グランプリシリーズ第1戦フランス大会が終わり、ショート首位の中井亜美がフリーでも1位となり、見事シニアデビュー戦で初優勝!
2位の坂本花織も完璧な演技を見せるも、これまでジャッジから減点されなかったルッツジャンプの踏切違反をフリーでも取られ、
僅かなミスではあるもののほとんど加点を得られなかったことが致命的な差に。
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僅かなミスが致命的だった!女子フィギュアのフランス杯で勝敗を分けた理由
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グランプリシリーズ第1戦フランス大会が終わり、
ショート首位の中井亜美がフリーでも1位となり、見事シニアデビュー戦で初優勝!
SPとFP2つ揃えて、彼女の実力が本物であることを証明したわよね。
日本メディアは早速「五輪有力候補に浮上」と書いているけれど、これからメディア取材も多く入り一気に注目を浴びるでしょう。
でもまずは2戦目でも表彰台、そしてファイナルに進むことができてからでしょうね。
ただ若さと勢いってすごいパワーなので、プレッシャーに臆することなくあっという間に五輪のステージへ駆け上がる可能性も十分に秘めていると思うわよ。
The women’s medalists at GP
Ami NAKAI PB 149.08 / PB 227.08
Kaori SAKAMOTO 148.03 / 224.23
Rion SUMIYOSHI PB 145.03 / PB 216.06 #GPFrance #GPFigure #FigureSkating pic.twitter.com/YoBOrklckd— Golden Skate (@goldenskate) October 18, 2025
2位は坂本花織、3位には住りをんが入り、日本勢が表彰台を独占。
【女子総合順位表】
【女子フリー順位表】
総合1位 中井亜美
Ami Nakai at Grand Prix de France 2025
What a Wonderful World
FS 149.08#AmiNakai #GPFigure pic.twitter.com/gDyrn52lgB— figure skating archive (@skatingarchive) October 18, 2025
冒頭の3アクセルでお手付きはあったものの、ほぼノーミスで揃えてきたわよ。
シニアデビュー戦で演技構成点の「表現」に9点台を付けるジャッジもいたわね。
どの種類のジャンプもクリーンに跳び分けられ、3ルッツからのコンビネーションを2本入れられるのは強みよね。
そこに3アクセルが加わるのだから、技術点は2位の坂本に7点以上の差を付けて断トツトップ。
裏を返せば、ノーミスしない限り坂本には勝てなかったでしょうね。(演技構成点では坂本が約6点上回っている)
2位 坂本花織
Kaori Sakamoto at Grand Prix de France 2025
La vie en rose, Non je ne regrette rien
FS 148.03#KaoriSakamoto #GPFigure pic.twitter.com/Wp6kNBrTHy— figure skating archive (@skatingarchive) October 18, 2025
五輪シーズン、大きなプレッシャーがかかる中で初戦からノーミスでまとめてきたメンタルは素晴らしいと思ったわ。
ジャンプの難度を上げるのではなく、彼女の場合は完成度を高めて勝負することに比重を置いているので、
わたしが唯一気になったのが、ショートに続く3ルッツの踏切違反疑い。
ある時突然、彼女のルッツにエラーが付かなくなってからだいぶ経ち、この五輪シーズンに再びエラーで加点を抑えられてしまうと
僅差の勝負では致命的になりかねないのよね。
今回フリーだけ見ると、中井亜美との得点差はわずか「1点」。フリーで坂本が中井の上に立てなかったのはこのルッツのエラーが要因だと思うわ。
いずれにせよ、3度目の五輪で狙っているのは当然金メダルでしょう。これまでの経験を活かしてぜひ戦い抜いていってほしいわ。
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。
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こんにちは!
速報をありがとうございます。
敬称略。
ルッツのエラー。
エラーはエラーなのだから公平に審査されるべき。
執拗にエラーをマークされた浅田真央も、いったんは見逃し?な坂本花織も、
テレビで観ている限りは、「修正しよう!」と凄く努力しているのは伝わってくる。
修正しようともしなかったU野とは大違いです。
中井亜美にも過剰なプレッシャーがかかることなく、
「有終の美」
「ニューヒロイン」
「仙台出身」
といった煽り文句をスルーして、せっかくの3枠、良い意味で各選手へのプレッシャーが分散すればと願います。
もちろんオリンピックの切符をつかめそうな選手は、まだまだいる。
坂本花織が平昌でオリンピックの切符をつかんだときに、
関西の気さくな女子高生(だったのかな?)キャラとして報道されていました(いまや報道もないけれど)。
その中で、坂本花織が
「まぐれとは思われたくない」
と、キッパリと言ったことは覚えています。
オリンピック選考がかかった全日本ではクラブは違ったとは思うのですが、同世代の樋口新葉が、フリーの演技を終えたあとに、氷に拳をぶつけるように祈った。
その姿を見ているのかどうかは分かりませんが、
「まぐれとは思われたくない」は、
今日まで坂本花織のど真ん中にあると感じます。
とくにあの異様な空気の中の北京オリンピック女子で表彰台に乗る。
また周囲が勝手に「健康的なキャラ」と持ち上げてからの、間も開かない世界選手権で優勝したことは、ご本人にしか分からない苦悩があったかと想像します。
「まぐれではない」というハートを、今季に爆発させてほしいです。
4年に一度と年齢制限はときに「なんと理不尽な、、、」と感じます。
でもメディアに晒される人たちの、匿名からの誹謗中傷に比べたら、一般人はマシな時もあれば公にも取り上げてもらえないから、別の意味で苦悩することもあると思います。
少なくとも坂本花織は平昌から今日まで、心をコントロールする強さがあると思います。
とにかく今季も、誰もが怪我などをしないように。
女子は17歳から25歳くらいまでがオリンピックの扉を開けそうなので、本当に怪我だけはしないでほしいです。