皆様、世界フィギュアまで、
あと3日!
いよいよカウントダウンね。
このドキドキ、
皆様も同じ心境だと思うのよね。
でもどうか、お食事と睡眠だけはしっかり
摂って、体調管理には気を付けて頂戴ね!
さて、前回お話させて頂いた、
「オイラー」
に引き続き、今回は
「ジャンプシークエンス」
についてゆる~く、
お話していこうと思うのよ。
羽生結弦にしか跳べない、
あのジャンプシークエンス
について見ていきましょ!
羽生結弦が跳ぶ4T-3A-SEQに注目!
また難しい用語、
「SEQ」
が出てきたわね!笑
あんた、何モンよ!?
「SEQ」=ジャンプシークエンス
前回お話した「オイラー」は
着氷した「右足」を「左足」へ
変更するのが目的で、
ここが重要よ!
ジャンプがすべて後ろ向きで着氷するのが
大前提での話なのよね。
「ジャンプシークエンス」は、
後ろ向きで着氷するすべてのジャンプから
ターンを入れることで、
前向きから始まる
アクセルジャンプを跳ぶための準備動作
なのよね。
4T-3A-SEQ
と表記されるけど、
4T-SEQ-3Aじゃないのよね。
あくまでターンとしての扱いだから最後に
付けるのかしらね?
実際にユヅのジャンプで見ていきましょ!
この入りは4回転トーループだわ!
右足のトウをついて、テイクオフ!
見事に華麗に着氷。
ここでは後ろ向きよね。
全く見せない手の置き方を見て頂戴よ!
異次元すぎるわ!
ここからターンに入り、シークエンス。
ここに注目よ!
ターンを入れて前向きになった瞬間に、
ただちにトリプルアクセルを跳ぶのよ。
何が凄いって、
ターンを入れることで、
最初のトーループを降りた後の
加速がほとんど
なくなってしまった状態でも、
トリプルアクセルを跳んでしまう彼の跳躍力!
バネの高さだと思うのよね!
これ普通に考えたら、無理よ!
昔、スルヤボナリーが
ビバルディの「四季」で助走なしから、
幽体離脱しとるがな、両足笑
いきなりダブルアクセル決めた時も
びっくらこいたけどさ、
ユヅのはボナリー比で100%驚き増よ笑
あたし腰ぬかしそうになったわよ!
助走なしでトリプルアクセル、、、
4Aを本気で目指しているのも
頷けるわよね。
連続ジャンプに比べて両ジャンプの基礎点から8割
こんなに難しい超人技をやってのけるのに、
ターンを入れるシークエンスの方が
難易度的には低いため、
両ジャンプの基礎点
合計の8割が
基礎点となるのよね。
(4T 9.5+3A 8.0)×0.8=14.0点
ユヅはプログラム後半に跳ぶので
14.0×1.1=15.4点
ここはジャンプの難易度によっては、
ぜひ基礎点を見直してほしいところよ~。
じゃあなんでわざわざ点数が低くなる
ジャンプを取り入れてるのかしら?
彼にこの質問は愚問なのよね!
「点数的にということではなくて、
自分ができる最高のコンビネーション
になると、
4回転からのアクセルだったり、
そういったものになるのかなあと思って!」
要は点数云々じゃないのよ!
彼の目指している、
「トータルパッケージ」
って、
世界最高得点とか
そんなもので計れるような
ものじゃないんだわね。
どれだけ自分の
最高のパフォーマンス、
「フィギュアの美」を
体現できるか!
そこに尽きると思うのよね~
只今、「羽生結弦へエールを送りましょう」企画開催中よ!
羽生結弦へエールを送りましょうよ!
ぜひぜひ皆様のご参加お待ちしていますわ~
↓投票&コメントはこちらよ↓
View Comments
Tomoさん、おはようございます。
カレンダーを見れば、とうとう今週になってしまい、それだけでドキドキしてきます。
Tomoさんの懇切丁寧なジャンプ講座のお陰で、世界選手権は今までの『ただ見てるだけ』の試合ではなく、自分なりの観戦が出来そうで、それも楽しみです。
サロンの皆さんも色々、楽しい提案して下さったり、面白い視点を教えて下さって感謝してます。
まだ世界選手権は始まってないけど、この場を借りて、お礼を伝えさせて下さいね。
>マルタ様
マルタさんこんばんは!
