米国ジェイソン・ブラウンが来季も現役続行を表明し、競技会とアイスショーを両立させていくとのこと。
先月下旬に同国スケーターが、ジェイソンに対して侮辱とも取れる発言をしたにも関わらず、彼を庇う場面も。
ISUは欧州フィギュア開催のための公募を再開。けれど頼みの綱であったフィンランドも経済的リスクを理由に断念へ。
米スケーターの侮辱発言も庇う対応が!ジェイソンが来季も現役続行を表明へ
「ユヅはやっぱりユヅだった」
「3月の初めに日本に来てユヅのショーに出ていたので、世界選手権に出る頃にはもうすっかり日本に馴染んで、まるで自国のような気分で滑ることができたんです」
そうジェイソンが言うように、彼は羽生結弦さんがプロデュースした3月11日の東日本大震災の追悼イベント「ノッテ・ステラータ」に出場。招かれた唯一の海外男子選手だった。
「特別な意味を持った特別なショーで、出演できて光栄でした。少人数で良い雰囲気のショーで、全てのスケーターがユヅのためにベストな演技をしたと思います。でもユヅはやはり別格でした。このスポーツを次のレベルへと引き上げてきた彼ですが、彼の演技を見て改めて『ユヅはやっぱりユヅだーっ!(笑)』と思いました」
ノッテ公演は出演したスケーターの思いがひとつになった素晴らしいアイスショーだったわよね。
「ユヅはやっぱりユヅだった」
クリケでユヅと一緒に練習をしてきたジェイ子。久々の再会で同じリンクで滑った率直な感想よね笑
「来季もショーと競技を続けていく」
フルシーズン競技に出場することは無理だけど、おそらく来季も今季と同じようなペースでショーと競技を続けて行くだろうと思います。もしかして全米の前に調整のためにBクラスの大会に出るかもしれないけれど、それもコーチと相談します。
今季を振り返ると、ジェイ子の競技会とショーへの精力的な活動は、どこからそのバイタリティが来るのか?と思うほど。
彼の競技会での演技を見ていると、まるでショーの延長線上であるかのような錯覚になるのよね。
「表現力」をショーで磨きながら、競技会でも活かせるのは素晴らしいと思う。
クワドジャンプを入れない選択ではあったけれど、怪我のリスクを減らすことができるし、
来季以降も現役続行を表明してくれたのは嬉しいわ。ジェイ子のように芸術性を大切にするスケーターはとても希少だから。
このままジェイ子は、ミラノ五輪まで行くかもしれないわね。
10歳年下の全米王者・マリニンへの思い
今シーズンの大会は4回転へのこだわりを捨てて、彼ならではの芸術的なプログラムを演じることに集中した。その一方で現在の全米チャンピオン、イリア・マリニンは4アクセルなども跳ぶ驚異的なジャンパーだが、表現力ではまだまだ。ジャンプのマリニンと芸術家のジェイソン、対照的な二人が全米のトップにいるのは興味深い。
「このスポーツは年齢的な経験もとても重要です。ぼくだって18歳の頃は、コンポーネンツは高くなかった。技術的には彼がやっていることは想像もつかないくらいすごいことです。技術と芸術と、両方からプッシュする選手がそれぞれいるのはエキサイティングなことだと思います」
28歳のジェイソンは10歳年下のマリニンを庇った。
※Number Webより一部引用
今回のジェイ子へのインタビューは、
5/8にマンハッタンでの「アイスシアターオブニューヨーク」ガラ公演に出演の際に行われたもの。
ということは、
Ilia Malinin on Being Gay to Improve PCS & Yuzuru Hanyu’s Reaction to Qu... https://t.co/62SxLBMJyu via @YouTube #ilia #figureskating
— The Skating Lesson (@SkatingLesson) April 22, 2023
マリニン「僕の演技構成点(PCS)が上がらないのは、ゲイじゃないからだ。もっと賢くゲイってことにしなきゃ」
4月下旬に自身のインスタライブでゲイ差別発言をし大炎上した騒動の経緯は、ジェイ子も当然知っているはず。
自国の先輩対しての直接な屈辱とも取れる発言がありながらも、
マリニンを庇い、フィギュアでの年齢的な経験を重ねていけばきっと大丈夫だよと諭すジェイ子は人格者だなと。
「年齢的な経験」は大切だけど、肝心なのはその中身よね。
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ハンガリーが2024年の欧州フィギュア選手権開催を辞退
これはハンガリースケート連盟の声明で述べられている。
大会は2024年1月22日から28日までブダペストで開催される予定だった。
「隣国ロシアのウクライナ侵攻の長期化、経済とエネルギー価格への影響を理由に、長い協議の末、ハンガリーは2024年奥州フィギュア選手権の開催から撤退することになりました。質の高い大会を組織するために必要な十分な財源が不足しているため、国際スケート連盟(ISU)の要請を拒否しました」
と連盟は声明で述べた。
※参照:sports.ru
先日もお伝えした、ハンガリーが欧州フィギュア選手権開催を辞退したことで、
国際スケート連盟(ISU)は、大会開催のための公募を再開。けれど頼みの綱であったフィンランドも経済的リスクを理由に断念。
フィンランドフィギュアスケート協会は来年の欧州選手権への出場を検討したが、それがもたらす経済的リスクが大きすぎると考えた.
