全日本フィギュア男子フリー。ノーミスの演技でジャンプを降りる毎にガッツポーズを見せた山本草太。
演技後のインタビューで点数よりも自分の演技に感動していると号泣した三浦佳生。そして高いポテンシャルを見せた佐藤駿。
上位2人のPCSが異様に高すぎて、3～6位までが低すぎてすべてほぼ85点台に収まってるっておかしくない？
全日本フィギュア男子フリーから一夜明けて、注目していた選手の海外インタビューを中心に振り返っていくわよ。
総合3位 山本草太
山本草太フリー演技動画はこちら
皆様、色々な意見があると思いますが、
わたしの中では昨日の全日本フィギュア男子フリー、山本草太がトップだったと思っております！
これまでに3度の手術をし、
2017年に復帰した中部フィギュアでは、ジャンプが1回転しか跳ぶことができず、
でもそこから一歩一歩前進し、でも全日本では思うような結果を残すことができなかった時もあり、、、
プロトコルでも確認したけれど、
今年の全日本フリー最終組で、ショートとフリー共に完全なクリーンパフォーマンスを見せたのは山本草太ただ一人なのよね。
本当にここまでの道のりは長かったけれど、フリーで見せたジャンプを降りる毎のガッツポーズをひとつひとつ自信に変えて、
今シーズン後半を進んでいってほしいわ！
山本草太「このところとても苦しい時期が続いたが、ファンや友人、チームからたくさんのメッセージをもらい、大きな支えを得てここまで来ることができました。コーチもとても喜んでくれたので、これからも喜んでもらえるように頑張りたい。昨年の全日本は悔しくて、シーズン全体も悔しいことが多くて、あきらめそうになった。しかし、練習では自分のやるべきことをやり続け、それが功を奏しました」
総合4位 三浦佳生
三浦佳生フリー演技動画はこちら
最後まで本当に良く頑張ったわ！
体調不良の中で、彼の演技にどうのこうの言えないけれど、技術とか云々じゃなくて、とにかく気迫が凄かった。
競技生活を続けていると万全のコンディションの時もあれば、そうでない時もある。
またひとつ三浦選手にとって成長できるターニングポイントになった全日本であったと思うわ。
三浦佳生「不安もたくさんあったし、たくさんのハードルを乗り越えてここまで来たので、感情的になってしまいました。2年前と比べると、スケーティングも違うし、立場も違う。2年前はシニアに上がったばかりで、チャレンジャーだったし、羽生さんがいたから緊張しました」
演技後のフジテレビインタでは「点数よりも自分の（演技の）内容に感動して泣いてます」と号泣していた三浦選手。
海外インタでは、2年前は憧れの羽生結弦がいたから緊張しましたと語っているわよ！
ここからは余談だけれど、
胃腸炎に苦しみ、「本当に体調が悪かった。別の意味でしんどかった。ひたすら寝ていた。その中で滑り切れたのは大きい」と回顧。体重は３キロ減ったという。今大会前には体重を戻すために、「（ステーキ専門店）ペッパーランチで食べてきたんですけど、戻らない。４５０グラム食べたんですけど、戻らない」と苦笑いした。
※サンスポより一部引用
胃腸炎で体重が3kgも減り、ペッパーランチでステーキを食べて体重を戻そうとしたと話していたら、
なんと！
ペッパーランチ公式もこれに反応！
いつかペッパーランチのCMに出演するかもしれないわよ笑
なにはともあれ、まずはゆっくり休んで体調を完全に戻して頂戴ね。
総合6位 佐藤駿
佐藤駿フリー演技動画はこちら
【プロトコル】
冒頭の4ルッツ、GOE加点「+3.78」を合わせると15.28点と本当に素晴らしい。
4ルッツをショートでも組み込むことができたら、佐藤駿の大きな武器になることに間違いないわ。
彼の持つスケーティングスキルだったり、表現の部分にも力を入れてきたことが、演技構成点（PCS）で9点台を付けているジャッジが二人に認められていたわね。
今までありえないような低いPCSばかり付けてきた国内ジャッジだったからね。
ひとつ気になったことがあって、スタートポジションに付くときにかなり大きい男性の掛け声が気になったのだけど、
観客だとしたらかなりうるさいと思ったわ。
皆様はどう思われました！？
佐藤駿「今シーズンは良かったですが、世界と戦うためにはもっと4回転ジャンプに取り組み、SPの4回転ルッツも入れていく必要があります。課題はたくさんあるけれど、まずはループやサルコウなど4回転をもっと跳びたい。
今大会は最高にエキサイティングだった。トップアスリートと一緒に滑ることができたし、とても嬉しかった。もちろん悔しい気持ちもあるし、嬉しい気持ちと悔しい気持ち、すごく複雑な気持ちです。このような大会を経験するのは初めてです」
