皆様、おはようございます。
以前から書き続けてきた浅田真央のヒストリー。
前回の記事がソチ五輪に向けてのお話だったけど、
ソチ五輪についてはヒストリーの最後にじっくり語らせて頂きたいわ。
今日はハーフハーフと進退を決めかねていた発言から1年経った、2015年。
浅田真央は再び勝負のリンクへと舞い戻って来てくれたのよ!
☆合わせて読みたい前回の記事はこちらよ。
あたしが大好きなプログラムのひとつの「蝶々夫人」。
1年ぶりに現役復帰して、スタートポジションに立った真央の表情は明らかに今までと違っていて、
よく目を凝らしてみ見ると、微妙に眉間のあたりにググっと動きがあるのよね。
感情を静かに込めて演技の世界への入り方がすごく大人っぽくなったなと感じたのよ!
この紫陽花色のお衣装も大好きでね。
腰の部分が特徴があって、アスリートとしての浅田真央をよりエレガントに魅せているのよね。
それにしても佇まいが優雅だわ。
手を差し伸べた時の袖の部分がひら~っとして、
まるで紅天女!?
とあたしは目を疑ってしまうほどだったのよ。
彼女は間違いなく、紅天女に一番近い存在だったわ。
現役復帰してから、あたしはね
真央のジャンプ技術よりも表情や表現力ばかりに目がいくようになってね。
いや、復帰してトリプルアクセルは相変わらず入れてきて、
3F-3Loのコンビネーションを持って来たりと技術面でも注目するところはあったわよ。
でもそれ以上に、大人の女性としての品位だったり、優雅さ、身のこなし方などの所作、
そして演技に出す感情の込め方が美しくなっているところばかり気になっていたわ。
コリオシークエンスひとつ取ってみても、
以前とは違うなと明らかに感じるようになったのよ。
蝶々夫人はね、
長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いた物語なのよね。
蝶々夫人のオペラは「ソプラノ殺し」とも言われたのよね。
中低音域に重点を置いた歌唱だものね。
後半の怒涛のジャンプと伸びやかなステップの終盤で魅せる
ここが最大の見せ場よね!
蝶々夫人は恋愛の悲劇を描いたものだけど、
儚い恋に打ちのめされても、大人の女性として輝く美しい一瞬が凝縮されているかのようだったわ。
そして静かにフィナーレを迎えるこのポーズ。
あたしにはまるで天女のように見えたのよね。
どこを切り取っても美しく気高さがあってね。
あたし蝶々夫人の中でもこの全日本が特に好きなのよね。
実況がお塩(塩原恒夫)でなくなったことも相まって、演技に集中して見れてね。
でも新しい実況が、
「我々が見たいと思っていた笑顔とは少し違うかもしれませんが、、、素敵な笑顔です」
この一言ってホントにいらないわ!
演技の余韻をぶち壊すのよね、勝手に我々と決めつけるんじゃないわよ!
最後に昇華していくような表情と言った方がまだ曲の解釈をしようとしていたって思われるわよ。
なんかお塩とは違うけど、何かを言わなきゃいけない的感が嫌なのよね。
演技の余韻にただ浸りたいんだから黙ってて頂戴!
それとは対照的にお客様が差し上げた花束を見て、
これ紫の薔薇の人!?
って思わず思ってしまったのよ笑
蝶々夫人、そして真央のお衣装に合わせたこの花束。
さすが観客はクソ解説実況よりも、本質をよくわかってらっしゃると思った瞬間だったもの。
つづく、、、
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View Comments
オネエ様こんにちは!
