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ヤグディン問題発言を受けてか?ISUが偏見や差別は存在しないと発表

皆様、おはようございます。

ISU公式サイトから、「人種、性的、その他様々な偏見や差別はスケートコミュニティには存在しない」と声明発表があったわよ。

恐らくヤグディンの問題発言を受けて、公式としての見解を示したと思われるものよね。

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ISUはいかなる差別や偏見をスケートコミュニティに存在させない!と声明発表

ISUは、特にスケートコミュニティで、人種差別、残虐行為、抑圧、またはその他の偏見に反対して発言したすべての人々を完全に尊重します。そのような行動や態度は、私たちの社会のどこにもありません。

これに関して、ISUの方針と決定は、ISU倫理規定、特に第4条に引き続き導かれ、ISUに関与するすべての人が、あらゆる立場でISUに関与することを禁じます。人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国または社会的出自、財産、出生またはその他の地位、または運動能力などの理由。

ISUは、そのスポーツとポリシーがすべての人にとって包括的で安全であることを保証することに尽力しています。そして、最近の進展に照らして、ISUはそのスポーツ内の多様性とアクセシビリティを強化するために取れるイニシアチブを調査します。

ISUは、フィギュアとスピードスケートのスポーツを促進し、アスリート間の友情と相互理解に基づいてその成長を促進するという目標を継続します。

※自動翻訳参照:ISU公式

ISUがわざわざ公式サイトにて、様々な偏見や差別はスケートコミュニティでは存在しないと声明発表をしたのは、

ヤグディンの問題発言があったからでしょうね。

新たにLGBTのスケーター達によって、「Skate Proud」というコミュニティも今月より創られたし、

今の情勢において、黒人差別問題も大きく影響しているでしょうね。

このブログでも何度も取り上げてきた、あたしの大好きなボナリー。

今はコーチとしても活躍しているのが嬉しいわ。

彼女は現役時代、「異端児」として注目されることが多かったわよね。

・1991年世界フィギュアで、4回転トーループを競技会で成功させるも回転不足と認定され、芸術性にも欠けると点数が伸びず

・1994年世界フィギュアで、銀メダルを受け入れず、表彰台に乗らずメダル拒否

・1998年長野五輪では競技会で禁止されていたバックフリップ(後方宙返り)を跳ぶ

彼女の芸術性スコアが伸びないのは、一部メディアでは肌の色が影響しているのでは?

と言われたけれど、あたしは全くそうは思わなかったわ。

まず彼女に対して、肌の色なんて関係ないと思っていたし、彼女ならではの天性の身体能力を活かした技の数々はド肝を抜かれたのよ。

確かに1991年の4回転トーループはどう見ても回転不足だったけれど、同時は今ほど厳しい判定というのはなかったからね。

そして、身体能力に頼る余り、芸術性がおそろかになっているんじゃないかという部分も、

彼女は難しいコンビネーションばかりが取り上げられていたけど、難度を下げて表現力を頑張ろうという試みも見てきたから、

なんだか彼女の努力が結果として大舞台で報われなかったのはすごく残念だったわ。

どうしてもジャンプ技術を身体能力に任せて、少々雑に跳んでしまうところ。そしてジャンプまでの助走が異様に長いのよね笑

ミスが出てくると、演技の中で集中力に欠けてしまう部分も点数が伸びない原因としてもあるんじゃないかしらってあたしは思ったわ。

「もう慣れたし、泣き疲れた。自分の滑りには満足しているけど、得点はいつも通り」

ボナリー自身が感じることは多くあったと思うけれど、

実際にジャッジはスコアでしか結果を示さないから、彼女がなぜ得点が伸び悩んだのかというのは、はっきりとわからない。

長野五輪での、バックフリップは彼女が苦悩してきた様々な想い、そして大会で勝てないことを知った上で、

観客に楽しんでもらおうという気持ちを後のインタビューで聞いた時に、涙が出そうになったのよ。

彼女は肌の色関係なく、ひとりのスケーターとして、試行錯誤しながら勝とうという姿勢があったから。

アボットがインスタライブで口にしていた、「セクシャリティーを公表することで、ジャッジへの影響を恐れた」という言葉が、今でもすごく気にかかっていて。

ISUはあらゆる差別や偏見、政治的な要素などを、ケートコミュニティでは持ち込まないと改めて声明を出したわけだから、

本当に公言通り、それを守ってほしいわ。

フィギュア界の中でやはり凝り固まった考え方があるのも事実。特にペアの競技では演技において男女の役割がはっきりしているように。

スケーターが何の不安もなく、競技会に集中できるように、成長していけるように、

公平で公正なジャッジング、そして選手を守るという使命はスケ連同様、しっかりと明確にすることをしたのなら、その通りに実行していってほしいわよね。

ヤグディンはISUから、発言に対しての何らかの注意は受けたのかしら?

