皆様、おはようございます。
お正月はいかがお過ごしでしょうか?年が明けて、IOCバッハ会長は北京五輪開催へ向けての会場準備がすでにできていると述べたのよ。
一方で、海外紙は今年夏の東京五輪に対して、日本国内感染者増、医療インフラ負荷増などを問題視した悲観論の見解を示しているわね。
そしてロシア選手権で感じた、ほぼすべてのコーチ陣がマスクを途中から外してしまうという疑問についてお話するわ。
北京冬季オリンピック会場は競技の準備ができています
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、北京の冬季オリンピックの施設はすでに競技の準備ができていると述べました。北京オリンピックは2022年2月4日から20日まで開催されます。
「今年の初めに、北京で開催される冬季オリンピックの準備を開始する必要があります。中国のパートナーにも同じ関心と決意が見られます。すべてのオリンピック会場は、世界最高の冬季アスリートを迎える準備ができています」とIOCのウェブサイトはバッハ氏の言葉を引用しています。
そしてバッハ氏は東京夏季オリンピックについて語り、大会開催の観点から、日本の首都である東京は「歴史上最も準備の整った都市」であり続けることを強調しました。
「日本の関係者達(友人)の決意と献身に感謝することしかできません。大会を安全かつ確実に組織し、コロナウイルス後の世界に適したものにするという私たちのコミットメントに完全に一致しています」とバッハは述べています。
東京でのオリンピックは、2021年7月23日から8月8日まで開催される予定です。
※参照:rsport.ria.ru
こちら北京五輪のフィギュアスケート会場となる「首都体育館」の改装工事が完成して、
外観は以前に比べて近代的になったわよね。
リンク内部の様子も公開されて、観客席はブルーを基調としたスッキリした感じになったわよね。
ロシアのメガスポルトのようなカラフルで目がちかちかする感じではなくて、ホッとしているわ~。
もちろんスケーター達にとっての夢の舞台である五輪は、目標やモチベーション維持の為に開催はしてほしい。
確かにバッハ氏のように中国は五輪へ向けて、会場の整備などが進んでいるけれども、
北京五輪が開催される為の大前提として、今年夏に予定されている東京五輪に対しては海外紙は様々な問題点を挙げているのよね。
東京五輪に海外紙は悲観論 日本国内感染者増、医療インフラ負荷増などを問題視
新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックについて1日、複数の海外紙から悲観論が上がった。
英高級紙「ガーディアン」は、「日本とIOCが3月に敗北を受け入れ、延期を決めた時は1年間の延期でパンデミックを克服するための十分な時間という一般的な合意があった」としたが、感染拡大が収まらない現状に「五輪当局者はあらゆる場面でウイルスに足場を崩されていることに気付いた。安倍首相が想定した(ウイルスに打ち勝った)祝賀会とはほど遠い、厳しい現実により期待を下げざるを得なくなっている」と指摘した。
昨年11月にはIOCのバッハ会長が、来日し、「東京五輪は人間がウイルスを打ち負かした証拠になる」との確信を表明したが、同紙は「ちょうど6週間が経ち、それは希望的観測のように聞こえる」とし、12月31日に1300人を超えた日本国内における感染者の増加を挙げ、海外からの観客などを受け入れた場合「専門家はすでに過大な東京の医療インフラにさらなる圧力が掛かる可能性を指摘している」と、報じた。また、コスト増とウイルスへの恐怖心で日本の国内世論が開催に消極的であることも指摘し、「人々が五輪の夢を放棄する準備ができているようにみえる」と、結んだ。
また、英「デイリーメール」も、東京の感染者急増に「五輪に対する新たな恐れを引き起こしている」と、指摘した。
海外紙の見解はもっともよね。
日々増加し続ける感染者数、ただでさえ医療崩壊の危機と言われている現状で、五輪を開催して多くの諸外国の人々が
訪れれば、どうなってしまうのか想像に難しくないことよね。
人々が不安に感じているいまの多くの世論に反することで、仮に大会は開催できたとしても
あとは知らないと、開催を決定したIOCや日本の政治家達はそっぽを向いてしまう可能性だって高い。
そして何よりも危惧しているのは、五輪開催に向けて集まってくる国々による感染対策への意識の違い。
ここをもう少し掘り下げて見ていきましょう。
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☆合わせてお読み頂きたい☆
年が明けて、ようやくロシア選手権での各選手の競技をじっくりと見返しているのだけど、
演技以前にあたしが素朴に感じた疑問。
プルシェンコ氏に限らず、エテリにしろ、グレイヘンガウスにしろ、
なぜコーチ陣は皆、選手の演技前にはマスクをきちんとしているのに、演技が終わった途端にマスクを外し、平気でハグしたり、キスクラで無防備な状態になるのかしら!?
これ本当に一貫して感染予防対策としてマスクを付けるという習慣が根付いていない証拠よね。
ソーシャルディスタンスがあるわけでもないし、
本当にコロナが完治しているのか、いないのかよくわからずに発熱を伴っている選手とハグをする、
もちろんそこにマスクなどは存在しないのよね。
なぜ???
コーチ陣は自分達を画面で通して、マスクなしで顔を売り込みでもしたいのしら!?
マスクをしない理由があれば知りたいわ。キスクラではコーチ陣はマスクを外してOKという主催者の意向でもあるの?
全日本フィギュアは選手とコーチのソーシャルディスタンス、そしてマスク着用といった出来うる対策はしっかりと徹底されていた。
少なくとも見ていた画面上では。
もし、今季まだ中止が決まっていない世界フィギュア、そして来年の北京五輪が開催される場合に、
国によってこんなにも感染対策への意識が違う人々が集まって競技することは、本当に危険だと改めて感じたわ。
真ん中に映っているロシアスケ連のお偉いさん方にはマスクを着用するという概念はないのでしょうね、、、
それでは、皆様本日もどうか良い一日を!
