スポンサーリンク

4回転て本当に必要なの?紀平梨花が発表した超高難度プログラム

新横浜で始まったドリームオンアイス。

出演中の紀平梨花が来季のプログラム曲を、

来季のフリーで「インターナショナル・エンゼル・オブ・ピース」

というオリジナル楽曲を使用することと、

4回転サルコウ、トリプルアクセル2回を入れた超高難度のジャンプ構成を明らかに。

彼女にとって4回転ジャンプは今後必要となってくるジャンプなのかしら?



3Aと4回転ジャンプはどちらが難しいのか?

エテリガールズは4回転の種類をどんどん増やして、

日本だけでなく、世界の脅威となっているわよね。

でもどうして、ショートで取り入れることができるトリプルアクセルを

入れてこないのかしら?

女子ではショートで4回転は跳ぶことがルールでは認められていないから、

得点差を大きく付けることのできるショートにエテリ陣営は着眼しないのは何故?

3Aと4回転ってどちらがジャンプが難しいのかしらね?

4回転5種類を跳べるほどのネイサンチェンも3Aを苦手にしているわよね。

その中で紀平梨花がショート、フリーで計3回のトリプルアクセルを入れるプログラム構成を組めるのは、

決まれば強いわよね。

けれども昨シーズン、なかなかショート、フリーを通して、

3Aを揃えた完璧な演技で終えることはなかなか出来なかったのよね。

彼女はトータルバランスに秀でているから、隙がない。

3Aさえ入ってくれば、爆発的な点数も出てくるのよ。

4回転サルコウに挑戦することよりも、

来シーズンは昨シーズンからステップアップして、

3A込みでのトータルバランスの精度を上げることに注力をした方がいいんじゃないかしら?

彼女の演技は気品があって、見ているだけで美しいと思える素晴らしいものだけど、

まだ心に直接響いてくるような感情表現であったり、様々な曲を演じることで身に付いてくる演技の本質を

伝える表現力はまだまだこれからだと思うのよ。

4回転ひとつ入れるだけでも冒頭のジャンプから、そこにエネルギーを費やして、

次には3Aからのコンビネーションが控えているわけでしょ。大変なことよ。

アスリートとしての天才的センスが彼女の最大の魅力

それでも彼女が4回転サルコウを入れたいというのは、

エテリガールズをもちろん意識してのことよね。

北京五輪で本気で金メダルを取りたいという気持ちの現れもそうだけど、

彼女のアスリートとしての血が本能で騒いでいるんじゃないかしら?笑

紀平の演技を見ていると、

天才的な運動神経のカンとセンスが垣間見れるところがあるのよね。

多少、空中での3Aの軸が曲がって

ああ、これでは転倒してしまうというところも

見事に空中で、瞬時に修正して着地をしてしまう。

これは持って生まれたものだと思うのよね。

また彼女のルッツで両手を上げるタノジャンプ。

着氷の寸前に手を下に戻す絶妙なタイミング。

ここは彼女のカンが本能で働いているんだなっていう絶妙の良さをいつも感じるのよね。

彼女のタノがあたし、一番好きなのよね。

アスリートに限界を作ってしまうことは良くないこと。

その限界を決めるのは他の誰でもない自分自身なのだから。

最終的には紀平梨花のやりたいように進めことが一番なのよ。

4回転ジャンプのリスクとは?

来季シニアに上がってくる、トルソワ、シェルバコワ、

そして一足先にシニア大会で4回転を決めたトゥルシンバエワ。

彼女達が仮に北京五輪へ出たとして、その時まで4回転ジャンプを跳び続けられるかどうか。

その可能性はかなり低いと思う。

跳ぶチャレンジはそりゃいつでも誰だってできるわよ。

そこできちんと降りれるかという話は別問題よ。

女性なら誰しもが通る成長期における身長、体形の変化からジャンプのタイミングがズレてきてしまう。

ひとつのちょっとしたズレから、スランプに陥って演技全体のバランスまで崩れてしまう可能性も秘めてるのよね。

そしてもうひとつ、それだけ高難度のジャンプにチャレンジし続けるということは、

いつも怪我のリスクと隣り合わせということ。

今はトルソワはポンポン、それこそ宇宙人のようになんでも跳べてしまえているけれども、

果たしてこれが数年後も同じ状態でいられる?

