世界フィギュア女子ショート。坂本花織が圧巻の演技を見せ、唯一の80点代で首位発進よ。樋口はジャンプミスで7位に。
日本スケート連盟が3Aを跳び、若さ重視で選んだと言う河辺愛菜が、調子が戻ってなく3A回避に多くの批判の声が。
ペアのりくりゅうはスロー3ルッツで手を付くミスも、演技構成点は全体のトップで3位。
【女子ショート順位表】
第1位 坂本花織(日本)80.32点
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坂本のショート、圧巻すぎてお見事!としか言いようがなかったわ。
明らかにスケーティングの「質」の違いを見せてくれたもの。
多くのスケーターがジャンプ着氷時に、スピードが止まって、演技の流れが途切れてしまうように見えるけれど、彼女の場合はその真逆。
ジャンプを跳ぶたびにどんどん加速していくように見えるほど、最後まで切れることのないスピードと爽快感。
コンボなんて、セカンドの方が高さもあったわよね。
各エレメンツの質の高さ。パフォーマンスでは満点を付けるジャッジも!
キスクラで80点台に、バタバタとはしゃぐ坂本を、がっつり抑えていた園子組長の様子に爆笑してしまったわ笑
フリーでどこまで自己ベストを更新できるかに期待が高まるわね。
第2位 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)75.00点
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足にテーピングを巻いていたので、鼠径部の筋断裂の怪我の状態が気になっていたけれど、
そんな心配さえも吹き飛ばすようなノーミス演技!
ベルギーの記者が言っていたように、ジャンプだけでない芸術的な側面もしっかりと楽しめるような美しさがあったわ。
フリーも最後まで滑り切れれば、目標の10位以内どころか表彰台も見えてくるわよね。
第7位 樋口新葉(日本)67.03点
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冒頭のアクセルは3Aに行こうとしたように見えたのだけど、2Aと決めていたところの回り過ぎだったのね!?
そして単独フリップがアウトサイドエッジでの踏切りで、エッジエラーで基礎点からの減点。
スピンでのレベル取りこぼしが1つ。本来であれば70点以上のスコアを出すことができる力を持っているだけに歯がゆいわ。
演技構成点では、トランジションで6点台を付けるジャッジもいて、バラツキが見えたわね。
【ペアショート順位表】
ペアショートでは、りくりゅうこと、三浦璃来&木原龍一(日本)が3位発進。
スロー3ルッツのところで手を付いてしまうミスがあったものの、演技構成点では全体のトップ。
フリーでの巻き返しに期待したいわね。
りくりゅう演技後インタビュー
木原「このプログラムを初めて皆さんに見ていただいたのも、去年の世界選手権だったと思うんですけど、そこでは世界で戦える自信はまだなかったんですけど、このプログラムがいてくれたので、僕たちが本当に世界で戦える自信がもの凄くついていってくれた。本当に感謝しかない」
三浦「始まる前にハレルヤ最後なんだって本当にしみじみした気持ちだったので、最初のポーズからすごく楽しかった」
※スポニチより一部引用・出典
【世界フィギュアタイムスケジュール】
※日本時間で表記
3月24日(木) | 19:15~23:54 | 男子ショート |
3月25日(金) | 2:20~5:44 19:00~23:57 | ペアフリー アイスダンスRD |
3月26日(土) | 2:00~5:55 18:55~22:50 | 女子フリー 男子フリー |
3月27日(日) | 1:05~4:24 21:30~24:00 | アイスダンスFD エキシビジョン |
【ライスト】
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ショート12位となった河辺愛菜。
「3Aを入れるほどの調子は戻っていなかった」という発言で、
3Aを回避したこと、それでも高得点が出ないことに対して、批判がネット上であまりに多く出ているのを見て、
全日本フィギュア時の、スケ連強化部長「若さ重視」発言を思い出したわ。
スケ連フィギュア強化部長竹内氏:
「最終的にはこれから先、五輪に向けて、若い世代に頑張っていただくことも選考に必要じゃないかとなった。ショートプログラム(SP)、フリーとトリプルアクセル(3回転半)を跳び、競技力も申し分ない河辺さんを選びました。
これまでの三原選手のグランプリ(GP)の成績で(選考の)土台に乗った上で、総合的に見て、競技力の比較や将来性。『そこに若手』ということを考えた最終的に河辺選手も選びました」
3Aを跳ぶから、競技力、将来性、若手(ここだけは絶対に納得できないわ!)という理由で選出されたのに、
