皆様、おはようございます。
バンクーバー五輪男子では日本男子初の高橋大輔の銅メダルで沸いたフィギュア。
けれども、銀メダルに終わった、
オリンピックの優勝者が4回転をやらないなんて理解できない。
の発言で4回転論争が本格的に勃発したのよね。
男子においての話として、
4回転ジャンプは必要なのか?ちょっと改めて考えてみたいと思うのよ。
表彰式で見せた、皇帝プルシェンコなりの抗議
バンクーバー五輪表彰式。
この時、3位の高橋大輔からコールされて、表彰台に上がっていくんだけど、
2位に終わったプルシェンコ。
TVでは見切れて(意図的にカメラがそらしたと思うわ笑)、映らなかったけど、
一瞬会場がざわついたのよね。
表彰台の真ん中に一旦のぼった後で、2位の立ち位置に飛び降りるパフォーマンスを見せて、
彼なりの抗議をして見せたのよ。
ミスタークワドと言われたエルヴィス・ストイコ氏は、
4回転を取り入れず優勝したアメリカのライサチェックは五輪金メダルに相応しくないと批判したわ。
この頃、4回転を男子で取り入れることはリスクを非常にリスクを伴っていたのよ。
ISUが定めた回転不足ルールが選手達の技術の進歩を止めた
4回転ジャンプに挑戦して回転不足認定をされたら、4回転の基礎点から出来栄えを減点すればいいのに、
3回転の基礎点から更に出来栄えで減点、という「二重減点」を取られて点が殆ど取れなくなってしまうという
不可解なルールがまかり通っていたのよね。
点数を積み上げていく採点方式の中では、選手たちはチャレンジしようとする意欲は薄れ、
レベルを下げた構成を組む選手たちが増えたわ。
お受験の世界で言えば「滑り止め」。だれも難関校にチャレンジしないもの。
あたしはね中学受験組だったんだけど、先生などにお止めなさい!と言われつつも、
見の程しらずな難関校ばかりお受験していたわよ。
まさにあたしはフィギュアでいう「4回転気質」だったのかしら?笑
4回転ジャンプに挑むことがどれだけリスキーか。
でもね、4回転を取り入れない選手が「楽」なのかと言えば決してそういうわけではないのよ。
高難度のジャンプを入れない分、他の要素や3回転ジャンプではミスすることが許されないのだもの。
それはそれでプレッシャーはあるわよね。
そもそもあたしが一番疑問なのは、何故選手がチャレンジした技に対しての、そこからの減点にとどめておかなかったのか?
4回転をミスしてしまっても4回転からの減点にすれば、
もっと選手たちは技術の進歩に目を向けて、どんどん先へと進んでいったと思うのよね。
もちろんあからさまな回転不足はどうかと思うけど、ギリギリの判定なんてナンセンスだわ。
怪我というリスクも伴うから一概にじゃあ4回転跳んで跳んで!とは言えない部分もあるのだけどね。
4回転論争の裏で見え隠れするISUの思惑とは?
4回転を入れる入れないでメダルがどうだ!
という話をしているんだけど、
優勝したライサチェックと2位のプルシェンコの得点差を見てほしいのよ。
その差はわずか、1.31点
これはどう見ても、4回転どうのこうのっていう点差じゃないわよ笑
この点差はどう見ても演技構成点が絡んでいるじゃない!
プロトコルを見てみると、
赤のマーカー(雑でごめんなさい!スマホを指でなぞるから、手が震えてまっすぐ引けないのよ笑)
プルシェンコの演技構成点の要素「つなぎ」が常軌を逸しているほど低い点数なのよ!
下は「5.0」から~上は「8.75」まで
これ尋常じゃないわよね!?
あたしはね、4回転論争の裏であまり公にならなかった、
この演技構成点にバンクーバーの順位のからくりと、ISUの思惑を感じずにはいられないのよ。
後編へつづく。
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愛のオネエサロン
オネエさま こんにちは☺︎バンクーバーも色々濃かったですね。
男子は大ちゃんメダルだし、ランビ様もジョニ子も、織田くんも…
お茶の間観戦で一喜一憂、ヘロヘロでした。
アップして下さったトランジション、改めてみてビックリです⁈5って何だよ⁉︎
淡い記憶の印象ですが、ライザチェクも見事なスケーティングでしたから それはそれで…と当時は思ったんですが… このジャッジじゃね(°_°)
新しい技に対しての演技構成や減点も納得出来ないですね〜(女子も納得してないけど)未だにフィギアの未来が見えないですわ。
後編、続きをお待ちしてます!
>おばちゃん様
おばちゃんさん、おはようございます!
