一線を画した渾身の新刊が来る！羽生結弦単独ショーを五輪公式も取り上げた

羽生結弦「Echoes of Life」五輪金メダリストによるフィギュアスケート最新作のプレビューと視聴方法

フィギュアスケート男子でオリンピック2連覇中の羽生結弦が、今週末の30歳の誕生日にアイス・ストーリー第3弾を披露する。いつものように、その多くは謎に包まれている。

この季節がやってきた。クリスマスの話ではない。

そう、今年も羽生結弦のショーが開催される季節なのだ。オリンピック・チャンピオンのフィギュアスケーター、羽生結弦のアイス・ストーリー第3章「Echoes of Life」である。羽生結弦の30歳の誕生日である12月7日（土）に、さいたまスーパーアリーナで初演される。

2022年に完売した東京ドームでの「プロローグ」、そして昨年のゲームにインスパイアされた「RE_PRAY」という最初の2つのエピソードと同様、羽生は単独で出演する予定だ。

今回も、高い評価を得ているプロデューサー兼振付師のMikikoと共同で演出を監修する。

繰り返しになるが、公演場所（埼玉、広島、千葉）と日時（2024年12月、2025年1月、2025年2月の計7日間）以外には、あまり多くのことは知らされていない。

分かっているのは、『Echoes of Life』は徹底的に内省的（自分自身の内面を客観的かつ多角的に見つめ、考えや行動を深く省みる様子）な旅になりそうだということ、そして限られたビジュアルから判断するに、未来的なタッチが感じられるということだ。

羽生結弦は2カ月前にこのアイスショーを発表した際、「AI」や「テクノロジー」といった言葉を散りばめながら、人生の意味について問いかけた。

羽生は今年9月、元旦に発生したM7.6の能登半島地震で被災したすべての人々のために、石川県でチャリティーショーを開催した。自らも大地震の被災者であり、その苦しみを知っている羽生としては、まさにふさわしい行動であった。

しかし、10月に「Echoes of Life」を発表した以外は、2022年7月に競技スケートから引退して以来そうしてきたように、ほぼ表舞台に姿を見せていない。

羽生はまた、常に彼の次の一手を予想させてれくる達人でもある。それが何なのか、4日後に明らかになる。

日本では埼玉での初公演2公演がCSテレビ朝日1で生中継される。

埼玉公演第1弾2回と広島公演第1弾が全国の劇場でライブ上映され、その後、後日ディレイ上映されます。

日本国外では、埼玉のオープニングショーはBeyond LIVEで世界中にライブ配信され、中華人民共和国本土ではSMG Great Sports Media Douyinを通じてライブ配信されます。

※参照：Olympics

フィギュアスケート男子シングルで五輪連覇を成し遂げ、プロ転向後も孤高の存在として輝きを放つ羽生結弦。
そして、羽生をレンズ越しに追い続け、芸術性の高い写真表現から「神カメラマン」と称されるスポーツニッポン新聞社の小海途良幹。
二人の邂逅が、スポーツ報道におけるフィギュアスケート写真を大きく変えた──。

「定型」と呼ばれる従来の報道写真とは一線を画し、みずみずしい感性で表現される小海途のフィギュアスケート写真。
試行錯誤の末に生み出した「小海途ブルー」は、羽生の持つ透明感を最大限に引き出し、ファンの間で絶大な支持を得ている。

「羽生さんが表現している世界は、目に見えているものがすべてではありません。目に見えていないものまで想像し、解釈しながら写していくことで初めて撮影できたことになります」」と取材で熱く語った小海途は、羽生結弦のどこに魅せられたのか。
小海途の貴重な証言と美しい写真を通して羽生の神髄に迫る、スポーツライター・田中充による渾身のノンフィクション！

【本書の内容】
フォトギャラリー
序章
第1章 不屈
第2章 葛藤
第3章 抗い
第4章 覚悟
第5章 唯我
第6章 慈愛
第7章 深化
撮り下ろしグラビア
特別企画 被写体・羽生結弦の「独白」
あとがきにかえて

※通常版とAmazon限定表紙版は、表紙カバーが異なる以外は同じ内容。