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まさかの波乱な結果に!ロシア男子ショートと羽生結弦が選曲した理由は?

全日本フィギュア公式練習後の、羽生結弦インタビュー全文を一緒に見ていきましょう。

初めて着氷した4Aについての分析と、なぜ今季ショート「序奏とロンドカプリチオーソ」を選んだのかも語っているわよ。

ロシア選手権男子ショートが終わり、コリヤダは5位、アリエフが12位とまさかの波乱な結果に。

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まさかの波乱な結果に!ロシア男子ショートと羽生結弦が選曲した理由は?



【羽生結弦、語る(1)】

――4回転半に着氷(後で本人が回転不足、両足着氷と説明)していたが、手応えは

「いやあ、ほんと、まあ、今日は自分の中で軸作りが一番大事だと思ってたんで。あの、回転はそんなかけてないです。なので、まあ、あの、今日やるべきことは、やれたかなっていう。まあ、なんかいつも言ってますけど、今日やるべきことを、やってたなっていうくらいの感触です。まだ、自分の中では回転を、あの10割でかけている状態ではないので。あの、とにかく、今日は氷の感触を確かめながら、とりあえず、この氷でしっかり軸をつくるってことを試していました」

――これまでの練習では4回転半はどうだったか

「えっとー、まあ、あんな感じの着氷になる場合と、あれは軸がうまくいったパターンで。あともう一個は、あの、回転を10割で、まあ10割っていうか、11割というか。そんなぐらいの力で回して、まあ、アンダー、ぎり1/4足んないかな、『q』がつくかなっていうくらいのアクセルでこけるみたいなことはあります。やっぱり、ちょっとまだ、練習の段階では両方とも両立したものはちょっと、やっぱ難しいです、はい」

――練習ではクリーンな成功は

「そうですね、ないですね、はい」

――北京五輪への思いは

「うれしそう、ふふふふふっ。えっと、まあ、正直言って、一昨日の段階で、えー、アクセルが決められなかったら、もうオリンピックまで、頑張るしかないのかなとかって思いながらやってました。あの、ほんとは、自分の中で、これくらいのアクセルでもいいんじゃないかっていう思いもありますし。まあ、形として、あの、まあ、なんですかね。まあ、クリーンな判定ではないと思いますし、GOEもプラスつかないかもしれないですけど、でも形として4Aにはなってるんで。だから、『まあ、よく頑張ったんじゃない?』って。

もう、4Aに向かって3年、まあ特にここの2年間ですかね、かなり練習をして、向き合ってきた中で、このくらいなので。だから、『もういいんじゃない?』っていうふうに思う気持ちもあるんですけど。でも、最後の練習の時になんか、ぎりぎりまで踏ん張って1時間半くらいずっとアクセルを跳んだ上で、跳べなかった時に、ああせっかくここまで来たのになっていう思いと、疲れたなって思いと、いろいろぐちゃぐちゃになりながら、いや、でも、やっぱり、うーん。なんか、僕だけのジャンプじゃないなっていう。まあ、僕、跳ぶのは僕なんですけど。結局、言い出したのも僕なんですけど。でも、皆さんが、僕にしかできないって言ってくださるのであれば、それを全うするのが、なんか僕の使命なのかなって思いました」

――目指すでいいのか

「うんとー、まあ、わかんないっすよ。ここで、ここで降りちゃったら、満足するのかもしれないですし。それは諦めてはないんです。ここで降りることを自体を。だから、今日も、今日、今日できること、今日やるべきことを積み重ねたと思ってますし。また、明日、明日はショートなんで、アクセルの練習をする気はないですけど。また、あの、ショートの後の日の練習だとか、フリーの当日だとか、本番で降りるかもしれないですし。望みを捨てずに、諦めずに、しっかりやっていきたいなとは思います。ただ、延長線上に北京はあるかもしれないなっていうことを腹をくくって、ここまで来ました。はい」

