中国メディアが、ISUのジャンプ偏重のルール改正は、羽生結弦にとって不利になると声が出ていることを報道。
羽生選手は、技術的な動きでも芸術的表現でもトップレベルであり、特に芸術面では他の選手に差をつけていると論じた。
WADAがワリエワのドーピング問題の調査完了が、予定通りの8月に終わらない可能性を発表したわよ。
中国で「羽生結弦に不利だ!」の声―フィギュアスケートの採点方式が変更
際スケート連盟(ISU)は9日、タイのプーケットで開催していた総会で、フィギュアスケートの表現面を評価する演技構成点の項目を5から3に減らす案を可決した。
取り消された項目は「技と技のつなぎ(トランジション)」と「音楽の解釈(インタープリテーション)」だ。「スケーティング技術(スケーティングスキル)」と「構成(コンポジション)」は残り、「演技力(パフォーマンス)」の項目は音楽の解釈などと統合され「プレゼンテーション」という項目になった。
中国の情報サイトである騰訊新聞は10日付で、ISUの決定は日本の羽生結弦選手にとって不利になるとの声が出ていると紹介する記事を掲載した。同記事は、採点方式の変更は、フィギュアスケートのファンの気持ちにも合致しないと論じた。
記事はまず、新たな採点方式ではジャンプがより重視されることになると主張。しかし、ファンが喜ぶのはジャンプ技術だけではなく、むしろ、自分の身体動きを音楽に乗せて表現する美しさと指摘した。そして、フィギュアスケート選手の代表である羽生結弦選手は、技術的な動きでも芸術的表現でもトップレベルであり、特に芸術面では他の選手に差をつけていると論じた。
そのため中国では、新たな規則は羽生選手にとって「フレンドリーでない」という“義憤”が発生しているという。中国では羽生結弦選手のファンが多い。演技が卓越しているだけでなく、リンクの外で見せる他人への気遣いなどの性格面を“熱愛”するファンも珍しくない。
※Record Chinaより一部引用
ロシアメディアでは、コンボとシークエンスのスコアリングが同等になり、
アクセルジャンプを得意とする羽生結弦が有利になるといった見解もあったわよね。
ツイッターで「誰が有利不利ではなく、羽生結弦選手の努力が実って正確な判定をしてくれれば悔いはない」というコメントを頂き、
まさにその通りだと強く思ったわ。
ISUのルール改正が、すべてのスケーターに対して公平性が保たれれば良いのだけれど、実際はそうではなく、偏ったものであるから、このような議論が改正の度に、毎回多く出てくる。
ジャッジがルールに則した正確な判定が出来ないまま、さらにルールが変わっていくから、ISUには芯がないし、ブレる。
先日のドデスカ!での独占インタビューの時に、
「4Aって、僕にとっては正直めちゃくちゃ難しい」と語った点。
マリニンが、「技術的には4Aは僕にとっては簡単」という発言があったことを知っているのでしょうね。
そしてジャンプだけでなく、表現の部分に対してのこだわり。
ISUがジャンプ偏重ルールに変えていくことも理解した上で、
決してブレない正しい技術の上に、芸術性を大切にする羽生結弦が目指すフィギュア
をこれからも追い求めていくという強い意思表示のインタビューでもあったのかなと思うわ。
清塚氏が「自分の曲で、自分の演奏なのに、羽生選手が今演奏しているように見えた」と。
「曲の解釈」の10点満点はもう二度と見れない。きっと後世に語り継がれる伝説となるでしょうね。
「だろ!編曲者・演奏者があの音を拾ってくれるかと思って見ているんだよ。10点なんてもっと上だよ!」
テクニカルとコンポーネンツにジャッジを分け、コンポーネンツの簡素化を図るぐらいなら、
芸術点を採点できる、音楽家や芸術家など、それぞれの分野のスペシャリストをジャッジに採用してほしいぐらいだわ。
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WADA、ワリエワのドーピング調査はもっと時間がかかるかもしれないと発表
ワリエワのドーピング事件の捜査が、ロシアのアンチ・ドーピング機関(RUSADA)の計画通り8月に終わらないかもしれないと、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)のオリビエ・ニグリ事務局長が発表した。
