グランプリシリーズ第1戦フランス大会が終わり、ショート首位の中井亜美がフリーでも1位となり、見事シニアデビュー戦で初優勝!
2位の坂本花織も完璧な演技を見せるも、これまでジャッジから減点されなかったルッツジャンプの踏切違反をフリーでも取られ、
僅かなミスではあるもののほとんど加点を得られなかったことが致命的な差に。
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グランプリシリーズ第1戦フランス大会が終わり、
ショート首位の中井亜美がフリーでも1位となり、見事シニアデビュー戦で初優勝!
SPとFP2つ揃えて、彼女の実力が本物であることを証明したわよね。
日本メディアは早速「五輪有力候補に浮上」と書いているけれど、これからメディア取材も多く入り一気に注目を浴びるでしょう。
でもまずは2戦目でも表彰台、そしてファイナルに進むことができてからでしょうね。
ただ若さと勢いってすごいパワーなので、プレッシャーに臆することなくあっという間に五輪のステージへ駆け上がる可能性も十分に秘めていると思うわよ。
2位は坂本花織、3位には住りをんが入り、日本勢が表彰台を独占。
【女子総合順位表】
【女子フリー順位表】
総合1位 中井亜美
冒頭の3アクセルでお手付きはあったものの、ほぼノーミスで揃えてきたわよ。
シニアデビュー戦で演技構成点の「表現」に9点台を付けるジャッジもいたわね。
どの種類のジャンプもクリーンに跳び分けられ、3ルッツからのコンビネーションを2本入れられるのは強みよね。
そこに3アクセルが加わるのだから、技術点は2位の坂本に7点以上の差を付けて断トツトップ。
裏を返せば、ノーミスしない限り坂本には勝てなかったでしょうね。(演技構成点では坂本が約6点上回っている)
2位 坂本花織
五輪シーズン、大きなプレッシャーがかかる中で初戦からノーミスでまとめてきたメンタルは素晴らしいと思ったわ。
ジャンプの難度を上げるのではなく、彼女の場合は完成度を高めて勝負することに比重を置いているので、
わたしが唯一気になったのが、ショートに続く3ルッツの踏切違反疑い。
ある時突然、彼女のルッツにエラーが付かなくなってからだいぶ経ち、この五輪シーズンに再びエラーで加点を抑えられてしまうと
僅差の勝負では致命的になりかねないのよね。
今回フリーだけ見ると、中井亜美との得点差はわずか「1点」。フリーで坂本が中井の上に立てなかったのはこのルッツのエラーが要因だと思うわ。
いずれにせよ、3度目の五輪で狙っているのは当然金メダルでしょう。これまでの経験を活かしてぜひ戦い抜いていってほしいわ。
それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。
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オネエさま
こんにちは!
速報をありがとうございます。
敬称略。
ルッツのエラー。
エラーはエラーなのだから公平に審査されるべき。
執拗にエラーをマークされた浅田真央も、いったんは見逃し?な坂本花織も、
テレビで観ている限りは、「修正しよう!」と凄く努力しているのは伝わってくる。
修正しようともしなかったU野とは大違いです。
中井亜美にも過剰なプレッシャーがかかることなく、
「有終の美」
「ニューヒロイン」
「仙台出身」
といった煽り文句をスルーして、せっかくの3枠、良い意味で各選手へのプレッシャーが分散すればと願います。
もちろんオリンピックの切符をつかめそうな選手は、まだまだいる。
坂本花織が平昌でオリンピックの切符をつかんだときに、
関西の気さくな女子高生(だったのかな?)キャラとして報道されていました(いまや報道もないけれど)。
その中で、坂本花織が
「まぐれとは思われたくない」
と、キッパリと言ったことは覚えています。
オリンピック選考がかかった全日本ではクラブは違ったとは思うのですが、同世代の樋口新葉が、フリーの演技を終えたあとに、氷に拳をぶつけるように祈った。
その姿を見ているのかどうかは分かりませんが、
「まぐれとは思われたくない」は、
今日まで坂本花織のど真ん中にあると感じます。
とくにあの異様な空気の中の北京オリンピック女子で表彰台に乗る。
また周囲が勝手に「健康的なキャラ」と持ち上げてからの、間も開かない世界選手権で優勝したことは、ご本人にしか分からない苦悩があったかと想像します。
「まぐれではない」というハートを、今季に爆発させてほしいです。
4年に一度と年齢制限はときに「なんと理不尽な、、、」と感じます。
でもメディアに晒される人たちの、匿名からの誹謗中傷に比べたら、一般人はマシな時もあれば公にも取り上げてもらえないから、別の意味で苦悩することもあると思います。
