世界最高点更新おめでとうユヅ。
ショート、
110.53点。
世界最高得点を見出しにした
新聞、ニュース、記事が
日本中を賑わしているわよね。
だけどさ、
あたしね、世界最高点という記録よりも
加点+5という評価よりも、
演技に入っていくユヅの表情が
いつもと全然違って見えたことにすごく違和感を感じたのよ!
何!?
まるでこの世のものとは思えない
すべてを卓越した表情!
彼がこれからあたしたちに
何か語りかけるんじゃないかって。
あたし目が離せなかった。
一瞬でぐっと引き込まれたわ。
「秋によせて」
ユヅはこの演技のテーマや本質をすでに掴みつつあるわ。
表情を見ればわかるもの。
ひとによって解釈や捉え方は違うわ。
そこがフィギュアスケートの
「懐の深さ」だと
あたしは考えているのよね。
ユヅがキーワードとして挙げたテーマ、
「パーフェクトパッケージ」
松岡修造氏はユヅにこの意味を
ひとつひとつのジャンプ、
ステップ、スピン、
すべての要素に加点をもらえること
と解したけれども、
あたしはそうではなかったの。
違ったのよ。
ユヅが見せたいのは
その演技に込められた一貫性のあるメッセージ。
秋の儚い季節の中でそこに羽生結弦が
静かに佇んでいるビジョンが
あたしの中に見えたのよ。
時の流れは儚いわよね。
儚いからこそ、散りゆくこそ、
その一瞬、一瞬が瞬きもする間もないぐらい
輝かしいものに見えて、、、
何かあたし掴めそうな気がするのよ、
「羽生結弦は羽生結弦」
という彼が言ったメッセージの意味が。
もう少しなのよ、あたし、、、
演技を終えた彼の表情はなんと
すべてを語り尽くしたような
穏やかで優しい笑みを浮かべていたのよ。
しばらくユヅは動かなかった、、、
あたしジャンプなんてどうでもよかった、
点数なんてどうでもよかった。
ただ彼がこのリンクに存在
して、最初から最後まで羽生結弦で
あったことがもうすべてだったのよ。
スパシーバ。感動をありがとう。
今日はあたし
ぷーさんがぷーさんに見えなくて、
秋の儚い葉たちが
ひらひらとリンクに舞い降りたようにあたしには見えたわ。
会場にいる人、モノ、光までもが
すべて彼のひとつの形となって、
そして散ったのよ。
オーサーもブリアンも嬉しそう!
このふたりはぷーさんに
見えたわよ、あたしは笑
キスクラでのギャップがまたなんとも
いえないのよね。
彼だけは別次元。
氷上のすべてを支配できる絶対王者!
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Tomoさん、今回のブログを読んで嬉しかった事があります。
それは、演技冒頭の右手をかざした時の顔つき、雰囲気が前回、前々回と違うと思って、今までより凄く引きつけられたんです。
それをTomoさんも感じてらっしゃったのは勝手に身近に思えて…
試合前にタラソワさんに声かけられて、普通ならプレッシャーになるところをパワーに変えられるところがさすがですね。
振り付けも少し変わってましたね。前半の力強い和音に合わせて両手を振り下ろす所が好きだったんですが
とにかく、圧巻の演技でした。ひと大会ごとに進化して、ファイナルになる頃にはどうなってるのか…。
羽生くんがどんどん美しく強くなっていくのを見る事が出来て、本当に幸せです。
>マルタ様
マルタ様も表情の変化に着眼されていたのですね!
共感できとても嬉しいです!!!
タラソワは本物のスケーターにしか目をかけない
と聞いたことがあります。
本物が本物を知るというのが、ふたりを
見ていてよくわかります。
ほんとうに素晴らしい演技でした……!言葉が見つかりません。このブログが、わたしが感じたことが言葉になっているようなかんじで、そう、そう、と思いながら読んでいました。
演技後の表情が柔らかい笑顔がとても印象的で、こちらも心に残りました。気合い入った鬼神のようなドヤ顔も好きなんですが、本来自然な笑顔がほんとうに可愛い方なので、見ていてこちらまで幸せな気持ちになりました。
「どこまで得点が伸びるのか……次元が違います!」2015のNHK杯フリー演技のときのアナウンサーの声がよみがえりました。あの時はSEIMEIでしたが、再びまた伝説に残る演技を見たと思います。私たち。
>くりかのこ様
やってやった!っていうドヤ顔も
大好きですが、今回の穏やかな表情に
ジョニーウィアに対する尊敬の念が
よく込められていたからではないかなとも
思いました。様々な表情でわたしたちを
ハッと!させてくれますよね!
コメントしようとしたまさに今、右足にアイシングのニュースが( ̄□ ̄;)!!ヒー!
と、とりあえず気を取り直しまして…(動揺)
こんにちわm(__)m
もうね、なんていうかね、言葉になりません…!オリンピック2連覇して、なおかつ目に見えて「進化」し続けています。こんな選手いませんでした。唯一無二の羽生結弦ですね。どこまで昇るんだろう…?生きる伝説となり始めたような。点数とか記録じゃなく、彼の究極を求める魂に感動します!なんかここをお借りして自分の意見ズラズラ述べてしまってスミマセン(;>_<;)。Tomoさんの文章に触発されまくってしまうのです。
>まどか様
良いのです、思いのたけをここで
どんどん聞かせてください笑
わたしもまどかさんと同じ気持ちですから!
フリーは演技内容よりも、彼の生き様を
感じさせられるようでした。ニジンスキーの
狂気がユヅへの強い想いに憑依した!
そんな演技でした!
オネエ様 はじめまして、いつもマジ楽しみに拝読しております。
みどりがブンブン飛びまくって仰天し、プルシェンコにおったまげ、ニースに本物の本物のロミオが現れ!と、フィギアアディクトのBBAで御座います。
オネエ様が描いてらっしゃるように「オタナル」別次元に入ってますね…えっ、バレエ⁉︎スケート履いてるじゃん⁉︎スポーツとしてのフィギア、バトン爺が語るように劇場としてのフィギア…正にパーフェクトパッケージ。
お衣装はブルーですが、晩秋の色とりどりの木の葉が舞っているような…
テレビ画面ですからチラッとですが、最後のステップの途中幸せそうな笑顔すら浮かべている羽生くん、こんなにも儚い素晴らしいパフォーマンスをありがとう❤︎としか(涙)
そして、オネエ様のフィギア愛と(毒気)溢れる(笑)ブログ、油気抜けた日々の潤いです!コレからも楽しみにしております。
>おばちゃん様
はじめまして!
いつもブログにお越しいただき、本当に
ありがとうございます!!
わたしと同じ流れですね、
フィギュアに取り付かれ、その時代のスター達に
驚いては腰ぬかしてきた同志と勝手に思わせて頂きますね笑
お衣装がブルーなのに晩秋の木の葉の色のイメージを
想像されるあたりがおばちゃんさんの豊かな感性を
物語っていますわ!
ぜひぜひこれからもオネエサロンにも遊びに来てくださいね。
懐かしいお話から最新ユヅまで語り尽くしましょ!