ロシアメディアが報じた、ISUは財政困難の為に、本部があるスイス・ダボスの建物を売却する用意さえあると。
またISU最大の収入源はTV・メディア放映権で、一番大きい割合を占めるのはアジアの中でも日本ではあったが、
羽生結弦の今季プロ転向により、競技会の扱いが変わり、チケットが売れなくなり、TV放送も消滅していけば!?
ISUはロシアに起因する損失に対して250万ドル以上を積み立てている。それは多いのか少ないのか?
国際スケート連盟(ISU)は、財務報告書を発表しました。同組織は損失を補填するために250万ドル以上(※日本円で約3億5千万)を確保したと報じている。有害な結果を招いた主な理由は、ロシアのアスリートが国際大会から排除されたことだと言われている。
財務上の問題を補填するための資金は250万スイスフラン(258万ドル、259万ユーロ)でした。この金額は、ISUにとってどのような内容で、印象的なものなのでしょうか?もう少し詳しく検証してみましょう。
ISUのプレスリリースによるリスク要因
・ロシアにおけるメディア権収入の減少(2022年3月のフィギュアスケート世界選手権にロシア選手が出場しないことなどによる)
・長引くコロナ大流行やウクライナ情勢など、予測不可能な世界情勢への対応。
・ ISUとロシアの取引先、サービスプロバイダー、ロシアの銀行との限られた取引関係。※この規定は、公表の時点では、組織がこの基準の下で重要な財務的影響を受けないことを明確にしています。
損失額
250万ドルという金額は予備費であり、ISUは危機的状況に陥ったときに使用する予定である。つまり、組織が被る可能性のある損失を予測したものである。この金額はどのくらいなのでしょうか?
これに対し、国際スケート連盟は2018年から2022年にかけて290万ユーロ(※日本円で約4億500万円)の損失を出しています。2019年だけが黒字で、その時の収益は200万ユーロだった。ISU主催の全競技が中止となった2020年だけでも、その損失は465万ユーロ(※日本円で約6億5千万円)にのぼります。
今後3年間の予算案では、毎年190万から490万ユーロの赤字になることが分かっている。
したがって、積立金の額はISUにとって最大の損失ではない。そして、このような損失に対して、組織は覚悟を決めている。ISU本部があるスイス・ダボスの建物を127万ユーロ(※日本円で約1億8千万円)で売却する用意さえあるのだという。
また、他のスポーツ組織と比較すると、その金額は非常に小さいと思われます。例えば、英国ローンテニス協会(LTA)は2021年に660万ユーロの営業損失を計上した(ウィンブルドンがランキングポイントを剥奪される前であっても)。そしてISU自身も、国際オリンピック委員会(IOC)からの大幅な資金削減により、約1,000万ユーロの損失を見込んでいます。ISUのフレディ・シュミット事務局長は、6月に開催された同組織の大会でこのように語っている。
「IOCから、北京の予備データに基づいて、関係者に分配される収入が少なくなるとの連絡がありました。最終的にどのような形で収益が発生するかは、正確にはわかりません。現在の収入を確保し、新たな収入を開拓する努力は継続しているが、この予算案に含まれる以上のコスト削減策が必要だ」
とシュミット氏は述べた。
全体として、ロシアとベラルーシの選手の出場停止によるISUの損失は微妙だが、それに比べれば破滅的なものではないだろう。
世間の反応
ロシア側はISUの収益がさらに大きく落ち込むと予想している。
コーチ・ズーリン氏
「”ポジティブ “なニュースではなく、”合理的 “なニュースです。ベストをとって、完全に削除してしまうようなものです。当然、フィギュアスケートへの関心も下がります。もしかしたら、(ロシアの国際競技復帰を)考えてくれるかもしれない。3月に比べて、フィギュアスケートに復帰する可能性は高くなったのでしょうか?いいえ、そうではありません」
サンボ70代表ライシェフ氏
「みんなすぐにロシアに屈する。これは、すべての領域に適用されます。論理的であり、賢明であり、公平である。問題はタイミングだけです。そして、みんなロシアを信じている!」
ヤナ氏(プルシェンコの妻でプロデューサー)
「理解できるものでした。今は収益が下がるだけでなく、スポンサーがみんな離れていってしまう。誰が見ているのか?見ている人がいないんです。羽生結弦がいなくなり、世界の半分が応援していたロシアの娘たちも、今は出場していないのです。このことは、スポーツと世界のフィギュアスケートにとって非常に大きな打撃となる。関心は薄れ、広告主は去り、コンペティションの扱いは全く変わってしまうでしょう。大会のチケットも今までのように売れなくなる。危機が訪れる。彼らは、それがどのようなものであるかをよく理解しています。どんなスポーツでも、ロシアがいないと苦しい」
今回の記事は、特にロシア視点で書かれている点は否めないけれど、
ISU本部があるスイス・ダボスの建物を127万ユーロ(※日本円で約1億8千万円)で売却する用意さえある
ISUは自分達の総本山さえも売却しようとしているところまでひっ迫しているとはね。
スイスで開催すればいいものを、わざわざタイ・プーケットでバカンス総会開いたり、踊り子呼んで宴したり、踊ったりと、
本当に危機的状況を把握しているとは思えない組織のように思えるわ。
少なくともこの時点では、ISUはアジアからの今後の収入を期待していたのよ。
ISU最大の収入源はTV・メディア放映権(47%)で、一番大きい割合を占めるのはアジア(65%)の中でも日本であると。
しかし、羽生結弦が今季プロ転向したのは、日本スケート連盟だけでなく、ISUにとっても大きすぎる誤算だったんじゃないかしら?
