皆様、こんばんは!
中国スポーツ総局による、中国杯の開催中止の報道の件で、
ISU公式から総局担当者に確認をした上で、中国杯は予定通り開催されるとアナウンスがあったわよ。
そして日刊スポーツの羽生結弦のアワードでの全文スピーチをご紹介するわね。
国際スケート連盟(ISU)は13日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ中国杯(11月6~8日、重慶)とGPファイナル(12月10~13日、北京)を予定通り開催する方針だと発表した。中国の担当者から説明を受けたという。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年内に中国で開催される予定の国際スポーツイベントについて原則キャンセルとする方針が中国のスポーツ局から発表されていたが、2022年の北京冬季五輪のテスト大会は例外となっていた。GPファイナルは五輪テスト大会を兼ねており、中国杯はそのGPシリーズの一部であるため開催される方針という。
先日、中国スポーツ総局はフィギュアにおいては、
2020年末まで、2022年の北京オリンピックのテスト(グランプリファイナルのみ)を除く国内でのすべての国際大会の開催を禁止したとの報道があったけれど、
ISUは中国スポーツ総局担当に確認した上で、予定通り、ファイナル行きを決める中国杯は開催されると発表があったわね。
でも実際に、
中国訪問について、15日以内の滞在であれば査証を免除する措置を全て一時的に停止する。
3月28日から、これまでに発行された有効な訪中査証及び居留許可証による外国人の入国を暫定的に停止する。今後新たに取得する査証での入国は可能であり、6月17日から東京・名古屋の中国査証申請サービスセンター、6月18日から大阪の中国査証申請センターにおいて、経済貿易・科学技術・人道主義等の理由に限り、現地外事弁公室の招待状の事前取得など条件付きで査証発給を再開する (APECビジネス・トラベル・カードを有する外国人の入国も暫定的に停止する。外交、公務、礼遇、C(乗務員)の査証を有する者の入国は影響を受けない。)
※外務省 海外安全ページより一部引用
現在の日本から、中国の受け入れ状況としては、アスリートは不可になっているわよね。
中国杯が開催されるまでに状況が改善されればだけど、他の諸外国からの渡航問題もあるし、
各選手が大会出場の為に集まってくるのは難しいわよね。
中国側としては、北京五輪に直結するテストスケートだけは開催という主旨から、何がなんでも五輪開催を強行したいだろう思惑は伝わるけど、
ISUがこの状況下において、公式で予定通り開催しますと言ったら、選手達が混乱するだけじゃないの!?
もちろん、開催の可能性は残しておかなければいけないけど、今回のスケ連の日本選手派遣中止は、早い段階での英断だったと思うわ。
シニアグランプリはどうなるかわからないけれど。
選手の健康と安全を守る決断を最優先でお願いしたいわね。
これは実際に手に取って確認できないことを配慮した嬉しい動画よね。
わたしは一切確認もせずに購入してしまったけれど笑
☆合わせてお読み頂きたい☆
(before the Award)
I said same thing before, but I would like to say again. I am delighted to be nominated for this awards. To answer to your questions.
For me personally, all the eyes and voices from the fans are added pressure for me. I always sense their expectation and their pressure, even if it’s just a practice, I can sense them.To be honest, sometimes it’s tough and feel like I’m closing to something.
But this pressure actually makes me stronger. It would be terrible if no one expected anything from me. Because this expectation level, I believe want to achieve and satisfy.
Of course, I can’t always deliver at 100 percent, but what I always try to do is respond to their expectation at 120 percent level. That why when I felt responsibility is huge, and when success it’s amazing sense of achievement than words can describe.
(受賞前)
先ほど同じことを言いましたが、繰り返させてください。この賞にノミネートされてうれしく思います。質問に答えます。
個人的には、ファンの皆さんの目と声は、すべてにおいてプレッシャーとなります。私はいつも期待とプレッシャーを感じています。たとえ、それが単なる練習だったとしても、私はそれを感じています。正直なところ、時にはそれはきついし、何か自分を閉じてしまいたくなると感じることもあります。
でも、そのプレッシャーが私をより強くします。もし誰からも何も期待されなかったらと思うと、ゾッとします。なぜなら、その期待度こそ、達成して満足したいと思っているレベルだからです。
もちろん、常に100%納得できる結果を見せられるわけではありませんが、常に120%の力で彼らの期待に応えようと努力しています。責任は非常に大きいですが、期待に応えて成功を収めた時の達成感は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものです。
(After winning Award)
Figure Skating is a sports, yes there are shows but we’re athletes and competitions. You can’t compare with only one skater. There are so many amateur skaters who compete. This is how Figure Skating as a sport is made.
I almost every moment of my daily life, I’m constantly thinking about Figure Skating and I m always hoping to become better and stronger. I spend everyday trying to become better at something to be able to do what I couldn’t do the day before. As an amateur skater, I hope to work hard and deliver the outcomes I desire. As my family, coaches and fans expect from me.
(Advice to the next generation of young skater)
Each skater has their own style, what they want t o express… what they want to be able to do are so different to each other. That’s why I am in no position to give advice. I just want to enjoy the best figure skating from the world’s top skaters.