調子が良くないから本番で回避したこと、そして3Aなしのプロでも高スコアが出ないことへの批判が相次いでいるのよね。
でも、あたしは河辺自身に批判が行くことは違うと思う。彼女を選出した日本スケート連盟の裁量こそが問題なのだと。
彼女が名前を呼ばれた時に、あまりに驚いた顔をしていたのを覚えているわ。
河辺自身も自分の立ち位置を把握できていないまま、五輪、そして世界フィギュアの代表になってしまったように思えるのよ。
あたしは舞依ちゃんを応援していたから、そりゃ河辺が選ばれた時は複雑な気持ちだったわよ。
同じ濱田コーチの門下生ユ・ヨンが、ショートで3Aを回避したのは、明らかに来季の世界フィギュアの「枠取り」を意識しているからよね。
でも河辺は今大会に坂本・樋口がいる中で、プレッシャーを感じる必要もなかったはず。
練習で成功していなくとも、3Aを跳んでやるぞ!という心意気、「攻める」姿勢だけは見せてほしかったわ。
回避してたとえ転倒したとしても、失うものなんて今の彼女にはないはずよ。
この大舞台で、自分の武器として今後付き合っていくジャンプを、入れるか入れないかの経験の違いはあまりに大きいから。
そしてアクセルばかりに話が行きがちだけど、それ以外のジャンプでルッツとフリップに「!」で、GOE加点が全く取れていないのも気になるところ。
フリーでは、思い切り演技してほしいわね。
それでは皆様、本日もどうか良い一日をお過ごしください。
☆合わせてお読み頂きたい
ジャンプ偏重じゃない!世界フィギュアは芸術性が重視されるとベルギー記者 - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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View Comments
河辺さんは失うものないし、枠取りもかおちゃんと、わかばちゃんに任せせれば良いのですから、転倒しても3Aに挑んで欲しかったです。
私も三原舞依ちゃんをワールドに派遣して欲しかったのでなおさらなのですが。
舞依ちゃんの安定性をスケ連は何故買わないとまた頭に来てしまいます。
それにしても、わかばちゃんのPCSは低いですよね。何故でしょうか?
杉姐さま、
樋口さんのPCSが低いのは、スケレンが樋口選手を『日本スケート連盟の第1の推しの選手』としてロビー活動を行なっていないからでは?と【個人的に推測】しています
(この推測が当たっているかどうかは分かりませんので、ご自分でお調べになった上で判断されるのがベストだと思います、私の見方は↓です)
>杉姐様
杉姐さん、こんばんは!
河辺のポジションですと、ノープレッシャーで演技に挑めたはずですよね。
舞依ちゃんを選出しなかったスケ連には疑問しかないです。
新葉のPCS抑えられていますよね。まるで日本勢にはメダルを「1枠」しか与えないという
ISUの決まり事があるのでは?
米国のビデオオンデマンドサービスでは、マライアベルがなぜか世界フィギュア2022で金メダリストとして紹介されていましたよ笑
まだフリー前なのに、結果って決まってるんでしょうか!?
オネエさま、みなさん、
こんにちは。
私は、昨夜はZelensky氏のリモート国会演説を聞いた後、同日にJulianAssange氏の挙式がありましたので、その情報収集をしていたらあまりに疲れてしまい(苦笑・私は同氏はハメられたのだと「個人的に推測」していますので、、同氏の無実を信じております)、、世選を見ないで寝てしまいました。。
本日見たかった選手の演技だけ視聴しました。
坂本選手のコンボの2つ目ジャンプ、凄かったですね!
ロシア人ジャッジを抜いたジャッジの採点のしかから察するに、坂本選手に関してはスケレンはしっかりロビー活動を行っているんだな、、と思いました。
銀河点女王について調べ始めた頃に、有名なフィギュアスケートブロガーさんのブログで頻繁にお勉強させてもらったのてすが。
その方が仰るには
「各国スケレンには『第1の推しの選手』『第2の推し』『第3の推し』・・があり、その中から【ISU特別強化指定選手】が選ばれると、試合に勝てるようになる」
らしいです。
私がその方の見解を学んでから10年以上、知識を蓄え政治的なものの見方を取り入れて試合を見る事を学んで、フィギュアの試合を数々視聴してきてたどり着いた私の結論が以下です↓
「有名ブロガーの見解は正しかった、但したまに番狂わせが起きる、、ISUの政治力をもってしても及ばないモノ(選手のホンシツが著しい、SNSの進化が目覚ましい等ISUにとって不測の事態)が起きた場合は」
追:すみません、間違って途中で送信してしまいました。
↑「ジャッジの採点のしかから」ではなく、「ジャッジの採点の仕方から」が正、です。
2021−2022の北京五輪シーズンに関しては、スケレンは女子シングルについては坂本選手を「第1の推し」としてロビー活動を行っているのではないでしょうか(特に紀平選手が怪我で五輪出場が絶たれた後からは念を入れて)?