少なくとも坂本花織は平昌から今日まで、心をコントロールする強さがあると思います。
とにかく今季も、誰もが怪我などをしないように。
女子は17歳から25歳くらいまでがオリンピックの扉を開けそうなので、本当に怪我だけはしないでほしいです。
競技はみたくないといいつつ、おねえさまのあげてくださった動画を観てしまう私で…。坂本さんは、ザ・アスリートというダイナミックな演技ですね。なぜかジュニアの頃の印象が私には残っているんですよね。頑張ってましたね。それで音楽を消して動きのみをみてみたんです。 まだ、緩急がおんなじ感じで 体が馴染んでないみたいで動きが少し重たく感じました。これからですね。中井さんは、確かにうまいし、動きもきれがあり凄いですね。しかし、私からみたら あまり惹き付けられないというか…、入ってこないんですよね。もう感性が干からびて ついていけないのかもしれせんね。 フィギュアって ついつい音楽に騙されてしまう時があるので、音を消して見てみるのも面白いです。
にしても、羽生君が、本当に恋しいですよ…。真っ当だった競技会での彼を 観ることができた時代は、本当に幸せでしたね。真っ白なリンクが、いっそう 輝いて見えてましたね。
オネエ様こんばんは。
たしかにルッツの踏み切り、!マークついていましたね。
でも、それだけでは無いと思いますよ。今回坂本さん、スピン/ステップ共にレベルのとりこぼしがありました。
この点は中井さんや住吉さんの方がちゃんとレベル取れています。
これまでの記事を読むと、坂本さんの演技はあまりオネエ様のお眼鏡にかなわなかったようですね。
ジャッジに見逃してもらえていた等の表記がありましたから…。まあ、それはおそらく当たっているでしょう。
ただ、ワタシ個人から言わせてもらえると、彼女は見逃されて喜んでいたとは思えません。本当に「アスリート」なんだと。あの陽気キャラだって、それはそれで彼女の持ち味。
ジュニアに上がる少し前に「この子イケるんじゃないか」との予感が当たって、その後最初の五輪で入賞してきたのは見上げた根性だな…と感心しました。
その後やれ大技が無いだの古臭いだの言われ続けながらも、日本女子を牽引してきたのは事実です。
その地味な、古めかしいプログラムは、選手に超難度の動きを要求するブノワリショー氏の手になるものだし、デュプレイユ氏がコレオ担当になってからも、個人的には惹きこまれるものがほとんどでした。
今回、レベルのとりこぼしがあったのは、おそらくジャンプノーミスに集中するあまりの「隙」ではないかな…と捉えています。
もちろん中井さんの3A成功と優勝は喜ばしい限りですが、この先3Aの成功率が100%近いものになるかどうかは彼女次第だし、逆にこの3Aに拘泥するあまりどこかに落とし穴が出てくる可能性もある。
(それより住吉さんの、あの超低確率クワドに拘る理由があまり理解できないです。)
フィギュアを50年以上見てきた「素人」がエラそうな意見吐いて申し訳ないのてすが、素人なりにスポーツとしてのジャッジは公正厳守であってもらいたいし、そうあるべき。
踏み切り違反は、動体視力に自信のあるワタシでさえ、スロー画像でも見落とします。
ここ一点に勝負の分かれ目があったかも…なのは理解できますが、ことさらに強調すべきものか、逡巡があります。
見逃されて来たのは、特定の国の選手の方が多いですし、またルッツは日本人にとってナゼか苦手ジャンプとの認識がジャッジに共有されていて、きっちり踏み切っている筈が、ことごとく違反を取られる。まことに理不尽です。
それにしても、他の競技が次々にAI採用に踏み切ったというのに、フィギュアは目視と定位置カメラのみ採用の、あからさまな匙加減採点。
今回何の思惑なのか日本女子だけが軒並み140点台を出されたのも、この先大きな「操作」が待ち構えているような気がしてなりません。
羽生君もパフォーマンスが精度を増して来るのと反比例して、度々嫌がらせされていましたよね。
あれだけ基本を大切にしている彼にさえ、スピンでノーカンつけるようなジャッジ。
「選手は出過ぎた演技をするなって警告なんだよ…」と一緒に見ていた友人がポツリと言ったのを思い起こしました。何気ないひとことでしたが、そこそこスポーツ業界の裏を見てきた人の言葉だったのでとても落胆した経験でした。
羽生君がプロになってくれて、心から安堵しましたし、ワタシのストレスはなくなりました。
今はもう、競技フィギュアは別世界の物語として捉えています。
ココロの片隅では、一生懸命頑張っている選手が、とても気の毒にも思えます。
少し言い過ぎたかもしれませんが、長いこと溜まっていた心の澱を、ここで表明させてもらいました。
>フクスケ様
フクスケさん、こんはんは!
