他のスポーツから遅れを取っている、誰が有料化コンテンツにお金を払う?今のフィギュア競技への危機的状況に警報を鳴らしているインタビュー記事が。
スターは作るものではなく生まれるもの。そんな千載一遇のチャンスを生かせなかった代償は大きすぎるわよね。
家庭画報での塩沼亮潤+羽生結弦の特別対談が、全文公開になっているわよ。
先日開催された「2024/2025シーズン フィギュアスケート記者会見」。
番組制作者かプロデューサーかスケ連の発案でしょうけど、
選手達が今季掲げたテーマを基に、各スタイリストが衣装を選んで着せて、メディアに対して注目を浴びるように仕向けたのでしょうが、
わたしには迷走しているようにしか見えなくて、なんなら今季のプログラムの衣装をまとって、それぞれ曲のイメージや解釈について話した方がよっぽどわかりやすいと思ったわ。
特に鍵山選手のテーマ「大人っぽく情熱的に」に合わせたこの衣装が一番理解できないのだけど、どんな感性を持ってして見たらいいのかしら?
この記者会見に臨んでいる選手達の中で、今のフィギュア競技界に一番危機感を持っているのは三浦佳生選手だと思う。
彼はこれまでのインタビューの際にも、度々危機感を言葉にしてきたからね。
実際に地上波お茶の間で、気軽にフィギュアスケートを楽しめる時代はとっくに終わってしまったわ。
伊藤みどりが活躍している頃でも、NHK杯フィギュアでしか彼女の演技をお茶の間でリアルタイムで見る事しかできなかった時のように、、、
ヨーロッパ選手権ペアで優勝したこともあるアレクサンドラ・ボイコワとドミトリー・コズロフスキー(ロシア)へのインタビュー記事。
今のフィギュア競技コンテンツがどんどん有料化していることへの疑問を呈していたりするので、一緒に見ていきましょう。
フィギュアスケート選手も危機的状況にあることに気づく
コズロフスキー:今フィギュアスケートに起きていることを見るのは辛い。国際的なフィギュアスケートの話ではなく、ロシアのフィギュアスケートの話でもなく、フィギュアスケート全般の話です。私たちは非常に深刻で深い危機を経験していると思います。この危機の中で、私たちは他のスポーツから非常に遅れをとっている。
フィギュアスケートを見ることに興味がある人は、一定のコンテンツを消費することに興味がある。そして、ここでフィギュアスケートはひどく弱い立場にある。というのも、率直に言って、フィギュアスケートにはシーズンが進むにつれて面白い大会が2つしかない。グランプリファイナルと世界選手権だ。オリンピックシーズンには、オリンピックもある。それ以外の大会は、特定のアスリートの存在感やその量という点で、平凡といえば平凡な大会である。
朝起きて、そのシーズンのフィギュアスケートの有料チケットを買い、チケット代を払ってアリーナに行き、フィギュアスケートを見る必要があるのだろうか?バスケットボールの試合でも、ホッケーの試合でも、サッカーの試合でもなく、時間は輪ゴムではない。
もちろん、フィギュアスケートを愛し、このスポーツと密接な関係を保つためにあらゆる手段を講じようとする、ある種の愛好家、ファンは存在する。しかし、そのような人はほとんどいない。私たちはもはや視聴者のために戦っているのではなく、広告主のために戦っているのだ。広告主もやってきて、お金を集め、そのお金で潜在的な選手の流れが増える。
問題は、中心的な大会であり、スケーターのキャリアのピークポイントがオリンピックであることだ。この大会が重要な大会だとすると、財政面、宣伝面、運営面で、実はスポーツの発展が止まってしまう。私たちは4年に1度のイベントに磨きをかけている。広告主に対して、4年に1度しか上映しないものを提供し、そのためにお金を払ってもらうというのは馬鹿げています。
※参照:sports.ru
他のスポーツから非常に遅れをとっている
フィギュアスケートにおいて、まず大きな問題が「採点がよくわからない」ことではないかしら?
サッカーや体操などはどんどんAI化を取り入れて客観的で公正なジャッジにしようと改善しているのに対して、
フィギュアスケートは時代が止まったまま。相変わらずジャッジの主観だけで判定しているから、バラツキがある。
特定の選手に対して、正しくない技術でさえも良しとして高い加点を付けたり、必要以上に減点をしたりと、いくらでも故意的に採点操作ができる。
6.0採点時代の方がまだわかりやすかったのでは!?
