NHK杯フィギュア女子フリーが終わり、総合1位坂本花織選手、2位千葉百音選手、3位青木祐奈選手と日本人選手が表彰台を独占に。
千葉選手のショートから続くノーミス演技に対して点数が低いのでもしや?という嫌な予感が的中し、
案の定ジャッジ採点では得点源であるジャンプにコールが付いて、GOE加点がほとんど貰えてない状況に。
嫌な予感が的中した!NHK杯フリーでノーミス演技もジャンプ判定が謎すぎ
NHK杯フィギュア 女子シングル競技が終了しました
優勝は坂本花織選手🥇
2位は千葉百音選手🥈
3位は青木祐奈選手🥉
詳しい結果はこちらhttps://t.co/lzbKtKv3U9
明日はエキシビションが行われます!#フィギュアスケート #GPFigure #NHK杯フィギュア #坂本花織 #千葉百音 #青木祐奈 pic.twitter.com/DfzB5dufLS— NHK Trophy / NHK杯フィギュア (@NHKTrophyFigure) November 9, 2024
【女子シングル総合順位表】
NHK杯フィギュア女子フリーが終わり、総合1位坂本花織選手、2位千葉百音選手、3位青木祐奈選手と日本人選手が表彰台を独占に。
2位の千葉選手、そして優勝した坂本選手の演技を少し一緒に振り返っていきましょう。
【女子フリー順位表】
千葉百音選手
Mone Chiba at NHK Trophy 2024
🎶 Ariana Concerto
FS 140.85#MoneChiba #NHKTrophy pic.twitter.com/kLCsgJ4nKG— figure skating archive (@skatingarchive) November 9, 2024
ショート2位で71.62点のスコアを見た瞬間に、ノーミスの演技に対してやや点数が低いので、何かジャンプにコールが付いたと感じプロトコルを見ると
案の定ルッツに「!」(アテンション・踏切違反の疑い)が付いて得点源であるコンビネーションでGOE加点がなかったのが原因。
フリーでもノーミスで、本当に素晴らしい演技を見せてくれたのに安堵できず、ジャッジ採点に不安をよぎりその嫌な予感は的中したわ。
メディアは日本人表彰台独占!と結果ばかり騒ぎ立てているけれど、彼女のフリープロトコルを見てほしいのよ。
3フリップ2本に「q」(クォーター・1/4ジャスト回転不足)、3ルッツに「<」(アンダーローテ・3/4回転未満)が付いており、GOE加点が
後半基礎点が1.1倍となるジャンプ2本はGOEマイナス判定に。
ISU公式解説のクリス氏もなぜコールが付いたのか?と疑問を呈しており、わたしも何がいけないのか、足りていないのか本当によくわからないのよ。
ベースバリューを見ると、技術点ではトップの坂本選手(61.07)よりも千葉選手(62.44)の方が高い。
演技構成点(PCS)ではすごく差が付くのだろうと最初から思っていたけれど、技術点に関しては坂本選手が逆転した理由には、千葉選手がGOE加点が取れてないことが要因。
順位だけに目を向けずにプロトコルを見てみると、今後大きな国際大会でも千葉選手はジャッジからジャンプに対して執拗にマークされている選手の一人と言ってよいでしょう。
言い換えるとジャッジのさじ加減1つで、順位がどうにも転んでしまう危険性があるのよ。
今まで散々坂本選手に対して、ジャッジがルッツエッジエラーを全く付けなくなったことも不思議なんだけどね。
坂本花織
Kaori Sakamoto at NHK Trophy 2024
🎶 Chicago
FS 152.95#KaoriSakamoto #NHKTrophy pic.twitter.com/Ku5Ig5aLRZ— figure skating archive (@skatingarchive) November 9, 2024
エネルギッシュで最初から最後までテンションが高いままの非常に内容の濃いプロで、演技後に立てなくなるほどだったわね。
その中でジャンプを演技に溶け込むように見せているのは流石だと思ったわ。
後半の3フリップはちょうどカメラから正面に着氷が見えた為に、アンダーローテなのが画面越しでもわかったけれど、3Aや4回転の大技を持たない彼女が
ここまで強くなったことのひとつに、3ルッツで加点をもらえるようになり2本組み込めていることでしょう。
そこに誰も追いつくことができない圧倒的な演技構成点がある。今回2位の千葉選手とのPCSの差は「約7点」。
千葉選手が3Aを組み込んだとしても、坂本選手を追い越すのは難しくミス待ちになってしまうでしょうね。
「ここに来るまでのコンディションの中で、この演技ができたというのは自分の中で出し切れた方だと思うので、この自信を胸に、中国杯でさらに完成度の高いステップとかでもレベル3になっちゃったので、そこも含めてさらに完成度の高い演技を、ショート、フリー両方でそろえられるように頑張りたいです」
「思った以上にショートはすごく楽しめて、フリーは気圧されて。観客の皆さんが天井席まで埋まっていて、歓声の響き方がショートの比じゃなかった。そこにまず緊張がぐわっとくる感じだったので、そこが国内試合の緊張感という感じがあって。緊張ももっと楽しめるようになりたいと思いました」
※スポーツ報知より一部引用
試合後の千葉選手のインタビュー。
本当に素晴らしい才能と努力の選手なだけに、ジャッジのジャンプ判定でメンタルを左右されてほしくないのよね。
ISUは明らかに勝たせたい選手とそうでない選手に、採点の棲み分けをしているように感じたわ。
NHK杯フィギュアでは日本勢の活躍で男女共に表彰台独占!とメディアが散々煽ってきていたけれど、
一方でロシア勢不在の中、海外のスケーターで強い選手が育ってきていないという懸念点も見えるような競技会だったわね。
どうしてもグランプリシリーズなので、強い選手は各大会に分散されてしまうけれど、海外でのフィギュア人気は下降の一途でこれでは
救世主となるようなスター選手はいつまでも出てこないわよね、、、いつの日か日本開催だけの競技会になるのでは!?