ヤナ氏が指摘している、人々の関心が薄れて、スポンサーが離れ、競技会の扱いが変わり、チケットが売れなくなるという点。
もうすでにその兆候とも言えるものが、日本でも起き始めているわよね。
さらに、今季の競技会ゴールデンTV放送は、ほぼ皆無な状態になっていくでしょう。
ISUと言う組織は、フィギュア界にとっても救世主とも言える存在を、ぞんざいに扱い、
「別に点数でもらわなくてもいい、なんで上手くなってるのに点数が下がるんだろう」とまで言わせるぐらい失望させた組織は、
今後財政難の下降により一層、歯止めが効かなくなるでしょう。
このすさんだ組織に声を掛けるとしたら、一言。
そんなの、知ったこっちゃないわ、自業自得よ!
【羽生結弦関連新書籍のご案内】
NEW!9月29日発売
☆フィギュアスケートLife Extra「Life on Ice 羽生結弦」
【限定表紙版】
※限定表紙版はAmazon&楽天ブックス限定の販売。通常版と内容は同じで、表紙だけが異なります。
プロ転向を表明し、第二のスケート人生を歩み始めた羽生結弦さん。
その門出を記念して、18年間の類まれなる競技人生を一冊に収めました。
「フィギュアスケートLife」のスタッフが見つめ続けた成長の記録と
これまでの独占インタビューで、不世出のスケーターの偉業を振り返ります。
また、羽生さんを支え続けた関係者たちのロングインタビューでは、
その才能や努力を称えるとともに、初めて明かされるエピソードの数々も。
2004年~2022年の写真とテキストで綴る「羽生結弦History」に加え、
“SharePractice”での最新カットと独占インタビューも収録した、
大ボリューム・全192ページの永久保存版です。
●2004-2022 羽生結弦History 闘いの記録
●羽生結弦 競技会記録
●Interview
・羽生結弦の「ジャンプ」について――都築章一郎 ジスラン・ブリアン
・羽生結弦の「表現」について――デヴィッド・ウィルソン
シェイ=リーン・ボーン 阿部奈々美
・羽生結弦の「音楽性」について――清塚信也 矢野桂一
・Message from Skaters――田中刑事 山本草太 須本光希 佐藤駿 三浦佳生
・Special Interview―ジスラン・ブリアン「ユヅル、君が幸せなら僕も幸せだよ」
●決意表明会見
●SharePracticeレポート&最新インタビュー など
【限定表紙版】
Amazon※現在在庫切れ
楽天ブックス※現在在庫あり
価格:3,300円 |
【通常版】
【通常版】
Amazon
楽天ブックス
価格:3,300円 |
9月14日発売
☆TVガイド特別編集 KISS&CRY Vol.46 羽生結弦 ShareHearts号
【限定表紙版】
※通常版と限定表紙版は、表紙絵柄以外は同じ内容。
※限定表紙版の販売は、在庫がなくなり次第終了いたします。
7月19日に決意表明会見を行い、プロ転向への決意を語った羽生結弦さん。
8月にはYouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」を開設、
8月10日には新たな試みとして「SharePractice」を公開しました。
プロスケーターとして新たな道を歩み始めた羽生さんの生の声を伝えるインタビューや、
「SharePractice」で見せたさまざまな表情・演技をリポートで伝えるほか、
ファンを熱狂させた羽生結弦さん出演アイスショー「ファンタジー・オン・アイス2022」を完全網羅した特集も。
神戸・静岡公演を中心に、幕張・名古屋公演も美麗写真で完全プレーバック!
皆さまからご好評をいただいた全10枚ピンナップで、羽生さんの美しい演技を振り返ります。
●表紙/羽生結弦
●羽生結弦 高純度Wワイドピンナップポスターグラビア10枚!