濃すぎでしたわね、当時のメンツ笑
でもどのスケーターも目が離せなくてね。特にジョニ子笑
それにしてもプル様のつなぎの点数の低さはあまりにも極端で、
どうしても何か裏を感じてしまいますよね~
まったく腹で茶を沸かしてしまうのは、
採点方法、計算方法が違えば順位がコロッと入れ替わるのが採点競技であるフィギュアスケートであるということ(-公-`;)
周りのライトファンはTVの報道を絶対視しますから、そこらへん説明するのが難しくて。。
リアルタイムではギャーギャー、採点恭順派が騒いでいても時の流れと共に、
誰の演技が一番胸を打つのか、凄いのか、見えてきます。
動画投稿サイト全盛の時代になってよかった。
もう私たちひとり一人が詳しくなって、目を肥やすしかないんですよね。
だからこそ、いろんな選手を様々な角度から取りあげ興味を深めさせるオネエ様のブログはオアシスだわぁ〜。
TonTonさま こんにちは、ライトファンです 笑
本当に動画が観れる時代でよかった〜と思います、時間あるとフィギア観ちゃうもんね^^;
羽生くんは勿論大好きなんですが、そこだけだと熱すぎてついて行けない気がして…前にきき湯の羽生くんボトル買ったんですよ。
お風呂場に設置したら恥ずかしくて風呂入れないっていう事態に 笑
ガーナチョコもコンビニでクリアファイルもらう時、モジモジしちゃってね笑
フィギアに詳しい方のコメント読んだり、こんなに充実したブログに感謝です。
おばちゃん様、TonTon様、ヘビーライト級ファンのマルタです(笑)
そうなんです。自分のように長いけれども浅~く見てきた者は、テレビの情報を鵜呑みにしがちです。
特にネットなどがなかった一昔前なら、尚更です。
今は朧気な記憶の演技なども動画で見れるし、採点方法や専門用語もチャチャッと調べられるし。本当にいい時代です。
Tomoさんのブログはフィギュア全般を扱っていて、偏りがなく、フィギュア愛に溢れていてますよね。あと、サロンの方々も観察力が鋭く、コメントも参考になるので、お二人同様、オアシス&学びの場にさせていただいてます。
マルタ様
ネットの一般化ってすごいですよね。
フィギュアスケートっていまだに目視で採点しているから、不十分なところが多いですよね。今後AI化される気配もなさそうだけど、ちゃんと採点を公平にやってほしいですよね。
オネエ様のこのブログは、採点とかエッジの正確さとか技術の凄さだけでない、
フィギュアスケートでしか見つけられない魅力がいっぱいにつまっているから素晴らしいですよね。今日好きになったばかりの入門者さんも、ライトファンも超ヘビー級も、化石級も(笑)、みなでワイワイやっていろいろ楽しめる最高のフィギュアスケートブログですね!
おばちゃん様
動画だとエッジの向きとかスローで確認できちゃいますよね(ФωФ*)
だからもうジャッジに騙されない!っていう時代になったということですよね。
きき湯の羽生君ボトル置いたら逆に・・・ってめっちゃわかります!
私もクリアファイル、なんとか恥ずかしさを乗り越えて(だって羽生君と年が離れすぎているから、なんか・・・いい年して・・って思われるかなって・・)
買ったのはいいですが、人前で使えないw
会社に持っていこうとしたのに、絶対周りになんかいわれるわー、とか思ってw
今の目標は、絵が描けるようになって好きな選手の絵を描くこと。。(〃ノωノ)
ファンアートって凄いですよね。世の中にはこんな才能のある人がいるんだ、と実感してます。
>TonTon様
さすが、TonTonさん!
フィギュアスケートの道理をよくおわかりで、いつも尊敬しております!
リアルタイムでギャーギャーって笑ってしまいましたわ。
そのギャースカ騒いでいたあたしもいま、こうして振り返ると
誰の演技が心に残っているのかよ~くわかりますもの。
こんにちは。男子…だんし…だ・ん・し…ん〜❓「世界新記録‼」この単語だけは、なんだか…凄い事なんだ‼って興奮した覚えがあります。よくわからないけど……フィギュアスケートって、4分間で、大迫選手、桐生選手、内村選手、白井選手…をださせてる位の事、1人でやってますよね(汗)4分間の中で、jump重視なのか?繋ぎ❓(イーグル、クリムキン←お受験さながらお勉強)(笑)重視なのか?………ここまでしか…(涙)(涙)(涙)後編をまちます。
>ローイ様
世界新記録、最高得点て凄いですよね!
羽生結弦のSEIMEIやホプレガでは心震えました。
演技が伴っている最高得点ほど、突き抜けて気持ちいいものはありませんからね!
この時の事は良く憶えてます。
メダルの色ならライサチェックは完璧な演技、スピン、スケーティング技術、3回転とは言え軸のしっかりしたジャンプで金メダルは当然だと思いました。
プルシェンコは4回転でしたが軸がブレブレの、やっとこ着氷のジャンプでした。
プログラム全体としてはライサチェックの方が音楽を良く捉えて、音楽に合っていて完成度が明らかに上だったのを憶えています。
プルシェンコは4回転を跳ばさないルールで「フィギュアスケートの進化を止めないで欲しい!」と訴えていましたね?
