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ついにジャッジ分断が始まる!FaOI圧巻の演技だったパパシゼ来季欠場へ

ISUは来年2月にオランダ開催予定のチャレンジカップで、ジャッジをテクニカルとコンポーネンツに分けてテスト運用すると。

今後2シーズンの期間を経て、ミラノ五輪プレシーズンには運用を正式決定になるのでは?

パパシゼは来季すべての競技会欠場を発表。羽生結弦同様に、彼等はジャッジが裁量できるレベルをとっくに振り切ってるわ。

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ついにジャッジ分断が始まる!FaOI圧巻の演技だったパパシゼ来季欠場へ


ISUは来年2月に、オランダ開催のチャレンジカップでジャッジ分断をテスト運用へ

マッチTVによると、国際スケート連盟(ISU)は、オランダで開催されるチャレンジカップ大会で、フィギュアスケートのジャッジをテクニカルとコンポーネントに分けるテストを行う予定。

先にオランダがISU総会で、ジャッジを技術を評価する団とコンポーネントを扱う団に分割する案を提出したと報じた。代表者たちは、この構想を次回の総会まで延期し、今後2シーズンの間にいくつかの大会でテストすることを決定した。

Match TVによると、新システムをテストする最初の大会は、来年2月23日から26日までテ、オランダ・ティルブルフで開催されるチャレンジカップになるはずです。テストトーナメントの全リストは、後日発表される予定。

※参照:Match TV

オランダが提案したジャッジを、テクニカル(技術)とコンポーネンツ(演技構成)に分断する案は、あたしは賛成だわ。

但し、テクニカルではAIを導入した上で客観的な判定ができること。コンポーネンツでは、それぞれの採点要素に精通したスペシャリストを充ててほしいわ。

国際スケート連盟(ISU)は9日、タイで行われている総会で、フィギュアスケートの表現面を評価する演技構成点の項目を5から3に減らす案を可決した。

項目から消えたのは「技と技のつなぎ(トランジション)」と「曲の解釈(インタープリテーション)」。「スケーティング技術(スケーティングスキル)」と「構成(コンポジション)」は残り、「演技力(パフォーマンス)」は曲の解釈などを含めた「プレゼンテーション」に変更になった。

3項目になったことで係数は引き上げられ、男子はショートプログラム(SP)が1・0から1・67倍に、フリーは2・0から3・33倍に。女子はSPが0・8から1・33倍に、フリーは1・6が2・67倍に。満点の数値は5項目時と、ほぼ変わらないことになる。

日本は「評価が曖昧になる」と反対を主張していた。ISUは「評価基準の重複を回避して簡素化するため」としている。

スポーツ報知より一部引用

そもそも、ISUはジャッジの負担が増えるから、演技構成点の要素を5→3項目へ減らしたけど、

ジャッジを分けて採点させるのだから、各々の負担は減るわけだし、項目減らす必要などまるっきりないと思うのよね。

「ジャッジを分ける構想は、今後2シーズンの間にいくつかの大会でテストすることを決定した」

とあるけれど、恐らく2026年のミラノ五輪シーズンにいきなり導入するとは思えない。

来季から2シーズンテスト運用して、様子を見ながら五輪プレシーズンに正式決定する流れでしょうね。

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今回のファンタジーオンアイス2022全公演を通して、つくづく思ったのが、

ただ楽曲に合わせて演技するのではなく、楽曲そのものを深く理解しようと掘り下げて学び、吸収し、自分のものにしようと努力する。

そこから、「自分らしさ」の表現に変えて見ているものの心へ懸命に伝えようとする。

ISUが消したこの「曲の解釈」こそが、スケーターの根源にあるのだと。よくもプレゼンテーションなどといった名目で一括りにできるなと!

大切な要素を省くな!と声を大にしていいたいし、

ジャンプだけの演技に、今まで高い演技構成点を出してきて、まともな採点すらしてこなかったISUが何を言うのか。

フィギュアスケートの素晴らしさは、採点競技であれど、いかに人の心に刻まれる演技なのだと再確認できたわ。

だからこそ、ジャッジも真摯に、そして正当な採点をするべきよ。

パパシゼは来季の全競技会を欠場することをすでに発表済み。

FaOIで彼等の五輪プロを見れたのは、今となっては本当に貴重なこと。

今回のショーを通して、現役競技スケーターとして別格だなと思ったのが、羽生結弦とパパシゼだった。

彼等は競技・アイスショー問わず、どのジャンルにおいても確かな技術の上に、圧倒的な表現力とスター性を持つカリスマなのだと、

実際に会場で肌で感じたわ。

見ている観客の反応を見ていても、自然と皆が立ち上がりスタンディングオベーションをして、満足げな表情を浮かべていた。

彼等はジャッジの裁量で、どうのこうのというレベルはとっくに振り切っているわ。

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なんと大問題が勃発!ISU総会で感染爆発か?羽生結弦未出インタが来た - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート
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オネエ

View Comments

  •  現役界のルール改悪の一方で、今回のファンタジーは、本当に至高のアイスショーでしたね。 私は、ベテランの方々の 意地やスケートへの愛も感じました。 特に荒川さん 引退後しばらくは 何だか楽しそうではなかった気がしていましたが、悩みながらも黙々と精進を重ねておられたのですね。 そして 何と言ってもあの別次元のダムパリが、ショーの格を誰も到達出来ない程の無限の彼方へと引き上げてしまいましたね。 エンディングの誰も寝てはならない?も、圧巻でしたね。 NAOTOさん新妻聖子さんみやかわくんたち芸術家と 羽生結弦の 魂からの妥協ないガチのコラボ しっかりとみせてもらいました。
     しょうもない採点で はじめから勝敗の決まった茶番試合を見るより はるかに真剣勝負の試合感がありますよね。
     羽生さんが、現役フィギュアスケート界には、もったいない気さえします。
     はたして、彼にとって現役って、魅力のある世界なのでしょうか?
     

