2010年バンクーバー五輪後のルール改正によって、
スパイラルシークエンスが、
コレオスパイラルに変わり、そしてコレオシークエンスとなり、(わかりづらいネーミングよね~)
スパイラルと名の付く必須要素はフィギュアスケートから無くなったのよ!
ねえなんで、ISUはスパイラルを廃止したの!? 技術偏重の時代を招いたあんたらに言いたいわ。
天井からのアングルでよく見えないけど、
なんだか優雅にスパイラルしてくるオンナがいるわよ~~~。
さて、皆様ここで質問よ笑
この豪華絢爛でカメラの尺使いたい放題なオンナはだ~れだ!?
※答えは記事の一番下によ。ヒント?リンクの壁に五輪マークと94て文字見えるわね~。
クワンのスパイラル優雅だわ~。
ひとつの夢物語から現実世界へふわ~っと舞い降りてきた元祖スパイラル女王!
女子フィギュアの醍醐味ってジャンプでもなく、あたしの中では
リンクの端から端まで横断する、スパイラルだったのよ!
【元祖スパイラル女王クワン、1998年長野五輪フリー動画よ】
何故、スパイラルをISUは廃止してしまったのか?
【ISUの見解】
・レベル4を獲得する選手が多くなり、順位への影響が無い
・プログラムに使用する曲の選択肢が狭くなる
使用する曲の選択肢が狭くなるですって!?
何ぬかしてやがるのよ~笑 ISUって曲の解釈を本当に理解してる?
ほら、コーエンも激おこよ!笑
ガルルルル!怪獣みたい、、、
スパイラルこそが、フィギュアスケートの原点である音楽に合わせて、自分をアピールする表現そのものよ!曲なんて無限にあるじゃない。
ドヤ―――――――――――――!
あたしを見てよ!あたしが女王なのよ!!!
と言わんばかりのコーエンの極上スパイラル。
スパイラルにもいろいろな種類があるんだけど、そんなのどうでもいいのよ。
いいものはあたし極上!と呼んでいるわ笑
今日は技の種類を覚える回じゃないのよ!えっ!?スパイラルの種類を知りたいですって?
ご要望があればスパイラル特集やるわよ。
ちなみにこれ、シャーロットスパイラルね。
あたしはこのスパイラルを逆立ち痴女スパイラルって呼んでるけど笑、
これ客席に座ってる角度から見たら、コーエンて痴女よね笑
大好き、このスパイラル!
【コーエンの魅力満載!2004年世界フィギュアショート動画よ】
これは浅田真央の「鐘」のスパイラルよね。
荘厳で気高い女王のスパイラル!どこまでも誇り高くて、鋭い表情と手をビシッ!と伸ばして力強いスパイラルだわ。
見ていると背筋ピーンてなるわよね、思わず正座したくなるもの。
こちらは浅田真央の「月光」のスパイラル。
同じスパイラルでも柔らかい表情と手の指の使い方を見て頂戴!
なんともしなやかでしょ!?「鐘」と比べると優しさが伝わってくるのよね。
スパイラルの動き、手の使い方、表情によって様々な曲を表現できるのよ!
プログラムに使用できる曲が狭まる?レベル4を獲得できる選手が増える?
曲の無限の広がりを感じるじゃないの!
レベルなんてどうでもいいわよ!
ジャッジの点数なんかじゃ計れない、ここにフィギュアの美があるのよ!
ジャネット・リン様のスパイラルよ~。
いまのジャンプ偏重の時代は、ISUが招いたものと言っても過言ではないわよ。
スケーターはルール通りにやっているんだもの。
その中でも最大限、技術と芸術を融合させたものを魅せてくれようとしていることには敬意を払いたいわ。
いまこそ原点に帰って、スパイラルの意義、フィギュアスケートの美をISUは考え直してくれないかしら?
だってさ、スパイラルのリンクを駆け抜ける数秒間ってホントにうっとりできる極上の瞬間なのよね!
もしも、コストルナヤがリンクを駆け抜けるスパイラルを魅せてくれたら、
そこには点数なんてものは存在しない、極上の美の時間でしょうね!
ISU、返して頂戴よ。
女の60分!じゃなくて、(やっぱり塩沢ときよね笑)
女の数秒間を!スパイラルの数秒間を!