【羽生結弦、語る(2)】

――最後の4回転半は両足で、回転も若干足りなかったという解釈でいいのか。4回転半はフリーでやるのか

「はい。えっと、両方とも、えっと、答えは『はい』です。えー、そうですね、回転も自分の中で感触的に足りないですし。あの、まあ両足でしっかり軸を作りながら降りてきてるっていうような感じはあります。あの、ただ、まあ先ほども、えー、先ほどの質問にもあったように、やっぱり、今日は回転をかける日ではなかったので。自分の中では。だから、あれでOKだなっていうふうに思ってます。あの、あとは、えっとフリーでまあ、あの入り方、今日ちょっと曲が違って、提出した音源がちょっと違ってて後半途中でやめちゃったんですけど。なんですけど、まあでも、あの、まあ前半あの入り方で、アクセル入れてっていうような形にしたいと思っています」

――今日、アクセルに入る時、スピードを若干落として入っていたか。つかんだコツなどはあるか

「まあ、結局、軸取れないと回転も早くならないので。あの、まあ、もちろん、いろんな戦略はあるんですけど。あの、ただガムシャラにぶん回して跳べるんであれば、もう、たぶん、去年のうちに降りてると思うので。いろんなことを考えて、まあ、なんですかね、詳しく話しても、たぶん伝わりきらないんで、どうしようもないんですけど。でも、あの、意図としてはまず、ちゃんと軸を作る。で、軸がちゃんと早く作れれば、回転も早く回れるっていうような意味で、あの、前よりは落としてます。はい」

――右足首に不安はない?

「そうですね。はい」

――SPは何にするのか、選んだ理由は。怪我した状況や経過は

「えっと、えっと~、何から話せばいいのかな。あ、ショートからですね。ショートの選曲の理由は、まずかなり悩んで。えっと、自分でも言ったことを覚えてなかったんですけど、あの、前回、前々回ですかね、四大陸選手権で優勝させていただいた時に、バラードに戻した時にも言っていたみたいなんですけど、ピアノ曲をすごく探してきて。で、自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるショートプログラムがどんなものがあるのかなと思ってずっと探していました。

で、なかなかやっぱり見つけられなくて。これだなって気持ちが踊るようなものがなかなか見つからずに、そのうちに自分が昔からやりたいなと思っていた『ロンド・カプリチオーソ』って曲がちょっと出てきて。で、その中で『これ滑りたいな』と思うのであれば、ピアノのバージョンで滑ったら、より自分らしくなるかなって思って。で、また、その、ただピアノの普通の既存のバージョンでやるのではなくて、えー、僕がその、先シーズン、すごい心が折れてつらかった時期に、えー、滑らせていただいて、ほんとに生きる活力と滑る活力をいただいた清塚さんのピアノにしたら、もっと自分も気持ち良く滑れるのではないか、もっと気持ち良く、気持ちを込めて滑ることができるんじゃないかなっていうふうに思ったので、清塚さんに頼んで、作曲してもらって。作曲っていうか、編曲してもらって。で、オリジナルのバージョンを作っていただきました

「で、足首は、えっと、フリーのえー、通し練習かな。フリーの頭からやった通し練習の時にアクセル、4回転半のアクセルをやって、で、そのまま次のサルコーにいった時に、あの、エッジが氷に絡まってってしまって。ちょうど、エッジを研磨してもらったばっかだったんですよ。で、感覚違うなって思いながらやってたんですけど。あの、まあしょうがないと思ってやってて、あの、ほんとにエッジが氷にとられてしまって、本当だったら抜けるはずだったんだけど抜けなくて、バキッっていきました。だから、直接的な要因はサルコーなんですけど、ただ、あの、単純に単発のサルコーを跳ぶんだったら問題はなくて。やっぱり、4Aっていうものをやったっていうことと、プラスアルファ、エッジのメンテナンスをちゃんとしきれなかったっていうか。あの、そんな感じで。結果的に捻挫になってしまいました」

「まあ、あの、経過はなんて言えばいいのかな。まあ、捻挫をすごいもう、右足の捻挫に関しては知り尽くしているので、どうやったら早く治せるかっていうことをひたすら考えつつ、加圧のトレーニングというか、加圧で、まあ治療促進したりとか、あとは超音波使ったりとか。低周波使ったりとか、いろいろやりながら、まあ、仙台でできることは自分の中では限られてはいるので、そうやって治していきました。はい。ありがとうございます。すみません、長くなっちゃって」

「ありがとうございました~、また本番お願いします」

※その後の代表者による確認作業で

――北京は目指す明言でいいのか

「腹くくった。覚悟はしたよって感じですかね、自分の中で。目指す明言で。うん」

スポニチより一部引用

今日いよいよ初お披露目となる新ショート「序奏とロンドカプリチオーソ」。

「自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるショートプログラム」。

清塚氏のオリジナルバージョン、そして衣装もすごく楽しみだわ。神曲の予感しかない!

