GPシリーズ第1戦フランス大会女子ショートで3Aを鮮やかに決め、今季世界最高得点を叩き出し首位に立った中井亜美選手。
予想通りメディアは、彼女を早速ニューヒロイン・スターとして捲し立て、
デビュー戦で優勝すれば日本勢3人目の快挙と早くも過度なプレッシャーをかけているのよ。
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17歳・中井亜美「100点です!」3A決めSP今季世界最高 五輪へニューヒロイン候補
女子SPが行われ、GPデビュー戦の17歳・中井亜美(TOKIOインカラミ)が自己ベストを9・00点も大幅更新する今季世界最高78・00点で首位発進した。来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ、ニューヒロインが名乗りを上げた。
五輪シーズンの今季シニア転向した注目スケーターは新潟県出身。浅田真央さんに憧れてスケートを始めた。18年には新潟市での浅田さんのアイスショーを鑑賞。その後のスケート教室にも参加し、指導も受けた。中学入学の21年4月からMFアカデミーに通うため千葉へ引っ越し。その後、才能が開花した。
GPデビュー戦で優勝すれば、18年NHK杯の紀平梨花、21年スケートカナダの渡辺倫果以来日本勢3人目の快挙となる。「フリーもこの流れでいきたい気持ちが大きい。練習からしっかりできているので、しっかりイメージを持って頑張りたいです」と気持ちを切り替えた。
※スポニチより一部引用
GPシリーズ第1戦フランス大会女子ショートで3Aを鮮やかに決め、今季世界最高得点を叩き出し首位に立った中井亜美選手。
早速というか予想通りメディアは、彼女をすでにニューヒロインとして捲し立て(タイトルでは候補と書きながら本文では言い切ってるわよ)、
デビュー戦で優勝すれば日本勢3人目の快挙と早くもプレッシャーをかけているわね。
それに彼女は新潟時代から才能があり、成績を残してきた選手でもあるので、MFアカデミー(三井不動産)へ行く前から島田麻央選手と共に注目されていたわよね。
そのあたりはきちんと取材してる!?
「新しいスター」・「日本女子3人目快挙なるか」など、まだショート1戦終えただけなのに日本メディアの期待値が異様に高い。
それだけニュースになりうる新しい逸材を心待ちにしているということでしょう。
でもメディアの異様な期待が、選手に過度なプレッシャーを与えてしまう危険性があることも周知しておかないと。
中井選手のショート、本当に勢いがあって躍動感がありフレッシュさが爆発していたわよね。どうかメディアの雑音に耳を傾けずにこのまま突き進んでいってほしいわ。
誕生月の違いで五輪出場資格のない島田麻央。かつてのトリノ五輪の浅田真央も思い出すわ。
浅田真央はシニアデビューの年に、荒川静香をGPシリーズ2戦共破り、ファイナルではイリーナ・スルツカヤ(ロシア)に勝って優勝。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったので、もし真央がトリノ五輪に出れていたら!?と思った方も多いはず。
こればかりはタイミングや運的な要素も左右してくるのよね。
スルツカヤとミッシェル・クワン(米国)は喉から手が出るほど欲しかった金メダルに縁がなかったし、
長野五輪のタラ・リピンスキー(米国)や、ソルトレイク五輪のサラ・ヒューズ(米国)といった若い世代が金メダルを取っていったのよね。
話すと長くなるけれど、ソルトレイクではスルツカヤとクワンの一騎打ちになっていたので。各国メディアも騒ぎ立てとてつもないプレッシャーになっていたはず。(実際に演技はやや硬かった)
一方でヒューズはメディアからもノーマークでノープレッシャーだった。
若いスケーターが大きなプレッシャーもなく、勢いのまま五輪で表彰台の中央を取ってしまうことって多いのよね。
わたしの中で来季から女子シングルは大きな変革期を迎えると思う。
ショートでは3Aが必須になってくるでしょうし、ロシアがミラノ五輪を機に国際競技会へ復帰する可能性もある。
日本女子選手の素晴らしいところは怪我と向き合いながらも、第一線で長く活躍できる選手が非常に多いのよ。
だからこそメディアは温かい目で大事に選手を見守っていってほしいわ。
実際はスター選手探しに必死の様子だけどね汗
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「競技の時にはルールというものが常に存在していて、こういう演技をしなくてはいけないというようなことがありましたが、ショーの世界では、それらを取っぱらうことができる。一方で、360度の観客全員に満足していただかなければならないし、会場で流れる映像などの制作にも頭を使わなきゃいけないし、自分の思いを伝える言葉も考えなければならない。これまで考えなかったような部分にまで思考を広げ、より深化させているという状況です」
GQ JAPANから、羽生結弦の過去インタビューを再度ピックアップしてくださってます。
『羽生結弦2015-2025』早くも入荷している書店もあるのね!
