皆様、こんばんは。
先日、急逝されたクリス・リード氏の告別式が、
日本時間で明日、3月21日(土)21:00よりインスタグラムなどで配信あがあります。
ぜひ最後のお別れをという方は、お姉様のキャシー・リード氏のインスタからご覧ください。
イリノイ州エルクグローブ・ビレッジ在籍のクリス・リード (ロバート・クリストファー・リード) 30歳 は2020年3月14日に逝去した。
クリスは1989年7月7日、ミシガン州カラマズー市でロバート F. リードと典子リードの間に生まれた。遺族は両親と二人の姉妹、キャシ・リードとアリソン・リードである。 クリスは2006~2015年まで姉のキャシーと共に、そして2015~2018年まで村元哉中と日本を代表する現役アイスダンサーとして活躍した。彼は10回にわたり全日本アイスダンスで優勝し、 2018年四大陸選手権でも銅メダリストとなり冬季オリンピックにも3回連続出場した。彼のフィギュアスケートに対する愛と情熱は世界中の人の知るところである。
クリスは日本人とアメリカ人の両親から生まれた。母親の典子はフィギュアスケートを愛し、キャシーが7歳、クリスが5歳、そして末娘のアリソンが3歳の時に、フィギュアスケートに目を向けることを薦めた。クリスは2001年にキャシーとアイスダンスのパートナーを組んだ。アリソンも二人の後を追いはじめた。
2006年、キャシーとクリスは全米ノービス・アイスダンスで優勝したが、その後国際大会において、母親の母国である日本を代表することに決めた。これが、その後長きにわたる著名なキャリアの第一歩となった。
キャシーとクリスは全日本選手権アイスダンスで7回優勝し、2010年と2014年の冬季オリンピック、そしてフィギュアスケート世界選手権には8回連続で出場を果たした。彼らの演技は多くの人の心を掴み、日本におけるアイスダンスのスポーツの人気と普及に大きく貢献した。
2015年、キャシーは現役フィギュアスケーターを引退し、日本でコーチ兼振付師になることを表明。クリスは4回の膝の手術にもかかわらず、このスポーツにまだ貢献できるものがあると感じ、村元哉中と組んでさらに3年間競技生活を続け、全日本選手権で3回優勝し、2018年冬季オリンピックに出場、同年四大陸選手権においては銅メダルを獲得し、ISU(国際スケート連盟)でメダルを獲得した最初のアジア人アイスダンサー・チームという歴史を築き上げた。
クリスは2019年12月に引退を表明し、18年にわたる現役生活に終止符を打った。姉のキャシー同様、クリスも日本において振付とコーチの仕事をすると決めた。2020年1月、二人は今回はコーチとして組み、木下アカデミーと呼ばれる大阪に去年末オープンした関空アイスアリーナで自分たちのアイスダンス・スクールを開設した。クリスはその一生を日本のアイスダンス推進に捧げた。その情熱、エネルギー、そしてあの笑顔は決して忘れられることはないだろう。そして彼の精神はこれからの世代のアイスダンサーたちのため、彼の姉妹二人によって受け継がれていくことだろう。
告別式はシュレーダー-ハウェル葬儀場(280 South Main Street, Plymouth, Michigan)で 2020年3月21日(土)午前8時より執り行われます。
現在新型コロナウィルス(COVID-19)が世界的に流行していることを考慮し、他人との距離を保ち、接触を避けるため、世界中の親戚、友人、そして多くのファンの方々には、米国東部時間3月21日(土)午前8時から、日本時間3月21日(土)午後9時から執り行われるクリス・リードの告別式をシュレーダー-ハウェル葬儀場のウェブサイト、フェイスブック、インスタグラムを通じライブ配信します。葬儀場のウェブサイトから告別式を視聴するには、上部にある“Tribute Wall”のタブにあるリンクをフォローしてください。
お花、ギフトの代わりにクリスの名前でメモリアル基金を設立中です。設立が済み次第、サイトへのリンクを本ページとソーシャルメディアに載せますので、よろしくお願い致します。
