男子選手は堪りませんなぁ~
そんな勝負より、オネエ様と乙部のりえの対決のが見応えあるわよ!
「オラァ!かかってこんかい!!」
>乙部のりえ様
確かに!女子がいかにロシアは凄いのか!というアピールも
少なからずあるんじゃないでしょうか?
トゥルソワは怪我からまだ完全に復帰していないそうですから、気をつけてほしいですね。
のりえさんとの対決?お話にならないわ、アナタ床を拭いて雑巾絞りのジャンプ、じゃなく雑巾絞りでもしてなさい!
必殺!
ムーン ヒーリング エスカレ~~ション~!!
(by美少女戦士セーラームーン)
>乙部のりえ様
なんか、すごくイラっとするネーミングな必殺技だわ笑
ならば、
水の呼吸 弐ノ型 水車!
全集中!
>乙部のりえ様
やだ、鬼滅見てるの!?笑
オネエ様
よもやよもや、穴があったら入りたい!
(by煉獄杏寿郎)
映画だけ見ました♪
>乙部のりえ様
映画だけ見たの!?
わたしと一緒でニワカだわね笑
のりえさんとオネエ様のやりとり楽しい…(○´∀`)ノ+゜
ジャンプ大会ねぇ…と思っていましたが、トゥルソワのモチベーションが上がるのならいいかな笑。露女子は下からの突き上げがキツくて選手生命が短いのに、ピークの時期にワールドが2季連続で中止になる可能性が濃厚だなんて、ジャンプ対決で男子をタコ殴りにしないとやってられませんよ!…というのはおいといて笑。4Lo対決はトゥルソワとイグナトフ!トゥルソワの怪我がなければ見物になったかもしれませんわ。
露男子はヤグ・プル以降、割とつい最近まで呪いでもかけられたかのように試合で4回転が入らなかったですよね…。もう容赦なくdisられ続けて。コフトゥンとかコリヤダ君とかメンタルずたぼろの辛い日々だったでしょう。
昨シーズンのナショナルでもSPはコストルナヤが男子首位イグナトフの88.88点を超える89.86点でございました。露男子はまだ刺身のつま。ただそのイグナトフも4Loの成功率高くなりましたし、ほかの選手も育ってきてます。正しい技術云々を言うとアレですけど、露男子も遠くないうちにまたワールドの表彰台に乗れそうな予感です。ホント、プル以降のワールド表彰台はコリヤダ君の1回しかいなかったんですよねぇ。
トゥルソワのコーチのミハイロフが、4回転4種5本を跳べる身体づくりに取り組んでいると話していましたね。細かい部分は忘れましたが、意識的に筋肉量を増やすなどの肉体改造をしていると。トゥルソワだとなぜか星飛雄馬の大リーグボール養成ギプスばりの練習をイメージしてしまうんですけど笑
>fujino様
fujinoさん、こんばんは。のりえさん愉快ですよね笑
星飛雄馬懐かしいわ!笑
トゥルソワは4回転4種5本ですか!?もう男子にトレードしてほしいかも。
先程TASS通信が情報筋から世界フィギュア予定通りやるとの報道があり、各重鎮達も開催に賛同する
コメント出してますが、ISUはまだ公式に発表していないのに、ロシアにはいち早く広まるのには、
やはりISUとロシアスケ連の強いコネクションを感じずにはいられません。
トゥルソワはエテリのところで色々と制限を受けてきたでしょうから、エンジェルとしては一緒にやっていこうって感じなんだろうなと受け止めました。
プルは長く競技を続けて欲しいという思いがあるし、彼女も同様。正しいジャンプが跳べるようになれば2次性徴の体型変化が起きて一時期4回転が跳べなくなっても、リーザの3Aのようにまた戻せる可能性がありますしね。ミーシンメソッドのジャンプ習得はその鍵を握っていると思います。彼女のバネや筋力はとても秀でていますし、女子が長く4回転を飛び続けるケースはまだないですから、試行錯誤しながら身体作りを頑張って欲しいです。
ロシアは自国に有利に事が運ぶようにISUで立ち回っているでしょうしアメリカも当然そうで、日本どうした?!って感じですよね。スケ連は役に立たないどころかマイナスすぎて、選手のためにきちんと働いて欲しいです
>fujino様
fujinoさん、こんばんは。
トゥルソワにはぜひ長く続けてほしいですし、ロシア短命という
レッテルを覆してほしいと思います。ロシアスケ連は年齢制限引き上げに
断固反対しているそうです。今晩の記事に書きました!