皆様、おはようございます。
スケオタの間で日々過熱する、女子の4回転論争!
回転が足りない、トウを突いてない、着地してから回ってると
技術的な話は尽きないわよね。
そして高度なジャンプになればなるほど、怪我のリスクも高まるのも事実。
今日は懐かしの伝説にして「幻の4回転ジャンパー」の興味深いインタビューを紹介するわよ!
皆様、お気づき頂けただろうか!?笑
先日記事にも書かせて頂いた「オーロラゲームズ」の採点ジャッジの真ん中に立って、
笑顔を見せているこの女性!
伝説で幻の4回転ジャンパーにして、表彰台拒否して、バックフリップかませて、年中反抗期オンナの(肩書き長っ!)
スルヤ・ボナリーじゃない!
ボナ子にまつわる伝説はいくつもあるんだけど、
その中でもあたしが特に印象に残っているものをいくつか紹介させて頂戴笑
☆オーロラゲームズの記事はこちらよ。
バックフリップ事件
ボナ子といえば、やっぱり皆様このバックフリップを思い出すんじゃないかしら?
1998年、長野五輪のフリーで、
彼女が宙を舞ったときに、
あたしこたつに入ってて、飲んでたほうじ茶を吹き出したの今でも覚えてるわよ笑
違う角度からもアクロバットなボナ子を!
もちろん競技で禁止されているのをわかっていても跳んだのは、ジャッジへの抗議だったのよね。
【バックフリップ事件の動画はこちらよ】
表彰台拒否&メダル放棄事件
1994年、千葉の幕張で開催された世界フィギュア。
現天皇陛下じゃなく、千鳥のノブじゃなく、佐藤有香が優勝した大会で、
銀メダルに納得が行かずに表彰台に上がるのを拒否した挙句、
首にかけられたメダルをもぎ取り、大泣きしたのよ。
海外では優勝した有香よりも注目を集めてしまったボナ子!
なんだかさ、時代の流れを感じるわよね。
今はスケーターへのジャッジを見ている観客のあたしたちが、違うでしょ!!!と言っているのに、
当時はスケーター達の方が「自己主張」が強くて、ジャッジに対する不満や抗議もしっかりしていたのよね。
しっかりしていたって言い方には語弊があるわね笑
こちら、ロシアのブッテルスカヤ姐さん!
ジャッジのつける得点なんて見ないわよばりの憮然とした態度で、華麗にキスクラスルー事件!笑
良くも悪くも「自分」というものをしっかりもっていたってところかしらね。
【表彰台事件の動画はこちらよ】
幻の4回転成功!?事件
1991年ドイツのミュンヘンで行われた世界フィギュア。
ボナ子の髪型にばかり目がいってしまうあたしよ~笑
あたし、どう見ても
ボナ子の髪型が「神輿の紐」にしか見えないわ~笑
さすがにここまでぶら下げてると重そうよね。
そうでないにしてもジャンプの時にうっとおしくないのかしら?
ボナ子独特のジャンプに入る前のカクカク助走でたわ!
なんかやたらと長くて、カクカクしてるのよね~
あんなバックフリップ決める柔軟性があるのにって思っちゃうわよ。
えっ!?
いつもの3トーループにしてはちょっと回ってない?と思ったら、
4回転トーループ跳んでるじゃない!!!
着氷で回転が足りずにバランスを崩して、どう見ても3回転半トーループだけど、
彼女、一瞬演技を忘れて両手を上げて、
女性初の4回転ジャンプの快挙に(?)大喜び!
あまりのはしゃぎっぷりに前のめりになり、
派手にずっでーん!と転倒。
ボナ子!
あんた、今のルールなら、
3回転にダウングレードな上に、さらに転倒で「-1点」の減点よ笑
まさにどんだけ~!な展開よ笑
一時期、彼女の4トーループはギネスブックにも載っていたのだけれど、
明らかに当時でも回転不足と判定され、
まさに「幻の4回転ジャンパー」と呼ばれるようになったのよね。
ちなみに女性初の4回転ジャンプ成功はサルコウの安藤クレオパトラ美姫よね。
【幻の4回転&その後転倒事件はこちらよ】
幻の4回転ジャンパーのボナ子が、
今の4回転時代について、冷静に語っている興味深いインタビューをここで紹介させて頂くわね。
てか、前置き長過ぎよね、このインタビューに辿り着くまで!
だってぶっとんだ伝説ばかりですもの、ボナ子~笑
現在はミネソタ州でコーチの指導をしているボナ子!
こうして今でもフィギュアスケートに携わっていてくれることがまず何より嬉しいわよ!