自分にとって受け入れがたい人の生死を軽々しく発言するような方が、自身のインスタでデニスに対して追悼の記事を書いても、

あたしは何も響かないわよ。

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ジャック・ギャラガー氏が衣装デザイナー伊藤聡美氏へ独占インタビュー!

こちらジャック・ギャラガー氏が、

衣装デザイナー伊藤聡美氏への独占インタビューが今週行われるそうよ。

少し前に彼女のフィギュア偏愛を語ったコラムがすごく興味深くてね。

ジャック氏が彼女のフィギュア愛をうまく引き出してくれるかどうかは?だけど笑、

衣装デザイナーの観点よりも、1フィギュアファンとしてのコメントに期待しちゃうのよね~。

それでは皆様、本日も素敵な一日になりますように、、、

最後までお読み頂きありがとうございます。

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オネエ

View Comments

  • 私もボナリーは差別されていたとは思えません。
    点が伸びないのは

    ・ジャンプを降りた後あまり流れがない
    ・回転不足(主にセカンド3トゥ、時々ルッツも)
    ・ジャンプ前の長い構え
    ・ポジションがあまり美しくない
    ・振り付けが雑

    といったところではないでしょうか?

    でもEXでは本当に伸び伸びと滑っていて、楽しみにしてました。

    Surya Bonaly 1999 Keri Lotion Figure Skating Challenge

    http://www.youtube.com/watch?v=95aTlgn9Fw8

    これなんか結構表現力もあって好きです!

    • >通りすがり様

      ボナリーの点数が伸びないところ、通りすがりさんの
      ご指摘されていてる点、まさにそうだとわたしも思います。
      彼女はどちらかというとEXで個性をより発揮できるようなタイプですよね。
      競技会という枠は彼女にとっては狭すぎるものだったような。
      助走なしのアクセルとか大好きですけどね。

  • オネエ様
    初めまして。いつもブログを拝読させていただいています。

    ヤグディンのアダムに対する発言については、悲しく、憤りを感じています。
    ただ一点、デニス君への追悼の気持ちは本物だと思うのです。
    デニス君はヤグディンを「お父さん」と呼び慕い、2人は親交がありました。
    生前デニス君がカザフスタンで子どもたちに無償でスケートを教える際の講師のひとりとして、ヤグディンも参加。そしてデニス君が亡くなった今も、遺志を引き継いて講師をしています。
    デニス君が暴漢に刺された前日にもメッセージのやりとりをしたり、最後にヤグディンがメッセージを送信した時間はデニス君がすでに死の淵にいて、もっと早く送信していればと後悔していました。

    デニス君の死を悼んだ彼がなぜ感情にまかせて性差別、ましてや人の死を望むかのような発言をしたのか。今でも分かりませんし、思い出しては苦しい思いになるのです。
    アダムには今回たくさんの身方、仲間が増えたことでしょう。一方のヤグディンは多くのものを失ったはずです。
    人は何度でもやり直すことができるといいます。私はヤグディンにやり直して貰いたいと願っています。

    …厚かましくも失礼いたしました。
    最後に、シェイリーンがデニス君の誕生日にあわせてインスタをあげましたね。
    https://www.instagram.com/p/CBZwE5mpl4z/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
    デニス君の躍動感溢れる滑りが素晴らしくて、何度も見返しています。

    • >fujino様

      fujinoさん、初めまして!
      いつもブログをご覧下さり、本当にありがとうございます。
      デニスへの追悼の気持ち、わたしも信じたいです。
      けれどもあまりにも生死を軽々しく発言するヤグに対して、素直に見れなくなってしまったところもありました。
      人の命は尊いものであることを彼もよく知っているはずなのに、自分の意にそぐわないものを排除する発言が
      嫌悪感しかありませんでした。
      シェイリーンのインスタ、教えて頂きありがとうございます!これから見てきますね。