2022年の北京五輪では、フィギュアスケートの団体戦で金メダルを獲得したワリエワだが、去年12月のロシア選手権で採取されたドーピング検査で、15歳の選手が禁止薬物トリメタジジンの陽性反応を示したことが明らかになったのです。最終的に優勝候補と目されていた個人戦に出場し、4位入賞を果たしたものの、ワリエワに関する調査は継続中です。
「8月上旬のロシア反ドーピング機関による調査終了目標日は、確定した期限ではありません。もっと時間が必要な場合があるのは、手続き上の理由があるからだ」
とニグリ事務局長はAP通信に語った。
※Match TVより出典・参照
案の定よね、8月までに解決するわけがない。
日が経つほどに、どんどん真相から遠ざかっていくような気がしてならないわ。
これ、下手したら次の五輪までもつれこむんじゃない!?当然解決できなければ、ウクライナ情勢に限らず、
ワリエワが国際大会に出場すべきではないわよね。
ISU新会長キム・ジョエル氏は、ワリエワ問題に関して、
この事件は終わったのではなく、進行中なのです。私たちは関与していませんが、最も重要な決定は、年齢制限を15歳から17歳に引き上げたことです。私たちは組織として、アスリートたちのコンディション、つまり肉体的なものだけでなく、精神的なものにも気を配っているのです。
昨年9月、ISU理事会がこの問題を提起し、医学委員会が年齢を引き上げることが選手にとって正しいという報告書を作成した。アスリート委員会、アスリート自身、そしてコーチがこれを支持したのです。いいえ、(ヴァリエヴァのBサンプルについて)情報は入ってきていません。キム・ジェヨル氏は記者団に対し、データを受け取り次第、発表すると述べた。
※参照:Match TV
ISUとしてはあくまで関与しないと他人事。
まるでワリエワのドーピング問題が、今回の年齢制限を引き上げた要因であるかのような発言を。
主要公約で掲げた「選手保護プログラム」をきちんと遂行するのならば、ここをうやむやにするのではなく、
一刻も早くドーピング問題が解決するように、行動すべきよね。まだ団体戦のメダル授与さえ行われていないのだから。
それでは、皆様どうか本日も良い一日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
現役続行の予感が強すぎる!羽生結弦が独占インタで4Aへの想いを語る - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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おねえさま ラケ爺ISU対羽生結弦 天下分け目の関ヶ原は、北京だったのかもと。 で、肉を斬らせて骨を断つ 私は 羽生さんの完全勝利だったと思いますが…。
あやつらは 潔く負けを認めたくはないのでしょうね。 権力をかさに爪跡をしっかりと残しましたね。 多分今のうちに退職金も羽生マネー様々でぶんどり うるさい羽生ファンにATMお疲れ!とばかりに豪遊みせちらかして イタチの最後っ屁!? 嫌味な奴らですね。 しかし、残る問題はジャッジや選手に、ISUやスケレンのバワハラモラハラが、まだ続くのか? というところですよね。そこが、わかりませんが。
つなぎや音楽要素の独立項目は、なくなりましたが、ジャッジに良心があれば他の項目に含まれて残っていくのではないかと? 残った3項目に関しても真っ当に採点したら羽生さんは、卓越してませんか? だから、ジャッジが、正しく採点を許されさえしたらまだ希望はあります。もちろん ジャンプ中心にはなるかもしれませんが。鍵山君や 三浦君 佐藤君には、有利な気がします。 ジャンプよりも表現に優れた選手は辛いですよね。コーチの中にもジャンプ指導の苦手な方もいらっしゃるでしょうし…。