ここで佐藤信夫氏がスパイラルについて熱く語っている記事があったのでご紹介しますね。
スパイラルとは「渦巻き」という意味です。スピードをつけて滑っても、同じエッジに乗っていれば、描く円の軌跡は蚊取り線香のように中心に向かって小さく、小さくなっていきます。そういう図形を描くということでスパイラルという名前が付いたのでしょう。
私が古い人間だからよけいそう思うのかもしれませんが、すごいスピードで何もしなくても滑ることができるというのは、とても魅力的なことだと思うんです。
昔、アイスショーを始めた時に、舞台の振り付けでは日本でもトップレベルの先生が応援に来てくださったことがあるのですが、その先生が僕に「私にとってスパイラルというのはスケートの中では最高に魅力のある技なんです」とおっしゃった。「だって、何もしないでリンクの端から端までシューッと行っちゃうじゃないですか。あれは舞台の上では絶対にできない。だから私にはたまらないんです」と。そういう意味でも、スパイラルは人を惹きつける、とても素敵な滑り方なんだと思います。
スピードに乗って滑れば、どんなスパイラルでも美しく見えてきます。私たちの時代でいえば、札幌オリンピック銀メダリストルのカレン・マグヌセン(カナダ)や銅メダリストのジャネット・リン(米国)は、スパイラルでリンクを1周するほど見せていました。競技用のプログラムの中ではなかなかそこまでの時間を費やすということはできませんが、エキシビションでは、そのスパイラルひとつで拍手喝さいでした。すばらしいスパイラルを見るのが楽しみだという人たちも多かったと思います。
スパイラルは技術的に難しい技かというと、そういうわけではありません。バレエのアラベスクと同じように、基本動作のひとつと見ていいでしょう。トウシューズを履いてアラベスクのポジションでじっと制止しているというのはなかなか大変なことだろうと思いますが、フィギュアスケートでは基本ポジションのひとつとして、ちゃんとできなければダメですよ、というレベルのことだと思います。
それでも、練習に次ぐ練習の繰り返しがなければ、滑りの中で流れのある動きはできません。ましてや、フィギュアスケートの原点である音楽に合わせて表現できなければ、人を引き寄せるような味わい深い演技にはならないでしょう。ですから、難しい技ではないと言いましたが、単純な技でもないのです。経験豊富なベテラン選手でさえも、何十回も転びながらの猛烈な練習を経て、さまざまなステップと組み合わせて流れるような滑りをものにしています。容易なようで奥深い技のひとつと言えます。
誰がやっても同じかというと、そうではありません。重要なのは、音楽とどうマッチさせてスパイラルという技を使っているかです。僕はあくまでも、その技が難しいのか、簡単なのかではなくて、そのポジションはいま表現しようとしている音楽との関係性がどうなのか、ということに尽きるだろうと思っています。そのあたりはあくまでも総合的に判断していただかないといけません。
例えばミシェル・クワンのスパイラルはどこがすばらしいのか。プログラムの中で音楽を表現するときに、やっぱりあのスピード、あのシャープさ、それらの流れというものが人の心に沁み込んでいくわけです。だから全く同じことをやっても、「素敵だな」と思って見られる人と、「ああ、こんなことやっているんだ」という程度で終わってしまう人がいる。差はいっぱいあるのですが、それが「何点に匹敵するものです」ということは言えません。
それでも、多彩な技や動作を競い合う中で、プログラムの中にスパイラルをはじめとするムーブズ・イン・ザ・フィールドの技が入っているものと入っていないものを比べると、どちらがフィギュアスケートらしいかは一目瞭然です。スパイラルがあるプログラムのほうが、とても魅力的で華やいだ印象を与えると思います。そういう意味でも、僕はスパイラルというのはあったがほういいという考えの持ち主です。
※livedoor NEWSより一部抜粋、編集
最後に、一番最初の質問の答えでございます。
ぜひ動画付きでケリガンスパイラルをご堪能くださいまし!
【1994年リレハンメルケリガンフリー動画よ】
偉大なスケーター達が残してきた功績を古いと捉えるんじゃなくて、
敬うことから始めたいわよね~。
皆様の極上のスパイラルのスケーターについても、サロンで教えて頂戴ね!
えっ!?
コーエン出しておいて、あのお方を出さずに終わるなですって!?
だれのことよ!笑
わ。わかったわよ。紹介すればいいんでしょ!
はい、お約束のうつみ宮土理(ワグナーコーチよ)!
6.0満点出たスコアに思わず、
オーマイガー!!!
ケロンパ!
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Tomoさん、右に同じく、スパイラル大好きマルタです!
