皆様、こんばんは!
スケートアメリカ後に、ロシアメディアのインタビューに答えとされている、
ラファエル・アルトニアン氏の「抜け穴」発言が物議を醸している問題。
一体どういう意味で使ったのかしら?フィギュアスケート界の進歩において、あまりにも不適切過ぎる言葉のように聞こえるわ。
アメリカのラファエル・アルトニアンコーチは、北京オリンピックに向けて、2度の世界チャンピオンであるNathanChenの準備について話しました。
ー現時点では、チェンはすべてのライバルよりも強く見え、プログラムの技術的な豊かさにおいて間違いなく彼らよりも進んでいます。オリンピックシーズンのジャンプのセットを今決定し、実験なしでそれをロールアップして、最大の安定性を達成することは、より論理的ではありませんか?
「チェンが最強であるという事実は神話です。彼が腫れるほど、彼を信じることはより危険になります。ライバルがいないことはスポーツでは起こりません。後ろから飛び出すことができる人は常にいます。では、なぜ停止するのでしょうか。遅れている人が近づくように?
正直なところ、ネイサンがオリンピックで対等な条件で誰かと競争することは私の計画にはまったくありません。したがって、私たちはあらゆるチャンスと抜け穴を利用して、最大限の進歩を遂げ、はるかに前進します。そして、減速するのに遅すぎることは決してありません」
※参照:sports.ru
インタビューの全部を聞いたわけではないので、
ラファ氏がどのような意図をもって、「抜け穴」という言葉を使ったのか定かではないけれど、
フィギュアスケート競技の進化において、「抜け穴」という言葉は決してポジティブなものではなく、フィギュア界の衰退にさえも繋がる発言ではないかしら?
解釈、捉え方は人それぞれだけど、
これまでのラファの発言などを聴いていると、ルールに関してすべて従う必要はないというように聞こえてしまうのよね。
そして何よりも教え子の演技を見れば一目瞭然。
別にスケーター個人の好き嫌いなど、どうでもよくて、
フィギュアスケート競技を見たときに、やはり同じ条件、同じ採点の元に、練習を積んできた選手達の努力は報われるべきだと思うのよ。
ラファはインタビューの冒頭で、すでに、
ネイサンがオリンピックで対等な条件で誰かと競争することは私の計画にはまったくありません。
と言いっ切っているあたり、ラファ陣営はすでに対等な条件での勝負を望んでいないわけでしょ!?
今のアメリカ、ロシアを見ていると、
どんどんお互いが国内のスコアを爆盛りして、それが世界基準だ!と言わんばかりに誇示しているかのように見えてしまうのよね。
すべての選手が同じ条件の元で、平等に採点される環境を常に作ることこそ、ISUの使命であるはずなのに。
疑惑の採点と言われるぐらいなら、カメラの台数を増やせばいいじゃない、AIを導入すればいいじゃない!?
なぜ他の競技、例えば体操などはどんどん最新技術を取り入れて、採点の正確性を追求しているのに、
フィギュアはいつまで経っても進化しないんだろうか?ルールを複雑化させることばかりで、肝心な「採点の正確性」は一向に変わらない。
もしもジャッジが偏ることなく、同じ条件の下で選手達が最大限の演技での勝負を見せたら、
それはさぞかし美しいものに見えるでしょうね。フィギュア人気の衰退が、そもそも採点競技の「闇」であることに、
一体いつになったらISUは気付くのでしょうね!?
こちらご参考に。
イタリアOA紙が、ここまで酷評することは珍しいと思ったわ。
☆合わせてお読み頂きたい☆
今週末ベラルーシのミンスクで「アイススター2020」が開催されるのよ。
なんとミーシン門下生のコリヤダ、セメネンコ、エロス、そしてカルーセル麻紀までエントリーされているのよ。
フランスからはケヴィン・エイモズも!
【ライスト】
https://www.youtube.com/channel/UCcNAoPFf5fjNILomJRDtMcw
【タイムスケジュール】
※日本時間
10月31日(土)
・19:15~20:45 男子ショート
・23:15~26:15 女子ショート
11月1日(日)
・17:45~19:15 男子フリー
・22:00~25:15 女子フリー
【男子シングルエントリー】
【女子シングルエントリー】
エイ子は前回の試合で、新衣装に対してファンの間で物議を醸し、どのように変更してくるかしらね?