伊藤みどりと浅田真央が3Aを跳び続けてきたことって実はとてつもないことなのよね!

なんでもっとジャッジはこの難しいことをやってのけたレジェンド達を、

その時代に正当な評価をしてこなかったのかしら?

目先のジャンプの評価という言い方は語弊があるけれど、

それをずっと継続して跳び続けることの方がいかに難しいのか?

紀平梨花にはぜひ北京五輪でコストルナヤと

4回転ジャンプは抜きで、金メダル争いをしてほしいのよ。

その為にはジャンプ技術だけでない、表現力。

曲の世界観をひとりの女性としてどう伝えていくのか?

その部分をどんどんブラッシュアップしていけば、とてもおもしろい勝負になりそうな気がするのよね!

あたしは4回転時代なんて女子には来なくていいと思っている。

女子の美しさはジャンプで決まるものじゃない。

どれだけの経験を女性として、

恋愛も苦悩もまた喜びも悲しみも積んできたものをリンクの中で体現し、見る人達にオリジナリティを持って伝えていけるか。

そこがフィギュアの面白さであり、美しさにつながるところと思っているのよね。

皆様のご意見もお伺いしたいわ。



お読みいただきありがとうございます!
共感して頂けることがあれば、ぜひブログランキングバナーを
↓↓↓

人気ブログランキング


にほんブログ村
↑↑↑
ポチっと押してくださいね!励みになります!

オネエ

View Comments

  • Tomoさん、ジョウ君と梨花ちゃんが一緒に4S跳んでる動画、見ました。
    キレイなフォーム、着氷に見えましたが、Tomoさんやサロンの方々、どうでしたか?
    私は回転不足とか、よっぽどでないとまだ見分けられないので、目の肥えた皆様のご意見が聞きたいです。
    ジョウ君とは濱田コーチのもと、切磋琢磨してるのかなと思ってホッコリしました。

    昨シーズン、あれだけ3Aで高得点を出してきましたが、SP、FPどちらも成功させるのがどれだけ大変かも分かりました。
    羽生くんのパーフェクトパッケージじゃないけど、梨花ちゃんの完全完成版を見てみたいです。
    それには4回転はねじ込まなくてもいいのかなと思いますが、ストイックな梨花ちゃんのアスリート魂はやらずにはいられないのかもしれませんね。

  • 今日は
    いつも変なkhでございます。一生懸命オリンピックに出たいと夢をみて頑張っている選手たちを支えてほしいと思いますね。体も大事です。選手生命が終わってからの人生の方が長いのですから、失礼しました。母の気持ちでコメントしてしまいました。インスタ見ました。2人共に綺麗でしたね。回転不足は素人なのでわかりません。
    オネエ様削除して頂いてよろしいです。

  • 女子の4回転論争はトゥルソワあたりが常識を覆して来そうな気がします。実際あのザギトワも4回転こそないもののセカンド3Loはシニアにあがったら跳べないのが当たり前みたいなこといわれてて、結局クリーンに決めてこれてるわけですし、時代が変わりつつあるのかなあと。

    ただ、紀平に関してはジュニア時代とは異なりPCSでもTESでも負けてないと思うので、まずは3Aまでで250点くらい目指してほしいです。
    来季の予定構成がとんでもなくて思わず笑ってしまいましたもん。後半3A見てみたい。

  • オネエさま 前記事の前振りがゴージャス過ぎて…もう天界まで登った 笑
    女子は3Aまで、男子は4A(未だ見ぬ世界ですが)まで!と競技として決めてほしいな…選手の為にも、スケート好きにとってもいいんじゃないかなと。
    たくさん回っても、正直アタシよく分かんないのよ 笑

    こないだのランビ様のシューベルトの美しかったことったら(息)ジャンプなしなら優勝よ、羽生くんはジャンプ自体が美しいし(息)

    そして北京は、姫川コストコ亜弓vs紀平マヤ北島、そして…ワリ絵!
    の紅天女をかけた、美しき戦いを待ちたいなと思います!