10/21(火)発売日まであと3日。各メディアも大々的に取り上げているわよ。
メンテナンス期間であることを忘れてしまうぐらい、羽生結弦への注目度の高さが伺い知れるわね。
【羽生結弦関連新書籍のご案内】
10月21日発売
☆『羽生結弦 2015-2025』by Nobuaki Tanaka(Ice Jewels特別編集)
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☆合わせてお読み頂きたい
すでにホテル争奪戦が始まってる!羽生結弦の復帰ショー開催予想に変化が! - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
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オネエさま
こんばんは!
グランプリフランス、ご覧になったのですね。
日本女子選手の素晴らしいところ、私も同感です。選手に寄り添ったオネエさまのコメントを見て、あたたかい気持ちになりました。
亜美ちゃんのショートは確かに素晴らしくて勢いがありましたが、FSが終わってないのに、記事の書き方、考えてほしいな…と私も思うので。
かおちゃんのステップの爆発的な感じもすごく良かったですし、りおんちゃんのピアノ曲の、流れるようなスケーティングも素敵でした。上位陣は、まだ順位わからないなと思うので、FS楽しみです!
すみません、誤字ありました…
「りをんちゃん」です!
中井選手は拠点が南船橋で、中庭コーチなんですね。このコーチは福岡時代に生徒に羽生リスペクトを禁句にした方で、スケ連寄りなコーチですよ。
3Aも含めてノーミスでも初グランプリシリーズにしては、ちょっと点数盛りすぎているのではと思っていますけど。
以前に、フランス杯開催資金難で日本スケ連ありがとうと~コメントされたことがありました。
今回の開催はどうだったのかな?集客かなり厳しいようですね?
前のカテに、米国ジュニア選手の衣装が羽生選手のオリジンに似ていると記事に出ていましたがデザイナーが伊藤さんだと上位ブログで分かりました。だからもう一点の衣装も伊藤さんのデザインかなと思われます。
多くの選手の衣装を手掛けると、被ってしまうのは仕方がないのでしょうけどでもあまりにも似ていますよね。まさか選手の方からの要望とか?
後輩Uのボレロの衣装も、羽生選手の衣装と似た感じで同様の色合いで同じデザイナーだったんです。
おねえさま、日本のフィギュア市場(公金有り)は、米国フィギュア界にとっても命綱なんでしょうね。男子は、読みまちがいの羽生苛めで墓穴を掘りましたが、今回は Mさんリスペクトでありながら、Tさんの曲をオマージュし、表現の助言を仰ぎ スケレンとの関係良好な新星に願いを?ということでしょうか? コーチの方は、選手時代はTさんの対極にあり? もうお一方の同県出身の方と比べて冷遇されていたような記憶があります。教え子や後輩を守るための 仕方のないことではないですか? 妖精君の件でもですが、 他のコーチだって言っているはずなに、この方だけを表に出すことで利用し、この空気を強化してませんか?
長い間不遇で弱小な立ち位置の日本フィギュア界は、持ちつ持たれつ義理と人情としがらみで成り立ってきたのでしょうね。最近は、政治家まで絡んでくるという不健全な状況です。 しかし、ぷっ契りの結果を残す 勝負強くメンタルもストイックな選手は、そういう環境とは馴染みません。何事にも妥協せず とことん自分を追い詰め 自分のみと向き合う生き方をするので、周りに気を遣うとか、ハンドルにあそびがないんです。
若い選手の そういうモチベーションを 甘やかしとか、忖度必需の環境?とかの大人のしがらみで潰して欲しくないですね。メディアがそれに加担したり 一方向だけにあおるのも重罪ですね…。
そして あの衣装は 本当に伊藤さんの縫製? マリニン君のはそうかもって思ったことはありますが…。 ただ寄せたデザイン使用の了解を取っただけ?とか…。 あれでは かえって 中身の違いが引き立って、逆効果では?特にリスぺクト表明でないならば 意味不明過ぎですね。ただ本人の意思ではなく 売り出すための手段を選ばずのインパクト狙いかもしれないと。