今までも取り上げてらっしゃるように、スパイラル無しのフィギュアはひと味足りない気がします。
信夫先生の『何もしないのに滑るだけで魅力的』って、スケーティングの原点のようなお話ですね。
私はやはり、クワンとコーエンのスパイラルは別格だと思います。見ながらご飯3杯イケますね(笑)
彼女たちの現役時代はリンク半周くらいのスパイラルは当たり前だったような気もしますが、今はあまり見かけませんね。すぐに終わっちゃう。
真央ちゃんのお手々ヒラヒラスパイラルも好きでした。
今だと三原舞依ちゃんのスパイラル、もう少し長く滑って!と言ってしまう優雅さです。フリーは演技時間が短くなった分、こういうフィギュアの美しさを魅せる部分がカットされていくようで残念です。
>マルタ様
マルタさん、こんにちは!
クワンとコーエンのスパイラルは別格ですよね。
リンクの中でグングン加速して、スパイラルポジションに入る瞬間って
すごくゾクゾクします。
ルールの為にフィギュアの美しさがカットだなんておかしな話ですよね。
こんにちは オネエ (o^^o)
スパイラル好きだなぁ⛸⛸⛸
言葉にすると
ぅわーーー素敵(*´∇`*) かな⛸
リンクを半周するくらいのスパイラルを
又 見たいなぁ⛸
>マロン様
マロン、こんにちは!
スパイラル復活してほしいよね。
技術ばかり、連日の報道にうんざりしちゃった。
フィギュアの美しさって優雅に見せてこそなんだよね。
オネエさま 激しく同意ですわ!
スパイラルで優雅にダイナミックに....女子フィギアの華!
コス姫が目の前優雅なスパイラルで過ぎていったら、きっとウットリしちゃって幸せな1日になるわ〜♡
佐藤コーチのお話も興味深かったです。
おザギのクレオパトラなんか、アラビアのロレンスに切り変わったとこでバーンとスパイラルしちゃって〜〜って♫観ながら思ってました。
>おばちゃん様
そうですよね、まさに女子フィギュアの華ですよね。
曲の一番盛り上がるところってスパイラルですしね、コーエンの
マラゲーニャはスパイラルの為にあの曲があると思っています笑
コストルナヤがスパイラルやったら、うっとりどころか、
優雅すぎて眩しくて直視できなそう!
いよいよフィンランディア杯でお披露目ですね。
こんばんは!
スパイラル好物ですねぇ
リンクの端から端まで切り裂くようなスパイラルもいいし 柔らかな弧を描くスパイラルもいいし。曲が狭まるってなんのこっちゃ? 真央ちゃんのスパイラルにはうっとり+せつなさを感じて 気持が揺さぶられます。
あと 今なら羽生君のY字バランス大好き〜〜!! あんなに美しいY字バランス見たことなーい…
>あじさい様
スパイラルってひとくくりにできなくて、
ちょっとした手の使い方、表情の魅せ方でも優しいものだったり、
どこまでも威厳のあるものだったり、たくさんの顔を持っていますよね。
ユヅのY字バランス、素敵ですよね~。
できたら競技で見たい!
今日は
私もスパイラル大好き人間です。
長野OPのクワン選手のスパイラルに惚れぼれ
一番好きな選手でした。ジャンプも癖がなく綺麗ですね。
真央ちゃん、ミキティ、友加里ちゃんのスパイラルはどれも綺麗でうっとりでした。流れるようなスケート、多分基礎練習がしっかりできてないと
ダメですよね。ある選手も言っていましたが、ジャンプに重点を置くとスケーティングにまで回らないそうです。2つをできる選手ってでてくるのかな?
>kh様
クワンのスパイラルは演技の中でもとりわけクライマックスで
表現の一部のような素晴らしいものでしたよね。
友加里は初めの頃、スパイラルが無表情でこわばった顔をしていたのをよく覚えています。
でもシーズンを重ねるごとに表情豊かに、自然な笑顔が見れるようになったときに、
スケートを楽しんでいるなという気持ちがよく伝わってきました。
こんばんわ!