オネエ様こんにちわ。今回のルール改正には期待はしていませんでしたがその通りになってしまいました。もうスケ連なんてどうでもいいや…☆信用などする物でもないしする気にもならない。皆様はどう思われているか解らないですが…私はマリニン選手に三浦佳生選手の2人は今後もずっと見ていたいと思うし応援していきたいと思っています。ですがもうスケ連推しのマリニン選手なっていて色んな操作がされると思います。折角の才能を潰したり…伸ばせなくなったりしたらどうするのか?と思っています。絶対にネイサン・チェンの様に勘違い?をする様な感じにならないで欲しいです。オネエ様や皆さんにお聞きしたいのですがフィギュアスケート界の闇ってずっと以前もあったのですか?私は真央ちゃんからフィギュアスケートに興味を持って男子は羽生選手のソチからです。勿論高橋選手織田さんの事は知っていました。その前からってスターを作る操作するって事はあったのですか?高橋選手を一推しにしていたことは平昌以降の闇で知りましたし段々と羽生選手は勝てなくなった?いや勝てなくしていると言うことがはっきりと解りました。キム・ヨナが金メダルをとったときも何か色々あったようですが…その時は闇なんて知りませんでした。スターを作るために操作をする事がずっと以前から続いているのであればもう何を言ってもですね。羽生選手が築き上げてきたものを無くそうとしています。操作されていく次世代が可哀相だと思います。マリニン選手も三浦佳生選手も佐藤選手皆良いところがあると思いますが其れを操作してまでもスターを作る必要があるのでしょうか…。きちんと正しく育ててミラノでの金メダルなら良いですが…闇は続きますね。羽生選手はもう自分のスタイルを貫き通すでしょう。決して屈しない…其れが羽生選手であり神を領域を超えている特別な存在羽生選手でしょうね。
オネエさま こんにちは!怒涛のFaOI期間、興奮と季節の変わり目でお疲れが出ませんように。嬉しさや幸せ感が優ってますね(^。^)
BS、ライビュと変わってて良かったです〜もう、カッコよくて泣いた。
午後パレに乗ってご飯作ったりしてます笑 スガシカオさんの曲も結構ダウンロードしました♪
群舞も羽生くん、ジェフ、パパシゼは綺麗にベースの滑りが揃ってて、崩してるとこが又センス良いのよ。
荒川さんもここまでキープしてるのは流石です。
あぁテーマから又外れた⁉︎ルール改正やら役員やらきましたね(汗)結局は恣意的な運用をするかどうかですよ。
長いことやんわりですがフィギュア観てきて、フィギュアスケート=羽生結弦
究極の選手、その試合のコンデションやスポーツですから勝ち負けはあると思う。
ただ微妙に点削ってんだろ?とみる部分も多々あり疲れますね。
ご自身の目指す、決して止まらないフィギュア愛や進化、誠実さに尊敬の念しかありません。しかも綺麗過ぎ、こんなフィギュアスケーター100年待っても現れないよ!ついつい羽生くん語りに汗
来期のチャレンジャー、GPから荒れそうな予感はします。エッジに乗った片足滑走をどこまで評価するか?クロスちゃんばかり増えたらもう楽しくないですよね。
成熟したスケーターの見事な演技、どんどん成長が見える若者、期待したいですけどね……
オネエ様、こんにちわ。
FaOIをリピしながらつらつらと考えるに、フィギュアスケートに必要なのは「技術」「芸術」「ファンとのコネクト」ですよね(きっと)。Pチャンが24歳の時に「僕くらいの年齢になれば4回転は2本で十分。それよりも芸術性の方がもっと大事」というような発言をしていました。でも、ゆづは27歳でショー終わりで高難度シークエンスをあんなに楽しそうに、簡単に跳んじゃいます。そして表現力は言わずもがな、ファンとのコネクトは最高潮!会場のみならず、お茶の間、ライビュ、海外組まで全てがあの日あの瞬間一つになりました。ゆづは難しいジャンプを跳ぶのが好きで、表現をするのが何より好きで、これほどファンと「合体」できるスケーターは他にはいません。それがFaOIで溢れ出ていました。だから、どんなにルールが変わって荒れ果てたフィギュア界になっても、自分のフィギュアスケートを貫く覚悟なんだなと思いました。もし仮に点数に反映されないとしても、決して迎合することなく自分の誇れるフィギュアスケートを貫こうと思っているんじゃないか。それがフィールドは問わないということではないのかと勝手に想像しています。でもゆづは不貞腐れたり、簡単に諦めたりするような人ではないので、きっとちゃんと真っ直ぐ戦う決意も持っているんだと思います。…てすっかり現役続行確定の設定で語ってしまってますが、マガジンの座談会でも、FaOIのフィナーレ後のジャンプ見て「引退する人のジャンプじゃない」て言ってましたから、みなさん同じ思いかと。
>ちょび助様
ちょび助さん、こんにちは!
