皆様、こんにちは!
NHK杯から一夜明けた時に、羽生結弦がグランプリファイナルと全日本、連戦への抱負を語ってくれたわよ。
本人も言うようにNHK杯から3連戦で「移動」だけでも大変なエネルギーよね。
今宵は試合後の一問一答と、
一体「移動」がどれだけ大変なものなのかを具体的に検証していきたいわ!
自分自身をも超えたい!羽生結弦の一問一答
羽生結弦と一問一答「やっと演技が安定」「勝つことに意味」「一皮むけた」「常に追ってます」
――SP後に「もっと練習しろよ」と(自らに)言っていた。練習は追い込めている?
「実はオータムの後に、あの、まあちょっとコンディションがよくなくて、結構。練習があまりうまくいかなかったんですよね。本当は4回転アクセルやりたいと思って…。言っていましたっけ、これ。言ってなかったか。分かんないですけど。オータムからスケートカナダに行くにあたって、うまく練習ができなくて、結構、フラストレーションがたまっている状態での試合だったので。今回はもっと基盤を作りたいって思ってたんですよね。で、もちろんスケートカナダでいい出来はできたと思ってますし。いい出来ができたというのはいい練習ができたということとイコールになると思うんですけど。ただ、もっと安定して、いい演技ができるようになりたいというのが今回のスケートカナダからNHK杯までの道のりで。そういった意味での練習はできたんじゃないかな、という感覚はあります。もちろん、1抜けあって、回転不足もあって、ショートのジャンプも完璧だったとは言えないですけど。ただ、やっと、まとまる演技が安定して、だいぶできるようになってきたなという感じがします。イチかバチかではなく」
――では、ファイナルは4A?
「いや、まだ、まだです(笑い)」
――ファイナルで勝つためのポイント、戦略は。
「まずはやっぱりコンディション作りですね。やっぱり、こっから全日本含めて3連戦なので。毎回、移動が凄い多いですし。時差の問題もありますし。もちろん試合で出し切るタイプなので、どこかで抜くというのはないので、絶対に。とにかくいいコンディションで臨むこと。あとは、やっぱり自分にとってファイナル、本当にネーサン選手との戦いとしか思ってないんですけど。やっぱり勝ちたいので。勝つことに意味があると思っているので、本当に。なので、もちろん今季は点数、勝ってますけど、2戦ともとりあえず満足しきれるとは言えない内容ではあるんですけど。でも、それでも勝てているという自信は持ちつつ。ただ、彼もこんなのではないとは分かっているので。また、スケートカナダ、今回以上にいいコンディションで臨めるようにしたいなっていうのが一番の対策というか、一番すべきことかなっていう風に思います」
――今の構成でノーミスすれば勝てる?
「まあ、うーん…。ちょっと、そこは控えたいかなと思います。はい」
――2戦をケガなく終え、そろそろルッツも視野に入ったのか?
「まあ、練習はしているので。できるよということは…フフフ。言えるかなと思うんですけど。それ入れる、入れないというのは、やっぱり先発ピッチャー誰って言うようなものと変わらないと僕は思っているので。そこはしっかり自分自身で考えた上で。ブライアンはたまに何も考えずに言うことあるんですけど(笑)。僕は僕。というか、基本的に戦略とかは全部、自分自身で決めていますし。練習方法とか体調管理とかも全部自分で決めているんで。だからこそ、しっかり自分に責任を持って、いろいろやっていきたいなと思っています」
――氷の状態でジャンプを選べる状態か?
「まあ、それはありますね。だいぶ、そこまで来たかなと思ってます」
――メンタルの持っていき方は?
「メンタルは…。もう、なんか一皮むけたなとは思っています。スケートカナダでやっぱり凄い不安だったんですよ。こんなに落ち着いてていいのかなという感じがしてて。ただ、結局、オータムの後だったから、スケートカナダがちょっとフワフワしてて落ち着いてたのかなというのが今のところの分析ですし。今回は今回でスケートカナダのあの演技があったからこそガチガチに緊張したショートがあって、ケガの心配があったフリーの前の練習があって、落ち着いたフリーがあってみたいな流れだったので。もうその時その時のアレでいいんじゃないかなということは思っていますね。ただ、その時その時のメンタルの状態でもいいかもしれないけれども、体調とか体のコンディションというのはやっぱりベストな状態でなくてはいけない。そのメンタルに合った状態でなくてはいけないと思っているので。そのバランスを常にいい状態に保てるように、ということはかなり意識したいなと思います」
――(6分間練習で)名前をコールされているときに跳ぶ、というのは?
