皆様、おはようございます。
ISUのルール改正について、スプートニク通信が直接ラケルニクISU副会長にインタビューをしたそうよ。
ビアンケッテイ技術委員長の「選手の体次第」発言に呆れていたから、
ISU副会長としての見解はどうなのかを見ていきましょう。
ISU副会長「専門家によって難度の捉え方が違うので、意見の相違を解消するため」
フィギュア、3種類の4回転ジャンプの基礎点が同じに その理由はhttps://t.co/O16UnQnEMX
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) May 17, 2020
ISUは2020-2021年シーズンで用いるジャンプ基礎点改訂を発表した。
4回転ジャンプではルッツ、フリップ、ループの3種類が同じ11点となる。これまではループは10.5点、フリップは11点、アクセルに次いで最も難度が高いとされるルッツは、やはりアクセルに次いで高く設定され11.5点だった。一体どうして急にISUは難度が異なる4回転ジャンプの基礎点を均等にしたのだろう。
スプートニク通信はアレクサンドル・ラケルニクISU副会長に話を聞いた。
ラケルニクISU副会長は、3つの4回転ジャンプが同じ基礎点になったのは、専門家によって難度の捉え方が異なるからだと説明する。「一部の専門家は、以前の難度評価は全く正しくない、最も難しいのはルッツではなくループだと考えている。」
「そう考える理由として、ループは入る時に回転軸を見つけるのが難しいということ(片足でトウを使わず踏み切るのが難しく、さらに空中でひねらなくてはならない)。一方で、全員がこの考えに同意するわけではない。ルッツ、フリップ、ルーツの基礎点を並べることで、こういった意見の相違を解消できると思っている。」
スプートニク通信は、ISUは近い将来、トリプルアクセル(3回転半)の基礎点を変えるつもりはないかと訊いてみた。同ジャンプの価値点は他の3回転ジャンプより高いが、4回転ジャンプとの開きは大きい。高難度ジャンプと考えられているにもかかわらず、だ。
「4回転ジャンプはやはりフィギュアスケートの進化過程であり、まだ修正の余地がある。トリプルアクセルは男子シングルでは今、トップ選手ならば誰でも跳ぶ。むしろ、これがなければ男子で世界10位に入ることはできない。一方で私自身は、女子シングルのトリプルアクセルの基礎点を上げる考えを支持する。もしISUの中でそういう考えが出てきたら、ではあるが。」
「男子と女子では生理学上、また筋肉量に違いがあるものの、トリプルアクセルを跳ぶ女子選手は増えてきている。ただ、今のところ女子のトリプルアクセルの価値点を上げるという話が出たことはない。高難度ジャンプの採点構造がさらに複雑になるからだろう。」
※スプートニク通信より一部引用
4Lo=4Lz-=4Fにしたのは?
ラケルニク副会長の見解によると、
専門家によってジャンプの難度の捉え方が違うから、意見の相違を解消するために基礎点を並べたと。
何を今更言ってるの、この組織は?
なんか、意見の相違を解消するためってスタンスが嫌だわ。
専門家が~、意見の相違が~って何?
今回のルール改訂が発表になった時、五輪メダリストで現在は振付師で活躍のイリヤ・アヴェルブフ氏は驚きを隠せなかった。「私には、これはとても奇妙な決定に見える。ISUはこうすることで、ルッツに偏ることを避けたいのだろうか。ISUはよりバラエティに富んだジャンプを選手に跳んで欲しいのだろう」と語った。
元スケーター達が批判や驚きを隠せないと言っているようわよね、
そしてそれぞれのジャンプには難しさには違いがあると。
その難しさの違いをISUはきちんと明確にした上で、スコアを分けてジャッジするようにするべきよ。
そうじゃないと、それぞれのジャンプを正しく跳んできたスケーター達に失礼よ。
専門家がいくら意見の相違があるからとして同一基礎点にしたところでよ、
実際に競技をジャッジする人間たちはどうせ意見が分かれるでしょう?
今までジャンプによって得点差をつけてきたのはなんだったの?専門家が~って、専門家に責任なすりつけてるだけじゃない。
いい加減、一貫性のないルール変更ばかりしないで、その意見の相違をなくす為の目を養うジャッジ教育とか、
ジャンプを校正に判定するAI導入とか他にやることいっぱいあるでしょう?
3Aの基礎点を将来変えるつもりはないのか?