    • >リン様

      リンさん、こんにちは!
      ショーでも全力投球。本人も試合と同じ感覚と言っていました。採点がない分、そこにはルールも存在せず、ただ美しい演技に見る方も堪能できましたね。

  • オネエ様、最近現れた新参者ですのに申し訳ありません。リアル友達に羽生くんファンがいないので相談させてください。北京落ちしたばかりで今年初めてFaOIに参加した者です。羽生くん、来年もFaOIに出てくれるでしょうか?千秋楽の映像を何度も見ているうちに苦しくなってきてしまって。なんだか重大な決心を秘めた最後の挨拶だったような気がして。アンコールで自分の掟(アスリートとして)を破ってステージに上がり羽生くんが目指してきたフィギュアの最高到達点ともいうべき美しいダムパリに十字架を切って・・・、弔ったようにも一緒に殉じたようにも見えました。レゾンは過去との決別とそこからの黎明。正直、今回ここまでフィギュアスケートの概念を破って新しい境地に至った羽生くんが試合で他の選手と横並びになる風景が想像できません。引退してプロになる・・・というよくある想像の斜め上をいく人ではないですか?羽生くんって。羽生くん、ジョニーさん、ランビさん、宮川くん、すごい泣いてましたよね。幸せでしたと過去形、また会いましょうではなく来てください(僕がいなくても?)、ありがとうございましたって絶叫、今までになく苦しそうでした。新幹線の写真を始めとしてたくさんSNSに登場してくれて、ファン垂涎のお色気サービスも全開で・・・、最後だから??と怖くなってしまっています。すごくネガティブ思考で申し訳ありません。競技を引退するのか、それとも試合で負けるの覚悟で戦うのかの2択なら応援するのみですが、もしかしたらスケートをやめてしまったら・・・悲しくてどうにかなります・・・。でもスケーターでいる限りスケ連と手を切れないのでしょうかね・・・。でもインタビューからは続行の気配もあるけれど・・・と1人で抱えきれなくなり、オネエ様に聞いてほしくなってしまいました。長年のファンであるオネエ様はどうお考えになりますか?来季アサインまで2日、悩んでも仕方ないのは分かっているのですが。お忙しいでしょうし、きっと連日の参戦でお疲れのところ、長々ぐちぐち申し訳ありません。

    • >tuizuru様

      tuizuruさん、こんにちは!
      ユヅがFaOIを自分の居場所と言っていました。きっと来年も出演すると思います。そして今季ですが、どんな選択をしても私は覚悟ができているので、その選ぶ道を応援するだけです。個人的には来年の世界フィギュアを目指すと思っています。これまで幾度の困難も乗り越えて来ました。ジャッジやISUには期待していませんが、彼はそんな枠さえも既に超越していると!

  •  お姉さま
    この暑い中を、詳細で楽しいルポを、本当にありがとうございました。
    最後のダムパリを見たとたん、震えが来ました。
    疲れ切ったようにガクリと膝をついた瞬間、カジモドが二重写しに見えたような気がしました。
    恍惚とした表情でエスメラルダの歌に揺さぶられ、リンクに出てからは天使のようでした。そして最後、またふらりとよろめいた時、カジモドの影がよぎりました。命がけの演技なのだと思いました。
    突然やってきて嵐のように去って行く、こんなに胸に迫るものは、見たことがありません。
    素敵なコメントと動画に、お礼を申し上げます。
    これからも、羽生さんを熱く応援します。

    • >末摘花様

      末摘花さん、こんにちは!
      演技の世界観に没入し、まるでその中にタイムスリップしたかのような不思議な時間でした。
      これかもどんな演技を見せてくれるのかワクワクしますね。

  • オネエさまの見解に共感し、幾度も 頷きました。

    赤字にもかかわらずまるでパリピのISU!
    予算を使うべきはAI化でしょう!
    国際体操連盟は日本人会長の下、AI実用化へ向かっています。内村航平の影響もあるのかしら。
    日本スケート連盟は?!
    収益をもたらすフィギュアスケートを蔑ろにしている?!?

    ジャッジングに関して、ルール以前に以長く疑問に思っているのはジャッジの質です。負担の大小以前に、ルールを正しく理解し、公正なジャッジが出来るか?
    ナショナルバイアスや地域バイヤス、国益を重視されることは?
    悩ましい!

    ISUにコミュニケーション力と実力がある日本人理事が誕生するよう祈る思いです。

    • >carla様

      carlaさん、こんにちは!
      仰られる通り、改善すべきはISUジャッジの質ですよね。どんなに採点ルールを変えてもここが変わらないので、今までどんな改正も失敗でした。AI導入は取り組むべき最優先事項で、技術点とコンポーネンツを分けてある場合じゃないと思います。