皆様、こんにちは！
NHK杯を前に、
ドーナツスピンマイスターの中野友加里氏が紀平梨花について、とても興味深い記事を書いていたので、
ご存知の方もいらっしゃるかと思われるけど、ここでご紹介させて頂くわね。
トリプルアクセルしか書かないマスコミとは真逆！まさに目から鱗なお話よ。
紀平梨花のコンビネーションジャンプに注目！技術とバランスの取れたスケーター
【スケートカナダフリー動画】
中野友加里が紀平梨花の技術を解説。トリプルアクセルのその先へ！
初めまして。元フィギュアスケーターの中野友加里です。「ドーナツスピン」という言葉でピンとくる方もいらっしゃるでしょうか。世界で3人目のトリプルアクセル成功者、でもありますが、ジャンプよりスピンが得意だった「中野友加里」です。
さて、私が引退してからおよそ10年が経とうとしています。ひと言で言うとこの10年で大きく「フィギュアスケートの歴史は変わった」と感じています。
私の現役時代、男子は4回転ジャンプを構成しなくても勝つことができ、女子ではトリプルアクセルを除く3回転ジャンプを5種類しっかり決めれば上位進出は可能でした。しかし現在、男子では4回転の種類を求められ、女子では3回転+3回転を成功させる事は当たり前、男子のように高難度の4回転を跳ぶ選手が出てくるほどジャンプが進化しています。
さらに普通に「跳んだ」だけでは高評価には結びつかず、「質」が重要なポイントになっています。
そんな中、日本女子選手で際立っているのが紀平梨花選手です。
紀平選手といえばもちろんトリプルアクセルが代名詞。私もトリプルアクセルを跳んでいたからこそ、そのジャンプの難しさがわかるのです。
なぜ紀平選手は成功率が高いのか？
私は難しいと感じ過ぎてしまっていたせいか「さあ、跳びますよ！ 跳びますよ!!」と構え過ぎていた感満載ですが、紀平選手はふわっとリズミカルにテンポよく跳んでいき、まるでステップをするかのようにスピードも落ちることなく跳び上がります。ジャンプも高さと特にジャンプ幅、ランディングの流れなど質の良さをうかがえます。
そして、特徴的なこととして……紀平選手はとにかく成功率が高いのです。
これはトリプルアクセルだけではなく全てのジャンプに当てはまる事ですが、彼女の高い成功率の一因は、その跳ぶ前の「軌道」にあると感じています。
特にトリプルアクセルなどの難しいジャンプだと、「回らなくては」という気持ちが強くなり、どうしてもジャンプの回転方向へ回り込みやすくなってしまいます。必要以上に回り込んでしまうと力で跳ばなくてはならなくなるため、回転不足や転倒につながりやすくなります。
ところが彼女の場合、そうならない。
他の質の高いジャンプにも注目すべき。
アクセルジャンプに入っていく軌道の角度としては、構えの姿勢から斜め45度に向かっていくのが理想的だと思います。
トリプルアクセルを高確率で決めている紀平梨花選手も、45度の角度でトリプルアクセルに入っています。教科書のお手本のような軌道と角度で踏み切っているうえ、跳ぶ前の構えも短く、回転軸を作るまでもコンパクトで速いです。尚且つ先述と重複しますが回転軸も細く速く、空中姿勢も美しいです。着氷後の流れが良いのでスピードも落ちることなく、演技全体の流れが途切れません。さらっとトリプルアクセルを跳んでいることも、プラス評価につながります。
ただ、紀平選手はトリプルアクセルばかりに注目されがちですが素晴らしいのはトリプルアクセルだけではなくどのジャンプを取っても質の良いジャンプを持ち合わせ同じ事が言えます。
特にコンビネーションジャンプ。
コンビネーションジャンプは2つ目を控えていると、1つ目のジャンプで「流れ良くスピードを落とさないようにキレイに跳ばなくては！」というプレッシャーを感じるものですが、紀平選手は、コンビネーションジャンプのスピードが全く落ちません。これは本当に素晴らしい武器です。1つ目のジャンプが難しいとスピードを跳ぶ前に落としがちになってしまいますが、全くそれを感じさせません。
技術と表現の面でバランスの取れた選手。
紀平選手のその持ち味はジャンプだけではないのが特徴とも言えます。スピン1つとっても柔軟性が活かされ、ポジションが明確できれいです。演技では上半身の身のこなしが柔らかく体全体をうまく使っていてとても美しいです。
技術面が優れていると表現面が追い付かなくなってしまうこともありますが、紀平選手は双方バランスの取れた選手と感じます。腕を動かす時には必ず顔そして上半身が付いて、指先まで意識が行き届いています。ステップでも、踏み込みが甘くなりがちですがディープエッジにのってしっかり強弱もついていますし、指先、顔の表情もステップと同時にできています。こうしたことも演技構成点の高い評価につながっています。ミスの後にもレベルを取りこぼしたりしない、ハートの強さ、冷静な判断力も感じます。
【2007世界フィギュアゆかりSAYURI】
昔は「技術 or 表現」という感じだった。
紀平選手ももちろんそうですが、ここ数年で10代の選手たちが台頭してきています。
10代ながらも技術と表現力の両方が備わっている選手が多いと感じました。特に女子選手の自分が選曲した演技の解釈が目覚ましいものがあり目を見張るものがあります。
