いよいよ本日。世界フィギュアへ向けて、各国の選手達がストックホルムに続々と集結してくるわね。
ISUが採用しているバブルシステムについて。感染対策意識が薄いと言われているロシアでは、一体どのように捉えて報道しているのか?
そして世界フィギュアのタイムスケジュールを一目でわかるように、まとめてみたので一緒に見ていきましょう。
出典:SPORT24
世界フィギュアの奇妙なルール
世界選手権は常に緊張の連続ですが、ストックホルムで開催される世界フィギュアスケート選手権では、そのストレスの度合いが前例のないほど高くなります。地球上で最も優れたスケーターたちは、厳しい心理テストに直面します。ほんの少しでもセキュリティ違反があれば、競技開始前に帰宅させられる可能性があります。
トレーニングに加えて、記録をつけたり、自分で掃除をしなければなりませんし、氷の上でもソーシャルディスタンスを守らなければなりません。
では、なぜ世界フィギュアでは奇妙なルールがあるのでしょうか?
世界選手権バブルシステムの仕組み
ストックホルム世界選手権の主催者は、さまざまなスポーツの主要大会でテストされてきた「バブルシステム」を採用することに決定しました。厳重に制限された数の人々が注意深く警備されたエリアにアクセスできます。
トーナメントに関わるすべての人は、能力と責任のリストが定義されたレベルに分けられます。
レベル1には、競技者本人、コーチ、医療スタッフ、ISUオフィシャルが含まれます。いわゆる “バブル “の核となる部分ですから、レベル1の条件は最も厳しいものになります。
レベル2には、審判チーム、アンチドーピングコントロールチーム、ボランティアが含まれます。
レベル3には、一部のテクニカル・オフィシャル、ドライバー、公認ジャーナリストが含まれます。その全員が、職務上、レベル1の職員と接触することが認められています。一方、アリーナやホテルの係員は、選手やコーチに接触することはできません。
14,000人収容のエリクソン・グローブ・アリーナは空っぽになり、ファンはお気に入りのアスリートのパフォーマンスをテレビで観戦することになります。
ISUでは、この “バブル “に参加する為に、非常に厳しい条件を設定しており、”レベル1 “とのコミュニケーションはできません。それ以外のコミュニケーションもすべて禁止されており、違反が見つかった場合、レベル1の人は即座に失格となり、持ち物を渡されて強制的に家へ帰されます」と、ロシアスケート連盟ディレクター、アレクサンダー・コーガン氏はシステムの基本ルールについて語っています。
アスリートには、掃除や記録をつけることが義務付けられる
アスリートは自分の連絡先を管理するだけでなく、専用の記録をつけて、自分の体調を把握することが求められます。フィギュアスケーターは、感染の兆候を報告し、体温を測定して記録しなければなりません。これらのデータがない場合は、リンクへの出場が認められません。
また、「バブル」の周辺での動きも制限されます。ISU関係者は、大会参加者が同じルートを選択し、一週間を通して変更しないことを強く推奨しています。道路が交差していても、選手は距離を置かなければなりません。また、更衣室も同様です。タイムテーブルに沿ってエントリーされますが、大会出場を控えている方が優先されます。
要求事項のリストには、本当に珍しいものも含まれています。例えば、選手は更衣室で触ったものをすべて拭くことが求められます。理論的には、ISUが別の従業員を任命して行うことで、スケーターの労力と時間を節約することができるのですが、アスリートへの配慮よりも、1つの部屋にいる人数を減らしたいという主催者側の要望が優先されたようです。
その結果、フィギュアスケート界のスターたちはウォーミングアップエリアの清掃を余儀なくされることになる。コーチや振付師はウォーミングアップエリアに入ることはできません。選手の持ち物(上着、水筒、ナプキン)を持っていくこと。必要なものをチームメンバー間で受け渡すボランティアがいます。しかし、更衣室の掃除には使えません。
氷上の社会的距離と部屋での孤立
一般的に、世界選手権での選手の行動には、数十のルールがあります。その責任と管理は大会参加者にあり、わずかな違反でも失格になることがあります。そのような状況では、強い心理的プレッシャーが何倍にも膨れ上がり、厳しい安全ルールによって体力的にも一定のリスクがあります。今回の認定テストにより、スケーターたちは少なくとも24時間のトレーニングを欠席することになり、その間にコロナウイルスの合格判定を受けなければなりません。
しかし、家族や友人などがいなく、ホテルの外に出る機会もなく、単調な毎日のルーティンで、一定のストレスモードで丸1週間過ごすという事実。疑わしい、奇妙な推奨事項があふれている。例えば、ショーの中でグループナンバーを披露する際には、スケーターは氷上で社会的な距離を保つことが求められます。
しかし、少し前までは、世界選手権が開催されるとは信じられず、スケーターたちは最終的に氷上にでて最強のものを決める戦いの為に、より厳しい措置に同意するのではないかと思われました。厳しい規律問題がロシアのフィギュアスケーターに影響を与えないことを祈るばかりです。
※参照:championat.com
いかがだったかしら?