このファンの方からの花束素敵ですね〜
この花束で演目が完結…と言うくらいに素敵。愛情を感じます。
ソチからのハーフ&ハーフ。あのフリーで感動してから もう頑張らなくてもいいのよ。って思ったけれど あの会見で どんなにか心は揺れていたのかと。身体は悲鳴をあげていたはずだけど 高橋選手とは違う意味での挑戦をしたいと思う気持ちもあったのかなぁ…と。だからこそやりきって今 全国をお礼の意味を込めてショーを楽しく続けているのでしょう。
だけど 私達が見たかった笑顔と違う笑顔って…視聴者にも真央ちゃんにも失礼ですね。
>あじさい様
あの花束に真央への想いがぎっしり詰まっていて、感動しました!
わたしもソチが終わって、もう頑張らなくていいからって思っていました。
でもやはりあの優雅で気品溢れる滑りはいつ見ても惹きつけてやまないと
競技に戻ってきてくれたことに感謝しながら見守っていましたよ。
真央がたとえどんな表情でも、苦しくてもそれもすべて受け止めたかったから、この実況は
何にもわかっていないと失礼に思いました。
オネエ様(*´▽`*)
酷暑が始まりましたね~(;・∀・) ご自愛くださいね♡♡
真央ちゃんの「蝶々夫人」 私はJOで観ました。軌道を見た時「えっ、3アクセル?」ってびっくりしたのを覚えています。復帰初戦で見事に降りてくれましたね♡♡
初めて観た蝶々夫人に惚れ惚れしました。
真央ちゃんの思いと決意を感じた最高のプログラム!(^^)!
衣装の紫のとても高貴で私も好きです。
蝶々夫人は今でも時々見返すくらい好きなプログラムです。
今、真央ちゃんの笑顔がとても柔らかく、見ていて幸せな気持ちになります♡♡
>応援するのみ子様
今年は暑さは控えめだなんてとんでもない!
暑いですね、のみ子さんこそどうぞ、ご自愛なさってください。
わたしは冷房人間なので、手放せません!笑
JOの蝶々夫人はわたしはTVでしたけど、最初のアクセルは驚きました!
何度も何度も見て振り全部覚えてしまったわたしです、、、
オネェ様…私、まだ、蝶々夫人ユーチューブでみていません。オネェ様のブログの写真で、コリオシークレンス?で足をあげている姿とソプラノ殺し中低音域に重点をおいた…ってコメントに、まどわされちゃうの(笑)も〜、気になって気になって…コリオシークレンスであげているフィギュアのくつ?これは、なんていうの?(汗)(ToT)スニーカーじゃないのは、わかるわ‼このシューズでいいかな?これ、重いのか?真央ちゃんの足が軽いのか?どうしても…気になる(。ŏ﹏ŏ)そっからの、中低音域でしょ。もう…( ;∀;)怒涛のステップって…((+_+))ユーチューブみる前に…ブログの余韻にひたってます(#・∀・)(︶^︶)( ;∀;)
>ローイ様
ぜひぜひ、真央の蝶々夫人ご覧になってください!
最後のステップからのクライマックスは鳥肌ものですよ~!
持って生まれた表現力の才能というより、彼女の人生の葛藤や試練が磨きあげた美しさにがやいていたわ。この人は、あの若さでどんなおもいを乗り越えてここに到達してきたのかと、わたしは、驚愕しました。生まれついての芸術性や表現力にたけている人って、そこに甘えてしまうと器用なだけで深みがなくり、人を感心させるだけなってしまうのよね。 彼女は、群がるマスコミに思いやりはあれども媚びず、いつも道を極めようと必死だったわ。特にお金をかけて照明や豪華な舞台に頼れるショーと違って 身一つで表現する競技においては、どうしても心のありようや生き方は隠しようもない。彼女の演技には、彼女のまっすぐで美しい心根がいつも透けて見えたわ。引退後も、本当に凛として素敵な人ですよね。これからも思うように堂々と生きていってほしいと祈っています。
>リン様
リンさんの生まれつき持った才能に甘えてしまうという部分、とても響きました。
本田真凛に聞かせてあげたいぐらい。
真央は天才と言われていましたが、誰よりも努力する人でしたものね。
これからもまっすぐな彼女を一緒に応援していきましょうね。