大坂なおみ氏の全仏オープン会見拒否問題。ちょうど情報ライブ「ミヤネ屋」でこの話題を取り扱っていた時に、
司会の宮根氏が、羽生結弦への2019年全日本フィギュア後インタビューの様子を語っていたので、ここでご紹介するわね。
負けた時にこそ「選手の本当の哲学」が見える時があると語る杉山愛氏の言葉にも納得なのよ。
「私は全仏オープン(ローランギャロス)で一切取材に応じないつもりであることを伝えるために書いています。
私は人々がアスリートの精神状態のことを 考慮していないと、しばしば感じてきました。
これは記者会見を見たり、会見に出たりするときにいつも実感することです。私たちは会見場に座って、以前に何度も尋ねられた質問を受けたり、私たちの心に疑念をもたらすような質問をされたりしていて、私はただ私を疑う人々に自分をさらすつもりはないのです。
私は試合で負けたあと、会見場で気落ちしたアスリートの映像をたくさん見てきましたし、皆さんもご覧になっているはずです。
私は状況全体が、落ち込んでいる人を傷つけていると信じていて、そうなっている根拠はわかりません。私が記者会見に応じないのはトーナメントに対する個人的な不満があるわけではありませんし、私が若かったころから、私にインタビューしてきた数人のジャーナリストがいるので、大半と友好的な関係を築いています。
しかし運営組織が『記者会見をするか、さもなくば罰金だ』と言い続けることができると考え、協力の要であるアスリートの精神状態を無視し続けるのであれば、ただ笑ってしまいます。ともかくこれで支払う多額の罰金がメンタルヘルスの慈善団体に向かうことを願っています」
大坂なおみの全仏オープン、会見拒否問題。
アスリートの精神状態か、、、
ミヤネ屋で、宮根氏が2019年全日本フィギュアの羽生結弦インタビューについてのエピソードを話していたわ。
2019年全日本フィギュアで2位となった羽生結弦へのインタビューについて語る
宮根氏:
羽生選手、悔しいだろうな。来てくれるかな?って思ったら来てくれたんですよ、羽生選手が。
羽生選手が優勝した宇野選手をすごく讃えつつ、今何で自分が2位になったんだ、自分に足りないものは何なのか?
これから一体自分は何をしなきゃいけないんだってことを明快に語るわけですね。
そのときに、
あっ、この人は凄い人だなって、僕改めて思ったんですよ。恐らくそれでファンの皆さんもついてくるし、尊敬もするし。
杉山愛氏:
勝ったときには誰でも気持ちよく記者会見を受けれると思うんですけど、負けた時にどうそれを受け止めて、
またどうそれを起爆剤にするかっていうのが大きいと思うので、
選手の「本当の哲学」みたいなのが見えるときは、実はそういう時なのかあとも思いますよね。
2019年に限らず、いつでもどんな時でも、自分を冷静に分析し、何が自分にとって足りないのかを次に繋げる。
ファンを大切にし、どんな理不尽な採点をされようとも、毎回真摯に会見に臨む。会見での周囲への気配りにしても、
ファンはそうした行動もしっかり見てきているのよ。
【2020全日本フィギュアインタビュー】
こちら昨年末の全日本フィギュアでのインタビュー。
完璧な演技に興奮気味に質問する女子アナにも、
「ステップレベル4取りたかったなっていうのが正直な気持ち」
とさらっと冷静に課題を口にするところがすごいと思う。
そして、世界フィギュアへの抱負を聞かれた際にも、
「とにかくなによりも世界が早く平穏が戻るように」
「これからの人生、オリンピックの金メダリストとしてしっかりまっとうしたいと思います」という羽生結弦の言葉。
ザギトワの来日での振る舞いを見ていても、やはりフィギュア界を代表する金メダリストだなと納得なのよ。
ファンに対して、ファ〇ク!って自身のSNSで暴言吐いたメダリストじゃなくて、ホント良かったわ。
あたしはテニスをあまりよく見ないから、大坂なおみ氏がどんなキャラクターなのかもわからないけれど、
ぜひ一度羽生結弦の会見インタビューを見るようにおすすめしたいわね。
☆合わせてお読み頂きたい
戦績批判の声も拒否!羽生結弦がロシア公共スポーツチャンネルで二冠達成 - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエ様こんばんは!ミヤネ屋みてなかったので、ありがとうございました。わかっている人には、ゆづ様の凄さがわかるんですよね。ゆづ様は、武士です。潔さ、謙虚さ、すべてもっています。試合の前に部屋を綺麗にしてから、出かける。リンクにはいる時に、リンクに挨拶する。リンクのメンテナンスをする方におじぎをして、感謝するし、試合の時、リンクのドアを開けてくれる方にも、挨拶する。どんな時にも、ちゃんとインタビューに答える!完璧です。人柄は、どんな時にもあらわれると思います。彼女も、よく考えて行動して欲しいですね。