いよいよ日付も変わり、あと2日ですね。
もう心臓バクバクですね。
わたしこそマルタさんいつもコメント、本当にありがとうございます。
マルタさんの優しいお人柄、すごく伝わってきます。
身に染みます。サロンへ訪れる皆様のコメントが
いつもフィギュア愛が溢れていて、わたしこの空間大好きです!
ぜひこれからもよろしくお願いします。
オネエ様、おはようございます。
ライブでの試合となると、ジャンプもスピンもステップも、そんな要素なんて吹っ飛んでしまいますが、それ以降は、録画を観ながら要素を調べるのが、私の楽しみです。
4t-3A は、ゆづ君は、よくアイスショーの時におふざけで、披露しているのを観ましたが、その頃は凄さがわからないでいました。考えれば、第2ジャンプは助走が無い状態なのだから、そこからの3Aは驚きです。
昨日の、オイラージャンプの続きでもありますが、17年の国別で、4tからの1EU-3s というのもありましたが、これだと回転不足になる確率もたかそうだし、4t-3A SEQはの方が、ゆづ君らしい、最高のコンビネーションジャンプだと思います。何より、3Aが入っていますもんね!
今大会では、このコンビネーションが一番の目玉ではないかと思っています。
何気に、後半の、3F-3t もゆづ君にしては珍しいコンビネーションでは? 本人も、ジュニア以来の〜というような事を言っていたような…。
ループ、そして、フリーでは、3A のコンビネーション二本が決まれば! と勝手な期待を抱いています。あとは、公正なジャッジです。
>ゆっここ様
ゆっここさんこんばんは!
確かにユヅの3F-3T珍しいですよね。ジュニア以来なのですね!
ユヅを支えているのは3Aだと思うんですよね。
4回転ももちろん凄いのですが、あの美しい3Aは
ただ見とれてしまうんです。
そうですね、公正なジャッジを望みますね!
選手たちは一生懸命練習してきたわけですから、選手へ批判の
いくようなジャツジングはあってはならないと思います!
オネエ様 ジャンプ講座連載ありがとうございます!以前からスゴイわ〜と見ていただけで^^; お陰でさまで遂に色々薄ぼんやりながらも判りました。
そして羽生くんのコンビネーションで〆、海外の実況解説などは「スケートの
教科書のような!」「とつぜん飛んだ!」「スプリーム!」と絶賛ですものね。
スパイラルやスピンの足の角度とか、軸真っ直ぐ、着地で上がっている片足、分度器で測りたい!って程いつも綺麗で…日本の解説の方はそーゆーコメント少ないですね。
やだ、投稿で盛り上がってしましたました。
皆さまのコメントも勉強にもなり、楽しみでステキなサロンですね☺︎
>おばちゃん様
おばちゃんさん、こんばんは!
「突然跳んだ」に敏感に反応してしまいました!
これから跳びますよ~って前触れが全くなく、
前半の3Fとかステップの延長のように跳びますよね。
まさにジャンプが表現と同化しているような錯覚を覚えます。
会場に分度器持参するようにわたしが投げかけますね!
「皆様、分度器を持参して頂戴!」
どうでしょう?笑 解説実況は薄っぺらいんですよね、
特にフジの場合。ここは町田とかに解説してもらいたいな~
おばちゃん様&オネエ様
オネエ様のレスにウケると同時に、実は私、子供が使用している分度器で、ゆづ君の着氷足の角度を測っています。「これは、35度」とか呟いて…。
こんな人他にいるかしら。私、ゆづ君の着氷と足フェチだと思っています(笑)
>ゆっここ様
分度器のスペシャリストゆっここ様と
呼ばせてくださいまし!
着氷と足フェチ!いえ、他にもいるはずよ~。
そうとうお目が高いですわ!
オネエ様、認定ありがとうございます!
ゆづ君のスケートは全てが好きですが、着氷が特に好きなのです。
手が真っ直ぐに伸びている人はいますが、脚が真っ直ぐに伸びている人は、少ないのでは?と思います。
ゆづ君の調子は、3Aと着氷でわかる…ような気がします。
>ゆっここ様
ゆっここさん、こんばんは。
着氷で調子がわかる!これは一つの重要なキーとなりそうですね。
どうしても成功か失敗かで調子を決めてしまう報道が多いですが、
その見方は私も今後の参考としたいなと思いました!
どうもありがとうございます。
トリプルアクセルは彼が得意とするところですし、
ここでも見極めることができますものね。