私自身は、女子シングルのトリプルアクセルの基礎点を上げる考えを支持する。もしISUの中でそういう考えが出てきたら、ではあるが。
何言ってんの、この輩!
アンタ自身が基礎点上げることについて支持するっていうなら、アンタがその案をISU内で提言したらどうなの?
そういう考えが出てきたらではあるが~、3Aの価値観を上げるという話は出たことがないが~って、
その組織のトップに近い存在でありながら、組織が~って、そういう時だけ埋もれるような考え方をするのね笑
とどめが、「高難度ジャンプの採点構造がさらに複雑になるからだろう」というある種の採点放棄よ!
じゃあ、4Aの基礎点が15→12.5点に変更してそのままなのはどういうことなの?
さらに採点構造が複雑になるわけだから、もう究極の最高難度のジャンプの基礎点は15→20点でもいいんじゃないの!?笑
今回は省かせて頂いたけど、ジャンプ回転不足の「q」マーク導入についても専門家の意見の相違が~って言ってるのよ。
選手達が頑張って取り組んでいる高難度のジャンプに対して、真摯に向き合おうとせずに、専門家が~って言うのは違うと思うわよ。
29日に行われるISUバーチャルアワード。
副会長はISUアワードの選考委員会の審査員の一人よね、アリ氏と同じで。
アワードの審査員やる前に、もっとフィギュアスケートに対して、取り組むべきことがあるんじゃないのかしら?
Finally "someone" understood that the quadruple rittberger (4Lo) is not simpler than a true lutz (4Lz) or flip (4F) and more difficult than a fake Lz or F.
History teaches but first you need to know it. Better late than never!
Good for #YuzuruHanyu and for those who jump properly pic.twitter.com/PJLhYOmLGy— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) May 11, 2020
最終的に誰かが4Loが、正しい4Lzや4Fよりも単純ではなく、偽の4Lzや4Fよりも難しいことを理解しました。遅くても、しないよりまし!羽生結弦のために、そして正しいジャンプを跳ぶスケーターのために!
こちら、マッシ氏のルール改正に対するツイート。
マッシの言葉通りだけど、ISUはあくまで同一の点数に並べただけだからね。
本当はループを一番高いスコアにゆくゆくはするでしょうけど、
そうしてしまうと一番低い基礎点を付けていた彼らの過去を自身らで否定してしまう事になってしまう。
踏切り違反や、今季から導入するフルブレード、プレロテなどをどうジャッジに反映していくか次第で、
この基礎点なんてものは、またあってないようなものになってしまうのだから。
☆合わせてお読み頂きたい☆
羽生結弦関連の本日発売の書籍とオリンピックチャンネルのイラストなど
📺 Today on the ISU YouTube channel we will live stream the Men's Free Skating from the ISU World Figure Skating Championships of 2017 from Helsinki! Join us!
Watch here: https://t.co/cWolBKJeaB#WorldFigure #FigureSkating pic.twitter.com/IHuhYBMBxa
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) May 17, 2020
昨晩の世界フィギュア2017ヘルシンキ大会の配信はご覧になられたかしら?
「言葉が見つからなかった、ただ美しかった」
「生まれてくれて、スケートをやってくれてありがとう」
読者様からもこれ以上ないコメントを頂いたわよ。
見逃した方はぜひアーカイブでご覧頂けますので、ぜひお見逃しなくよ!
いよいよ本日発売!
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「FS Life Vol.21」校了しました。目次を公開します。男子シングル初のスーパースラムを達成した羽生結弦選手。四大陸選手権での練習から本番、表彰式、会見やエキシビションまで、さまざまな表情をとらえたグラビアは必見です。5月29日発売! pic.twitter.com/CVpcCncP0j
— フィギュアスケートLife (@fskating_Life) May 14, 2020
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2019年の #フィギュアスケート NHK杯は #羽生結弦 が3年ぶりに優勝、 #紀平梨花 は2位でした。エキシビションを振り返ります。この一枚がよく見られました。
写真特集で→https://t.co/ePMBVf7Z9D pic.twitter.com/LbO13V3z5w
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) May 17, 2020
こちらは2019年NHK杯での美しいお写真の数々よ。
羽生結弦、山本草太、紀平梨花などの日本勢や、
コストルナヤ美、ザギトワ、エイ子などの海外選手のお写真も堪能できるわよ!
