皆様、おはようございます。
ISU会長ダイケマ氏は、2日前に終了したばかりの世界スピスケ選手権でのバブルシステムを、世界フィギュアでも取り入れると明言。
そして中国スケート連盟が、世界フィギュア代表メンバーを発表したので、一緒に見ていきましょう。
ISUは、世界フィギュアにヘーレンフェーンで開催された世界スピードスケート世界選手権のバブルシステムを活用します
国際スケート連盟(ISU)は、オランダ・へーレンフェーンでスピードスケート世界選手権を開催した経験を生かして、ドルドレヒトでの世界ショートトラック選手権とストックホルムでの世界フィギュアスケート選手権を開催すると、ISUヤン・ダイケマ会長はRIAノーボスチに語りました。
・3月5日~7日 オランダ・ドルドレヒト 世界ショートトラック選手権
・3月22日~28日 スウェーデン・ストックホルム 世界フィギュアスケート選手権
スピードスケート世界選手権は2月14日にバブルシステムで開催されました。選手達はトレーニングや競技のために、スケートリンクに行くためだけにホテルを離れることができました。すべての参加者は定期的にコロナウイルスの検査を受けました。
「ストックホルムでの世界フィギュアスケート選手権とドルドレヒトでの世界ショートトラック選手権では、ヘーレンフェーンでの大会の経験を活用します。スピードスケートで使用した『バブル』システムが適用となります」とダイケマ氏は述べました。
ダイケマ氏は、パンデミックが公衆衛生、ビジネス、および公共の生活に大きな影響を与えると指摘しました。
「私たちのフィギュアコミュニティもその影響を感じました。残念ながら、パンデミックのために多くのイベントをキャンセルしなければなりませんでした。私たちは健康安全の問題を考慮して、アスリートとファンのための競技会を開催する必要があるというコースを固守しました。スピードスケートのハブを組織し、可能な限り安全にする」と彼は強調しました。
「私たちは非常に厳格な手順に従って作業しました。特に、ヘーレンフェーンで2000回以上のPCR検査が行われました。作業の結果に非常に満足しています。5週間で4つのユニークで興味深いスタートがありました。多くの記録がありました。本当のスポーツ精神が感じられました。無観客で行い、世界中の何百万人ものファンに壮大な大会を開催しました。これはスポーツの宣伝にとって非常に重要です」とダイケマ氏は結論付けました。
パンデミックの最中にヘーレンフェーンでスピードスケート競技のブロックのために作成された特別な「バブル」は38日間続きました。28カ国からのアスリートが住んでいた4つのホテルが含まれていました。この間、ISUは1,500の保護マスクを配布し、2,000を超えるPCR検査が実施されました。
※参照:RIAノーボスチ
2日前に終わったばかりのスピスケ世界選手権のバブルシステムを、世界フィギュアに活用すると言っても、
まだ安全かどうかという実証はないわよね。
RIAノーボスチの記事で、スピスケ世界選手権のバブルシステムをまとめてみると、
【世界スピードスケート選手権へーレンフェーン大会でのバブル】
・選手達に専用の4つのホテル
・行き来はホテル ↔ トレーニング施設、会場のみ許可
・2,000を超える定期的なPCR検査
・ISUが1,500の保護マスクを配布
・無観客開催
実際に動画で大会会場の様子を見ていると、バブルは守られているといった印象は受けたわ。
けれども、豪テニスでもバブルを敷いても感染してしまった原因となった「空路」と「ホテル」。
ここについてのバブルをもう少し詳しい情報が欲しいところよね。
「健康安全の問題を考慮して、アスリートとファンのための競技会を開催する必要があるというコースを固守した」
とISU会長は言うけれど、
健康安全を最優先に考えるのなら中止の一択なのでは!?しかもこの大会に、日本スケート連盟は、ヨーロッパで再び感染が拡大していることなどを考慮し、日本選手を派遣しなかったのよ。
スウェーデン各地の町では、コロナの蔓延とワクチンの普及の遅れという二つの脅威に直面しているにもかかわらず、フェイスマスクの使用を禁止しています。
ストックホルムは最終的にフェイスマスクをすることとし、ステファン・ロフヴェン首相は12月に政府が「フェイスマスクを推奨し、特定の時間帯には公共交通機関で使用すべきである」と述べました。
しかし、スウェーデンが1月初旬に封鎖措置を講じた後も、北欧諸国の感染率と死亡率を上回る感染症や死亡率が続いているため、政府のこれまでのアドバイスは通用しなかったようである。
スウェーデンでは現在、60万人以上のコロナウイルス感染者と12,000人以上の死亡者が報告されています。
※参照・出典:THE WEEK
なんとスウェーデン各地の街では、フェイスマスクの使用を禁止ですって!?
ストックホルム地下鉄の様子
さすがにストックホルムでは、マスク着用が推奨されてはいるけれども、
実際はマスクをしている方がそれほどいないという現実が数字にも表れてる。
こんな状態で日本選手達をストックホルムに派遣して、本当に選手達の健康と安全が守られるのか?
あたしはISUダイケマ会長の言葉がにわかには信じがたいのよね、、、
男子シングル:ボーヤン、ハンヤン
女子シングル:ホンイー
ペア: スイハン、ペンジン ワンファン
アイスダンス :ワンリウ
中国スケート連盟が世界フィギュア代表メンバーを発表したわね。
ハンヤンのクワドがなくとも、あのダイナミックな3A、そして表現力豊かな大人の演技が見どころよね。
ハンヤンのダイナミックで、クリーンな4ルッツが見たい。
でもフェンスギリギリだけは気をつけて!
選手達の活躍は見たい。けれども世界フィギュア開催が近づいてくるに連れて、
本当にISU、そして各国のスケ連は選手達の安全を守れるのか心配で仕方がないわよ。
少なくともロシアだけは、何度も言うようだけれど、完全別バブルでお願いします!!!
本日は、東北北部や北海道で風雨強まり、猛吹雪や大雪の予報とのこと。
現地にお住いの方々はくれぐれも注意して頂戴ね。昨夜は東京でも余震があったわね。
それでは皆様、本日もどうか良い一日をお過ごしくださいね。
ブログランキングバナークリックを頂き、本当に嬉しいです!いつもありがとうございます。
View Comments
いざという時に、人を守る、守り合えるようにと、本来はそのために組織や団体は生まれたのではと思います。公的なものも私的なものも。
利益だけを吸い上げるばかりではなくて。
>miyu様
そうですね、選手を守る為の組織がISUであり、スケ連ですよね。
今の状況下で開催することの危険性をもう一度考えてほしいです。