皆様、いよいよ今夜、世界フィギュア男子フリーが始まるわよ!羽生結弦は最終滑走22:46~よ。
「天と地と」の最終調整で公式練習メインリンク会場へ姿を現した羽生結弦。曲かけの動画情報も追記!
そして作品をより味わい深いものにする為に、どう上杉謙信公と自分を重ね合わせたのか?全日本フリー後のインタを振り返りましょう。
【フリー直前曲かけ動画】
※出典:読売新聞
いよいよメインリンクでの最終調整が始まったわよ!
【追記】フリー最終予定構成表!
最終予定構成表も!
随時情報を更新していくわね。
そしてぜひフリー「天と地と」をご覧頂く前に全日本フリー後の、羽生結弦のインタビューから、
どうのように自分自身を上杉謙信公に重ね合わせているのか、何を表現したいのかについて、
より作品を味わい深いものにする為に、一緒に振り返ってみましょう!
【20年12月26日、全日本選手権フリー後の主なコメント】
――どんな気持ちでこのプログラムを
「この曲の背景には、上杉謙信公がいらっしゃるんですけど。とにかく僕自身、競技することはやっぱり好きだし、闘うということの中から凄く、なんですかね、楽しみというか、集中の仕方だったりとか、その刺激はすごくまあ、たまらないものになっているんですけど。ただ、その中でも僕自身が、その、闘っても勝てなくなってきたり、また、苦しいというような、なんか苦悩に駆られたり。
また、僕が1位になることで、誰かが2位になったり、3位になったり、犠牲があるということを感じながらやっていたので、なにか謙信公の闘いということに関しての価値観みたいなものに影響されているので。今、この世の中、闘わなきゃいけないことたくさんありますけれども、何かみなさんの中にちょっとした芯みたいなものが、闘う、向かっていく芯みたいなものが見えたら良かったなという風に思います」
――このプログラムで伝えたかったこと
「自分自身、去年のシーズンで全日本のこともありましたし、グランプリファイナルのこともあったんですけど。なかなか、自分が成長してないんじゃないかなとか。あとは、だんだん闘えなくなっているんじゃないかなとか、そういった思いがあったりとかしてて。闘うの疲れたなって思ったんですよ、一瞬。辞めることはたぶんいつでもできるし。それを望んでいない人もたぶん、応援してくださる方々はたくさんいらっしゃると思うんですけど。ただ、そういった闘いの中で、試合の中で得られる達成感とか、試合があるからこそ、できる、乗り越えることができる苦しみとか、そういったものが、やっぱり好きなんだなってあらためて思っていたのと。
あと、上杉謙信公の話なんですけど、まあ、彼の中にある、闘いへの考え方だったり、だけど、そこには美学というか、あとは規制があることへの葛藤だったり、そういったことから最終的に出家されていると思うんですけど。そういった、なんか悟りの境地のようなところまでいった、上杉謙信公の価値観とかとちょっとの似ているのかなと。そういったものをリンクさせながら、滑らせていただきました」
――スタートの振り付けに込められた意味は
「なんかあの、まあシェイの、なんていうんですかね、ざっくりとしたイメージなんですけど、なんか甲冑らしいんですよ、そもそも。(身振り手振りをまじえ)なんか鎧がここに合って、ここに兜があるみたいなイメージでやっていたみたいなんですけど。僕の中ではあの、“天と地と”って“と”で終わっていて、もちろん大河ドラマのタイトルをそのまま使わせていただいたんですけど、自分の中では、天と地と、人(じん)、人(ひと)、もしくは自分みたいなイメージが、羽生結弦みたいなイメージがあって。
で、その、(身振り手振りをまじえ)ここってたぶん天と地の間だと思うんですよ、で、そこにオレがいるんだぞっていうようなイメージで自分としては意味をつけてやっています」
――この曲は琵琶の音をうまく使っている
「まあ、あの、う~ん、まあ最初の琵琶はそのまんま、曲そのまんまであった琵琶なので。まあ、曲の流れとして、なんか闘いにいくぞというか、ある意味、決意を込めた、そうですね、決意を込めた、闘いに行くための準備みたいな感じの決意に満ちている感覚です。で、最後の最後にイナバウアー終わった後のスピンやりながらの琵琶に関しては、あそこはそもそもある音じゃなくて、あの琵琶の音をちょっと違うところから持ってきて、違う曲と重ねて、オリジナルなものにしているんですよ。あそこはなんかコレオステップの時に、もう闘いたくないんだけど、守らなくてはいけないって意味で闘いつつ、で、最後、謙信公が出家する時に、自分の半生を思い描いているようなイメージで、そこに琵琶を重ねてみました」
――琴は
「日本風な、より日本風に持って行きたかったので。あそこは自分の中では信玄公と闘った後に、川中島で闘った後に、霧に包まれて離ればなれになって、自分と向き合っている時間みたいな感じなんで。琴の音とかで自分と向き合いながら、自分の鼓動が鳴っているのとか、血が流れている感覚とか、スっと殺気が落ちていく感じが感じられたらいいなと思います。このプログラムの選曲自体は自分がやっているんで。選曲、編集もかなりバージョン作ってやったので、音自体にもすごい込められていますし。ただ、僕は音楽家ではないので、やっぱりスケートと合わせた上でのものになっているのかなという思いはあります」
ここまで曲の解釈や歴史を深く掘り下げて、かつ自分自身を投影して、表現しようとしているだなんて!
やっぱり凄いわ!
フリー最終滑走での勇姿をしっかり見届けたい!
☆合わせてお読み頂きたい☆
・19:00~22:55 男子フリー
羽生結弦は最終滑走24番、日本時間22:46~「天と地と」
フジ地上波
21:00~23:10 (生放送)
※スマホは横スクロールして頂戴ね
滑走順 | 選手名 | 日本時間 |
13 | ハンヤン(中国) | 21:11~ |
14 | マッテオ・リッツォ(イタリア) | 21:19~ |
15 | エフゲニー・セメネンコ(FSR) | 21:27~ |
16 | ケヴィン・エイモズ(フランス) | 21:35~ |
17 | チャ・ジュンファン(韓国) | 21:42~ |
18 | ジェイソン・ブラウン(米国) | 21:50~ |
19 | 宇野昌磨(日本) | 22:06~ |
20 | キーガン・メッシング(カナダ) | 22:14~ |
21 | ミハイル・コリヤダ(FSR) | 22:22~ |
22 | ネイサン・チェン(米国) | 22:30~ |
23 | 鍵山優真(日本) | 22:38~ |
24 | 羽生結弦(日本) | 22:46~ |
・23:30~ 男子メダリストプレカン
テレ東さん、ミュートには気をつけるのよ~笑
【競技ライスト】
さあ、いよいよ男子フリーね。
羽生結弦の滑走時間は現地時刻で14:46から。10年前の東日本大震災発生時刻と全く同じだそうです。
これは偶然ではない、彼からの何か天から授かりしメッセージを伝えるがために、リンクに立つのではないか?と思いました。
最終滑走、彼の描く「天と地と」。最後までしっかりとこの目に焼き付けましょうね!
一緒にお茶の間から、良いパワーを送りましょう!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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