  • ボナリー、今コーチをしているのですね。嬉しいです。フィギュアスケートに関わり続けていてくれるのですね。あの、メダル拒否の表彰式は当時母と生で見ていて驚くと共に切なかったです。もっと心底驚いたのは生放送ではないその後のニュースなどでは見事に彼女のふるまいがカメラ映像からはずされ無かったこととして華やかで通常通りの笑顔の 表彰式が演出されていたこと。カメラは映像メディアは真実を写すとは限らない。嘘を演出できるのだとネットがまだ普及する前の時代に初めて実感した出来事でした。白人ともアジア人とも違う黒人女性の個性と躍動感。その美しさを彼女が魅力的だと想っていた自分自身も当時は本当に認めていたのだろうか?白人の美が一番と思っていたような気がするのです。心の底で。決して差別の気持ちではなくても。ジャッジも差別はしていなかったのでしょうが。彼女はとても悔しくて悲しくて虚しかったでしょう。

    • >ミモザ様

      ミモザさん、おはようございます。
      わたしもこの表彰式は幕張の会場で見ていました。
      ボナリーの名前がコールされて出てくるまでに時間がかかり、
      あの困惑した表情は今でも忘れられません。表彰式が終わると、一斉に海外メディアが
      ボナリーの元に集まっていましたよね。
      メディアの報道については、真実とは限らないですね。

  • ISUの次の声明、
    「ISUは、そのスポーツとポリシーがすべての人にとって包括的で安全であることを保証することに尽力しています。」

    は鼻で笑うわ〜〜〜ハナハナハナ

    そもそもISU自体が利権の総合商社、不公平の大本尊じゃないのよぉ〜〜〜ハナハナハナ

    • >TonTon様

      まさにそうですね笑
      ISUはあらゆる差別、偏見などをしません!と言っていても、
      ジャッジはドロドロですからね~。次の声明に期待しましょ!笑

  • ボナリー。一生懸命に手や腕の表現を頑張っていたのに評価されず可哀想に思ってました。「私が黒人だから?」と最後は言っていましたね。切なかったです。
    そういう肌の色に特化した差別ではなかったとは思いますが、彼女の容貌、体つき(ばねのある黒人特有のアスリートに見える筋肉のつきかた)、個性といったものが優美さ柔らかさ繊細さとは対極に見えやすいことも否めなかったとも思います。同じポーズをとっても膝の入った膝裏の伸びた人と、太ももふくらはぎがムキムキした身体の人では見え方が違います…のでハンデはあったと思います。(新体操やバレエなどの競技では見え方を考慮して先に選抜ではねてしまうんですよね)
    むしろ、彼女の個性を生かした路線で新しいタイプの芸術性の提案をした方が良かったのではと感じますね。時代が「芸術的とはこんな感じ」って旧態依然でまだ追いついてなかったですがね!
    ボナリーがバックフリップした時は爽快で「やったー」と大喜びしました。

    • >ジゼル様

      長野五輪のバックフリップ、彼女のジャッジへの言葉でない抗議にも
      当時は見えました。差別はなかったとわたしも思いますし、
      少々雑なジャンプや繋ぎなどが点数が評価されないところなのかなと感じました。

  • うむー。今後、具体的な声明をISUはだすのかな?こういう理念みたいな声明文が必要なことは百も承知だけどね。まだ血が通った声明とは言えないよね。
    ヤグディン氏にキチンとお灸は据えたのかな?
    若い現役選手がカミングアウトしても、安心な環境は作ったのかな?シゼロンさんは現役でも実績があるから、言えたところもあるかと。
    日本のファンはだったら、公平性のあるジャッジの環境を作れ!と指摘している人が多いようですねー。具体的に改善できるのかな?

    一歩進んだ姿勢を、見せないとねー!

    オネエサマが言うデニスさんへの追悼が入って来ない件、私も分かるわー。また被害妄想って言われちゃうけど、各々、大変な思いや心に蓋をして、でも頑張って生きるなか、尊敬する人物から○ね!と言われるのは、中々のパンチよね(;´Д⊂)
    変な意味でジワル(;´д`)

    デニスの追悼がSNSに沢山アップされていますが、愛されているな~、運命って残酷です。

    大分前の記事へのコメント失礼しました~(^^)

    • >ライトファン様

      ヤグディンの謝罪動画も見たんですけど、
      伝わってくるものが全くなかったです、彼の考え方は変えない、ただ言葉の暴力だけに対しての
      謝罪。リッポンも誠意を感じなかったから、ヤグの謝罪を受け入れないとしたのでしょうね。