こちら織田信成氏が4Aについて徹底解説しているわよ。

羽生結弦が北京を見据えた全日本選手権練習で、ほぼ完璧な4回転アクセルを披露し、復活を遂げました。

オリンピック公式が、羽生結弦の公式練習での4Aを取り上げているわね!

インタビューでもはっきりとオリンピックを目指すと言っているので、公式としても嬉しいはず笑

詳しい記事内容については、朝の記事でお伝えできればと思っているわ。

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12月24日(金) 15:30~16:00 ペアSP
16:20~20:50 男子SP
12月25日(土) 15:00~16:10 アイスダンスFD
17:00~21:15 女子FS
12月26日(日) 15:30~16:15 ペアFS
17:00~21:15 男子FS
12月27日(月) 15:45~17:45 メダリストオンアイス

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☆合わせてお読み頂きたい


すごいわ!ついに4A初着氷の羽生結弦公式練習とロシア抽選は全日本と真逆 - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート




【セメネンコSP】

ロシア選手権、男子ショートが終わり首位に立ったのはセメネンコ。

冒頭の4T-3Tコンボ、4S、3Aとすべてノーミスでまとめたわね。ロシア選手権でこの集中力は高く評価されるでしょうね。

若干クワド着氷時に、前のめり気味になるのが気になるわ。

 【コリヤダSP】

コリヤダは、冒頭の4Sからのコンボをなんとか降りて、このまま行くかと思いきや、

最後の3Aがまさかの1Aに、、、

トップのセメネンコとの差は「3.77点」。演技構成点では群を抜いているだけに、

フリーでの「ヌレエフ」で逆転もまだ射程圏内よね。ロシアメディアも表彰台の可能性が高いとしているわよ。

それにしてもアリエフは12位発進と、どうしてしまったのかしら?

表彰台に上がる為には、フリーでのミスは許されなくなったわね。

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オネエ

View Comments

  • オネエ様、こんにちは。
    とうとう全日本、ロシアナショナルが始まりましたね!羽生君は4Aを思い切り挑戦して欲しいですし、そして成功すると思っています。彼は有言実行を地で行く人ですから。言葉に魂が宿るといいますが、ジャンプもそう。腹をくくった人間、特に羽生結弦は強いぞ!!

    露男子SP、もーコリヤダ君(涙)。4S3T、4Tが決まってもう頂いたわとガッツポーズを決めたのに、まさかアクセルが抜けるとは…。のけぞってドリフの学校コントよろしく椅子から転げ落ちました笑。私に笑いの神が降りてこなくてもいいので、コリヤダ君にスケートの神が降りてきて欲しいです。
    ワタクシ的露男子ハイライトは、ミーシン組・ルトフリンの4S3Lo成功!
    https://www.youtube.com/watch?v=jW23cSt8TJs
    4T3Loに挑戦していたのは知っていましたが、軽々と。ミーシン先生かわいく喜んでましたね。
    そうそう、羽生君も公式練習で3A3Loを跳んでいたのをツイで知りました。こちらも軽々。セカンドループ好きにはたまらないでしょう!ロンカプの音楽も少し聞くことができて、ワクワクしてまいりました♡

    • >fujino様

      fujinoさん、おはようございます。
      ルトフリンの動画ありがとうございます!
      ホントに軽々と跳んでいますね。ユヅの3A-3Loも見ましたが、足に羽根が生えているかのよう!
      一時期回転不足厳格化でセカンドループを競技で見ることがなかなかできませんでしたものね。
      流れるように飛距離のあるものは大好物です。