(受賞後)
フィギュアスケートはスポーツです。ショーではありますが、私たちはアスリートで、競技です。1人だけでは競技にはなりません。多くのアマチュアスケーターがいて競技は成り立っています。これがスポーツとしてのフィギュアスケートです。
日常生活において、ほぼ常にフィギュアスケートについて考えています。常に、より強く、よりうまくなろうと考えています。1人のアマチュアスケーターとして、一生懸命、頑張って、自分が望む結果を出したいと思っています。家族やファン、コーチが私に期待するものをかなえたい。
(次世代の若きスケーターへアドバイスを)
すべてのスケーターは、それぞれが自分が表現したいスタイルを持っています。それぞれ表現したいこと、できることは違います。だから私はアドバイスする立場にはありません。世界のトップスケーターたちの、最高のフィギュアスケートを見ることを楽しみたいと思っています。
もう涙が出そうなスピーチ。
これほどファン想いで、ファンの願いをかなえることだけを考えてくれているなんて。
そして、それぞれのスケーターをリスペクトしているからこそ、それぞれのスタイル、表現方法を尊重し、アドバイスできる立場にないと!
ISUアワードが羽生結弦の出演によって、一気に価値のある時間となった瞬間だったわね。
五輪2連覇しても、その立場に甘んずることないこの姿勢が大好きなのよ~。
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View Comments
こんばんは!オネエ様
予定通りの開催っていう言葉は、あくまで日程が予定通りなのであって、安心して選手が競技に出場出来るだけの… システムを考えてくれるんですよね?
そこは、今まで通りでは あり得ないですよね?
まさか体温測って消毒液置いてマスク着用だけじゃないですよね?心配です。
羽生君の英語スピーチ、滅私すぎて…涙涙涙
こんな歳になっても、自分の事ばかりな我が身が恥ずかしくなります。
オネエ様 こんばんは
チャレンジャーシリーズ、GPS中国杯のこと、次から次へとハラハラと??で忙しい日でしたね。ドングリ、勝手に思うのは試合は開催されるなら、行ける地域いる選手は参加すれば良いということです。試合のために選手たちは必死で練習するのですから、それがないと気の毒ですし、モチベの下がり具合、体力の維持もままなりませんよね。ISU公認の国際大会!って看板おろしてでも、だから、チャレンジャーシリーズの個別イベント化っていうのはいいアイデアではあるとおもいます。日本選手の派遣は中止でも、知子ちゃんなんて自転車でも行ける距離、おそらくユヅ君だってすぐそこにオータムの会場があるのですから、管理が整っているなら出てほしいなぁ。もちろん無観客は覚悟です。
GPSについても、行ける国や地域の選手をそれぞれの開催地にアサインしてみたらどうでしょうね?中国杯はボーヤンとハン・ヤン、スイハンがいるから良いじゃない。ファイナルはどうするか?って問題がありますけどね(^_^;) とにかくドングリはなるべく選手たちに試合する機会をあげてほしいのです。もちろん安全面が確保されてのことですが。
観客はお茶の間アリーナで結構です。有料配信にしてくれてもいいくらいです。
あと、ごめんなさい!日刊さんの翻訳、すごく大事なところ、二箇所ほど誤訳発見しました。
Because this expectation level, I believe want to achieve and satisfy.のところ、satisfyではなくてsurpass itって言っておられます。なので満足したい、ではなく、「さらにそれを超えたい、」ですね。全然ニュアンスが違うので…
もう一つ。
That why when I felt responsibility is huge, and when success it's amazing sense of achievement than words can describe. のところは激しく誤訳。最初の部分、That's why when I fail to do it, disappointment is huge, とおっしゃっていると思うので、「だからこそ失敗したときの落胆は大きいですし、」ですね。日刊さん、ちゃんとした通訳さん雇いましょう。ユヅ君は言葉をとても大事にする人です✨
ド素人が失礼しましたm(_ _)m
>ドングリ様
ドングリさ~ん!
翻訳の部分の訂正、本当にありがとうございます。
ブログ記事の中でも追記でドングリさんの素晴らしい訳をご紹介させて頂きました。感謝です!
選手が試合に出ることでモチベーションを維持しているわけですから、
安全面が確保された上で、出れる試合には出てほしいですよね。
おはようございます。国際大会は感染リスク、待機日数?があるので、ナショナルだけ無観客で、世界選手権は無観客で開催出来るかどうかと思っていましたが、ドングリ様の仰られる事も、なるほどと思いました。選手達はせっかく練習して来た事をお披露目したいでしょうし。開催されるなら、最大限の防衛策を取って欲しいです。載せて頂いた羽生君のコメントは受賞出来ると思ってなかったとか、他選手のリスペクトであったり感心しました。アリや、ファンの反論の言葉が耳に入ってたのか、心労?で痩せて見えましたが、皆様が言われる様に服装も日本人としての礼儀もありました。梨花ちゃんの世界に羽ばたきたい気持ちは良くわかります。日本にいる間はジスラン、オーサとの録画練習のやり取りも出来るかと思います。私の思っている事は言えませんが、梨花ちゃんが後悔しないように、進めばいいと思います。もし、プログラムが間に合わない選手がいたら、同じプログラムでジャンプだけ進化させてもいいと思います。ところで、ロシアのスプートニク、鬱陶しいなぁ!(^_^;) 外っといてくれよ〜。
>あい様
あいさん、こんにちは!
そうですね、選手の気持ちとしては大会には出たいでしょうね。
紀平からは何もコメントがないので、この記事はよくわからないですね汗
どこにいようがしっかりとした練習を積めていると思います!