現役時代、彼女はもうフィギュアを嫌いになってしまったのではないかと思っていたからね。
ボナ子が女子4回転時代について、「スケートがより限定的になってきている」と言っているわね。
これは今の競技全体がジャンプに特化してきている、いわゆる「ジャンプ大会」ってことを指摘しているわね。
ボナ子はインタビューの冒頭で、ジャンプだけを教わりにくる子もいるけれど、
ジャンプ、スピン、振付、プログラム構成など全て教えるように心がけていると。
やはり彼女も今のジャンプ特化の競技になりつつあるルールの流れに対しては、
疑問を持っているのでしょうね。
女子でもジュニアから4回転を跳ぶスケーターが増えて、
どんどん自分の限界にチャレンジする姿勢って素晴らしいなって思う。
宇宙人トゥルソワには人類未知の領域、「女子で4回転全種類制覇!」を期待してしまうし、
でも自分に挑戦し続ける選手達の意思とは関係のないところで
「ルール」というものが、スケーター達を支配してしまっているのよね。
旧採点方式では個々のジャンプに得点を付けることなんてなかったし、より全体の完成度が重視されていたわよね。
じゃあまた旧採点方式に戻しましょうっていったら、4回転ジャンプ跳び続ける選手っているのかしら?
そしてボナ子も指摘するように、
4回転は怪我のリスクが伴う危険な技であるということよ。
羽生結弦もNHK杯での4ルッツの練習時の怪我がきっかけだったからね。
怪我や疲労、ストレスが溜まり、
競技を続けることができなくなり、
止む無く引退の道を選んでしまう選手が多い事も事実だものね。
そう考えると伊藤みどりって改めて凄いなって思うわよね。
あれだけ高さのあるトリプルアクセルジャンプを跳び続けながらも、
長い間選手として第一線で活躍していたんだものね。
さらに引退後も復帰したぐらいだものね、そのお話は今度ゆっくりしたいわよ笑
ボナ子は最初の年に成果が出なくても10年後に活躍している選手達もたくさんいると。
急激に体を酷使して、無理な負荷をかけて一時だけ活躍するよりも、
自分にできることを長いスパンをかけて、上達させていく方法が一番だって。
あたしはねフィギュアスケートって、
結果はもちろん大事だと思うのよ。五輪で金メダルを取れればそれほど素晴らしいことはないわ。
でもね、それよりも、
スケーターがジュニアでまだ幼い子供っぽさが抜けない演技から、どんどん成長して、
シニアに上がって、10代、20代、そして出来ることなら30代と人間の成長と経験を重ねていく毎に変わっていく演技を見ることに一番の魅力を感じるのよね。
ボナ子も成長してまともなこと言うようになったのねと思ったら、
さらっと、25年前にあたしは時代を先取りして、4回転をすでに跳んでいたのよ~!ってフィギュア界のパイオニアアピールしてたわよ笑
☆競技生活をやむなく引退したアリサ・ロスコの記事はこちらよ。
【1994年リレハンメル五輪のフリー演技はこちらよ】
オープニングの「キチガイサイレン音」が大好きでね。
そこから助走なしのダブルアクセルからのコンビネーションとかド肝抜かされたわよ笑
ただしね、この演技のカメラワークが最悪なのよね!肝心なところで天井からのカットなのよ!
天井からのカメラワークってフィギュアを魅せるのが難しいわよね。
中野友加里のドーナツスピンなんかは、真横からのカットも見たいし、天井からの高速回転も映えるしね。
はて、この練習時に長い髪を振りまいてスピンしている女性は誰かしら!?
皆様、ぜひお考えになってみて。
ヒントは「ラプンツェル~!髪の毛を出して~!」よ笑
そしてもうひとつ。
【1994年リレハンメル五輪のエキシビジョン演技はこちらよ】
あんた、ピーチクパーチク小鳥の鳴き声だけで、1分近くスピンで演技するのって、
後にも先にもボナ子だけよ!笑
お衣装も素敵だし、なんといってもバックフリップよね!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
オネエ様 おはようございます
もういきなり目が覚めるっつうか 点になるというか(笑)さすがのボナリーサマ。
あれこれすっ転んでいるけど 命がけのバックフリップは片足着地どーん!
どの大会でも個性が際立って曲が頭に入ってきませ〜ん(・∀・)
昔は今より自分をアピールする様が自由で 寛容だったのかなぁ 今の選手たちには出来ない?自己表現かもですね。
現天皇陛下ではなく ちどりのノブではなく……まではハテナ?だったのだけど 佐藤有香…で思わず吹き出しました!
>あじさい様
この頃は選手のインパクトというか個性が強すぎて、
演技が霞んでしまうこともしばしばありましたよね笑
それでもジャッジに対する抗議など、今では考えられないですよね。
メダルはぎ取るってすごいわ!