>もみじ様
もみじさん、おはようございます。
全方位に常に配慮を忘れない振る舞いをファンはきちんと見ていますよね。
どんな状況でも、今の自分を冷静に客観視でき、次に活かせるインタビューは素晴らしいと思います。
Tomoさん、ご無沙汰してます。いつも愛ある
投稿、ありがとうございます。
普段見ないのに、たまたまテレビつけてたらミヤネ屋のチャンネルになってて。
羽生くんの名前が聞こえて、テレビにかじりつきましたよ。
大坂なおみ選手は、大人になったけど、初めて優勝した頃のメンタルの弱い面がまだ残ってたんだなって思いました。人種差別の件で声を上げ、勇気ある行動をしましたが、出る杭は打たれるじゃないけど、やっぱり色々言う輩はいるんですよね。
それをはねのけて、彼女の良い面を全面に出して欲しいし、パワフルな彼女のプレーが見たい。
彼女のしたことが正解かどうかは分かりませんが、雑音無しの試合が見たいです。
フィギュアもいつも試合前からマスコミの煽りとか、いらない情報が聞こえてくるので、選手のひたむきな姿のみを見たいのです。
羽生くんの試合後のインタビュー、あれって当たり前って思っちゃダメなんですね。
色んな葛藤を抱えながら、誰も傷つけない、刺さる言葉を紡ぎ出す羽生くん。やっぱりスゴイ人です。
>マルタ様
マルタさん、ご無沙汰しております。
お変わりはないでしょうか?
ユヅの試合後のインタビュー、いつの間にかメディアも当たり前と思っていますよね。
彼はアマチュアなのですから、なおみのプロテニスとは違います。
誰も傷つけない、そして我々の心に残るような言葉を発してくれますよね。
オネエさま、よくぞ書いて下さいました!心底同意します。
私が羽生結弦のファンであるのは、フィギュアの実力や容姿だけじゃないんです。人間性です、人間性(ミーシン爺も言ってくれてました)。
平昌後の、羽生さんに対するISUやメディアの扱いなんて、私からすれば言語道断。でも羽生さんはいつも超然としている。彼が、どこかの王子さまや姫君よりノブレス・オブリュージュ(現代では有名人も含めるようですから)の考えを理解し実践し社会の模範たろうと努めているからだと思います。
大坂なおみさんのことは、私もよく知らないので批判はしません。ただ彼女の宣言を聞き、更にまた羽生結弦の精神力は桁違いだと思ったのも事実です。
そしてISUは羽生さんのそうした人間性をいいことに「ボッタクリ男爵」をやってるんです。手先がアリ氏。ISUのお歴々からしたら、アリ氏は都合の良い人間ですよね。根回しだの営業だのスポンサー探しだの、お歴々がやりたくないことをやってお金を運んでくれる。
しかしザキトワ母娘に同行したのがアリ氏というのには驚きました。嫌だなあ。かつて日本では芸能の仕事は山口組?or地元暴力団?が仕切ってたとかいう話しですけど、同じニオイが…(妄想し過ぎ?)
アリの名前を聞くだけで不吉な予感!!芸能界も今後の発展に暗雲・・・日本とロシアの国際親善と表向きは・・羽生さんの引退後も見据えその人気を利用して、金儲けを企んでいるように思えるよ~。こんなマフィア組織は辞めてほしい。胸騒ぎがするわ!!
>mie様
間違いなく、ユヅの引退後にショーを企てているでしょうね、
でも、彼はクレバーなので、選択は自分でできると思うので、そこは心配していないですが。
>agatha56様
agatha56さん、おはようございます。
わたしも人間性に惹かれるのが一番と思っています。
何にしてもそうなのですが、結果がいくら凄くても、人としてどうなのか?と感じるケースもあるのですが、
羽生結弦に惹かれて止まないのは、リンク外であってもその人間性が随所に垣間見れるからと感じています。
彼女の気持もわかります。たしかに何回も同じこと聞かれたり 失礼にあたる質問もあるし。こちらが聞いてても苛立つことありますからね。
でもプロなんですよね。何十億も収入がある。
それを考えたらやはり会見も仕事のうちと他の選手達… 大阪さんはメンタルが安定しなくてなかなか大変でしたが最近大人になったなぁって思ってたけど 今回の対処のしかたはまだ子供かな?
