皆様、こんばんは!
プルシェンコ氏がトゥルソワのある問題点について指摘。
「Match TV」でのトゥルソワ自身が語ったインタビューから見えてきた彼女の葛藤とは?
そして今晩は、22時からNHKEテレで、宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗とフィギュアスケーターの浅田真央が共演するわよ。
フィギュアスケートのコーチ、エフゲニー・プルシェンコ氏はアレクサンドラ・トルソワ選手(16)の最大の弱点について言及した。同選手は今年3月にプルシェンコ氏のアカデミーに移籍している。
プルシェンコ氏によると、トルソワ選手の一番の問題は精神面だという。
プルシェンコ氏は「サーシャ(トルソワ選手)は正しい練習を覚え、自分に合った方法を確立しなければならない。これには大変な努力を伴う。傍から見れば、トルソワは4回転ジャンプを跳べるし最強だ、と思うかもしれない。しかし実際は違う。でも今では、すべて的確に進めていると思う」と語った。
同氏はまた、トルソワ選手は精神面を克服しなければならない、これこそが昨シーズンの出来が芳しくなかった要因だと指摘する。
トルソワ選手自身は以前、一番の問題は4回転ジャンプがクリーンに跳べないことだと話していた。その修正を狙い、同じく4回転を武器にしたプルシェンコ氏のチームに移ったという。
※sputnikより一部引用
プルシェンコ氏の元でトレーニングを開始したトゥルソワ。
コーチから見た彼女の一番の問題点は精神面であると。
【2019ロシアナショナルフリー】
昨シーズン、彼女の競技会の演技はすべて見てきたのだけど、
印象的だったのが、ロシアナショナル。キスクラでスコアが出て、泣き崩れそうになるトゥルソワに、
エテリらコーチ陣がぬいぐるみなどで励まそうとしている姿が印象的だったわ。
このフリーは最初の4Fに入る時のスピードがなくて、全体的に安定感に欠けていたのよね。
それは彼女の精神的な問題?もしくはショートで3Aを入れようとすることによって、ジャンプの感覚が崩れてしまったから?
トゥルソワのドキュメンタリー番組が、「Match TV」で放送されたので、トゥルソワのインタビュー部分を見てみましょう。
「私はいつもクワドジャンプをすべて跳びたかったが、コーチからは止めてばかりいました」
それは4回転ジャンプをを極めたいという要求からでした。エテリコーチはわかるけれど、「トリプルアクセルを試しましょう」と言いました。
昨シーズン3位ばかりの結果よりも、純粋に自分のやりたいプログラムを実行できなかったことを後悔しました。グランプリファイナルでは、プログラムには3Aと4回転5回の両方を入れたいと主張し、許可されました。ロシア選手権では4回転1つとショートの3Aが構成からなくなり、最初反対をしましたが、ヨーロッパ選手権への選抜も兼ねているので、大会当日に同意したのです。ヨーロッパ選手権では、コーチは再び私が4回転3回できれいに滑ることを主張しました。私はいつもジャンプを跳びたかったのですが、コーチらは私を止めてばかりいました。今季に始まったことではないのです。私は前から4回転5回、すべてのジャンプをいつも大会で跳びたかったのです。
※参照:Match TV
こちらのインタビューを見てから、ロシア選手権の涙を考えると、
やはりジャンプの失敗というよりも、自分が本来入れたい構成であるショート3A、フリーでクワド4種類5本を入れられなかったことへの
悔しさが出ていたのかなと感じたのよね。
コーチらが確実に勝利をという選択肢もわかるのだけど、、、
あたしはトゥルソワは決してメンタルが弱いスケーターではないと思うのよ。
普段インタビューなどでは照れ屋さんでモジモジしているけれど、大会になるともう男子顔負けの宇宙人レベルのジャンプ構成でしょ?
よっぽどメンタル強くないと、こんなクワド4種類5本構成なんて実戦で入れてこないわよ。
どちらかと言うと、トゥルソワの闘争心というか競技に対してのモチベーションをうまく引き上げるて、コントロールすることが、プルシェンコには求められているんじゃないかしら?
それはプルシェンコ自身も多くの五輪、そして競技会を経験してきたからこそわかる部分だとも思うのよね。
今季初戦はロシアテストスケートでしょ。これは間違いなく開催されそうだし、今からどんな演技と構成で来るのか楽しみだわね。
ワリエワが練習で4T-3Tを軽々と決めているわね。
彼女、また身長伸びたんじゃない!?そして流れている曲はボレロ!!!
まだ彼女ジュニアよね?