ロシアがバブルシステムであるコロナ感染対策をどのように捉えているか?日本とあまりに意識がかけ離れていることがわかるわよね。
・選手は更衣室で触ったものをすべて拭くことが求められます。
・ショーの中でグループナンバーを披露する際には、スケーターは氷上で社会的な距離を保つことが求められます。
これら、我々日本人の感覚では当たり前とされていることも、
ロシアにとっては珍しく、疑わしい奇妙なルールになってしまうのよね。
そりゃ平気でお姫様もだっこするわな。
一番危惧しているのは、このような意識の低い連中が、バブルシステムのレベル1に平然といることよね。
「厳しい規律問題がロシアのフィギュアスケーターに影響を与えないことを祈るばかりです」
と言うよりは、
意識の低い連中が、他の国のスケーターに影響を与えないことを祈るばかりだわね。
またロシアの別記事で、ライバルとなりうる日本のスケーター、羽生結弦や紀平梨花にも言及していて、
新しいプログラムを搭載した羽生結弦は、再び見事に全日本選手権を制覇しました。紀平梨花は、トリプルアクセルに加えて、今度はフリーで4回転サルコウを披露しました。ステファン・ランビエールのもとでトレーニングを受けた彼女は、より賢明でフェミニンになりました。
日本チーム全般を見ていると、隔離されていないのではないか、トレーニング不足ではないのではないかと思えるほど、フォームも準備も見事です。これが日本とロシアのチームを結びつけている。
※参照:Match.tv
ちょっと、お願いだからロシアと一緒にしないでよ!
日本の選手達はしっかりと、感染対策を講じながら、出来る限りの努力をして世界フィギュアまで辿り着いてきたというのに、
ロシアも、まるで感染対策をしっかりやってきたかのように同じ扱いにするのやめてよね。
あんたらみたいに、なんでもかんでも国内大会、感染対策ゼロのオンパレードとはまるで違うのよ!?
もう自分達は棚に上げての衝撃発言だらけだわ。
ISU世界フィギュアスケート選手権の男子イベントは、2019年の世界メダリスト全員だけでなく、過去数年間の他のいくつかの世界のメダリストも参加して、壮大なものになることを約束します。
なんか、ここ最近のISU公式の偏重ツイートばかり見てきたせいか、
あくまでネイサンがメインだが、他の過去のメダリスト達も一応出ますよ的な感が否めないと思うのはあたしだけだろうか、、、
昨日も世界フィギュアのタイムスケジュールについて記載したけれど、一目でわかるように、もう一度まとめてみたので、
後半一緒に見ていきましょう。
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☆合わせてお読み頂きたい☆
一目でわかる!
【世界フィギュアタイムスケジュール】
※
・すべて日本時間で表記
・公式練習はシングルのみ記載
・曲かけ発表済は、日本人選手の時間帯のみ記載
・横スクロールでチェックして頂戴ね
3月20日(土) 3月21日(日) | 選手団現地到着 |
3月22日(月) | ・16:40~17:15 女子公式練習① 紀平・宮原・坂本 ・20:05~20:40 男子公式練習① 羽生・鍵山・宇野 ・23:20~23:56 女子公式練習② 坂本・紀平・宮原 |
3月23日(火) | ・02:45~03:20 男子公式練習② 羽生・鍵山・宇野 ・17:50~18:25 男子公式練習③ 羽生・鍵山・宇野 ・20:15~20:50 女子公式練習③ 宮原・坂本・紀平 ・23:15~ 女子ショート滑走順抽選 |
3月24日(水) | ・ 02:45~03:20 女子公式練習④ 紀平・宮原・坂本 ・03:05~06:55 男子公式練習④ 宇野・羽生・鍵山・14:00~17:25 女子公式練習⑤ ※曲かけショート滑走順 ・18:00~23:56 女子ショート ・18:30~19:05 男子公式練習⑤ 鍵山・宇野・羽生 ・22:45~ 男子ショート滑走順抽選 |
3月25日(木) | ・01:30~02:15 オープニングセレモニー ・02:30~06:50 ペアショート ・15:30~18:50 男子公式練習⑥ ※曲かけショート滑走順 ・19:30~24:22 男子ショート ・23:10~26:00 女子公式練習⑥ ※曲かけフリー滑走順 |
3月26日(金) | ・02:10~05:54 ペアフリー ・18:00~20:50 女子公式練習⑦ ※曲かけフリー滑走順 ・18:45~23:55 アイスダンスRD ・21:00~23:50 男子公式練習⑦ ※曲かけフリー滑走順 |
3月27日(土) | ・02:00~5:55 女子フリー ・15:15~18:05 男子公式練習⑧ ※曲かけフリー滑走順 ・19:00~22:55 男子フリー |
3月28日(日) | ・01:00~04:19 アイスダンスFD ・21:30~24:00 エキシビジョン |
【ライスト】
ISU公式YouTube(海外在住の方はこちらから)は、日本からご覧頂く場合ジオブロック対象となる為、
あたし個人的にはストレスフリーで、
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羽生結弦は今日、ストックホルム入りかしらね。
どうか最後まで健康で、そして本人が納得のできる演技ができますように、、、
祈ることしかできないけれど、良い気だけを送りたいわ。
それでは皆様、どうか良い週末を!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
いやほんとオネエ様のおっしゃる通りです。「厳しい規律問題がロシアのフィギュアスケーターに影響を与えないことを祈るばかりです」ってどの口が言ってるの?ってツッコミ入れたくなりますでしょ、コロナ対策を真面目に捉えている他国は。
新型コロナに感染したのはロシアの選手ばかりではないですし、きちんと対策をとったつもりでいても感染してしまうのがこの病の怖いところです。バブル内感染を危惧して更なる対策を試行錯誤している他競技に比べて、ISUはぬるすぎます。まぁISUのフィギュア部門トップがロシア人のラケ爺なので、推して知るべし。
最後の羽生君の写真、光が差し込んでいるようで素敵ですね
>fujino様
最後の写真は希望の光をイメージしてみました。
ロシアがコロナ対策を、自分達が最大限のパフォーマンスを妨げるものとして捉えている事に驚きました。
ロシアスケ連公式にシニカツインタビューが掲載されていましたので、翻訳し夜にご紹介致しますね。