有料化コンテンツに払うものはほとんどいない
グランプリシリーズの地上波放送は誰も見ないであろう深夜帯。
コアなファンはお金を払ってでも見るでしょうけれど、ますますフィギュア競技がマイナー化していくことは否めないわよね。
どのスポーツにも10年に、いや100年に一度の逸材と呼ばれるスーパースターが生まれることがある。
作ろうと思ってもそれは無理であって、多くの人々の心を掴んで離さない存在。
他競技はそのスーパースターの良いところを上手く生かして、スポーツ競技発展の為に進んでいるのだけどフィギュア界だけは異質。
スーパースターをあの手この手でなんとか減点して陥れようとさえする。
ISUや日本スケート連盟はそんな千載一遇のチャンスさえも正しく生かそうとしなかった。
浅田真央、羽生結弦らを果たして大事にしてきたのかしら!?
そんな競技に未来なんてないのよね。
これは衣装ブランドをタグ付けて、ファッション業界に向けてのアピールなのかしら!?
フィギュア選手達が輝く場所は「陸」での華やかなドレスではなく、「氷上」の演技と衣装なのよ。
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家庭画報での塩沼亮潤+羽生結弦の特別対談が、全文公開になっているわよ!
詳しい内容についての感想はまた後日、一緒にシェアさせて頂きたいわ。
二重作氏の言葉は核心をついているわよね。
いくら不正な採点があろうが、何があろうとも「世界レベル、歴史レベルの圧倒的実力」を大衆は認めざるを得ないものよ。
☆合わせてお読み頂きたい
思わず目を疑うフィギュア記者会見が!なぜ競技スケーターをドレスアップ? - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエ様こんばんは。
フィギュアの話でなくて恐縮ですが、今話題の昭和の女子プロレスのドラマを某サブスクで見ています。
判定基準が曖昧、スター選手を金のなる木として扱い大切にしないなど、ふとフィギュアみたいじゃん!と思ってしまったのです。
そういや当時は女子プロも地上波ゴールデンで盛んに放送されてましたが衰退しましたよね。全く違うスポーツですが何か通じるものがあるなあと。
そのうちフィギュアの裏話のドラマがサブスクで始まったりして。羽生君は暴露話など絶対に乗らないでしょうけど。
不適切なコメントでしたら削除してくださいませ。
今まで 推し様より秀でた才能 ビジュアル(等身 顔立ち) 知性 人気 美しさ 技術 芸術性を まんべんなく間引いてきた?わけならば、全体のレベルが上がるはずがない。推し様より優っていたら 潰される世界だから?優秀さや美しさが、目立つとまびかれる?? それでも負けずに頑張ろうとする勇者もいるにはいますが。今までどれだけの若い芽や可能性を摘んできたのでしょうか? 羽生結弦にさえ 見せしめとばかりに、ああだったのだから…。陰では? 歪んだしがらみが優先でまかり通る 日本のフィギュア界?…。この陰湿な不健全さは 日本のスポーツ史上 類を見ないのでは?と。 これ メディアや芸能界でもやるつもりなんですかね?
追 私自身も 珍バイト事件や、長島会長ツイート事件などや 疑心暗鬼のジャッジを見たり、不可解なメディア記事を見ているうちに しっかり歪んできています。選手たちは、推しであろうと無かろうと 本当に頑張って懸命に生きているのは事実ですね。 あの若さで自分の置かれたどんな立ち位置にも抗うことは難しいでしょうから。
特にあの珍バイト事件スルーから、私の中で歪みが発生していますが…。執着しないために、紙に書いてポイしてみます…。
おねえさま さわりがあると思われる私のコメントは、どうかビシバシ削除してください。
オネエ様、いつも有難うございます。
フィギュア界というのは、芸能界以上に魑魅魍魎の世界です。伊藤みどりさんが過去におっしゃったことがありますね、ドロドロだと。だから距離を置かれているのでしょう。
リンさんも書いておられるように、最大の貢献者である羽生結弦でさえ潰そうとする世界。羽生選手が中京界隈の出身だったら違っていたでしょうか。きっとそうではないですね。
15年前ぐらいには、中京界隈の出身者であるはずの浅田真央に、かなりの塩対応でキムヨナ礼賛の〇〇スケート連盟日本支部でしたから。結局、正しい行いをしようとする日本人がないがしろにされている連盟なのでしょう。どんなはしたない行動をとっても非難記事が出るどころか、すぐに擁護記事が出る宇野昌磨の存在、これが全てを表しています。キムヨナと同じ血を持つ輩には徹底して擁護する姿勢の日本支部と言った状況は全く変わっていません。浅田真央と羽生結弦の努力に頼ってでどれだけ稼いできたか、選手に対する恩は全く感じていない組織です。自分達の給料は選手の頑張りに寄るものだとは考えない連中でしょう。あの大金は一体どこに消えたのでしょうね。
一番腹が立つのは、羽生特需をたっぷり味わい私腹を肥やした伊東秀仁が、大赤字の責任は全く取らずに逃げ出したことです。後を任された人たちはある意味伊東の犠牲者です。旨みのほとんどなくなったかすを押し付けられたようなものですから。
でも、正しいフィギュアスケートが大好きだから、真面目に頑張っている選手達だけは応援したいきたいです。