【男子フリー順位表】
フリーを振り返ると、
やはり上位2人のPCSが異様に高すぎて、3～6位までが低すぎるのよね。すべてほぼ85点台に収まってるっておかしくない？
技術点でフリートップの草太が、2位に「8.23」点差を付けても、PCSで逆に「9.16」点差を付けられている。
PCSの差は、ほぼ4トーループ1本分よ！？
そして友野一希のPCSも低いなと感じる。
フジテレビは番組のキャッチコピーとして「絶対王者の連覇か（宇野）、新王者誕生か（鍵山）」とシナリオを作ってきた。
本当にそこまでPCSで差があるの！？もちろんフィギュアはジャンプだけではないけれど、あからさまにここまで差があるのでは選手のモチベーションにも関わるのでは？
飛距離やジャンプの高さは一番は誰だ？とアイスコープ活用するぐらいなら、プレロテ分析でもしてほしいぐらいだわ。
選手によってエラーを取ったり取らなかったりとジャッジ採点に関してはモヤモヤが残る大会よ。
【羽生結弦新書籍のご案内】
2024年2月9日発売
☆羽生結弦 「notte stellata」
【Blu-ray】
Amazon
楽天
| 価格:11000円 |
【
Amazon
楽天
| 価格:8800円 |
羽生結弦がメンシプで公開した「アクアの旅路」に、もっぴーさうんどから感謝のツイートが。
全日本でモヤモヤしたジャッジ採点の後に見ると、本当に浄化されるわね。
第4回美肌大賞開催中なので、ぜひ参加して見て頂戴ね。
男子は世界フィギュアの3枠目が誰になるのか揉めそうだけど、公表されている選考基準を基に別記事で予想してみたいと思うわ。
皆様、どうか素敵な日曜日をお過ごしくださいね。メリークリスマス！
☆合わせてお読み頂きたい
あまりに茶番劇すぎる採点に批判殺到！全日本フィギュアでコーチらも疑問が - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています！
View Comments
オネエ様 こんにちは。
いつも拝見しています。ありがとうございます。
競技会は、昨季から精神衛生上見ないことにしていますので、オネエ様の情報だけ拝見しています。
予想通り、出来レースの茶番・・・駿くんと佳生くんのSPの点数で、もうこれはスポーツではないんだと改めて認識しました。ご贔屓のお披露目会という「愛好会」レベルまでに堕ちましたね。
一生懸命フィギュアスケートというスポーツと向き合っている選手が気の毒です。
それでも、そんな中でも、清く正しくハイレベルな演技を追求し続けた羽生君は尊いです。
純粋なスポーツとして取り組んでいる選手には、そんな尊い先輩がいたことを励みに、（あらゆることと）闘ってほしいです。応援し続けていきます。
また、「美肌」はもちろん羽生君一択ですね。
アラサーの男性とは思えない、あかちゃんのような透き通ったプルプル肌。
精神的なストレスもあろうかと思いますが、元々の質感やケアの賜物なのでしょうね。
それでは、オネエ様ステキなイブをお過ごしくださいませ。
オネエ様、読者の皆様、こんにちは。
昨日の男子フリーは見てなくて、結果はニュースで知りました。やっぱ、シナリオ通りね…が、率直な感想でした。
今朝、テレビで１位選手の映像を見ましたが、ジャンプの前後、特に着氷がぐらついて美しさの欠片もなく、驚いてしまいました。いつの間に、こんなにレベル落ちてしまったの？羽生選手が出場していた頃は、緊張しながらも祈る気持ちで見ていたフィギュアも、これでは魅力ないですね。
下げ採点されても、腐らずに、悔し涙を飲み込んで切り替え、フリーに挑んだ佐藤選手や佳生選手は立派なアスリートです。山本選手も長く苦しかったこれまでが報われましたね。回転不足やらエッジエラーやら、詳しくない私ですが、オネエ様の仰るように、本来ならもっと上位であるべきと思いました。
オネエさま
こんにちは。
結弦くんが一番好きですが、アマチュアでは佳生くん、駿くん、草太くんが好きなので、昨日の男子フリーは現地で観戦してきました。
生で観て、ホテルに帰ってYouTubeでも観て、ホントこの3選手の演技は素晴らしくて、感動しました。
ところで、オネエさまが気になっている駿くんへの男性からの大きな歓声…実は、大島光翔選手でした。
キスクラの真上あたりの3階席から、聞こえてきたので、ナンダ？と思って見ると、彼が立ち上がって声掛けていて。
きっと、同じ明治大学だから応援していたんでしょうね。
ちなみに、女子ショートのときも、明大の江川選手、本田選手に同じような声掛けをしていたようですよ。