【2020世界ジュニア】
昨季、「玉乗りの少女」のプログラムを見た時に、表現力が卓越しているなと思ったけど、
まさかもう「ボレロ」を持ってくるの!?難度高い曲なだけに演じるのなら、今からこちらも楽しみだわ。
ワリエワも移籍が囁かれているけれど、どうかしらね!?エテリ陣営はなんとしても手放したくはないでしょうね。
以前から彼女を「フィギュアスケートの奇跡」と讃え、北京五輪金メダル最有力候補として推していたものね。
枠がいくつあっても足りないわよね、ロシアは。そして今季のログランプリロシア杯はどういう派遣を、ロシアスケ連がするのかも注目しているわ。
各大会の優勝者と、残りはスコア順で計12名の出場という条件であれば、ロシア杯に選手が偏っても平気よね。
宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗とフィギュアスケーターの浅田真央が、8月8日(土)放送の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(Eテレ)に出演する。
『SWITCHインタビュー 達人達』は、異なる分野で活躍する2人の“達人”が、番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを“スイッチ”しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合うトーク番組。今回は望海風斗と浅田真央がクロストークを繰り広げる。
番組前半は、浅田が望海主演の舞台を観劇後、特別に宝塚のシンボルともいえる大階段や大羽根を見学する。インタビューでは、望海に男役としての苦労や喜び、チームをまとめる秘けつなどを聞いていく。
後半は望海が浅田の練習場の一つ、埼玉アイスアリーナを訪問。オリンピック選手時代の心構えや、引退してから続けるアイスショー、サンクスツアーへの思いなどを聞く。
また、今年2月に記者会見で退団を発表した望海が、未来を模索していることに対し、浅田は現役を引退してから新しい自分を発見できる喜びを伝える。対談中、浅田は観劇のお礼にと望海のために「蝶々夫人」を披露する。
※TVLIFEより一部引用
これは!!!
あたしの大好きなだいもん(望海風斗氏)との対談ですって!?
「宝塚」はあたしの心のオアシスとも言えるぐらい大好きでね、
だいもんの舞台を初めて生でみたのは、あたしちょっと遅いぐらいなんだけど、
雪組に移籍する直前、花組での「エリザベート」ルイジ・ルキーニ役に出演したときなのよ。
ほら、みりおん様のお披露目ね。
雪組に移動してからは、ちぎ(早霧せいな)を支える2番手というより、もう1.5番手のような半分トップスター的なポジションだったからね。
だいもんはオールラウンドに、歌、ダンス、芝居とこなして、特に歌は、歌詞がとても聞き取りやすいのが印象的なのよね。
それにあの端正なルックスはまさにトップスターになる為のオーラも兼ね備えた素敵な方よ!
浅田真央との対談でどんな話が聞けるのか?またふたりの魅力が相乗効果で何か新しいものが生まれるか楽しみだわね。
今は宝塚でもクラスター認定されてしまって、公演が再度中止になったり大変な状況よね。
舞台という空間は、長期的に見るとやはりあたしには必要な場所なのよ。
生身の人間が、その時々で変わる空気感を察知し、一度きりしか創り出すことのできない空間。
フィギュアスケートの演技にも相通ずるものがあるんじゃないかしらね。
NHK Eテレ『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』
2020年8月8日(土)後10・00~10・49
それでは皆様、素敵な土曜の夜をお過ごしくださいね。
いつもコメントをどうもありがとうございます。なかなかすぐにお返事ができなくて申し訳ございません。
ひとつひとつしっかりと拝読させて頂いております。
最後までお読み頂きありがとうございます。
共感して頂けることがあれば、ぜひぜひ
下のブログランキングバナー2つをクリックして頂けると励みになります。
View Comments
オネエ様(o^^o)
こんばんは(*^^*)
風斗さんと真央ちゃんの対談番組。教えてくださりありがとうございます。
感慨深く終始見入ってしまいました(^^)
私は宝塚は詳しくなく、風斗さんも初めて見たのですがとでも素敵な人ですね。
凛とした説得力のある品のいい話し方。惹かれました。
天海祐希さんに憧れてというのも共感しました。天海祐希さんのドラマはほぼ見ています。
お互いが相手からからいろいろ吸収しようとする姿勢に感動しました。2人ともキラキラしていましたよね。
余談ですが、昨日の真央ちゃんの自給自足の番組もよかったです。すっごく元気をもらいました!
本当に素敵な対談で心地よい余韻に浸っています(о´∀`о)
早くコロナが収まって、風斗さんも真央ちゃんも思うような時間を過ごせますように。
…着物姿の蝶々夫人。美しかったです。
>応援するのみ子様
のみ子さ~ん、こんばんは!
わたしもだいもんと真央の対談、感慨深く見入ってしまいました。
わたしは宝塚にどっぷりとハマっている身として、すごく嬉しい企画でしたし、
お互いの良いところを吸収して、今後に生かそうとする姿勢も素晴らしいなと感じました!
