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フィギュアスケート 羽生結弦

投稿日:

いつ辞めるかわからない!羽生結弦が限られた時間の中で強い覚悟を語る

ジャパンタイムズの羽生結弦へのインタビュー翻訳記事も今回でラスト!

「来年も翌年もこの仕事を続けているかどうかは誰にもわからない。でも、だからこそすべての仕事に心を注ぐことができるのだと思います」

限られた時間の中で、職業・羽生結弦のプロアスリートとしての覚悟を強く感じる内容だったわ。

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いつ辞めるかわからない!羽生結弦が限られた時間の中で強い覚悟を語る


大きな疑問

羽生選手は最近、自分の人生の軌跡や、それをどう生きていきたいかといった存在に関する問題についてよく考えている。哲学は常に彼を魅了して、日本のトップ校の一つである早稲田大学で生命倫理学を学んだ。

彼の人生に大きな影響を与えた出来事は、16歳だった2011年3月に故郷を襲った東日本大震災とそれに続く津波だった。羽生選手は10年以上にわたり、一貫して仙台とその周辺地域に募金と寄付を行っており、その支援は現在も続いている。

「スケートを使って地域の復興を支援することは、16歳のときからのライフワークです」と言う。

東北地方で15,000人以上の犠牲者を出した震災は、大きな数字に直面すると人々がいかに無感覚になるかを示す典型的な例だと語った。彼のアイスショーでは、人命の価値が中心テーマであり続けている。

「今、世界はとても不安定に感じます。私たち全員が、なぜ自分はここにいるのかという人生の大きな問いを自分自身に問いかけるべきだと感じています。

とはいえ、私はまだ人生を理解していないです。死にたいと思う日もあれば、生きて人前でスケートをすることだけを望む日もある。スケートをすることで、人の役に立ち、人を幸せにすることが自分の人生の目的だと思うこともある。人生に対する見方やアプローチは変わり続ける。でもそれが私を柔軟でオープンな性格にしているんです。」

最近、生きていてよかったと思ったことを尋ねられた羽生選手は、12月7、9、11日にさいたまスーパーアリーナで行われた3回のアイスショーが完売したことだと答えた。

「客席が暗くて遠かったので、すべての人の顔を見ることはできませんでしたが、歓声や泣いたり立ち上がったりする人がたくさんいて、それを見て苦労した甲斐があったと感じました。」

羽生選手のツアーは来月の千葉での2公演で終了する。

彼のファンの少なくとも30%は外国人であると推測している。そのため、英語版の絵本を出版し、スクリーン上のナレーションとライブのスケートパフォーマンスを組み合わせたショーに英語の音声ガイドを提供することに熱心だった。

「私のアイデアでした。自分のメッセージを誰にでも伝えられるようにしたい。また、言葉に頼らず、体の動きで語る表現力を磨きたい。私は自分自身にこう問いかけました。『両方やったらどうだろう?』」

今後のショー以外、羽生選手のスケジュールには何も入っておらず、彼は引退後の計画が完全に練られていないことを認めている。

オリンピックはもうない、ジャッジはいない。キス&クライエリアはもうない。金メダルのスケートの後にスタンドから降ってくるくまのプーさんのぬいぐるみももうない。

羽生選手は2022年の北京五輪での経験から、次はないとわかっているプレッシャーの中でこそ成長できることを学んだという。4回転半ジャンプという、それまで試合で成功したことのないジャンプを成功させるかどうかは別として、これが最後のオリンピックになることを覚悟して臨んだ。

4回転アクセルには失敗して表彰台には上がれなかったが、勝者として立ち去った。今、羽生選手がやっていることはすべて、今を生きるという自身の人生の教訓の上に成り立っている。

来年も翌年もこの仕事を続けているかどうかは誰にもわからない。でも、だからこそすべての仕事に心を注ぐことができるのだと思います。

毎日を人生最後の日のように生きようとしています。新型コロナウイルスのパンデミックが起こったとき、フィギュアスケートは不要不急の活動と宣言されました。次のパンデミックはいつ起こってもおかしくありません。だからこそ、自分の中の情熱を燃やし、観に来てくれるファンのために最高のショーを披露したいのです。