ファンとのコネクト、つまり一体感ですよね。これショーでも競技でも同じだと思います。ロンカプのような旋律が憑依したような気迫溢れる演技は、もう引き込まれまくりですし、ユヅの世界観にどっぷり浸れるコネクトを堪能できますね。PCSに「コネクト」という項目ができ、ファンが採点したいぐらいですね。
オネエさま、こんばんは。
ドーピング、8月までに解決しないかもしれないって今更言い出すのは何なんでしょうかね怒
とっくに検体Bの結果出てるでしょうに…(検体Bの検査を拒否したなら、Aの結果採用でしょうに)
組織的なドーピング疑いを含む事実確認やこれまでの調査なども含めれば、そりゃー今夏までには終わらないでしょうけど(というか水かけ論で永遠に終わらなさそう)、検体Bの結果出して順位確定だけでも先にすればいいのでは…?、と思ってしまいます。。
>みゃほ様
みゃほさん、こんにちは!
RUSADAは絶対に8月までに結果を完了しないと思ってたら、案の定でしたね汗
WADAもISUも他人事で、RUSADA任せですし、そもそもロシアの機関に任せること自体疑問です。未だ団体戦のメダルを受け取ってない他国のスケーターがあんまりです。
オネエさん、こんばんは。
羽生さんの「曲の解釈」の話ですが、私は今回の「Real Face」をライブ·ビューイングの大画面で見て、羽生さんが曲をしっかり聴き込んでいることが、よくわかりました。ここをこう表現するのか、と感心するところが、いくつもありました。
確かに、ジャッジの項目が変わっても、ジャッジをする人がきちんと採点できれば、それで良いのだと思います。
大切なのは、ジャッジをする人の育成、みたいなところでしょうか。
>みのりんりん様
みのりんりんさん、こんにちは!
仰られる通り、ジャッジの教育ですよね。度重なるルール変更をきちんと理解し、公正公平な採点ができればこんなにも大きな変更を繰り返す必要あるのかな?とも思います。
オネエ さま
はじめまして。毎日楽しみに読ませていただいている者です。
昨年 たまたまテレビをつけていて全日本のロンカプを拝見し、なんだこれは!!と衝撃を受け 祈りながら北京の天と地を観 春よ来い で 沼落ちしたことを自覚しました。
羽生選手のお名前や活躍は知っていても 普段テレビをつけない生活だったこともあり、プログラムをちゃんと観たことがありませんでした。フィギュアスケートのことも全然わかっていなくて なので北京のインタビューで「羽生結弦のスケート」と言われるのを聞いて ?? が飛んでいたくらいです。
その後 この人はどんなスケートをされてきたのだろうから始まり DVDや本 インターネット ブログ と 情報を漁り、どんどん沼に引きずり込まれて・・・(^^* です。
でも やはり知らないことがほとんどで、今日出して下さった「村上&清塚」の番組も観ていませんでした。 自分が衝撃を受けた「ロンカプ」沼落ちした「春よ来い」の背景を知ることができて感動です(T₋T)
有難うございました!
幕張の最終日に 初めて羽生選手にお会いすることができ、オリンピック以降 ずっと足の怪我のこと 練習できなくなって どうされているのだろう とか心配していた日々でしたので「リアフェ」の間 泣きっぱなしでした(>₋<;
ルールのこととか ジャッジの審査のこととか、どうしようもない現実も知らなかったですけれど、きっと 羽生選手は 夢の実現に向かって自分の納得できるスケートを貫かれるのだろうな と思うと胸が熱くなります。
もっともっと 早く ニースの「ロミジュリ」くらいから応援していたかったです・・・
それでも ロンカプに間に合って FaOI2022 に間に合って 本当に良かった。
そう 心から思っています。
今日は 動画があまりにも嬉しくて 新参者なのに長々と書いてしまいました。
お忙しい中 毎日 ブログを更新していただき 有難うございます!!
これからも楽しみにパソコンを開きますね~
>ふうこさん様
ふうこさん、はじめまして!
毎日ブログをご覧下さり、とても嬉しいです。
本当に温かいお言葉、励みになっております。
羽生結弦を巡る時間旅行、本当にたくさんの嬉しいこと、理不尽なジャッジに対する怒り、数えきれないくらいの喜怒哀楽がありますが、いつでもリンクでは全力で最後まで諦めない姿を変わらずに見せてくれています。これからもユヅの素晴らしさをご一緒に共有できたら嬉しいです!