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オネエさま、こんにちは!
昨日のNHK杯は現地観戦していました。
百音ちゃんの演技は本当に素晴らしく、て魅入ってしまいました。
200点超えた!!と嬉しく思った一方で、その後の坂本選手への加点(盛りすぎ?)が腑に落ちずモヤモヤ…。
三浦佳生選手は6分間練習で転倒し、脚をガツンと打っていたのが気になっていました。結果、それが少なからず影響したのかも…。
無理せず心身ともにしっかり立て直して、全日本でまた勇姿を見せてもらいたいですね。
おネエ様こんにちは。
採点の忖度は一切止めて欲しいし、さっさとAIを導入して欲しいです。
構成点はともかく、ジャンプ判定だけでもAIにしてくれればいいのにと感じました。
ただ、そんな不公平な状況でも頑張っている千葉選手や三浦選手、佐藤駿選手等の推しを応援して行きたいなと思っています。
まぁ採点見てても不愉快になるだけな事が多いので、出来るだけスルーして、いい結果だけを喜ぶようにしています。今回は千葉選手が2位表彰台なので、ファイナル出場のチャンスが出来た事を喜びたいです。
これからエキシなので、採点にもやもやせず、純粋に演技を楽しめるのが嬉しいですね。まぁ、半分以上が日本選手という状態なのもどうかと思いますけど。
貴重な地上波放送なので、沢山の人に観てもらえるといいのになと思っています。
オネエ様 こんにちは。 早速NHK杯の情報有難うございます。 とりあえず見てましたが、オネエ様の言われてる様に、いつの日か日本選手だけの大会になる事もあるかも…ですね。 羽生選手や真央ちゃんが出てた時代が懐かしいです。 話は変わりますが…会場ですが、ロングサイドはほんと千葉選手が言ってた様に天井までお客さんびっしりでしたが…ちらほら空席も目立った席もありました。もともと販売してない席種なのか、販売してても申し込みがないのか? オネエ様のご意見はいかがでしょうか?
そうですね。採点の正常化をはかるためには メディアの尽力が欲しいところですが、なかなか…。 そのうち そして、誰もいなくなった…。フィギュアスケート界の未来あるあるですね。どんなに才能があり どんなに努力しても どんなに素晴らしい演技をしても 決められた選手だけしか点は出ずに もう負けは決められている…なんて競技を誰がしたいと? お金をかけてまで…。 夢がないです。 我慢を重ねた挙句に アスリートの尊厳を踏みつけにされる…。観てる方も 本当に辛いですね。こんなに辛いこと あえて観たいと思う人もいなくなりますね。
オネエ様、こんにちは。昨日の千葉さんと坪井君、よかったですね。三浦君は本当に残念だったけど、怪我さえ治れば、今回のことを糧にまた一段と飛躍してくれそうで楽しみです。全日本までにしっかり治して、駿君と台乗りしてほしいです。
女子の方ですが、私はじっくりスローで見ても、千葉さんのqや!マークが理解できません。6つ目の3連続のルッツの回転不足はどう見てもそう見えないのです。これが連盟推しの選手なら見逃しなのかなと不信感で一杯です。
ジャンプ自体の滑らかさ、美しさ、流れなど、千葉さんと坂本さんの間にそこまでの差があると思えないのです。青木さんの回転不足ははっきり見えたので納得しましたが。
まあ総合結果でいくと、よかったですね。千葉さんがどんどん自信をつけて表情にゆとりが出て来たことも嬉しいし(ハマコーの成果)、これまで恵まれなかった青木さんに光が当たったことも嬉しいし、(中庭コーチの存在は無視)、男子の坪井君がやっと実を膨らませてくれたことも嬉しいし、西山君達が女性の怪我がありながらもNHK杯デビューできたことも嬉しいし。
ついでに、宮原さんの解説はまだまだ下手ですが、荒川さんのテープレコーダー繰り返し解説よりずっと新鮮で良かったです。彼女は自分の言葉で一生懸命語っていましたね。荒川さんの交代で、男子も例のねっとり町田になるのではと心配していましたが、まだ本田さんの方がずっとましなので良かったです。本田さんも実は荒川以上のテープレコーダーですが。
オネエ様、こんにちわ。
坂本選手のルッツ、完全にインエッジですね。SNSに演技が上がっていて見ました。
もちろん、あれをルッツ認定するジャッジが一番問題ですが、できてもいないジャンプを平然と構成に入れてくる選手が私は嫌いです。
補足させてください。
>できてもいないジャンプ→正しい飛び方ができていないジャンプ
オネエ様いつもわかりやすい繊細を
ありがとうございます!
拝読しながらまったくほんとよね〜〜
になりました。。
『ジャッジのジャンプ判定でメンタルを左右されてほしくないのよね。』
選手皆、全力で頑張っているのに……
ジャッジ、が
今までも今からもこれでは……
『そのメダルを持って帰って
家で見たときに、自分に誇れる
メダルかどうかだ… 』by パトリック。
ってことよねッて………
なってしまう。。。