もう4年ごとのオリンピックサイクルで働くことはしません。目の前のことだけに集中します。」

時間切れです、と声がする。羽生選手は申し訳なさそうに微笑む。

私たちの24分間のインタビューは終わりを告げた。

「ありがとうございました。とても楽しい会話でした」と彼は言いながら、次のメディアの約束のために立ち上がった。2つが終わり、あと3つ残っている。

スポットライトはどこへ行っても彼についてくる。それが羽生結弦の人生だ。

※参照・出典:thejapantimes

ジャパンタイムズの羽生結弦へのインタビュー、全3回(前編中編)に渡り翻訳、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

職業・羽生結弦として、プロアスリートの覚悟。そして時間は限られた、有限であるのだと改めて彼の言葉を聞いて感じたわ。

だからこそ、この瞬間と羽生結弦の生き様を見ることができるアイスショーをひとつひとつ大切にこの目で見て、心が感じていきたいわよね。

少しでも長く彼の演技を見ていたいというのが本音だけど、、、

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千葉公演第2次リセール【ロ】 1/31(金)12:00 2/2(日)23:59 2/5(水)18:00
千葉公演ライブ 2/9(日)上映 &ディレイ・ビューイング一般 2/11(火)上映【ロ】 2/1(土)18:00 2/7(金)12:00 先着順

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羽生結弦と野村萬斎氏のコラボも見たいし(もう二度と見れないかもしれない)、ノッテ出演メンバーが作り上げるあの優しい空間、

そして何よりも仙台の街が大好きなので(牛タンやメゾンシーラカンス行きたいわ笑)、申し込むからには当てたいわよ!

それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。

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愛のオネエサロン

  1. momomelon 2025年1月13日 9:12 AM

    お姉さまいつもブログ楽しみにしています
    インタビューあげていただきとても嬉しかったです
    「いつ終わるかわからない」は観戦する側の私にも言えることなので出来る限り現地に行って応援したいです
    新幹線も無い陸の孤島の田舎の県でどこへ行くにも大変です 遠征費もそれはそれはかかります が、それでも行きたくなる魅力がある結弦くん 一度しかない人生を豊か(お金は反比例)にしてくれて感謝しかありません

    • オネエ 2025年1月13日 7:52 PM

      >momomelon様

      momomelonさん、いつもブログをご覧下さり本当にありがとうございます!
      現地観戦は確かに費用がかかりますが、あの独特の空気感が味わいたくて、どうしても通ってしまいます。
      それでも映画館でのライブビューイングやライブ配信など、様々な媒体で見る機会があることにも感謝したいです。

  2. みのり 2025年1月13日 9:20 AM

    オネエ様、お早うございます。今日も素敵な訳を有難うございます。このジャパンタイムズのインタビュー記事は、これまでのスポーツ誌などのものと傾向違いますね。何か羽生選手の本音が随所にちりばめられているような気がし、心に響きます。と同時に少し寂しい気持ちにもなります。これだけショーの成功を続けているのになあと。
    一部の記事の中で、『今後のショー以外、羽生選手のスケジュールには何も入っておらず、彼は引退後の計画が完全に練られていないことを認めている。』というのがありますが、千葉公演の後は、ノッテステラータ、そして追加公演(多分)、そして新年度になりファンタジー、仙台の新リンクのこけら落とし公演と、私は例年のように期待してしまいいます。このライターさんの書き方によるニュアンスの違いかなとも思いますが、私個人は、少なくとも35歳ぐらいまでは、今と同じような、いや今以上の彼の活躍が見られると信じているのです。
    一つ驚いたのは、玉アリ3回公演に対し、羽生選手が不安を持っておられたらしいというところです。去年のリプレイで自信を深めて、今年は3回に増やされたと思っていました。当然3回とも超満員になると想像してのことだと思っていたので。だから3回とも満席を見て羽生選手が安心されたのかなと、そこは嬉しく思います。興行というのはプロの興行師でも読めない所があるのでしょうが、今の羽生人気で行くと安定感抜群ですし、今後また新しい分野を開拓していかれることを考えると、羽生選手が不安を覚えられることはないのになあと、勝手に思ってしまいます。でもそこが羽生選手たる謙虚さなのでしょうね。
    私達ファンは彼に対し、大きな夢を背をわせ過ぎているのかなあと、少し反省もしながら読ませていただきました。とにかく、羽生選手には幸せであってほしい、幸せが続いて欲しい、それが一番の願いです。