女子の四回転は皆ナンチャッテ四回転だし、トゥルソワは女版ネイサンに近いからあまり興味なかったけど、以前からの社会主義国の国策としてのスポーツってどうよ?と感じてたのでエテリ組に亀裂が入るのは当然の流れだったかなと思っています。
あの女王様気質のメドでさえクリケに行ったとき、好きな曲や衣装を選べることに感激してたし、サンボはかわいくて歌が上手かったらアイドルでデビューと決めてた80年代の芸能事務所かよって思ったものよ。長山洋子さんとかも演歌志望なのにアイドルデビューだったもの。個人や個性の尊重という概念は社会主義には相容れないものなのでしょうね。
エテリ個人がどうこうではなく、サンボ70のフィギュア部門責任者だったら、送られてくる才能をたくさん育て、伸びなかったらどんどん脱落させる。(若い内に脱落させることは、選手自身にとっても別の道へ進むためにも良いという面もあるにはある) とにかく4年ごとの五輪金を確実にロシアにもたらすのが至上命題。獲ってくる選手が誰なのか?というのは重要ではないのよね。
そういう環境だったら、たとえ10代の選手だからといって、一度きりの自分の人生を消耗品扱いされたくないと声を上げ、実行に移すのも仕方ないでしょうね。
でも、コスとトゥルだけでも結構ヤバいのに、まだ移籍あるかもって、それが女子ならサンボが分裂しただけに近いかもね。でも、多分プルのとこはサンボみたいなベルトコンベアー式ではなく、1人の人間として選手に対するのでは?と期待はしてます。
ヤグプル時代、2人だけで頂上決戦を続けてたんですから、「誰」が金を持ってくるのか!!ということの意味を誰よりも強く分かっている人ですから。
それにしても、ロシアってコーチも選手も結構ハッキリ言いますね。
ヤグが選手時代、カナダ選手として金を獲ってくれたらリンクをプレゼントするって勧誘を受けたとバラしましたけど、プルも今回、タラママからモロゾフ通じて勧誘受けてたとバラしましたね。羽生君とかは、もしどこかの国やコーチから勧誘があったとしても、墓場まで持って行くでしょうね。
>てんこ盛りパフェ様
確かにロシアは皆、はっきりしていますね。
なので表裏なくて、わかりやすい部分もありますね汗
金とったらリンクプレゼントってすごいですね!
オネエ様、皆様、こんにちは
ちょっと体調を崩して数日空けたら、怒濤のニュース三昧。ロシアンは本当に退屈させませんね!
トゥルソワのドキュメンタリー番組は遅まきながら見てみました。そこにはプルシェンコとトゥルソワのジャンプの違い?を解説している場面があって、ロシア語分からないし早速記事を探して自動翻訳プリーズしたんです。そうしたらsport24.ruの記事で、感激する一文がありました。
「トゥルソワのすべてのジャンプを(プルのコーチである)ミーシンメソッドの正しい技術、テクニカルなジャンプに変えていきたい」というものです。これを読んで涙が出ました。プルはチートに甘んずるつもりはないのですね。
トゥルソワは力でねじ込むジャンプを跳んでいたそうです。正しい技術かつ彼女に合う練習方法を模索するということでしょうか。
正直に言うと、エテリ組のジャンプコーチ、ロザノフのアカデミー移籍で、プルの生徒もチートなジャンプになってしまうのではという懸念がありました。そんなつもりはさらさらないぜ!
トゥルソワが北京までの1年半でこれまでのジャンプから脱却できるかは不明です。ただエテリから移籍してきたもっと年少のジリナたちなら対応可能かもしれません。コストルナヤに関しても、プルとの練習動画を見たある方のツイートで「プルさんはやはり彼女をインサイドスケーターに改善する様子」(ツイ全文通して、不勉強な私には全く分からず)とありましたので、両選手の機能強化が始まっているのですね。
宝塚の話題が出ていましたので少し。元カナダ人スケーターのエマニュエル・サンデュを覚えていらっしゃいますか?この方プルのアイスショーにも毎回重要な役で参加しているのですが、その中で宝塚度がと~っても高いシーンを紹介させてください
https://www.instagram.com/p/BsWTJZdhfM4/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1lwe7odvlai52
エマはバレエ歴が長いのもあり、所作がもう美しい。何度リピしたか分かりません。もしよろしければどうぞご覧下さいませ
fujino様
ヨコから失礼します。
サンデュの画像、ありがとうございます。なんといってもポードブラが!! いやあ基本中の基本が!!眼福です。
現役中はこういうの見ませんでした。確か国立バレエ学校にいたと聞いたことがありましたが、現代風の演目の印象。すごく音とリズムに乗って筋肉のよく動く(動き過ぎてジャンプが不安定だったイメージがある)ダンサーみたいな印象でした。いつのまにかすーっと消えてしまったのでここで見れてうれしかったです。ありがとうございます。
ジゼル様
ありがとうございます!どなたか1人でも見て喜んでくださったら…と思っていました。コメント頂けて嬉しいです。
現役の頃はジゼル様のおっしゃるように、ダンサーがスケートをしているかのような印象でしたね。細身の身体で猫科のようなしなやかな筋肉、静謐なプロかと思えばプリンスのパープルレインと、振り幅のある選手でした。
アイスショーの演目は、プルシェンコ版のくるみ割り人形だったと思います(記憶違いだったらごめんなさい)。
お礼が遅くなりました、ありがとうございました!
>fujino様
fujinoさん、おはようございます。
sport24.ruの記事について、プルのコメントを教えて頂きありがとうございます!
わたしも後でゆっくりと読んでみますね。機会があればまた記事にしたいです。
そしてエマニュエル!懐かしい!本当に所作が美しいですね、まさにヅカ!笑