「若手」を選手を推す理由に入れるのは私は反対です。
「年齢」は脇に置いて真に実力がある選手が選ばれるべき、といつも思っています。
美しさを評価要素に入れているフィギュアというスポーツにあっても、
【各国スケレンの政治力に関係なく、肌の色や性的指向にも関係なく、正しい技術を持った選手が正当に評価されるべき】
だと私は信じております(故に私はツイアカのprofileに#ReformISUと書いております)
まあ、「アンタ、どんだけ頭お花畑なの?現実を見て現実に即した対応とれ!」と総ツッコミを受けそうですが・苦笑
確か、シゼロン氏が2年くらい前にカミングアウトされた時、「私はゲイのアイスダンサーではなくアイスダンサーとして見られたい」云々のような事を仰ってましたが。
2年たちまして亀のあゆみて
追2:本当に度々すみません、↑先程のメッセージも最後まで書けずに送信してしまいました。
シゼロン氏のカミングアウトから2年たちましたが亀の歩みでも時代は進んでいるな、、と感じています。
芸術性がより評価され
長々失礼しました。
>チェリー様
チェリーさん、詳しいお話をありがとうございます。
スケ連推しもそうですが、ISUも特別強化指定選手ってずっと前から存在していましたよね。
ヨナ・パトチャンなども当時の全盛期には相当優遇されていたように思います。
3Aすらない坂本選手が80点は、たとえノーミスでも出すぎかなと思います。
ルッツはちゃんと正確でしたか。いつも見逃されることが多い選手だから。
試合前に今回の試合はジャンプが重点ではなく、芸術性を重視するような記事がUPされていましたが、
やはりこの点数を見ると~納得しました。他の選手も演技に見合わないですから。
男子もジャンプより芸術性を重視するなら高難度のクワド跳ばなくても高得点出そうですね。
河辺さんや樋口さんも無理して3A跳ぶより、無難な演技でノーミスの方が点数が出るのでは?芸術性ってジャッジの好みもあるから難しいと思います。何を基準に採点されるのでしょうか。
マカロンさま、
芸術性が評価される、、とは言っても結局どういう芸術性が良いのか?は各ジャッジの主観に拠ると思うので、、ISUが勝たせたい選手を勝たせる、、という傾向は変わらないのではないかなあ??と個人的には考えています。
>マカロン様
マカロンさん、こんばんは。
芸術性って仰られる通り、ジャッジの主観がモロに入ってくるので、
採点基準って難しいですよね。その曖昧な部分をいつまでも変えようとしないのですから。
オネエさま、こんにちは!
私も舞依ちゃんが選ばれて欲しかったので、五輪も世界もちょっと厳しい見方をしてしまっているかとしれないのですが、やっぱり若さ選出(実際は門下選出かもしれませんが)をしたスケ連の判断はよくなかったと思います。
シニアで大きな経験もないままいきなり五輪に出させられてバッシングを受けて、世界でもこれじゃ可哀想すぎる…。
彼女には枠取りの期待はかかっていないし、五輪で悔しい思いをしたぶん世界では奮起して一皮剥けたところを見せてくれるかも…、という淡い期待もありました。
けれど、それに必要なのは若さではなく、ピーキングとメンタルなんですよね。
みゃほさま、
私もみゃほさんの仰るように表向き理由が「若さ選出」で、実際の理由は「坂本選手と同門の三原選手を選出出来ない」かなあ??と推測しました、【個人的に】(個人的推測を連呼してすみません!でも結局公開されている情報を多面的に検証したから私的に考察しているに過ぎないので)。
>みゃほ様
仰られる通り、実際のところは門下選出ですよね。
木下グループのハマコーからも出場させようというスケ連の意図だと感じました。
調子が下がっているから3Aを跳ばないって、ピーキングとメンタルが要因してますよね。
回避する理由がないと思います。