醍醐味ですよねスパイラル。あの、脚を斜め前に上げて後ろ向きに滑るスタイルもスパイラルかな?安藤さんとか明子さんがよくやってたイメージが…f(^_^; あれも見てると、おおっ!となります。手足の長いコストナーも好きですが、小柄な宮原さんもきれいだなと思います。体幹、基礎がしっかりしてないと、長く美しいスパイラルは難しいんでしょうね。
ナンシー・ケリガンと言えば、今日テレビで映画「アイ・トーニャ」を観てしまいました。フィギュアの映画初めて観たかも!氷上のカメラがなかなかの迫力でした。
ハーディングって3A跳べたんですか!知らなかったぁ…
>マシュウ様
ミキティのはファンスパイラルですね。
簡単そうに見えて体幹がしっかりしていないと、ブレてしまうこともありますよね。
アイ・トーニャご覧になられたのですね。
この映画がテーマの時代は、女子フィギュアはもう火曜サスペンスさながらでしたね笑
ハーディングは3A成功させていますね、今の時代の判定なら微妙でしょうけど。
スパイラルこそ、フィギュアスケートの醍醐味だと思ってます!
する選手が減ったなあ、と思ってました。
真央の、スパイラルから上半身を捻って上に向け、重心を移動させてさらに滑るのとか、コーエンのスパイラルはほんと凄かった!
体への負担は大きそうですが。
>れいま様
れいまさん、はじめまして。
スパイラルこそ、女子フィギュアの華ですよね!
真央のスパイラルは演技の世界観がそのままあらわれていましたよね。
コーエンはもう超絶すぎて凄いの一言でした。
また復活してほしいです。
スパイラルステップシーケンスだけでもご飯3杯はいけたから異論はございません。
あとステップで言えば何故にストレートラインステップシーケンスじゃなくステップシーケンスになったのか?今の要素を満たすには上体クネクネ、ラインはぐにゃぐにゃで前のように全く軽快な疾走感が無いのが残念です。
>さっさ様
さっささん、はじめまして。
ごはん3杯いけちゃいますわよね!笑
ステップに関しても仰る通り、軽快な疾走感がないですよね。
佐藤有香のストレートラインステップの疾走感が大好きでした~。
ルールを変える時に、どんどんフィギュアの美しさや魅力が削られてしまうことに
違和感しかありません。
私もスパイラルが大好物!!現行ルール的にスパイラルに秒数をかけられない現状が寂しい。
真央ちゃんの「鐘」のスパイラルは荘厳で心に訴えかける圧倒的な説得力!大好きです。最初は、この「鐘」、ちょっと重くないか?と思ったものですが、心配無用でしたね。「鐘」は浅田真央さんの技術と表現だったからこそ、「美」を超えて人々の心に深く訴えかけ、その人の衝動を、駆りたてるような、いつまでも歴史に残る素晴らしいプログラムです。
スパイラルは「基礎」、たしかにそうなんでしょうね。きちんとエッジに乗らないとスピードも出ないし、綺麗な弧を描けません。体幹をうまくコントロールしなければスパイラルの途中のチェンジエッジでグラついて美しくないです。
ほんとおっしゃる通り「基礎」がきちんと出来ていないと、スパイラルでの「表現」が出来ないと言うことですね。
レベル4取る選手が増えすぎた?いいじゃないトップ選手はレベル4取って当たり前!!みたいなひとつの指標で!!
フィギュアファンがこんなにも切望するスパイラル、大人の都合であっさりカットされるのは悲しいです。
スパイラルの復活、切望します!
>Nozi様
わたしもあの「鐘」を真央ができるの?と最初思いました。
でもバンクーバーのフリーであの威厳ある女王のスパイラルを見た瞬間に、
彼女はこの曲をすでに自分のものにしていると確信しました!
点数、レベル云々じゃないと思うんですよね、スパイラルはその選手の個性でもあり、
華やかさが一番見れる大切な要素です。
そうなんですよね~…、
今はコレオシークエンスの中にスパイラルを組み込むので、トゥルソワや宇野昌磨のクリムキンイーグルに入って
「キター(゚∀゚ 三 ゚∀゚)ドゥベェーと行けドゥベェー!!っと~」
と、思ったら、
すぅーと立ち上がってステップに入るので、拍子抜けしちゃうんですよね…
ところでコレオシークエンスってステップシークエンスと違い、曲の世界観を表現するシークエンスなのだから(自分はそう理解してますが)曲によってはアラベスクで斜めに突っ切ったって点数にならないのはおかしいと思います。
そんなルールが出来ても荒川静香はイナバウアーを強硬して金メダル取りましたけどね(笑)
>燦太様
あまりにも短い時間に、あ~もっとこの美しさの時間よ続け!
といつも思ってしまいます。
そうそう、曲の世界観を表現するところですものね、むしろこういうところを
演技構成点で評価してほしいですよね~。