事務局長オウティ・ウォレンヘイモ氏「応募することも考えましたが、真剣には検討しませんでした。、国際スポーツ連盟がスタッフの雇用に十分な資金を投入してくれれば、試合を開催できると述べました。財政的なリスクが大きすぎるので、私が理解しているように、ハンガリーも断念したのはそれが理由です」
参照:hs.fi
国際競技会の開催もままならない状況になってきたということね。
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。
☆合わせてお読み頂きたい
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ジェイソンの立場だからこそ言えることですね。 さすが人格者です。 窮地のマリニンの心に届いていたらいいですね。 しかし、スターズでの羽生さんからの賛辞に対して あれでしたものね。 羽生さんへの無礼に対しては、謝罪すらない。もう、本来の感性や倫理基準そのものが疑わしいです。
若者特有の、強がりだけならばいいですが。でも、そうならば 意地でもはじめから 真っ向勝負でクリーンな4Aに挑むはずだと思います。
>リン様
リンさん、こんばんは!
これからの演技に、マリニンの人格が出るのでは?と思っています。どう変わっていくのか。心の内はわからないし、わかりたくもないですが。
オネエさまこんにちは。このジェイ子インタ、誰が書いてるかと思ったら田村明子ね?
田村といえばアメリカの太鼓持ちであり、デーオタライターよね。自分の好きに翻訳しちゃうし、話半分で聞いとけばいいかな…
ジェイ子は米国連盟から大事にされているし、現役も続けるならよかったと思います。
マリニンについては性格の悪さ? それはもう変わらないでしょう。同じくロシアのヤグディン、10代の頃には既に上から目線で凶暴だったと。
大人になった現在も二枚舌であり、喧嘩っ早いですね。 風見鶏で手のひら返しもお得意ですから、マリニンも似たタイプなんでしょう。
ユーロ選手権、開催地が返上のうえ決まらないそうで… スイスあたりでやればいいじゃない、と思いましたわ^^;
ISUはスイス本部ビルの売却話あったけど、売れたのかしら? 焼け石に水かもしれないわー
>NANA様
NANAさん、こんばんは!
ジェイソンの記事、とりあえず現役続行の意思が聞けた点は良かったです。ユーロどうなるんでしょうね?フィンランドも経済的な理由で断念しましたし、ロシアはうちで!とアピールでしょうが、、、
おネエ様こんばんは
ジェイソン選手現役続行は嬉しいですね。親が有力者というのもあり、きちんと連盟守られてもいるし、精神的に大人だなと思いました。何よりもあの情感溢れる演技が観られるのは私たちファンにとっても、一緒に競技を行うスケーターにとってもいいことだと思います。特に男子はジャンプ大会の様相でジェイソン・ブラウンやケビィン・エイモズ等の魅せれる選手がいなくて寂しいと思っていたので嬉しい発表ですね。
ユーロは開催希望国が出て来なければ、ユースオリンピックが行われる予定の韓国開催もあり得るのかしらと思います。四体陸が行われる中国という手段もありますが、スケ連会長のいらっしゃる韓国が責任もって開催の方が可能性あるかなと思いました。以前、四体陸が開催国辞退の時にヨーロッパでやっているので、無理ではないと考えます。
ヨーロッパで開催出来るとしたら、イギリス、ドイツ、スウェーデン辺りは大会開催の実績やノウハウがありそうだなと思います。
選手には申し訳ないけど、羽生選手や浅田選手等、荒稼ぎ出来た時に得た資金を後の事を考えずに役員の豪遊に利用し、スケーターの事もファンの事も考えずにルールを改悪し続け、ファンが離れるという悪循環で資金不足に陥ったISUの自業自得としか思えない出来事ですね。
一番はロシアとウクライナの泥沼化する戦争が原因でしょうけど、それがなくても、財政が厳しいのは変わらないので予想より早かっただけという気がしますね。
> 咲希様
咲希さん、こんばんは!
四大陸とユーロを同じ開催地で以前やりましたよね。今後開催地に名乗りでる連盟国がなければ、二大会ワンセットになりそうです。
ISUは早かれ遅かれ財政が厳しくなっていましたよね。まさに自業自得ですよね。
オネエ様、こんにちは。
インタビューをご紹介くださり、ありがとうございます!ジェイソンの現役続行を知ることができてうれしい~^_^ 応援します。これからも羽生君のショーに出てほしい。
ジェイソンはマリニンの差別発言とPCSに対して大人の対応でしたね。マリニンは感謝した方がいい。PCSのことを書くと羽生君のPCSを下げられ続けた恨みまで出てくるのでやめておきますが、マリニンの場合はシンプルに技術力が足りないからでしょう。あんなこと言っているなら練習した方がいいですよね。
あと、ご紹介いただいた記事に出ていたロヒーンのスケスケなお召し物が相変わらず最高でした。シュッとしたかっこいい服装も素敵で似合ってますけど、今回の特に赤いベルベットのような衣装がゴージャスですね!ロヒーンらしくて笑顔になりました。インスタでガラの演技も見ました~。ジェイソンの芸術性あふれるプロの多くはロヒーンとともに紡ぎ出されてきたので、互いにとって素晴らしい出会いだったと思います。
>fujino様
fujinoさん、こんばんは!
ジェイソンは大人の対応をしましたよね。マリニンは母の日を境にまたインスタをアップし始めましたけど、感受性トレーニングを受けなさいというのは米スケ連らのパフォーマンスであって、実際は受けなそうですね。