●巻頭特集/「SharePractice」撮りおろしインタビュー&密着リポート
●特集/「ファンタジー・オン・アイス2022」4都市公演完全プレーバック
●会見リポート/7.19 羽生結弦決意表明会見
●独占インタビュー/デヴィッド・ウィルソン、田中刑事
●TVオンエアスケジュール~地上波・BS・CS各局関連番組
…and more!!!
【限定表紙版】
【通常版】
【通常版】
9月30日発売
☆羽生結弦 アマチュア時代 全記録
500点の写真とともに振り返る、
ひたむきにスケートと向き合い続けた努力と成長の軌跡
本書は羽生結弦選手のこれまでのスケート人生を大ボリューム約500点の報道写真と当時のニュース原稿をもとに振り返る完全保存版!
ファン必携の資料的価値の高い1冊。
「ユヅが清塚さんのバージョンで『月の光』をぜひ!」というリプライに対して、清塚氏ご本人から!
清塚氏「本当にそうですね。この曲は彼にピッタリだと思います」
幻想的な光を創り出す羽生結弦と清塚氏の音色を想像するだけで、ワクワクするわよね。
いつかコラボが実現することを願っているわ!
CSテレ朝チャンネルをフォローして、リツイートすると写真集プレゼントの応募が完了に。
それでは皆様、どうか素敵な日曜日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
スケ連の大誤算では?羽生結弦が競技をもう1年やると思って準備していた? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
View Comments
オネエ様のブログいつも楽しみにしています。たくさんの情報が溢れていて、何を信じて良いのかわからなくなることもある中、このブログは、お仲間のみなさんを含めて、落ち着いて拝見できるところです。別格の羽生結弦さんをこれからも見たい、応援したいと思っていますが、他の人たちの成長も見たい。いろいろな素敵なスケーターが、それぞれのよさを出して頑張っているのを見たい。でも、これからどうなっていくのか不安です。羽生結弦さんは、今は自分のことでいっぱいでしょうけれどもフィギュアスケートを良い方向にもっていってくれるのではないかと密かに期待もしています。突然、こんなことを言ってすみません。でも、オネエ様に聞いていただきたかったのです。
オネエさまこんにちは。
本当に今更収入面が厳しくなることは想像しなかったのでしょうか?
誰も改革しようとしなかったのでしょうか?みんなぬるま湯に浸かって、和気あいあいだったのですかね。ブラック過ぎて吐きそうです!
羽生さんだって、いつかは競技から離れることはわかっている事だしね。
全くISUはフィギュアスケート界の事、選手達の事、一切考えてないですね!
そのツケがきて、これから衰退していくのは目に見えています。知らんけどね!
オネェサマ☆
こんにちはm(__)m
自業自得
羽生ファンにとつては次に何が起こるのか?
TV放送消滅?
チケット売れない?
スポンサー撤退?
本部売却?
ツッコミ所満載
スケ連 ISUそこには正義が無かった
スッキリ感はある
ファンから総スカン
正にミステリー!
そして誰もいなくなった!
記事の内容はロシアが自国女子の人気を何倍にも盛りまくりで
爆笑しちゃいます。
個人的には北京の男子の採点スキャンダルに
追い討ちをかけるように、エテリチーム(ワリエワとは言いません!)の
おクスリ スキャンダルですっかりシラけたクチなので、
この際、アメリカが望んでいる全種目一人勝ちを実現させて
世界のスケートファンを呆れさせる所まで呆れさせれば
落ちる所まで落ちますよ。
ロシア除外はミラノ終了までやるべき!コス美みたいに
飛んでから回るジャンプを跳べて、年齢制限上がっても残れる
選手が見たい気持ちはあるけど、それは抑えて
ISUを落とすところまで、落とさなきゃ。
オネエさま、こんばんは。
飛び抜けている選手を狙い撃ちしてイビり続けたくせに、いざ辞められると困るって…。何か、古い時代の姑みたいですね。
今まだ現役の選手たちのことは気の毒に思うのですが、ISUざまあみろの気持ちも少しあり。
今期完了時点での収支はどうなるのか見ものだなあなんて思ってしまう自分がいます。
オネエ様、こんにちわ。
突然ですが、ツベのISUチャンネルの登録者数が15万人弱減ってます。ゆづがチャンネル立ち上げた時は249,000人くらいでした(今10万人)。以上、業務連絡でした。
オネエ様、訂正です。
10万人の登録はISUの中のカテゴリーの登録者数でした。
失礼しました。
やっぱりオネエ大好きだわ!
どのブログよりも着眼点が素晴らしい!
日本スケート連盟も損失大きいだろうと思う。