NHK杯と言えば、「美は正義」の二人のインタビューをもう一度見たいわよね。
【羽生結弦美】
【コストルナヤ美】
あたしはやっぱり「豊の部屋」の復活を心から願うわ笑
We can't possibly decide.
Just kidding, you can watch them all on the Olympic Channel: https://t.co/jvWiaStmLB pic.twitter.com/OJ13XE4VKA
— Olympic Channel (@olympicchannel) May 17, 2020
こちらオリンピックチャンネルの公式で、歴代の金メダリスト達のイラストで、
公式サイトでもう一度これらの演技などが見れますよ~というツイートね。
羽生結弦の平昌五輪のSEIMEIの衣装かわいいわね、でもちょっと髪の毛長いわよね?笑
それでは皆様、一週間の始まりが素敵な日になりますように!
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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愛のオネエサロン
アクセルジャンプが一番難しい事、特に女子がトリプルアクセルを挑んで成功させる事、さらに何シーズンも挑み続ける事のとてつもない凄さはファンならば誰でも知っています。ルッツとフリップの現行ルールにそった明確な飛び分けがトップクラスの選手にとってすら難しい事もです。ジャンプ以外の技にしても人によって考え方が分かれるのは同じはずです。こんなことなら技術はコンパルソリーで見て、フリーは文字通り自由にの時代の方がまだ良かったのではと思ってしまいます。今のルールは選手をスランプやケガに追い込むばかりでそれぞれの個性も安全性も無視しているとしか思えません。
>miyu様
ルールを改正する人間達が実際にジャンプの難しさを
きちんと理解していない。副会長の言葉ですとISUも専門家にすべて委ねているだけの
ような気もしますね。
何が正しくきれいな技といえるのか考えれば考えるほど混乱してしまいます。結局ファンは自分の好きなスケーターが一番で良いのではないでしょうか。そのスケーターだけを基準にして他の人が悪いと決めつけさえしなければ。ついまた長くなってしまってすみません。
>miyu様
ガイドラインに正しい技は明確に記載されていますから、
そこをジャッジが曖昧な判定だったり、演技によってコロコロ変えてきたことが、
多くの疑問を生んできたんだと思います。
なんだか三流記事読んでるみたいな気持。
組織の…専門家の…?
自身の発言の責任はどうなのよ?
私みたいな素人は ジャンプの基礎点の低いものから高い種類の表をいつもみて「そうなんだ」と覚えていたけど それは変わるのね…
そう言えばどこかでオンタリオ州政府が火曜日からトロントのスケーターが練習を再開できる…と書いてありました。本当なら嬉しいお知らせですね。違ってたらすみません。
>あじさい様
あじさいさん、こんにちは。
このインタビューでは全部人任せにしか聞こえませんね。
周りがこういってるから、こう意見が分かれてしまうからと。
自分の発言は全くないですね。
Jack氏のリンク再開の情報だと思います。オンタリオ州首相の発言を受けてだと思いますが、
実際はスケートオンタリオが認めないと再開できないそうで、また最新情報は
アップデートされておらず、滑れていないと思います。
こんにちは おネエ様
女子の3Aだけ基礎点を上げる?今迄ずっと男女基礎点が同じだったのに?専門家さんも不思議な事を…だったら男子の身体上、難しいビールマンポジション等の柔軟性の必要な技は女子より評価する?…しませんよね?正直、今までの私達のジャッジは間違っていました。今年から改める所存ですって言えば良いのに…ラケルニク氏ってSPとFSを同じ時間にとか、技術競技と芸術競技を分けるとか言ってる人でしたっけ?
>MAOファン様
ラケルニクはSPとFPを同じ時間にし、技術と芸術を
分けると言っていましたね。
この部分もアリ氏のショービジネス的な要素をまともに受け入れてるんじゃないか?