私がまだ10代だった頃は音に合わせて言われた通り振付けをこなし、「技術 or 表現」のどちらかが秀でており両方が備わった選手が少なかった気がします。
しかしながら、昨今のフィギュアスケーターはとても曲の表現、音の捉え方、表情豊かに踊り感受性豊かなのだと感心するばかりで「歴史は変わった」と思っております。
今の時期はGPファイナルへ向けての戦いも佳境となっています。紀平選手をはじめ、日本人選手だけではなく海外のスケーターたちが繰り広げる華麗なる戦いからずっと目が離せません。
※Number webより一部抜粋
ゆかりの分析力好きだわ！
何が好きって、昔を引きずってないところよ。
昔は昔、今は今ってちゃんと時代の区切りを付けた上で、「現在」の女子フィギュアを客観的に冷静に見ているもの。
でもゆかりの演技の表現力が大好きだったわよ。
【2005GPFゆかりムーランルージュ】
あんた、ムーランルージュはまだ作り笑顔でスパイラルしてたけど、
SAYURIで覚醒した感じよね、演技が自然と深みを増してきたんだもの。
でも、あたしはムーランルージュのパンツスタイルのゆかりが一番好きだわ～。
冒頭0：42の両手を引っ掻き回して、いきなり素に戻っておすまし顔のくだりとか最高よ。
あたし何度、あんたの高速ドーナツスピンで目を回したか！笑
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愛のオネエサロン
中野のドーナツスピンは綺麗でしたね♪
未だにアレだけ綺麗な円を描くドーナツスピンをする選手はいないでしょ？
“日本人選手だけでなく世界のスケーター達が繰り広げる華麗なる戦い”
“華麗なる戦い”
由緒あるハクスブル家の末裔である、この「乙部のりえ」の事を言ってるのね！
さすが友加理だわ！
あの…、ハプスブルク家…です…
＞のりえ様
やだ、舌噛んだのね！
のりえさん台本ちゃんとお読みになって笑
＞乙部のりえ様
あんな高速ドーナツスピンをやったら、目がまわって
競技続行できないでしょ！っていうぐらい凄かったです。
のりえさん、舌噛んでるわよ。
ハプスブルグ家の末裔なのね！？笑
あたしはルドルフ皇太子になりたいわ～。
さすがぁ、中野友加里さん、良くわかってらしゃる! (*^^*) NHK杯の審判員もこのコメントを良く頭に入れていただいて、梨花ちゃんにGOE、PCSを高くして下さい！笑 選手の頃の友加里さんも好きで、もっと上位に行く人だといつも思っていました。引退の時に残念な気持ちを覚えています。もう関係ない職業だと聞きましたが、またコメンター他、多方に渡ってフィギュアスケートに携わって下さい。
＞あい様
友加里の目のつけどころが素敵だなと思いました。
マスコミはアクセルや4サルコウばかり跳ぶ跳ばないとか。
彼女の素晴らしさは全体のトータルバランスとあの難曲を絶妙の感性と運動神経で
滑り切るセンスの良さだと思います！
中野さん、素敵な大人になったのね〜。スピンも勿論素敵だったわ、クルクル回りすぎて空間歪んで見えたもの笑
ムーランルージュも大好きなプログラムでした！
ゆかりとコス姐のパンツスタイルは似合ってた(^-^)
紀平ちゃんを推してのこの真っ当な記事、心が温まりました♡
のりえさんがハプスブルク家の末裔ですって⁉︎ コタツで焼酎召し上がる貴族かしら フフフ(ﾟωﾟ)
おばちゃん様
な、なんですって！！
アナタ生意気よ！
＞おばちゃん様
空中歪むってどんだけ～笑
パンツスタイルの元祖といえば、友加里のムーランルージュですものね！
今夜も梨花のコンビネーションジャンプにぜひ注目したいですね。
のりえさん、とうとう頭がおかしくなったのよ笑
こんばんわ。紀平選手の表現力に惹かれます^_^今回は、jump大会じゃないだけに…jumpに集中し過ぎて……綺麗な腕がjump腕にならないよう…ドキドキさせてください(^^)v
＞ローイ様
凄いジャンプ連発なんですけど、
ジャンプ大会にはならないところがまた楽しみですよね～。
ドキドキです。
中野友加里さんの記事、トリプルアクセルジャンパーとしての冷静な分析がとても興味深いですね！
オネエ様も以前から紀平選手のバランスの良さを評価されてるように、総合力の高さをこの記事でも評価されてましたね。
中野友加里さんは現在ジャッジとしても活躍されており、東京ブロック大会でもそのお姿を拝見しました。ママになってもその凛とした美しさは健在でしたよ！
その昔、友人と中野友加里さんが現役の頃、純朴な顔立ちから「町娘（まちむすめ）」とあだ名をつけて呼んでいたことがあります（笑）いい意味ですよ＾＾
着物風の衣装を着るとよけいに「町娘」に見えるのです（笑）
梨花ちゃん、NHK杯ガンバ！！
教えていただいてありがとうございます。オリンピック代表にもれて傷心のまま（失礼ですね）、別世界に行かれて勿体無いと思っていました。私が心配する必要ないですね。友加里さんなら公正な審判をしてくれそうですね。これからも友加里さんの書いた記事も読みたいですね。
＞岡ちゃん様
友加里の記事はとてもためになりました～
自身のアクセルが助走が長いと言っているところにも
きちんとした目で自分さえも分析しているなあと感心しました。
もうママさんなのですね。
町娘、なんかわかる気がします。私たちオネエはいつからか「サユリ」と呼んでおりました笑