ノッテ初日公演後の羽生結弦インタビューの一問一答が、スポニチより全3回に分けて公開に。さらには野村萬斎氏の一問一答も。
早速ノッテ初日公演後の一問一答が、スポニチより全3回に分けて公開に。
――3回目の公演。終えて今の気持ちは。
「とにかく、今日が千秋楽なのかなっていうぐらい全体力と気力を使い果たしました。それくらい一瞬も気持ちを切らさずに、少しでもこの会場で滑っているメンバーと全員で3.11やいろんな災害に対してできること、何かのきっかけになるようにと願いながら祈りながら滑らせていただきました」
――野村萬斎さんとの共演は。
「とにかく緊張がすごかったです。やっぱりSEIMEIに関しては特に、何か威厳のようなものを常に背後から感じながら。決してミスをすることができないというプレッシャーとともに本当にオリンピックかなと思うぐらい緊張しながら滑りましたし。あとボレロに関しては、僕が使ったことのない曲で、フィギュアスケーターとしては、やっぱ伝説のアイスダンスの演技がやっぱりあるわけで。振り付けをしてくださったシェイも凄く難しいとはおっしゃっていたんですけれども、萬斎さんのボレロとして僕らもいろんなふりと所作を入れて、本当この共演でしかできないボレロになったんではないかなという手応えはありました」
――野村萬斎とは10年ぶりの再会。
「少しだけ打ち解けてくださった気がします。僕自身、約10年前ですかね、やっぱりとてもとても畏れ多くて、ただひたすら緊張しているだけだったような気もしていましたし。まだ乾いたスポンジみたいな、吸収しようとしてもそんな容量がないので吸収できないみたいな。本当にただただひたすらアップセットしてただけだったんですけど。今回は自分もいろんな経験を積んできて、やはりプロとしていろんな活動してきたからこそ、ある意味で頑張って同じ状況に立って同じ目線、またその同じ高さの目線からものを言えるようにしっかり気を張ってプロのスケーターとしてぶつかっていけるようにということを心がけながら、やはり打ち合わせ等もさせていただきました。
もちろん今回ボレロ自体は振り付けがこっちに到着してから他のスケーターも到着してから、振りがだんだんと出来上がっていって。萬斎さんに見ていただいた時にはまだ全然出来上がっていない状態で。萬斎さんもどうしたらいいかね、みたいな感じにもなってしまってはいたんですが。この会場で本当に時間をかけて、何回も何回も通してるうちに萬斎さんの方から合わせてくださることもたくさんあったり、僕自身も萬斎さんとどのような所作で合わせにいったらいいのかということをたくさん考えながらあの出来上がったボレロだったなという風には思います」
※スポニチより一部引用
あの平昌五輪のフリー「SEIMEI」と同じぐらいの緊張感をひしひしと感じていたとは!とてつもないプレッシャーだったことは想像を絶するわよね。
取り急ぎ、羽生結弦の一問一答をまとめたので、明日じっくりと一緒に振り返っていきましょうね。
さらに野村萬斎氏の一問一答も。
こちらもまた追って詳しく振り返っていきましょうね。
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View Comments
オネエさま
あぁ、SEIMEIとボレロ!どちらかだといいな、それとも全く別の物か
なと思っていたのですが、両方なんてなんと言ったらいいか…。
明日公演を見るのが待ちきれない気持ちです。ボレロはベジャールが
圧倒的なインパクトがあり、正直なところバレエでもフィギュアでも
あれに並ぶ物は無いと感じていましたが、萬斎さんのボレロは独自の
世界で圧倒されたんです。すごい共演ですね。今からドキドキしています。
とにかく明日会場に無事に行けるようにと祈ってお支度します。