と感じました。
追記
おネエ様のおっしゃる通り、4Aは現時点では20点でも良いと思います。たくさんの選手が跳ぶようになってからの12.5だと思います。Olympicchannelのイラスト、何かに似てると思ったらレゴの人形だわ!コマネチ‼️懐かしい
>MAOファン様
4Aの基礎点を上げることはあっても、下げるなんてとんでもないですね、
誰も跳んでいないジャンプをどういう基準で下げたのか?理解できません。
専門家って一体誰よ…元選手?コーチ?今ルールをごちゃごちゃいじっているのは4回転ルッツもフリップもループも跳べない人よね?何が難しいかはそりゃ選手次第かもしれませんけど、だからといって同じ点数にしても何も解決しないわ。本当にイミフだわ。私はそんなに点数を細かく見ないほうだけど、いくらなんでも今回の改変はおかしいと思うわ。同じ点数にするなら跳び分け加点もつけてほしいし、4Aなんて誰も成功したことのないジャンプよね?しかもただ跳ぶのではなくて、プログラムの流れを途切れさせることなく跳ぶなんて、人間業じゃないと思うわ。でも挑戦しようとしている人がいるのよ…そこに最大限の評価をしないでどうするの!と思うわ。
>めいと様
専門家の誰一人としてクワドジャンプを跳べていないでしょうね。
なのに、すべてを同じ点数にして、専門家の意見の相違がないようにという
考え方自体がおかしいです。
GOEでまたおかしな採点をするのだから、基礎点は明確に分けてほしいですね。
オネエさん こんにちは。
何だかいつも同じ事言ってしまいます
「ルール変更の前に」 って。
でもしつこくても言いたいです、やっぱり、シンプルに。
4ルッツ偏るのは基礎点が1番高いからで、更にGOEが、なんて言うのかわからないけど、これもルール変更で難度が高いジャンプがよりGOEが高く付くようになりましたよね。私これ、良くないと思いますよ。前の方がシンプルで解りやすい。
結局、GOEも難度に比例して得点が高いんだから。基礎点もGOEも難度が上の方が付く。こうなると いくらトーループ、サルコー、ループ、フリップで素晴らしいジャンプ跳んでも結局、ルッツを普通に跳ばれたら敵わない。
結局、そのルール変更が益々ルッツを増やす原因じゃないかな。皆考えるでしょ、勝つには4ルッツが必要と。次にフリップ。
難度の上からですよ。間はすっ飛ばして。効率よく。
4ルッツ、フリップ、ループが並んだ事によって、フリップやループにチャレンジが増えるかもしれません。
でもどのジャンプにしても「チートジャンプ」ではルール変更の意味はない。
プレロテでもフルブレードでもそれなりに難しいかもしれませんが、エスカレートしてしまったらジャンプの概念が崩れますよね。
「空中で回転」しましょうよ。
跳び方を崩してしまったら全てのジャンプのロジックが崩壊します。。。
ISUはまずそこに今一度 言及 発信して欲しいです。離氷を「スロー再生」でチェックはそんなに難しい事でしょうか?
マスコミでは基礎点変更ばかり報道しますが「チート」の減点には触れていません。チートについてはスポーツにおいて基本的精神に反する事ですよね、当たり前過ぎて忘れがちなのかな。
選手を責めるつもりもないし責めたくない、だからジャッジはしっかりしてほしい。
技術が報われる様に。
また長くなってしまった(^_^;)
このへんで止めます。。。
>Konami様
GOEの幅を11段階にした時から、
もう基礎点で他の難度の高いジャンプすら超えてしまうのではという
危惧がありました。基礎点からマイナスすることはあっても+幅を抑えるようにした方が
いっそいいのではないでしょうか?
何だか言い訳がどっかの政治家みたい…。まぁ、こういう立場の人は政治家みたいなものですよね。
相違があるから同一点数にするって言っちゃうって、とっても危険なことだと思うのです。
そんなこといったら、何事も相違だらけではないですか?
ジャンプは結局GOEでどうとでも変化付けさせられちゃうので、もう基礎点がどうでもよくなってきてしまったのですが、この言い訳はマズすぎる気がします。
GOEついでにいいますと、これは無くしてほしいです。繋ぎがどうだとか、入り方がどうだとか、それはもうPCSで評価してほしいです。
ジャンプはジャンプでしっかり見てほしい…。
正しいジャンプで初めて基礎点がもらえる、あとは減点方式でというようなイメージです。
エッジに誤りがあるジャンプが見逃されて、入り方が良かったから〜みたいな感じで加点がっつりなのはどう考えても納得いかないのです。
正しくジャンプを飛ぶために日々練習している選手たちは本当に悔しいだろうと思います。
>rago様
相違があるからこそ、ISUはジャッジはきちんと明確にジャンプごとの
基礎点を分け、公正なジャッジをしなくてはいけないのに、
ただ面倒なだけっていうようにしか聴こえないです。
だからISUアワードなんてものに力を入れようとしているから、すべてがおかしくなっていっているような
気もするのです。選手の努力を正当に評価してほしい、ただそれでけですね。