※クリス追悼サイトより一部引用
http://m.schrader-howell.com/obituaries/events?obituaryId=12473506
まだ信じられないクリス氏の急逝。
最後のお別れを作ってくださったリード一家の方々に感謝したいです。
皆様にぜひご覧頂きたい、
彼等の日本アイスダンスへの強い想いのこもった動画をご覧頂きたいのよ。
「未来のオリンピックメダリストを育てる!」
ぜひその想いを託された日本のアイスダンススケーター達に、これからも頑張ってほしいわ。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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View Comments
クリス君…まだ現実味が沸かないのですが、最後のお別れの機会をありがとうございました。デニス・テン君の時も葬儀のライブがあり、(彼は国葬でしたね)棺の中のテン君が映った途端、悪い夢なんかじゃ無い現実に涙が溢れました。
テン君の事件は別として、時々アスリートにはこういう心臓突然死があります。
以前書き込ませていただいた元ドイツチャンプのハイコ・フィッシャーさんもそうですし、ペアで連覇したセルゲイ・グリンコフさんもそう。
サッカー、アメフト、バスケ、自転車競技、様々競技で起こっているのですね。
みんな幼い頃から一心に夢に向かって走り続け、様々な試練の後に栄光も手にし、さあこれから!と言うときに、いきなり乱暴に人生の幕を降ろされてしまう…。
ご家族の心情を思うと、とても辛いです。
クリス君、ステキなアイスダンスをありがとう。日本のアイスダンスをしっかりと一段階上げてくれましたね。…どうぞ安らかに。
>てんこ盛りパフェ様
パフェさん、こんにちは。
昨日は告別式のライブをずっと見ていました。
ご覧になられましたか?ワンちゃんがずっとウロウロしていて、
クリスを探しているような気がして泣きました。
こんな若い、未来のある素晴らしい方を失くしたことが残念でなりません。
今日、ドライブをしました。阿蘇の方へ。崩れ落ちた山肌や仮設住宅の跡など、まだ地震の爪痕が生々しく残る道すがら 所々に、下界では、まだ見ることの出来ない桜の花が咲いていました。山桜でした。山桜は少し早く咲くそうです。桜といえば、カナクリの演技・・・。 きっとこれから、私は、桜の花を見るたびにクリス選手のことを思い出すのかなあ。この心に残る美しいプログラムは、特別なものになってしまいました。まだまだ、アイスダンスで活躍していただきたかった・・・。いくらなんでも 30才?は、若すぎます。
>リン様
わたしも近所の桜が満開になるのをみて、
やはりクリスを思い出してしまいました。
まだまだ信じられない気持ちです。
お知らせありがとうございます。
明日見たいと思います。
>ジゼル様
最後のお別れができたものの、
まだ信じられない気持ちです。
ついこの間、現役を引退されて、これからまた新しい道を行く時だったのに。
やりたいこと、沢山あったことでしょう・・・
覚えていてね 思い出してね 桜の花の咲く頃に
ー 渡辺美里『さくらの花の咲くころに』-
>こけもも様
美里の素敵な歌詞をありがとうございます。
この桜の季節が来るたびにクリスを思い出したいです。
おはようございます おネエ様
コロナのせいで、アメリカ国内にいるお友達等もお別れできないのでしょう…スケーターとしての夢は終わっていたけれど、次の夢は見つけたばかり、30歳の未来を奪うなんて、神様は理不尽です。日本人のアイスダンスメダリストを育てたい❗そんなクリスの夢をかなえる為の基金ですね。シングルスケーターのセカンドキャリアのような形ではなかなかメダリストは育ちませんよね。応援したいです
>MAOファン様
クリスの夢をキャシーが、そしてアイスダンスでこれから活躍する選手達が
ぜひ紡いでいってほしいですね!
インスタライブで告別式を見れたのは、いまの状況の中で本当に良かったと思っています。