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
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View Comments
おネエ様のご指摘に共鳴し賛同して止まみません。このコロナ禍、そしてまだまだ余りにも収束が不透明な時に北京だの、ましてや2020東京五輪だの、参加に懐疑的になる国の方が真面な神経だと思いますが、この国の(まつりごと)の国民(とは言え50パーセント投票率)の代理執務者たちが、どこまで本当に正義感と責任感をもって行動しているのかと【選手そっちのけ、今だけ金だけ自分だけ権力利権の亡者ウヨウヨ五輪??】疑問にならざるを得ない醜態と腐敗は枚挙にいとまなし。因みにかのバッハ会長は本国等では ハグレからす とあだ名されて、詰り我欲でソンタクで勝手に行動してる人、と評価されていると証言あり。。無暗に有難がっているどこかの国もありますが。おネエ様の再三ご指摘の通り、選手やコーチたちまでもコロナ感染者を続出してもロシアのコロナ軽視、もう理解に苦しみます。あのう、ここで申し訳ありませんが、数年ぶりのコメ投下でもホントに暖かく迎えて下さったおネエ様の寛大さに感謝感激!有難うございます!ちょっとした事情があったにしろ、、まあ、私はカノブロガー様の私へのお言葉は(your mouth is TOO close to your nose !) ➡吐き気との仰りにはね。でも、年齢差別、は必ず多種の差別にも及ぶとの判断で 人種差別、学歴差別、格差差別、セクシャルマイノリティー差別等々、見過ごしてならないとの考えでございます。沈黙は差別や不正義に(加担)することと同じ。もう一度強調しますと、何よりも羽生結弦選手のお考えに反すること、それは差別だと思うのです。又しても長くなり、おネエ様の貴重なコメ蘭で思いのたけを❣お許し下さい。神戸中野組 組長!!懐かし❣
訂正です、
2020 Tokyo ➡ 2021東京五輪
失礼いたしました❣
バブルシステムで、アメリカや日本、その他の限られた選手コーチでなら何とかワールドを出来るか・・という感じ。でもロシア選手やコーチ陣が参加したら、どれだけバブルで対策とっても内部からコロナのウィルスが発生するのでは・・
ロシアは国際試合したいならそれだけの厳しさを持って国内試合を行わなければならなかったのではないですか。厳しい事言う様ですが、連盟・選手・コーチ全てが力を合わせて絶対に出さないだけの努力をしましたか?そうでなければワールド参加の資格がない。今のままでは、ロシア選手団からコロナが持ち込まれる可能性が・・。
今からでは遅いですが、それでもISUなりIOCなりがコロナ対策不徹底の場合国際試合参加基準を満たさないとばーんと通達した方が良いと思ってます。
これは国民性・意識の違いだと思いますが、ロシア人にしてみれば、あれでも「気を付けている」意識なんだろう。足並み揃えないと切りますよで良い。
世界の感染状況以外の要因に、ロシアが持ち込むかもの懸念が世界の国々にあることをロシアが知らないと。
補足>国内試合=グランプリシリーズロシア大会です。
今季のロシアの大会運営やソーシャルディスタンスの取り方、シェルバコワの一件にしても、東京五輪で各国から選手や観客を呼び込むのが怖くなりますよね。国によってはコロナの存在そのものを否定する人すらいるんですから。海外が東京五輪を疑問視するように、有象無象までお迎えするこちら側も怖いんです。
ロシアだけ、という訳でもないでしょう。特にオリンピックとなれば熱が出ても解熱剤で強引に下げて嘘の申告をする、出国前のPCR検査を捏造するなど十分に考えられます。特にメダルを取れば生活が保障される、兵役が免除されるというような特典のある国は余計にそうでしょう。
ロシアナショナルでもエテリはリンクサイドで選手に指示を出すときにマスクを外して話して、選手がその場を離れたらマスクをつけていました。飛沫感染の可能性があるのに、マスクの意味ないじゃん。コーチがキスクラで選手に演技の事を話している時もマスクを外しているところを見ると、欧米の相手の言うことを口元を見て理解する文化が作用しているように感じました。日本は相手の目を見るのでマスクして話しても問題ないってやつですね。オネエ様の仰るとおりハグやキスクラの超過密ぶりも、コロナどこいった?ですよね。コーチのマスク姿が嫌、お顔を全部見たいのなんて誰も思わないでしょう。ご高齢のコーチもいらっしゃるし、むしろ安心。ほんと意味不明です
ただ、日本も全日本MOI後にスケーターが廊下で密になって集合写真を撮っていたので、ここにきて台無しだわと項垂れました。密も密、マスクをしていない選手もいましたし(マスクをする時間的余裕がなかったんだろうとは思いますが)。
https://twitter.com/online_on_ice/status/1343489202638311426
コロナ禍のエキシビは必要?試合後だからどうしても気が緩む、はじけたくもなりますよね。それを見越した構成、感染予防対策を今一度考え直さなければなりません。
そうそう、メガスポルトのような客席にたくさんの色を使うのは、にぎわいを演出するのに一役かうのだそうですよ。空席が目立ちづらい利点もあって、海外のスタジアムで結構使われている手法です。新国立競技場もそれに倣って、目に優しいアースカラー5色を採用しました。今季JO会場の代々木第一体育館は改修時に客席を水色から紺色に変更したのですが、空席を目立たせないようにするためでした。オネエ様、代々木と新国立競技場なら目がチカチカしませんよ~