明日は西日本選手権のフリーもあるので、こちらにも注目したいわね。
それでは皆様、どうか良い週末を!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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View Comments
オネエ様、こんばんわ。
言葉はとても難しいですね。日本語でもそのままの意味で言うこともあるし、含みをもたせたり、皮肉で言っていたり、単なる慣用句だったり、ましてやロシア語を日本語に訳すのは訳す人によって異なるし。一部の羽生ファンはラファのインタビューに怒りを感じてザワザワしてるようですが、ちょっとはっきりしないのでこの件に関してはしばらく傍観しようと思います。でも前回の「ルールは破るためにある」発言があるので、やっぱりそう言う目で見てしまうのは仕方ないですよね。
カテちですが、グラッスルくんが非公認ながら4ルッツ、ループ、フリップを一つのプロ中に世界初成功しましたね!続いてコリヤダが練習だけど4ルッツ+3T成功!
コロナ渦でも進化をとげる選手たちの情報が入ってくるとワクワクします。
>ちょび助様
ちょび助さん、こんばんは。
言葉ってひとつをとっても、受け取る相手によってさまざまなニュアンスに捉えられてしまいますね。
特にロシア記事は翻訳が難しく、ラファの真意はわかりかねますが、
抜け穴という言葉自体、あまりポジティブな言葉でないと感じました。
グラスルは快挙でしたね、ジャンプの精度を上げていけば日本勢にとっても脅威ですね。
ラファさん、以前もネイサンに、4Aを習得させる云々 と かなり挑発的で強気な発言がありましたよね。彼はかなりのタヌキですが、物凄く勝ち気でプライドが高い人だとおもいます。ネイサンに負けじとロシアやヨーロッパの選手たちが爪をといでいることや、つなぎやスピン、芸術性においての採点が高すぎる批判にやはり後ろめたい焦りもあるような気がします。 彼にとっての抜け穴って、羽生さんの“壁に扉”発言と同じつもり? でも、あちらこちらから批判のあらし、だんまりゴマすりは、日本くらいかしらね? もしかしたら、コロナでスポンサーへの不安があるから、アピールかな!?
こういうことに関しては、いつもネイサン自身は、沈黙して謙虚にみえますが、ネットでスピンやジャンプを動画で比較検証されて どう思っているのかしら? ジャッジのせいですが、つらいものがありますよね。
もしや、本当はいろいろ挑戦してる? ジョニーの4A発言も気になります。
以前の 羽生結弦に勝てる 発言もありましたから・・・。今や彼は、アメリカスケレンやISUの拡声器??? 彼のテネルさんへの発言と採点傾向も一致ですしね。
>リン様
リンさん、こんばんは!
わたし思うのですが、ラファの意向が今のネイサンの演技にも表れているのかなと。
彼は難度の高いジャンプをあれだけの高確率で決めれるのは凄いなあと思いますが、
演技が終わった後の余韻が感じられないのです。
抜け道をしたたかに利用しているのか、それとも厳しいルールへの挑戦なのか、人によって考え方受け取り方が異なり難しいところですね。
アメリカやロシアなどの大国がやりたい放題なのも最近始まった事ではありませんし。ただ、それでアメリカやロシアの選手が批判の矢面に立たされているらしい事には心が痛みます。選手個人は一般人と同じ様に弱い存在だと思いますので。
そして今更になってしまいますが、マスメディアにはもっと前、真央ちゃんが不当な評価を受けて苦しんでいた頃にフィギュアスケート界の問題を取り上げてほしかったです。あの当時は世界はもちろん日本のマスメディアも真央ちゃんに冷たかったですからね。
>miyu様
miyuさん、こんばんは。
アメリカ、ロシアもそれぞれ五輪に向けて自国の選手を推してくるのは当たり前ですよね。
ただあまりにも逸脱した採点ですと、フィギュア界全体の将来にとって良いことではないなと思います。
選手には非はありませんものね。
真央が苦しんでいた時も日本のメディアの対応は酷かったですね、、、