なので、ムリクリ4回転を跳んでいましたね!
もしプルシェンコが無理せず3回転に留めておけばプルシェンコの金メダルもあったのではないでしょうか?
自分の記憶が正しければ、なぜオリンピック間近になってこんなルールにしたのか?です。
4回転どうこうを議論するなら、オリンピックの後でしょ?
金メダルを取りたくて4回転の練習をしてきた選手も居るのに、なぜこのタイミングで…?
なんか随分とルールに振り回されてるなぁ~
と言う印象でした。
大会後、プルシェンコが真央ちゃんを随分と持ち上げてましたね!
あれにはキム・ヨナも気分悪かったでしょうね…
>燦太様
プル様と真央は難しいことに挑んでいく姿勢において、
共感できるところが多々あったと思いますね。
バンクーバーに向けてのルール改正は目を疑うほど、毎年変わっていきました。
2007の世界フィギュアで真央、美姫が表彰台を独占してからです。
それでも流されなかった真央。最後のソチフリーは本当に圧巻でした。
プルシェンコは真央を「同士」の様な感情を持って見ていましたね。
チャンピオンは、フィギュアの進歩を担う責任が有ると。
もちろんきちんとした軸の完璧な三回転を評価する姿勢は分かります。がこのダウングレードしてダブルで点数を引くシステムは明らかにおかしいですね!(-_-#)
このおかしな減点システムに対して勝つ為に恭順し点を取りに行くか。リスク、減点覚悟で挑みに行くか。
言い換えれば、ジャッジの方を向いて演技するか、しないか。
私はこの時はジャッジよりも自分を貫いて最高の演技に挑みに来た選手(数少ない)に、より自由な魂、感動を覚えました!
高橋選手は転んでもやりにきたので「ヨシ!それでこそ大和男子」とつぶやいたしw
それよりも何よりも中盤で出てきたヴァンデルヘレンとADSL(シュルタイス)ですよ!点数を取りにきたのではなく自分の最高の演技をリスクを恐れずに誇りを持って見せに来た。彼らの四回転は勇気があり、漢でした!プルシェンコより誰より私の敢闘賞はこの二人です。
ジゼルさま こんばんは。
シュルタイス、白い近未来系アバンギャルドの方ですよね!
あの世界観かっこよかったです、ジャンプもキレイだった気がする…(^。^)?
おばちゃんさん
そうですそうです!白い近未来的アバンギャルド(^-^)モード学園ですか?みたいな衣装に口ピアスにパンク的髪型笑のかたです
前衛過ぎて観客ポッカ~ンでね、でもクセになりますよw
クリムキンも有名で発言もトンガってて面白くてね・・「まともなジャッジはまあ1割」「何で茶番に付き合わなきゃならね~ンだよ」などなど。ジャッジに受けようとする訳ない笑
ジゼル様、シュタイルス、初見でした。
まさかフィギュアでホラーを見るとは思いませんでした。
おばちゃん様の近未来的なアバンギャルドという表現にも惹かれて、動画を覗いたら、そこにはサイコパス…もとい、超個性的な選手がおりました。
振り付けは誰なんでしょうか。衣装も拘束衣のようで、イッちゃってるように見えたけど、ジャンプはキレイだったように思いました。
ジゼル様、興味深い選手を教えて下さってありがとうございました。
マルタ様
シュルタイスです。
自分も初見なんですが、流れで変なの見つけちゃいました。
https://youtu.be/tVTxlwlLre8
あのやさしいイタリアの…
燦太様、ご指摘ありがとうございます。馴染みがないカタカナは覚えられなくて(テヘペロ)
それにしても何ですか!?このCM。ホントにオンエアされたものですか?
それともスケオタが趣味で作ったの?
選手のチョイスが秀逸です。
コラコラと思いつつ笑ってしまいました
ぜひ日替わりで先生達に教わりたい笑
マルタさん、こんにちは。
ホラー(^_^;
個性的でファッション、発言も面白い選手でしたね笑
名言も多くてニコニコ動でコメント集が二つくらいで(笑えます)
「(オリンピックは)他の試合と変わらなかった。ちょっと輪っかが付いてるだけで」←オイ!
拘束衣みたいのは自分でググって(おい!)アイデアにしたとか。振り付けはコーチの奥さんらしいです。
訂正です
ISUのある人物が「正当にジャッジするのは1割」と言った事に対してADSL「何で茶番に~」との発言です
>ジゼル様
いつもご丁寧に訂正ありがとうございます!
>ジゼル様
そうなんですよ、二重減点する意味がわからない。
そして今では回転不足緩和、言い訳が選手たちがいろんなことにチャレンジできるように。
こんな両極端なさじ加減でころころ変わっていたら、
選手が目指す方向性が一貫しないです。フィギュア現役生活が短命の要因のひとつに
このコロコロ変わるルールが多少なりとも影響しているはずです。