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早速大きな問題が!不公平だと副会長もフランス杯に出場できないロシア

来週から始まるジュニアグランプリシリーズ第1戦フランス杯。早速大きな問題が!

ロシアで使用されているワクチンはEUが承認したものではないとし、フランス政府はロシアからの入国を拒否。

ISU副会長ラケニクル氏が、「シリーズの結果だけでファイナリストを選ぶのは不公平。他の選択肢を探すつもりだ」と声明を出すも。

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早速大きな問題が!不公平だと副会長もフランス杯に出場できないロシア

グランプリ第1戦出場予定だったベロニカ・ジリナ

ロシアのスケーターがフランスへの入国制限により、ジュニアグランプリの第1・2戦に出場できないことが判明

ロシアフィギュアスケート連盟は、ロシアのスケーターがフィギュアスケートのジュニアグランプリの最初の2ラウンドを欠場することを発表しました。

シリーズの第1ステージと第2ステージは、8月18日から28日まで、フランスのクールシュベルで開催されます。フランス政府は、コロナウイルスの蔓延状況に関連して、ロシアをレッドゾーンとする政令を発令しました。

フランスに入国するロシア人で、EUが承認したワクチンでウイルスの予防接種を受けていない人は、10日間の検疫を受けなければなりません。EUが承認したワクチンを接種した人は1週間の検疫を受けますが、ロシアで使用されているワクチンはEUが承認したものではありません。また、通過国を経由してフランスに入国することもできません。

このような状況ではロシアのスケーターがISUジュニアグランプリシリーズの第1戦、第2戦に参加することは不可能であることから、ロシアスケート連盟はISUに対し、フランスで開催される両ステージのロシア人スケーターの出場枠を、検疫による制限を受けずに入国が可能な国で開催されるシリーズの他のステージに振り替えることを提案したと述べています。

※参照:sports.ru

グランプリジュニアの開催が難しいと前回お話したように、

早速来週から始まるジュニアグランプリシリーズ第1・2戦(共にフランス開催)のロシアスケーター出場に、支障が出てきてしまっているわね。

ワクチンの種類によって、入国ができない時代がこんなにも早く訪れるとは、、、

ということは、シニアグランプリシリーズのフランス杯でも同様の措置が取られる可能性が高いわよね。

シニアグランプリシリーズ第5戦フランス杯に出場予定のロシア選手

ドミトリー・アリエフ、アルトゥール・ダニエリヤン、アンドレイ・モザリョフ

アリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、クセニア・シニツィナ

昨季世界女王のシェルバコワや、コストルナヤまでが。

当然ISU副会長のラケ爺が黙っているわけないわよね。早速インタビューで、

「少なくともグランプリのステージが終わる瞬間を待ちましょう。これらの問題についてはまだ議論しておらず、どのように配置されるかについてはある程度の理解がありますが、詳細についてはまだ決定していません。

ISU評議会の会議は、ジュニアグランプリシリーズのすべてのステージの終わりになります。シリーズの結果だけでファイナリストを選ぶのは不公平だと理解しているので、他の選択肢を探すつもりだ」

※参照:sports.ru

各シリーズのランキングポイントは廃止となると、恐らく直近の国際主要大会の結果が参考にされるのではないかしらね?

そうなると折角グランプリシリーズに出場して優勝しても、ファイナルへの道が開けなくなってしまうし、

昨シーズン奮わなかったコストルナヤは逆に不利になってしまうという点も。

どの選手にも「公平」にという選出方法は難しいのでは!?こんな状況でファイナルってやる必要あるのかも疑問だわ。



男子ジュニアに出場している期待の三浦佳生はショート首位発進も、ジャンプでは堪えるところが多く、なんとかまとめたわね。

初戦ということで緊張があったかしら?フリーでは思い切り演技してほしいわね。

【シニア競技スケジュール】

8月11日(水) 11:10~12:55 男子ショート
8月11日(水) 13:10~20:05 女子ショート
8月12日(木) 12:10~15:25 女子フリー
8月12日(木) 15:40~18:20 男子フリー

【女子ショート滑走順】

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オネエ

View Comments

  • オネエ様 こんばんは。

    要するにEUはロシアのワクチン「スプートニクV」を承認していないので、たとえロシア人がワクチン接種をしたとしても、それは接種済みと認めないということですね。

    フランス以外の5か国のジュニア・グランプリ開催地をググってみたら、全てEU加盟国でした。オーストリア以外は旧ソ連の衛星国だったので、まあロシアの同調圧力でフランスと同じような措置はないと思います。ちょっとオーストリアが微妙ですね。

    シニアの開催地では北米のアメリカとカナダがロシアに対して、どのような措置を行うのか見当が付きません。
    中国のワクチンはロシア製より劣っているという悪評判ですし、中国とロシアは反欧米で仲が良いので、中国での開催は問題ないと思います。先週も両国よる大規模な合同軍事訓練をしていましたよね。
    日本は「NOと言えない国」なので、ジュニアもシニアも普通に開催するでしょう。

    これからはワクチン接種が大会参加の条件になって、ワクチン義務化に進んでいくと思います。以前インスタでトゥルソワはワクチン打たないって公言していました。義務化になったら、どうするのでしょうね?

    ついでに世界の感染者数とワクチン接種状況を調べてみました。8/11現在でロシアの感染者数が連日20000人の高止まりなのに、2回のワクチン 接種が完了した人の割合は、わずか20%弱です。接種率が低いと言われる日本でも35%、ロシアは感染対策も疎かでホント危ない国ですよね。
    アメリカでは10万人を超える日もありますが、ワクチン接種が進んでいるせいか危機感がありません。カナダは感染者数も少ないし、ワクチン 接種率も高い優等生の国です、スケートの大会開催出来そうなのですが。

    今シーズンも残念ながらジュニア・シニアともに、先が見えないですね。

    • >ペドロ様

      ペドロさん、こんばんは!
      詳しいワクチン接種状況をお教え頂きありがとうございます。
      今季の国際大会はワクチン接種が必須となってきそうですね。入国できないのは
      競技以前の問題ですからね。トゥルソワは打たざるを得ないでしょうね。