これまで坂本選手を見て来られたフクスケさんのご意見や思い、とても勉強になりました。
どうしても採点だけを見てしまうところがあり、これまで選手がどれだけの努力を重ねてきたのかという部分への配慮が欠けていたと反省しております。
これからもぜひ率直なご意見をお待ちしておりますね。
オネエさま
こんにちは!
オネエさまのコメント欄をお借りすることを失礼します。
フクスケさまに、同意することが多かったので(フクスケさまが、このコメントを読まれているかは分かりませんが)。
以下、敬称略。
私も坂本花織が「見逃し」を受け容れていたとはまったく思えません。
いっときは3Aにも取り組むというような話しもあったと思うのですが、あくまでもテレビで観戦する限り、3F-3Tや終盤の3Lの完成度、そしてルッツの改善に取り組み続けたような印象があります。
持って生まれた体質で(一般人はできなくても)、フィギュア女子としては柔軟性には劣るかもしれません。
ただその中で筋力と体幹を磨き上げたことは一流のアスリートの証です。
坂本花織の耳にも「ロシアがいないから云々」は届いているとは思いますが、いようがいまいが、まずは北京で表彰台に乗ってからの、責任感すら背負うと覚悟したアスリート根性。
その後もいろいろ「大技がない」なども耳には届いているでしょうが、「世界観を出せる」ことでは一流です。
昔、「アメリ」を演じたときに、正直「なんとまぁ、似合わない」と思いました。
でも似合う曲ばかり踊っていたら、本当に似合う曲なんて見つけられない。
そしてあんな上下が激しいステップを完璧に踏もうとしたら、これも取りこぼしが出てしまう、ある意味、高難度ジャンプと同じくらいのハイリスク・ハイリターンだと思います。
すこし、昔のハン・ヤンを思い出しました。
3Aの高さと幅は、ハン・ヤンの迫力を超える選手はいないと今でも思います。
しかし羽生結弦の3Aは、入りと着氷の多彩さ・伸び、その軽やかさゆえの高さと幅、完璧な空中姿勢で美しさは他の選手の追随を許さなかった。
坂本花織の2Aには、ハン・ヤンに通じる質を感じます。
プライドと言えば良いのでしょうか。
今季は入りの前にのけ反る(?)ようなポーズも入れているようですが、それは十八番である2Aを失敗するリスク込み。
でもあれだけ上下の激しいステップを踏めるようになったからこそ、組み込める「新しい技」だと思います。
ともあれ坂本花織は、「あ、なんで、そこでミス?」と思うことも多々ありますが(高難度ジャンプがないゆえに余計)、過去の演目のいくつかは曲と共に記憶している選手です。
間違えました。
前にのけ反るではなくて、後ろにのけ反るです(^_^;
追記でハン・ヤンですが。
たしかローリー・ニコル振り付けだったと思うのですが(間違えていたらごめんなさい)、「羊たちの沈黙」のレスリー博士(?)とのワルツみたいな演目がありました。
そんな複雑な設定にしなくても良いのに、、、と思いつつ、ハン・ヤンがひとりワルツで懸命にワァ~ッと博士の狂気を表現しようとしていたことに、「それ、違うっ!」とかテレビ越しに失礼ながら笑ってしまったり、「う~ん、それっぽくなってきた」と唸ったりした記憶があります。
競技だから結果がすべてとは言え、競技フィギュアでも「記憶と記録」が同時に刻まれる演目が増えていくことを願います。