昨日 ミーシナさん 細木数子って書いたんですが 夜中にハッと目が覚めて そうだ幸田シャーミンだ(笑)
すっかりオネエ様のブログ沼にはまっています^_^
>あじさい様
細木数子、京唄子、幸田シャーミン笑
なんでもこい!笑
グレアム充子も幸田シャーミンに似てませんか!?笑
こんにちは…ソワソワしてる‼だって、だって…チョコは、そんなに食べないけど…羽生結弦新ガーナをおだしになってしまったのですね(@_@)今回のブログは、女子の4回転…。その中に羽生結弦の名前が…( ゚д゚)挙げ句のはてに、新バナーΣ(゚Д゚)羽生結弦ブログ業界から撮影シーン?横からのアングルで、私服着てるの…(✽ ゚д゚ ✽)みちゃった…後なんですぅ。横からのアングルですよε≡≡ヘ( ´Д`)ノ最近のお姿…って事ですよね〜パーカー姿\(◎o◎)/横からのアングル( ;∀;)(。ŏ﹏ŏ)で!……ブログの内容に戻ると^_^;ボリーナ選手は、はじめてみました。筋肉を味方につけてる選手なんですね(^_-)-☆筋肉をうまく使えないと、jumpは難しいですよね(汗)羽生結弦選手も筋肉については、繊細に、かなり気を使ってるように思えます。でなきゃ、あんなOrigin滑れない(*´ڡ`●)羽生結弦選手のjumpは、筋金入りの筋肉があってこその、立て直し、持ち直しができるლ(´ڡ`ლ)あんな姿勢から持ち直すんだから…足首に負担がかかる。その後のなめらかな繋ぎ……(TдT)ヤッパリ、チョコ買いにいこ〜(笑)落ち着かせなくては…(笑)
>ローイ様
筋肉の使い方って大事ですよね。
羽生結弦は自分の身体の筋肉の機能や使い方まで熟知していると思います!
ボナリーはもう超人でしたね笑
オネエさま ボナリーコレクション楽しい、あの不穏な音の始まりから、唐突にジャッジ席前でドヤッたアクセルのコンビ!
指導者として活躍されてるのは嬉しいですね〜エキシの銀色タイツバックフリップも忘れがたいです。
この五輪は女子も男子も濃い選手が多く、胃もたれ笑 佐藤さんの塩顔にホッとした記憶があります。
そう言えば鍵山くんのお父さんも出場されてたと思います....時の経つのは早い早い^^;
>おばちゃん様
あの助走なし連続ジャンプのドヤ!には痺れました笑
斬新すぎて、いまだに他の誰も見たことない入りでした。
4回転成功?後のずっこけも大爆笑してしまいましたわ!!!
鍵山のお父様も出てましたよね~。時が経つのが早すぎて怖いわ~。
あじさいさんの幸田シャーミンに1票!(シャーミン結構好きでした~「スーパータ~イム!」)
ボナリー、キャラが立ってましたよね
あの太い筋肉、見た目なかなか優美に見えないデメリットもあったと思います。
色々やってくれたのは私は痛快でしたw
そして今は落ち着いてコーチをしているのは、嬉しい事です。
>ジゼル様
キスクラ選手権にまたひとりエントリーが増えましたわ!笑
そうですね、ボナリーほどあからさまにジャッジへの不満をあらわにした
スケーターは見たことないですね。
現役の時にあれだけ冷遇されてると泣き喚いて、フィギュア嫌いになっちゃうんじゃって
思ったらコーチになってしかも4回転時代についてまともなこと言ってるのでびっくりしました笑
バク転までカマしたくせに、今のジャンプ特化時代に疑問を呈するとは…(笑)
ボナリーも歳を召しましたなぁ~(笑)
“プログラム全体の完成度”正にソレですよね!ジャンプに次ぐジャンプで曲の世界観に必要のない4回転入れられてもねぇ…
もちろんジャンプが成功すれば盛り上がりますケド
TVのスロー再生もジャンプの足元ばかりを再生しますが、世間一般はジャンプに特化するフィギュアを望んでいるんですかね?
>燦太様
ジャンプ特化の流れを作っているのは間違いなくルールですね。
いっそのこと4回転なしの条件で滑らせたら、もっと表現力やプログラムの完成度に
おもむきを置いた滑りの流れになるでしょうか?
わたしも燦太さんと同じく、曲の世界観に必要な4回転以外は見たくないですね。
やだ、のりえさんと以心伝心かしら笑
う~ん…まずこのガタイで多回転って可能なんでしょうか…?しかしバネの無駄遣いと言うか持ち腐れ感…!
膝は柔らかく使って氷を押さないと進まないですよね。
ゆづみたいな難しい入りしてるワケでもなく、ただ突っ立ってる感満載の助走で4回も回りきれるワケないし、まぁ現代フィギュアにおいては論外(激辛ごめんなさい)だなと、いかに時代は進んだか実感します。※あくまでディフィカルトターン厨の感想です(。>ㅅ<。)՞՞
4回転と言えばエテリ組のツルシンバエワさんはロシアから国籍変更し成功を納める先駆けになりましたね。
モスクビッチの踊れるスケーターとして私も注目していたエカテリーナ・クラコワちゃんはポーランド国籍に変えてクリケットへ所属2シーズン目、今季からの活躍を期待したいです!
おねえさまが仰る通りノービスやJr時代から知ってる子って成長が嬉しくて応援しちゃいますね~(*´∇`*)
>いろは様
いろはさんのボナリーへの激辛節、大好きだわ~笑
4トーループ未遂もそうですけど、ボナ子は無駄にカクカクした変な助走からの入りで、
着氷がどのジャンプにおいても雑でしたね。
でも、成功したとはしゃいで前のめりでずっこけるオチも付いていて憎めないんです笑
クラコワ、注目してみますね。
おツルといえば、怪我がちょっと心配ですね。