    • オネエ 2025年1月13日 7:50 PM

      >みのり様

      みのりさん、こんばんは!
      これから年齢を重ねていくにつれてその年でしか表現できないものもできれば長い間見ていたいというのが願いです。
      何よりも本人が健康でそして自分がやりたい道に進んでいってほしいですね。

  3. なこ 2025年1月13日 10:25 AM

    オネエ様 おはようございます!
    Japantimes 翻訳ありがとうございました。外国の記者のインタビューは切り口が違いますね。例えばプライベートのことや競技のことも、日本だと興味本位な方向にいってしまいそうですが、そんなこともなくすごくいい内容でした。
    多くのファンは、羽生くんにはそんな無理しないで、しあわせな生活を送って欲しいと願っているけど、羽生くんが感じるしあわせは違うのかもしれませんね。限界ぎりぎり命懸け、そうでないと羽生結弦でいられない、楽な方を選ばない人ですから。
    私がアイスショーに行くのは、何より羽生くんのスケートをこの目で観たいからですが、会場で拍手を声援を送りたいんです。だから、それが羽生くんの力になっていると言われると、オネエ様も言われたように、私も今まで以上に惜しみなく拍手送りたいです。
    ところで、オネエ様のあげられたノッテの写真が素敵すぎて、やっぱり私も観たい!って思いました。終わって欲しくはないけど、いつ終わるかわからないと言われると、今観られるならやっぱり観たいです。で、私も申込みしました。
    オネエ様から教えていただいて、khbの番組も見れました。ぐりりに「うちの子になるか?なれ、なれ」って、たまに出る男の子っぽい口調にやられました。

    • オネエ 2025年1月13日 7:47 PM

      >なこ様

      なこさん、こんばんは!
      今回のジャパンタイムズのインタビュアーは日本人記者の名前がクレジットされていました。
      私の補足が足りずに申し訳ないです。
      ノッテ見たいですし、何よりも仙台の聖地をまた訪れたいという思いです。

  4. さわき 2025年1月13日 10:59 AM

    オネエさま
    おはようございます!
    ジャパンタイムズ、翻訳してくださってありがとうございます。
    改めて、羽生さんの存在の、奥の深さを感じるような内容でした。私は比較的新しいファンなので、リアルタイムで追っていなかった時期のことは、今とうまく繋がらないときもあるのですが、地域復興が16歳のときからのライフワークと聞くと、ドキッとします。私は、当時17歳で、自分の心に全く余裕がなくて、ニュースをまともに見ることすら避けていたので…
    だけど、自分を卑下する気持ちには全然ならなくて、そういうことを思い起こさせてくれる存在に出会えたことが、本当に稀有なことだと思うんです。羽生さんのためにできることは、まっすぐ、応援することですね。

    • オネエ 2025年1月13日 7:45 PM

      >さわき様

      さわきさん、こんばんは!
      短いインタビュー時間の中でも、プロアスリートとしての思いや根底にあるものを知ることができ、
      ますます応援したくなりました。
      わたしは17歳の頃は毎週のように2丁目へ出入りしてましたよ汗

      • さわき 2025年1月13日 10:31 PM

        お、お、オネエさま、デビューが早い…!汗
        オネエ先輩と呼ばせていただきます…!

  5. そら 2025年1月13日 7:59 PM

    オネエさま
    ジャパンタイムズの翻訳、ありがとうございます!
    短いインタビュー時間の中、ゆづくんの本音をとらえているとても上質で良い内容ですね。
    広島公演2日目のMCのどこかでもたしか「また次があったら、、、、」とのフレーズがありました。
    千葉公演も既に決定しているのに
    な、、?と切なくなりましたが、明日何があるかわからない、今日一日一日の最善を、全力で魂を心を込めてのゆづくんの思いなのでしょう。
    自分は明日以降の自分の為に7割程度の力で仕事をこなして余力を残す凡人ですが(笑)、ゆづくんをみていると、身が引き締まります。
    私も少しでもそのような心の持ちように近づきたいです。

あなたの愛をアタシにいただけないかしら?
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