  • オネエ様おはようございます

    うーん、ジャンプは見ていてすごいな~と思えるんですが…。
    個人的にはコストナー様のような円熟味のあるスケーティングが好きで、その中で跳ぶ自然なジャンプを加えた演技を特に女子ではもっと観たいと思います。だから、知子・ミヤハラ(麗orさやかポジション?)が私はより好きなのかな思います。

    高難度ジャンプは勝つためには現状仕方ないとは思いますが、娘のような年齢の少女が食事制限大丈夫か、あんな細い足で4回転やったりして怪我は大丈夫か、とオカンや親戚のオバチャン目線です。

    ジャンプは時代の流れ的に仕方ないけど、ジャンプの精度重視のために、僅かな間に消えていってしまう選手が増えないことを祈ります。

    そういう意味でもエロスことリーザの存在って大きいですよね…(大好き)

    • >あかい様

      難しいジャンプを飛び続けることで体への負担が蓄積して、
      スケート生命が短くなってしまうのは本末転倒だと思います。
      ただひとつ気になるのはいまのジュニア世代のロシアの選手たちは、
      キャリアをそう長くは考えていないというインタビュー記事を読みました。
      短くても、短期集中型なのでしょうか?

  • ジャンプが高難度になれば助走が長くなるし、ジャンプの後の流れが無くなり止まってしまうんですよね!
    紀平梨花の3Aはターン、ステップからのジャンプで、その後の流れがあるので最初からフィニッシュまでの流れが切れないので、何度見ても素晴らしいプログラムだと思います。
    トゥルシンバエワの4回転成功は素晴らしいと思いますが、着氷して流れが止まってしまいました。
    プログラム全体としては断然紀平梨花の方が上だと思います。
    3回転でも4回転でも曲のリズムにあった滑りをしているか? が大切だと思います。
    昨シーズンまでのジャッジは
    「3回転したか?回転不足はないか?転んだか?成功したか?」
    を見るだけで、繋ぎや曲に合ってるか?なんて、いやむしろ
    「曲が耳に入ってないの?」
    と、思う様なジャッジが多々ありました。
    と、なると、多回転のジャンプを跳んで点数稼ぐしかないのかな?

    個人的には紀平梨花ちゃんが元気に滑ってくれるだけで100点あげちゃいます♪

    • >燦太様

      ジャンプの流れって、仰るように演技全体の流れにも繋がりますよね。
      そして、曲のリズムにあった滑りをしているか、
      そここそが演技構成点のつなぎ、曲の解釈につながっていくと思うんですよね~。
      ジャンプの足元ばかり見ていたら、表現力をどう見ているの?って疑問符しかないですものね。
      燦太さんは知子でしょ!笑

  • 何だろな・・・ここ最近の女子4回転のムリクリ感。この1年で無理やり10年20年分の進化を急いでる感じなんですよね。
    ロシア年少者のプレロテ気味の4回転量産、そうなると坂本や知子も無理やり技術開発をしないと表彰台狙えないから、短期間で無理して完成できないものを仕上げなければいけない、もうみんなが無理やり3Aか4回転、みたいな流れ。
    違和感感じるのは、そこですね。
    もしみどりみたいに、軽々上にとんで上で回ってから降りて来るなら、「ああ、この身体能力を無理やり抑え込むのは間違ってる」って思うわよ。
    でも今の女子達は「身体能力以上の事や進化を無理やりにでもやらなきゃサンボで、或いは世界で生き残れないからやらざるを得ない」感じ。
    町田のように、「このプログラム(の充実、質の為)にはどうしても4回転が必要」というそういう4回転が見たいです。

    • >ジゼル様

      そうなんです、無理くり感が嫌ですね。
      みどりほどの高さと幅があるジャンプなら、もう1回転加えてみてもと思うのですが、
      プレロテ込みの4回転など見たくありません。
      日本選手は基礎的な技術もしっかりしていますから、無理に世界の流れに合わせる必要は
      ないです。結果、怪我を誘発してしまったら元も子もないですから。

  • ってか、梨花ちゃんとバコ美とトルソワの背丈ってあまり変わらないんですね!
    (紀平梨花のインスタ参照)
    コストルナヤが特別小さいみたい!

    • >燦太様

      なんとなくコストルナやが背が高く見えませんか?
      トルソワは小さく見えて意外にも高かったりします。
      これは演技の表現の大きさなのかしら?