「あのー、6分間練習の時に、なんか今回はオリンピック2連覇の現役の選手みたいな感じで言われてて。そういう感じのものが全部あるんですよね。全試合、6分間練習であって。その時に難しいジャンプを跳ぶか跳ばないかって言われたら、いつも一番難しいジャンプを跳んでいるわけではないかもしれないんですけど。あそこのジャンプを見せることはほとんどないんでよね。それは本当に、なんかシニアに出た時からずっと、たぶんそうなんじゃないかなと思っていて。たぶん緊張感がありつつ、やっぱ紹介されているので絶対にミスれないみたいな自分にプレッシャーを凄くかけることができるので。(司会者が“短くあと1問”といい)はい!…ごめんなさい(笑)。そこで跳ぶことによって、自信がつくっていうか。いいアドレナリンの出し方を覚えるっていう感覚はあります」
――昔、追われる立場より追う立場にいる方がやる気が出ると言ってた。今はどっちか。
「まあでも、常に追ってます。今はたぶん全世界がスケートカナダの演技ですかね。スケートカナダの羽生結弦の演技をたぶん追ってくると思うですよ、これから。あの322点というのを超えるために、いろんなことを考えて、いろんな練習をしてくると思います。ただ、それは僕自身も一緒で。僕もあの演技を超えたいし、あの点数を超えたいって凄く思うので。常に追っているんだなという風に思いますし。あとは、またネーサン選手の話になりますけど。やっぱりネーサン選手はこんなもんじゃないというのは自分自身、凄く分かっているので。またその彼のベストとも戦いたいなという気持ちで常にいます。ありがとうございました。ありがとうございました」
――昨日ステップを抜いたのは、つなぎのステップ?
「つなぎのステップ!そう、イーグルとかは外したって意味です。イーグルを外したんです。ありがとうございました、またお願いします」
※スポニチより一部抜粋
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/11/24/kiji/20191124s00079000252000c.html
普段の練習方法、体調管理、そして戦略などに至るまですべて自分で決めているなんて!
自分自身のことをよくわかっているからだと思うし、冷静な判断がないと無理よね。
そして試合に向けた熱い気持ちへのコントロールの仕方もよくわかってる。
NHK杯のインタビューで経験値が増えた分、
尚更「本能」で戦いたいって言っていたのが、印象的だったわ笑
【羽生結弦関連の書籍案内よ】
NEW! 12月13日発売
フィギュアスケートMemorial グランプリシリーズ2019 in NHK杯
連戦が続き、「移動」や「時差」のコンディション管理が重要!
次戦のグランプリファイナルは、日本時間で
12月4日(水)~9日(日)イタリア・トリノ開催
続く全日本フィギュアは、
12月18日(水)~22日(日)東京・国立競技場第一体育館開催
あたしGoogleフライトで、
実際どれだけの移動をしなければいけないのか調べたのだけど、(すべてANA加入のスターアライアンス調べよ、もちろん笑)
・札幌からトロント
札幌→羽田(フライト1時間40分)
※ANA
羽田→トロント(フライト13時間20分)
※エアカナダ航空
一度東京・羽田で乗り継ぎしないといけないのよね。
これって結構な負担よね。
・トロントからトリノ
トロント→フランクフルト(フライト7時間35分)
フランクフルト→トリノ(フライト1時間15分)
※ルフトハンザ航空
トロントからトリノへは直行便がないのよね。
時間帯によっては乗り継ぎのフランクフルトで4時間以上も山田満知子(待ち)なんてこともあるのよね。
・トロントから東京羽田
トロント→羽田(フライト13時間20分)直行便
※エアカナダ航空
移動時間だけでもこれだけ大変なんだから、連戦は本当に体力勝負よね。
「静香の部屋」でロングフライト中はどうやって過ごしているか聞いてほしかったわ~。
寝てるわよね、多分。でも時差調整とかあるし、どうなのかしら?
新機材のビジネスクラスもスタッガードからようやく個室仕様になったのね!