それを考えたら羽生君はアマチュアの選手なのに何においても対応が立派ですね。皆さんがおっしゃるように冷静に分析して答えを持ってくる…
最近大谷君から目が離せないのですが お互いに「大谷君世代」「羽生君世代」と尊敬し合う2人。野球にスケートに全力でのぞんでいます。ついでに言うと大谷君も肌が綺麗なんです。東北の若者がうらやましい⁈
>あじさい様
あじさいさん、おはようございます。
プロとして、会見も込みですし、何よりスポンサーのイメージダウンにも繋がる場合もあるので、
言動には注意しなければいけませんよね。
こんばんは。
テニスの四大大会は本選1回戦敗退しても、何百万円もの賞金が出るんですよ。そして、選手がインタビューを受ける機会はというと、
勝者は、試合後コート上での優勝インタビュー、その後、勝者と敗者が順番に会議室などで記者と向き合って会見する、だけ。
他の競技のようにミックスゾーンやら囲み取材がないのです。
優勝賞金が二億~三億なので、インタビューが仕事の一部だ、と今回のなおみさんの件に対して発言している選手は多いです。
今回の件について、わがまま、未熟、と解釈されかねない行動は心配ですね…。テニス選手は世界で行われている大会を転々と遠征しているのですが、一流選手は必ずコーチ、トレーナー等を帯同しています。今後について誰かと相談できるといいですね。
それにしても、スポーツによって偉い待遇が違うものですよね…
>パフェ食べたい様
パフェ食べたいさん、おはようございます。
ホントそうですね、スポーツによって待遇が違いすぎます!
彼女のことはよく知らないのですが、プロテニスプレーヤーとして、
従わなければいけないルールがあると思います。
難しい問題の記事を取り上げて来ましたね~!
杉山愛さんの言う様な、負けた時に本人の哲学を晒す必要あるかなぁ~?
それは同意しかねます。
信念があるなら後輩に伝えて、影響を受けた後輩が世に出して広める物だと思います。
宮根氏も杉山氏もマスコミ目線で物を言ってると思います。
大坂なおみも日本での生活で好奇な目に晒されて来たのがちょっと影響してるのかな? と思いました。
今回の彼女の発言で思いだしたのが、生まれながらの車椅子の女の子の事です。
根は素直で良い子なんですが、何でもない事で突っ張ってくるんですよ!
当時の彼女は高校生で将来に不安を抱えていたと思うんですが、なんと言うか、ここは正確に、ここは適当にと教えても逆の行動をするんですね!
言い方悪いですが、当時の自分は「ひねくれてるなぁ~」と、生まれながらのハンデが彼女の性格を曲げてしまったのかな?と、
それでも自分の雑談が面白くて楽しい!と本人が言っていたと親御さんから聞いて、嫌われてはなかった様で安心した記憶があります。
大坂なおみも肌の色の違いで傷付いた事もあったのでしょう! 今回の事もマスコミなんて口先だけでかわすくらいの対応をしてくれればなぁ~
>燦太様
燦太さん、おはようございます。
良くも悪くも本音というか正直な性格の部分もあるのでしょうね。
彼女を批判した全仏テニス協会の会長も、会見拒否したそうで、
なんだかテニス界全体に問題がありそうですね、、、
mieさま、私も「アリ」と聞くと嫌な予感しかしません。絶対羽生さんのショーを狙ってますよ。
オネエ様 こんばんは。
テニスって対人競技なので勝ち負けは明白ですが、採点競技であるフィギュアでは採点で納得出来ないこともあるし、モヤモヤ感が残るし、試合後のインタビューは対人競技とは比較にならないくらいメンタル面で大変ですね。
今回の大坂なおみ選手の会見拒否問題、何で大会前からこのような発言をしたのかなあと疑問がありました。大坂の選手の姉によると、大坂の選手は赤土の全仏オープンを苦手としていて、メディアや記者からの質問が苦痛だったようです。これが事実なら表現は良くないですが、小さい子供が駄々をこねてるみたいでメンタルの未熟さを感じですね。会見拒否するのならそれなりの理由をはっきり言わないと誰からも賛同されないと思います。テニスでは試合後の会見は仕事の一部で、こういう事を続けていると大坂選手のファンもスポンサーも逃げていきますよ。
テニス界で態度が悪かったシャラポワやセリーナ・ウィリアムズもビックリですよ(笑)
羽生選手は、常に自分自身を客観視出来て、新しい課題を見つけて努力する人なんですね。羽生選手の試合後のインタビューを全部見たわけではないですが、オネエ様 が言われるように毎回真摯に会見に臨んで、会見での周囲への気配りするって素晴らしいことです。誰にでも出来ることではありませんよね。
テニスではスイスのロジャー・フェデラー選手が試合後の会見で、勝っても負けても微笑みながら英語とフランス語で相手を讃え自分を鼓舞して、みんなを気遣う姿勢が人格者として多くの人から尊敬されています。
オネエ様 おはようございます。
フィギュアに関係のない事やその他余計な事をコメントして申し訳ありませんでした。
今後は読むだけにして書き込みは控えようと思います。短い間でしたが、このサロンで楽しい時間を過ごさせていただきました。
オネエ様 のブログの発展と健康を祈っております。有難うございました。
>ペドロ様
ペドロさん、何も謝られるようなことないですよ!
