皆様、おはようございます。
11月に開催されたロステレコム杯で、コロナ感染した欧州王者アリエフが自身の回復までの様子を赤裸々に語っているわ。
そしてロシアメディアがいち早く、ISUは世界フィギュアを無観客で開催と報道するも、あくまで「現段階で」という話なのよ。
アリエフ「コロナウイルスになったとき、私は動けなかった。背中がこわばり、骨盤骨折を患い、痛みで目が覚めた」
ロシアのフィギュアスケート選手ドミトリー・アリエフは、コロナウイルスからどのように回復しているかを語った。
「ロステレコム杯の5日後に違和感を感じました。大会後のバンケットで誰かが感染したという話が多かったのですが、私はそこにいませんでした。先に出発しましたから。サプサン(ロシア鉄道)で巻き込まれた可能性があります。これは予測できないことです。
私は肺検査(CT)のために病院に行っただけです。最初の週には、肺に病変があったようでした。2週目に、スキャンは肺のさらに多くの損傷を示しました。
私はまったく動くことができませんでした。骨盤骨折になり、私は眠ることができず、痛みで目が覚め、床に毛布を置き、そこに横になりました。床の方が楽でした。コロナウイルスが腰痛に影響を与えているかどうかはわかりません。また食べ物に関しても味覚も、匂いも感じることができませんでした。一般的に、これは深刻な病気です。私は重症ではありませんでしたが、おそらく中等度の状態でした。
回復後、ソチ合宿に到着して氷上に出たとき、2周しかしなかったのに、目が回っていて、無気力で、汗をかいていました。ジャンプせずにプログラムを滑ったとき、全体的に何にも集中できないことに気づきました。私が回転するとき、焦点も合いません。どこに行くかをコントロールする必要がありますが、自分がどこにいるのかわからないことがわかりました。ジャンプ(ルッツとトーループ)は初日に行いましたが。
ルカヴィツィンコーチは、私たちがロシア選手権でプレーすることを望んでいました。彼は私たちが一緒に働き、すべてがうまくいくと思っていました。しかし、要素ごとに作っていく作業の中で、2番目までしか実行することができませんでした。
1月に私たちがプログラム全体を通して練習したとき、それはもはや病気の後と同じではありませんでした。状態は改善してきています」
アリエフがロシアメディアに赤裸々に語った、コロナの症状から回復するまでの話。
彼はロステレコム杯のバンケットには参加しなかったのね。
帰りのロシア鉄道の中での感染を疑っているけれど、定かでないと。それが競技会場であったかもしれないし。
ちょうど先日お話したペアのシュピレワヤが、合併症となり関節が弱って身体の骨が練習の荷重に耐えられなくなったことを思い出したわ。
アリエフはその後、ロシア選手権は欠場したけれど、彼の話を聞いているととてもじゃないけど、氷上に立つのがやっとだったんじゃない?
同じくコストルナヤも欠場し、トゥクタミシェワは出場した。彼女は比較的回復が早かったというわけね、、、
「最大限の安全性について話すことには意味がありません。私たちが力を持っている限り、競争をできるだけ長く続けることが重要だと思います」
以前こう話していた重鎮タラソワ。そしてロシアスケ連は若い選手は体力があるから大丈夫と言っていた。
彼等に、コロナ感染で苦しんでいた選手達の声は果たして届いているのかしら!?
☆合わせてお読み頂きたい☆
ISU副会長ラケルニク爺。なんだか最近ロシアの若手よりも、ISUやスケ連役人爺達の名前ばかり覚えているかも、、、笑
ISUは無観客で世界フィギュアスケート選手権を主催する予定です
ストックホルムでの世界フィギュアスケート選手権は、おそらく観客なしで開催されるだろうとTASS通信は独自の情報源から述べました。
以前、国際スケート連盟(ISU)は、予定通りに世界フィギュアを開催することを決定しました。昨季は、コロナウイルスのパンデミックのためにキャンセルされていました。
「現時点では、観客なしで世界選手権が開催され、選手のためにいわゆる『バブル』が開催される状況ですが、大会開始まであと2ヶ月ほどで状況が変わる可能性があります。観客の問題を含めて」と語った。
※参照:spprts.ru
ストックホルムの公式サイトでもあったように、今現在はチケット販売の見通しは立っていないと。
ロシアメディアがまたどこよりも早く、ISUが世界フィギュアを無観客開催する予定と報道。さすがの情報源ね。
ただこれは確定ではなく注意したいのは、あくまで現段階で無観客ということ。
状況が変われば、観客の問題もという含みに、まだ有観客の可能性を探っていることが伺い知れるわね。
ということはもし今後観客を入れるなら「バブル」は除外するという認識!?
ただでさえ、開催が危険なのに、観客入れてバブルシステムはなしで開催するなんて絶対にやめてほしいわ!
それでは皆様、本日もどうか良い一日をお過ごしくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
View Comments
こんにちは
状況が変われば 延期、にしてほしいです。
ジーマ君、、骨折もあったのですね。 ひびとか、そういうのかもしれませんが、、どんなに辛くても、命にかかわらないと 中程度 の診断なのでしょうね。 確かに若いから骨の回復も早いのかもしれませんが、健康であるべきアスリート達が 未知のウイルスに立ち向かってまで試合することないと思います。。まずは 避ける。。。
未曽有の事なんだから・・・
>なっこさん様
なっこさん、こんばんは。
そうですね、今ではないと思います。
骨折はコロナの影響が直接及ぼしているのかもわからないとしていますが、
今後の選手生活に支障が出てきているのは事実ですものね。
オネエさま こんにちは
やはり後遺症は怖いですね、ロシアと日本は国の違いはあると言えど‥‥人生をどう捉えるか、状況によって翻弄されてしまうのが何とも歯がゆく辛いものがあります。
羽生くんが全日本で見せてくれた演技、過ごした1年間に示してくれたものは沢山あると思います。
と思いつつ、これからロシア観ます~
>おばちゃん様
おばちゃんさん、こんにちは!
後遺症怖いですよね。
まだ完全に治ったとは言えない選手達も出場してるジャンプ大会、複雑な気持ちで見ていました。
そして感染対策が相変わらず適当。これじゃクラスター出ても仕方ないレベルです。