ANAさんの快適なサポートができていればいいのだけど、国際線はANA機材で跳んでないのよね笑
☆合わせてお読み頂きたいNHK杯「静香の部屋」の記事よ。
NHK杯バンケット!
こちらNHK杯バンケットの日本選手達よ!
ビール置いてあるけど、皆オレンジジュースだったり、烏龍茶よね笑
グランプリファイナル、全日本と健康でそして本人が思い描くベストな演技ができますように!
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愛のオネエサロン
こんばんわ。自身がもつ最高得点をこえる為に練習している。練習とは…記録にある世界最高得点を塗りかえる為‼今回のNHK杯、フリーOrigin。2019世界選手権、初金メダルの前大会……あの選手があの雰囲気…作っちゃったんですかね〜(゜゜)(・o・)あの雰囲気をつくれる選手は、なかなか居ないから…自分でつくるしか…ないですね^_^
>ローイ様
SEIMEIやホプレガで最高得点を出してきたときの、
あのときを追っていると話していました。
絶対超えられると思いますし、それが出来るのは羽生結弦でしかないですね!
オネエさん、こんばんは!
羽生くん大変そうですが、きっと大丈夫!
4Aは気長に待ちましょう...
ロシアのドーピング問題、フィギュアにもきっと影響するのでしょうか...
もしかしたら、ワールドでロシア勢が見れない、ということになるかもしれない、と思うと不安でたまりません...
宇宙人とバコ美の4回転、梨花ちゃんとコストルナヤ嬢の紅天女対決、見れるといいです...
>コストルナヤLove様
余りに素敵なペンネーム!
こんにちは!
ロシアのドーピング問題、深刻ですよね。
今朝の記事にも書きましたが、これから国際主要大会は個人としての出場は
認められるのか?
女子フィギュアの進化にとってロシアの存在は必要ですものね。
あっ!間違った…、 山田満知子のスピードヒートをポチしてしまった(汗)
さすがにANAで特別直行便は出してくれないですかね! プライベートジェットみたいな小型ジェットでもいいですよね!? 無理か…
昨日ですが、NHKーBS1で女子ショートとフリーを放送したんですが(今日は男子のショートとフリー見ましたが)
山下真湖のルッツジャンプですが、本物のルッツジャンプ跳んでませんでしたか?
ルッツジャンプって左足のアウトエッジに乗って跳ぶでしょ? 基本は…
でも、実際は一旦アウトエッジに乗せて、寸前でフラットかインエッジに乗って回転作って飛びますよね?
しかし、山下真湖はボーヤンジン並に最後までアウトエッジに乗ってる様に見えます。
この真湖ちゃんのルッツは正式なルッツジャンプに見えました。
>燦太様
プライベートジェットは難しいですよね笑
せめて移動はファーストクラスで完全にプライベートな空間が保たれていると良いのですが。
山田組にしてはルッツをきちんと跳び分けますよね、山下。
ルッツの評価や採点基準もしっかり見直してほしいですね。
そうなんです!そうなんです!
コストルナヤLove様が書いてる、ロシアのドーピング問題ですが、世界アンチドーピング機関(WADA)は「今後4年間、世界の主要大会へロシアの参加禁止」の案を出すらしいのですが、すると北京もアウトになるんですよ!
もっとも国旗無しの参加は認められると思いますけどね!
WADAがロシアへの嫌がらせでやってるとは思いませんが、ドーピングなどせずに普通にやってもロシアは大量にメダルを取ると思うんだけど…
>燦太様
個人の参加資格もはく奪ということになれば
フィギュア界は大打撃ですからね。来月の理事会での決議が
気になります。
4時間も山田待子!無理です、爆笑しました(°▽°)
日本のメディアはスッゴイ実力者に敬意をもってインタビューするのが下手です、昔から。なんか村で決まった都合しか持ち上げないんで、本当に文化を育てる土壌ないです。
羽生くん、束の間の休息が取れて、トリノに向けて佳い調整が出来るように!
トリノのツアーも申し込んだけど外れちゃったけど、時差無しでiPad越しにエールを送ります〜(^.^)/
>おばちゃん様
これから待ち時間が長いときなどには、
ぜひ、山田満知子(待子)をお使いくださいまし!笑
日本のメディアってインタビューの仕方が下手ですよね。
海外の方がズケズケと大胆な時もありますけど、核心に迫る時さえもありますからね!