たとえフィギュアに関係のない話であったとしても、わたしから記事を通して話題を振っていますので、
謝るとしたら私の方です。大変申し訳ございませんでした。
またどうか気が向いた時にでもコメント頂けると嬉しいです。先程別コメントにも返信させて頂きましたが、
ペドロさんのお話は学ばせて頂く事ばかりで、わたしはとても有難くいつも拝読させて頂いています。
>ペドロ様
テニスの勝ち負けは明白ですね。
でもフィギュアは仰られる通り採点競技なので、選手自身も納得のいかない部分も多々あるでしょうね。
それなのに、ジャッジを悪く言ったりするコメントを発することを聞いたことがないです。
スポンサーありきのプロテニスなので、イメージダウンになりますよね。
こちらに書き込みをしようとして途中で寝落ちした間に大坂さん今大会撤退を表明しましたね…。さらっと確認だけですが、メディア対応がもともと得意ではない、うつ病にも悩まされてきたと。今回は最初に会見拒否をした時の言葉のチョイスに問題があったと思います。何度も同じ質問をされる、は悪手でした。案の定ナダルなどトップ選手にも苦言を呈され、詰んでしまった。我が儘にしか写りませんよね。
海外メディアの質問はえぐいのも多いので辛かったろうと思いますが、プロである以上いなすスキルを身につけるほかなさそうです。試合後の会見はスポンサーを背負って話すんですもの。残念ながら今回の一件で「何度も同じ質問をされる項目がひとつ増えた」結果になりそうで、アクション起こすにもブレーンに相談するなどやり方があったんじゃないかなぁと思ってしまいました。苦手分野なら尚更。
私テニスは明るくないのですが、大坂さんに興味を持ったきっかけが羽生君ネタだったんですよね。平昌の大会期間中、大坂さんが羽生君のことを何度もツイしてると話題になっていて。
https://www.nikkansports.com/sports/news/201802170000458.html
まとめて出てくるのが他ブログ様からの情報で恐縮ですが…
http://peeekers.com/naomi-hanyu-romijuli
羽生君のインタビューに対する姿勢を知っていたなら、また違った対応になっていたかも…なんて。
>fujino様
fujinoさん、おはようございます。
会見拒否の背景にうつ病に悩まされていたとの告白もありましたね。
その立場になってみないとわからないので、何も言える立場ではないのですが、
ユヅのことを何度もツイートしているのを見て、結果だけでなく、彼の姿勢も見てほしかったなあと思いました。
おねえさま 宮根さんの言葉は、素直にファンとしては、ものすごくうれしいし 有り難い。 でも、テレビという公的な場で 羽生さんを 大阪さんのことで、引き合いに出すのは ちょっと違うと思います。彼女の置かれている環境も状況もみんな正確には 把握できてないはず。 理不尽に対する戦い方は、人それぞれ。 マスコミだって選手に、何を言ってもいいわけありません。彼女は、繊細でストレート。 感受性が強く傷つきやすい感じがします。きっと今までも 多方向からの 想像を絶するほどの悪意に傷ついてきたのではないでしょうか?
そして、プロになると 強くなるほど反感を持たれ必ずあら探しされるというリスクありですね。羽生さんも、プロではありませんが 昔からされていますね。 メンタルが強くみえるのは、感謝というバリア-を 心に装着できているからかしら。 本当に今のフィギュアスケート競技には、もったいなすぎて ヘボISUの試合には、ただひたすら もったいな過ぎる- と思う今日この頃です。おねえさま ずーっとタブレットが調子悪くて 別便にて。
>リン様
リンさん、おはようございます。
そうですね、なおみはプロ、ユヅはアマチュアなので、
まず土俵が違いますね。
アマチュアなのに、スケ連がロクに守りもせずに、マスコミや週刊誌は言いたい放題ですから。